by 氷上の格闘技の「語りべ」 加藤じろう
 
2015.04.16
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日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事でご覧いただいたように、NHLのプレーオフが幕を開けました。


NHLのプレーオフは、レギュラーシーズンの上位チームが、
シリーズの流れを左右する 第1戦 と 第2戦 (もつれた際には第5戦と第7戦)を、
ホームアリーナで戦うことができますが、
初日となった昨夜(現地時間15日)は、4試合のうち、ビジターチームが3勝!

唯一、地元ファンに白星をプレゼントした モントリオール カナディアンズ も、
2度のリードを、いずれも追いつかれ、何とか振り切っての勝利と、
“地の利” を武器にして、チームが勢いづく快勝! 
とは言い難い滑り出しになったようです・・・。


初日の結果を見ると、前回の記事でも紹介したとおり
プレーオフに進んだ16チームのポイント(勝点)の差が、これまでで最も小さく、
実力が拮抗していることも相まって、
今季のプレーオフでは、

「ホームアドバンテージ」が、ほとんどないのかも?
という声が聞こえてきそう。。。


そんな疑問に答えを出してくれるチームが、今夜、プレーオフの第1戦に挑みます。

そのチームは、、、タンパベイ ライトニング です !!

ThunderBug. Mascot of the Tampa Bay Lightning



なぜなら、今季のタンパベイは、ホームのアマリーアリーナで、
「32勝8敗1SO負け」 の好成績!

41試合のうち、33試合でポイントをマークし、
ホームゲームの成績は、全30チーム中、ナンバーワンなのです !!


そんなタンパベイが、レギュラシーズンに続いて、
プレーオフでも、さらにホームアドバンテージを高めようと講じたのが、チケットの販売方法。

どういう売り方なのかと言うと、、、
にしたのです!


昨季のプレーオフでも、ホームアドバンテージを勝ち取って第1戦と第2戦に臨みましたが、
大挙して詰め掛けたモントリオール カナディアンズファンの大声援に、ひるんでしまったのか、
まさかの2連敗。

滑り出しで つまずいてしまったタンパベイは、
モントリオールに移ってからも、流れを引き寄せることができず、
スウィープされてしまいました・・・。


このような苦い経験があるだけに、
(クレジットカードの登録住所によって判断し)フロリダ州の住民限定販売にした模様です。



今季のプレーオフでは、くしくもチームのオペレーションを担う、スティーブ ・アイザーマン GM が、
現役時代を過ごした古巣のデトロイト レッドウイングスと対戦。




チームの舵取りを担うGMも、闘志を内に秘めているに違いない名門チームを迎えて、
タンパベイは、ホームアドバンテージを活かすことができるのか !?

第1戦は、今夜 アマリーアリーナで、フェイスオフとなります !!



〜「語りべ」より〜
どうしても現地で観戦したい! という日本の “ボルツファン” の方は、
チケットエクスチェンジ のように、オフィシャルのリセールスサイトがありますので、ご覧ください。




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2015.04.15
Chicago won't be able to Win the Stanley Cup !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

いよいよ今夜(現地時間15日)から、NHLのプレーオフがスタート!
NHL PLAYOFF BRACKET 2015

◆courtesy : Shop NHL



ポストシーズンへ勝ち上がった16チームを見渡すと、
前年のチャンピオン(ロサンゼルス)と、
プレジデンツトロフィー(レギュラーシーズン第1位) を手にしたチーム(ボストン)が、
揃って不在という 「46年ぶりの波乱」 が!


一方で、今季のブジデンツトロフィーを勝ち取った ニューヨーク レンジャーズ から、
最も少ないポイント(勝点)で、プレーオフのチケットを手にした カルガリー フレイムス
まで、
その差は 「16ポイント」

16チームでプレーオフが争われるようになってから、最も差が少ないとあって、
例年以上に各チームの実力は拮抗。
今季のプレーオフは、“本命なき大混戦” になりそうな雲行きです。



ところが、NHLのオフィシャルサイトに掲載された解説者の声は、14人のうち半数の7人が、
シカゴ ブラックホークスが優勝する!
と予想しています。


実力ナンバーワンチームのレンジャーズ(5人が予想)をしのいで、
“優勝候補の大本命” に挙げられた最大の要因は、パトリック ・ケイン 選手の復帰 !

Patrick Kane



2月24日に左の鎖骨を骨折した当初は、復帰まで10週間と見込まれていましたが、
予想以上の回復ぶりで、
一昨季のコンスマイストロフィー(プレーオフMVP)に輝いた背番号88番は、
プレーオフの初戦で復帰する見込み。

このニュースが報じられてから
「シカゴが優勝する」との予想が、一気に増えた模様です。


ケイン選手に限らず、昨季までの5年間で、2回の優勝経験を誇るとあって、
勝ち方を知っている選手も多く、“大本命” に推すのも、納得がいきますが、
その一方で、シカゴには懸念材料も。

それは、、、
レギュラーシーズンの最後の10試合を負け越した
ことです!


NHLのオフィシャルサイトに記録が残っている27季前からの、
「レギュラーシーズン最後の10試合の成績」を振り返ると、
スタンレーカップを獲得した のべ26チーム(シーズンキャンセルの年を除く)の中で、
負け越して終えたのは、2001-02シーズンの デトロイト レッドウイングス だけ。

他の25チームは、全て5割以上の成績を残して、

レギュラーシーズンを締めくくっているのです !!



1年前の記事で紹介したセントルイス ブルースでも明らかだったとおり
レギュラーシーズンの終わり方は、プレーオフにも影響を及ぼすのは必至な模様。

それだけに、最後の10試合で、悪くても5割以上の結果を残さないと、
スタンレーカップを掲げるのは、夢物語になってしまいそう。。。


では、あらためてプレーオフを戦う16チームの「最後の10試合の成績」を振り返ると、
イースタンは、、、
ニューヨーク アイランダーズ
デトロイト レッドウイングス
ピッツバーグ ペンギンズ
が勝率5割未満。

ウエスタンでも、、、
ナッシュビル プレデターズ
が負け越し。

これに シカゴ を加えた 5チームは、、、
スタンレーカップに手が届かない !!
と言えるかも !?


2ヶ月に及ぶ戦いを制するのは、どのチームなのか?

今夜、モントリオール、ワシントン、ナッシュビル、バンクーバーで、
戦いの幕が切って落とされます!



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2015.04.13
First News in Offseason
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事で紹介したとおり
NHLのレギュラーシーズンは、全日程を終えたばかりですが、
プレーオフに進めず、オフシーズンを迎えたチームは、早速動き始めました。


まず、トロント メイプルリーフス が、デーブ ・ノニス GM と、
ピーター ・ホラチェク暫定ヘッドコーチ(HC)をはじめとするコーチ陣を、
解任(or 再契約を結ばない)ことを発表。

さらに続いて、30チーム中、最低の成績に終わった バッファロー セイバーズ も、
テッド ・ノーラン HC をはじめとする、コーチ陣の解任を発表しました。



なかでもトロントは、レギュラーシーズンの最終日(現地11日)を終えて、
日付が変わった直後に、オフィシャルツイッターで、GMとHC の解任を速報!
Toronto announce organizational changes

◆courtesy : NHL.com


予想されていた方もいらっしゃったでしょうが、
センセーショナルなオフシーズン最初のニュースは、トロントから発信されました。

これだけに限らず、トロントはスカウティングスタッフにもメスを入れ
ブレンダン ・シャナハン社長の下、名門再建に本腰を入れる模様です。



一方、フロリダ パンサーズ からは、明るいニュースが!

今季途中に移籍してきた ヤロミール ・ヤーガ 選手と、
来季の契約を結んだことを発表しました。


トレード直後に紹介したように、ラインメイト二人の年齢の合計よりも年上ながら(苦笑)、
フロリダへ移ってからも数字を積み重ねて、、、
通算得点 → 「歴代5位」

通算アシスト → 「歴代6位」

通算ポイント → 「歴代4位」
へそれぞれ浮上! 


若い有望な選手が揃うフロリダでプレーするのを、ヤーガ選手は楽しんでいる様子なので、
44歳になる来季も、“氷上のレジェンド” は、魅せてくれそうですよ !!







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2015.04.12
Only Right Decision
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのレギュラーシーズンは、
昨日(現地時間11日)全30チームが、最終戦に臨み、
一足早く、プレーオフに進む8チームが決まった ウエスタン カンファレンスに続いて
イースタンでも、残る2つのイスの行方が決定。

オタワ セネターズ と、ピッツバーグ ペンギンズ が勝ち名乗りを上げて、
スタンレーカップを目指して戦う16チームが、出揃いました!



前回の記事で紹介したとおり、オタワがプレーオフ進出を決めたことで、
「11季ぶりにカナダから5チームが出場!」
することになりましたが、ここで紹介したいのが、
しんがりの5番目で名乗りを上げたオタワに関する、この数字 ↓
4人のうち 1人だけ


これが何の数字か、お分かりですか?

正解は、、、
開幕後に交代したヘッドコーチ(HC)の中で、

プレーオフへ勝ち進んだ人数
です!



レギュラーシーズン中の記事でも触れましたが、
今季も開幕後に、オタワをはじめ、エドモントン オイラーズニュージャージー デビルス
そして、トロント メイプルリーフス と、
4チームのHCが解任されましたが、解任発表時点での成績と、
新しいHC(暫定や共同HCを含む)になってからの勝率を比較してみると、、、


まず エドモントン が、
7勝24敗 勝率.226 → 17勝34敗 勝率.333


続いて ニュージャージー は、
12勝24敗 勝率.333 → 20勝26敗 勝率.435


そして トロントに至っては、 
21勝19敗 勝率.525 → 9勝33敗 勝率.214


大きな改善が見られなかった3チームを尻目に オタワ は、
11勝16敗 勝率.407 → 32勝23敗 勝率.582



“ミスターハンバーガー” こと、アンドリュー ・ハモンド 選手や、
ルーキーの働きなども際立っていただけに、新しいHC の力だけに限りませんが、
この結果を見る限り、一昨季のジャックアダムス アウォード(最優秀コーチ賞)に輝いた、
ポール ・マクリーン 氏(写真左)を解任してまで、
デーブ ・キャメロン HC に、チームの舵取りを託したオタワだけが、
「正しい選択」だったと言えそうですね。

Paul MacLean (L) and Dave Cameron



プレーオフ出場を決めたフィラデルフィアでの試合は、
急きょパブリックビューイングの開催が決まり
ホームアリーナのカナディアンタイヤ センターは、文字どおりの大熱狂!




チームの成績が上がり始めたのに比例して、ファンの期待もグングン大きくなってきただけに、
プレーオフでも、キャメロン HC の采配で、
オタワのファンを喜ばせることができるか、注目されます。


レギュラーシーズン終了直後に、
カンファレンス セミファイナル(1stラウンド)のスケジュールも発表され、
オタワは、15日の初戦を皮切りに、モントリオール カナディアンズ と対戦。

アトランティック ディビジョンのチャンピオンを、向こうに回して、
どんな試合を演じるのか、楽しみですね。




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2015.04.10
O CANADA !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのレギュラーシーズンは、明日(現地時間11日)で終了となりますが、
昨夜の試合結果によって、
ウエスタン カンファレンスのプレーオフ進出8チームが、全て決まりました。


「残り2つ」となっていたプレーオフ スポットの行方を決めたのは、
「カルガリー フレイムス vs ロサンゼルス キングス」戦。

地元ファンからの大声援を受けたカルガリーが、3-1 のスコアで勝利!




この結果によって、
最終戦で勝利しても 「95 ポイント」にとどまる ロサンゼルス に対し、
白星を手にした カルガリー は 「97 ポイント」

また、コロラド アバランチにシュートアウトで敗れたものの、
1ポイントを加えた ウィニペグ ジェッツ も 「97 ポイント」としたため、
両チームのプレーオフ進出が確定!


対して、2連覇を狙ったロサンゼルスは、
2006年の初優勝の翌年に、イースタンの11位に終わった カロライナ ハリケーンズ以来、、、
ディフェンディング チャンピオンが

レギュラーシーズンで敗退!!
という8季ぶりの屈辱を味わうことに・・・。


昨季までの3年間で、2度も美酒に酔った ダリル ・サター ヘッドコーチは、
かつて采配を振るっていたサドルドームの熱狂ぶりに、どんな想いだったのでしょうか?





カルガリーが6季ぶりに。
ウィニペグは、2011年に移転後、初めてのポストシーズン進出を決めたことで、
ウエスタンのプレーオフ出場チームは、このようになりました。

Standings of Western




対してイースタンは、両ディビジョンのトップ3が、
プレーオフのチケットを手にしたのに続けと、、、
オタワ セネターズ
ピッツバーグ ペンギンズ
ボストン ブルーインズ
の3チームが「残り2つ」のワイルドカードをめぐって、しのぎを削っています。

Standings od Eastern



順位表をご覧いただくと明らかなとおり、
3チームの中で、最もプレーオフに近いところにいるのが、オタワ です!!


昨夜の試合で、プレジデンツトロフィーを獲得したニューヨーク レンジャーズ相手に、
完封勝利を飾って、マジックナンバーが「1ポイント」に。

明日の最終戦で、勝てばもちろん、
試合がオーバータイムまで進んで、勝点を加えれば、
その時点で、2季ぶりのプレーオフ進出が決まります。


このように、オタワも、プレーオフにコマを進めそうな雲行きですが、
皆さんにご覧いただきたいのは、この数字 ↓
11季ぶり


これが何の数字か、お分かりですか?

正解は、、、
NHLのプレーオフに、

カナダから5チームが出場するシーズン
です!


1チームしか勝ち進めなかった昨季とは対照的に今季は、
ウエスタンでは、バンクーバー カナックスを筆頭に、カルガリーとウィニペグ。

さらに、イースタンでも、モントリオール カナディアンズが、
プレーオフスポットを手中に収めています。

さらに、もしオタワが、5チーム目に名乗りを上げれば、
ロックアウトによるシーズンキャンセルとなった前年の「1993-94シーズン以来」となるのです!
(当時は、トロント、オタワ、モントリオール、バンクーバー、カルガリー)



“ホッケー大国” との自負を、抱き続けてやまないカナダのファンたち。

今年のミスユニバース代表まで、自前で用意した こんな恰好 ↓ で出場したほどとあって、、、

Chanel Beckenlehnner

ハンパじゃないですよね(笑)


そんなカナダのファンたちが、
今季のプレーオフでは、例年にも増して一喜一憂しそうです!


◆courtesy : NHL.com and NY Daily News


<追記>
記事の公開日の表示に誤りがありましたので修正しました。





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