by 氷上の格闘技の「語りべ」 加藤じろう
 
2010.02.09
High1が新入団選手を発表
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アジアリーグは、先週末をもって、今季のレギュラーシーズンを戦い終えましたが、
4年連続のプレーオフ出場を決めた High1(ハイワン)は、
レギュラーシーズン終了後に、来季からチームの一員となる、下記の3選手を発表しました。

     キム ・ヒョンジュン 選手 (FW 173cm 70kg 高麗大学 =写真左)
     オ ・グァンシク 選手 (DF 176cm 77kg 延世大学 =写真中)
     キム ・ホムジン 選手 (DF 178cm 84kg 延世大学 =写真右)
キム ・ヒョンジュン選手オ ・グァンシク選手キム ・ホムジン選手

High1の パク ・ビョンチョル マネージャー によると、
高麗大学の第1セットで活躍した キム ・ヒョンジュン 選手は、
スピードと、スティックハンドリングに加え、高い得点力が!

延世大学のキャプテンを務めた オ ・グァンシク 選手は、
安定感のあるポジショニングと、1対1の守りが!

同じく延世大学の主力DFとしてプレーした キム ・ホムジン 選手は、
サイズを活かしたフィジカルなプレーに、スピードを兼ね備えたところが!
それぞれ魅力とのことなので、3人の新入団選手たちが、
アジアリーグで、どんなプレーを見せてくれるか、今から楽しみですね。
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2010.02.06
2年目の飛躍
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨年の9月19日に開幕したアジアリーグは、
明日の試合をもって、レギュラーシーズンの全日程を戦い終えます。

既に、プレーオフにコマを進める4チームの顔ぶれと、
セミファイナルの対戦カードは決定しましたが、今週末は、
       ▼アニャンハルラ vs High1(ハイワン)
       ▼王子イーグルス vs 日本製紙クレインズ
というセミファイナルの前哨戦が組まれているだけに、興味深いところ。

なかでも、西東京での 「クライマックス ゲームズ」 で激突する、イーグルスとクレインズは、
今日と明日の結果によって、セミファイナルを、地元でスタートすることができるとあって、
し烈な戦いに なりそうです!

そんな両チームの2連戦で、「語りべ」が注目したいのは、
ともに早稲田大学を卒業して2年目の、
小川勝也選手(イーグルス)と、久保直也選手(クレインズ)!


「ここで踏ん張れるか。今が大事な時期なんです」
今洋祐選手に次いで、イーグルスで2番目に多いポイントをマークしている小川選手は、
札幌でのクリスマスゲームズの際に、こんな言葉を口にしていました。
       小川勝也選手

というのも今季の小川選手は、開幕から主力セットのウイングに起用され、
コンスタントにポイントを積み重ねていたものの、
11月28日のアニャンハルラ戦でゴールを決めたあと、急ブレーキ。

クリスマスゲームズの2連戦までの7試合で、わずかに1アシストのみと、
(数字上は)スランプに陥ってしまいました。

実は、昨季も小川選手は、主力セットに起用され続けていたものの、
中盤から、ポイントペースがダウンしてしまい、
レギュラーシーズンが終盤に差し掛かるにつれて、アイスタイムが激減。

そんな悔しさを晴らそうと、
「意気込みが感じられる」と、城野正樹監督が一目を置いたほど、オフの間に汗を流して、
再び勝ち取った主力セットのウイングの座を、死守するために、
まさしく、「大事な時期」だったのです。

その後、小川選手は、
年明けのチャイナドラゴン戦から、7試合連続ポイントをマークして、存在をアピール。

今季は、主力セットのウイングの座を譲ることなく、
レギュラーシーズンを戦い終えることは、間違いありません。


一方、久保選手に、スポットライトが浴びせられたのは、
2010年最初の試合となった、日光バックス戦のこと。

年末の試合内容が、冴えなかったことも手伝って、
セットの組み替えを試みた相沢浩二監督は、
三谷ダーシ タケシ選手、小原大輔選手と組むトップラインのウイングに、
開幕以来、3つ目、4つ目のラインで起用していた久保選手を抜擢!
       久保直也選手

トップラインにシフトされてからの7試合で、1ゴール3アシストと、
数字の上では、目立った活躍でないとはいえ、
「一番の魅力は、フォアチェック」 という相沢監督の言葉どおり、
豊富な運動量で、一番手のフォアチェッカーとしての役割を務めている久保選手。

このままのポジションをキープして、プレーオフへ、つなげていきたいところです。


一昨季のファイナルをはじめ、
この両チームは、これまでに何度も激しい戦いを演じていることから、
お互いの手の内を、十二分に知り尽くしているはず。

それだけに、プレーオフでは、若手選手の活躍が、
試合やシリーズの流れを、一気に引き寄せるかもしれません!

小川選手と久保選手は、昨季のプレーオフでは、揃ってポイントなしに終わり、
雪辱の気持ちが、強いに違いないとあって、
今季のプレーオフでの活躍が、期待されるところ。

その期待感を高めるために、
大学時代に慣れ親しんだ西東京のリンクで行なわれる2連戦を、
いい形で締めくくることが、できるでしょうか?


“2年目の飛躍” を期す両選手のプレーに加えて、
プレーオフを視野に入れた戦いが注目される、イーグルス vs クレインズの2連戦は、
今日、明日ともに、FMくしろ で生中継!

西東京まで、応援に来ることができないファンの方は、
ラジオの前で、セミファイナルの前哨戦をお楽しみください !!
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2010.02.05
得点王がトレードに!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

ビッグニュースが飛び込んできました!

NHL屈指のポイントゲッターで、得点王に輝いたこともある イリヤ ・コバルチャク 選手が、
ニュージャージー デビルスへ移籍することになったそうです !!
    ニュージャージーに移籍することになったイリヤ・コバルチャク Ilya Kovalchuk 選手

以前の記事でも紹介しましたが、
ジュニア時代から、スーパースターとして鳴らしていたコバルチャク選手は、
2001年に、NHLデビューを果たして以来、アトランタのファンを沸かせてきただけでなく、
昨季の世界選手権でMVPを獲得して、2年連続世界一に貢献するなど、
ロシア代表の主力FWとしても活躍。

3大会連続の出場となるバンクーバー オリンピックでも、
金メダル獲得への貴重な戦力として、大きな期待が集まっています。

そんなコバルチャク選手ですが、今季終了後にFAとなることから、
トレードの目玉と言われ、様々なウワサが飛び交ってましたが、
ドラフト指名権も含めた複数トレードで、ニュージャージーの一員となることが決定!

実は、アトランタも、キャプテンを務めているチームの顔を、つなぎとめようとして、
多額のサラリーと長期契約を提示し、残留交渉を続けていたのですが、
現地の報道によると、コバルチャク選手は、それに応じる気配を見せなかったのだとか。

そのような状況に加えて、最近の試合では、精彩を欠くプレーが多かったことも手伝って、
地元ファンから、盛大なブーイングを浴びることも…。

アトランタでの最後のプレーとなった2日(現地時間)の試合前には、
アリーナ内のオフィシャルショップで、チームグッズの模様替えが行なわれていて、
コバルチャクグッズが、店頭の目立つ場所から、他の一角へ集められていましたが、
もしかしたら、これもトレードへの準備だったのかもしれません???
     オフィシャルショップの目立つ場所にはコバルチャク選手以外のグッズが

ところで、今季のNHLのトレード期限(デッドライン)は、
3月3日の午後3時(北米東部時間)ですが、
例年であれば、デッドライン直前に、大型トレードが集中するところなのに、
今季は、オリンピックブレイクがあることから、早くも大きな動きが!

トロント メイプルリーフスと、アナハイム ダックスが、
プレーオフMVPの実績を誇る、ジャン ・セバスチャン ・ジゲール 選手(写真左 現トロント)と、
ペサ ・トスカラ 選手(写真右 現アナハイム)の 守護神同士を軸としたトレードを行なったり、
カルガリー フレームスが、ともにオールスターゲームに出場したことがある、
ディオン ・ファヌフ 選手と、オリィ ・ヨキネン 選手という攻守の主力を、トレードに出したりするなど、
ここ数日の間に、各チームの主力選手たちの移籍が、相次いでいます。
   トロントに移籍したジャンセバスチャン・ジゲール Jean-Sebastien Giguere 選手 アナハイムに移籍したベサ・トスカラ Vesa Toskala 選手

開幕が近づくにつれて、バンクーバー オリンピックへと、視線を移してしまいがちですが、
北米のホッケーファンは、まだまだ大きな動きがありそうなNHLから、目を離すことができませんね。
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2010.02.04
NHLが中国で試合を開催!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日(現地時間)付けの ニューヨーク タイムスの記事 によると、
NHLの ニューヨーク アイランダース は、
来季のトレーニングキャンプを、ナント! 中国で実施 !!

同紙の取材に対して、アイランダーズの チャールズ ・ワン オーナーは、
開幕を控えた9月14日〜23日まで、
北京をベースにして、トレーニングキャンプを開催するのと同時に、
上海、ハルビン、チチハルの各都市を訪問。

期間中には、中国人選手を招いての合同キャンプだけでなく、
アイランダーズの選手を交えて、2つの混成チームを作り、
エキシビションゲームを行なうことも計画中で、
既に、NHLとNHL選手会に加え、中国政府からの承認を得たと答えているだけに、
(プレシーズンではありますが…) NHLプレーヤーたちが出場する試合が、
中国で開催されることになりそうです。

ご存知の方も多いでしょうが、アイランダーズは、これまでに、
延世大学の キム ・ギソン、パク ・ウサン 両選手(ともに現アニャンハルラ)や、
長野カップ日本代表に選ばれた 久慈修平 選手(早稲田大学)といった、
日韓の若手有力選手を、トレーニングキャンプに招待したことがありますが、
ワン オーナーは上海生まれとあって、日本や韓国よりも、中国に対して大きく注力。

以前の記事でも紹介したように、ハルビン アイスホッケー協会との提携を結んだり、
毎年、中国の子供たちのチームを、北米に招いたりするなど、
中国ホッケー界の発展に、寄与し続けています。

今季も、チャイナドラゴンが、最下位に低迷するなど、
アジアリーグに於いても、中国のレベルアップが不可欠なだけに、
NHL4連覇を飾ったこともある、かつての名門チームのプロジェクトが、
アジアのホッケー界の底上げに、実を結ぶことを願いたいですね。
     4連覇の経験があるアイランダーは中国でキャンプを開催
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2010.01.27
首位攻防3連戦!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アジアリーグのレギュラーシーズンは、大詰めに差し掛かってきましたが、
いよいよ明日から、アニャン(安養)アイスアリーナで、
アニャンハルラ vs 王子イーグルスの “首位攻防3連戦” が行なわれます!

2年ぶりの優勝を狙うイーグルスの城野監督は、
「今季はレギュラーシーズンから1位を狙う!」と、開幕前から公言。
       城野正樹監督

「昨季までは、目標は優勝することだと言って、プロセスは、口にしていませんでしたけれど、
今季は、チーム全体での氷上練習がスタートする前のミーティングで、
明確な目標として、ハッキリと選手に伝えました」
という指揮官の意気込みが伝わって、
今季のイーグルスは、開幕から、常に上位をキープ。

2連敗が、わずかに2回あるだけという安定した戦いぶりからは、
会社の方針によって、外国人抜きで戦うことになった影響を、全く感じさせません。

そんなイーグルスの姿を、開幕前に予見していたのが、
誰あろう、ハルラの シム・ウィシク監督。
「日本人だけで戦うことになったから、チームがまとまって、力を発揮するんじゃないかな」
というお見立てが、ズバリと当たりました。
       シム・ウィシク監督

そのシム ・ウィシク監督率いるハルラは、
序盤戦には、大量失点をした試合が見られ、
また外国人選手や、韓国人主力選手のケガが続いて、苦戦を強いられる試合もありましたが、
10月には8連勝。12月にも5連勝と、大きな連勝で勝点を稼いで、こちらも上位をキープ。

「昨季のプレーオフで、選手たちは大舞台を経験できたし、自分の弱点が分かったはず。
今季は、日本のファンの前でも、昨季より、いい試合をお見せしたい」
との指揮官の言葉どおり、昨季まで15勝44敗3分(プレーオフも含む)と、
苦手にしていた日本遠征で、今季は8勝4敗と勝越し。

適材適所に、FWを組み替えて戦ったシム ・ウィシク監督の選手起用に加え、
ヤン ・スンジュンGMをはじめとした、チームスタッフの力で、
迅速な戦力補強をしたことも見逃せません。

そんな両チームが、明日から、アニャンで激突しますが、現在の順位を見ると、、、

          1位   ハルラ    勝点71ポイント  残り4試合
          2位  イーグルス  勝点70ポイント  残り5試合

となっているだけに、この3連戦の勝敗が、
レギュラーシーズン第1位のチームに与えられる、
リーダーズフラッグの行方を、決めるといっても過言ではありません!

今季のハルラは、ホームゲームで10勝4敗と、好成績を残しているのに対し、
イーグルスは、一昨季から、アニャンアイスアリーナでは4連敗中と、
データを見ると、ハルラ有利の感があるものの、
「選手たちは、ハルラに対して、苦手意識を持ってはいないはず」
と城野監督も話していただけに、白熱した3連戦となりそうです。

この両チームは、11月末に苫小牧で顔を合わせた際も、
1位と2位の対戦となりましたが、シーズン中盤だったせいなのか、
残念ながら、注目度は今ひとつ…。

明日からの3連戦は、掛け値なしの大一番となるだけに、
大いに盛り上がることを、期待したいですね!

尚、アニャンアイスアリーナへのアクセスは、こちらの記事 を、ご参考ください。
  首位攻防3連戦!
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