by 氷上の格闘技の「語りべ」 加藤じろう
 
2014.09.20
Which Team will Gain Momentum ?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今月6日から始まったアジアリーグは、
先週末の試合で、全てのチームが始動しましたが、
今日からは、テクノルアイスパーク八戸を舞台に、
東北フリーブレイズ vs 日本製紙クレインズ
の3連戦が行われます。


ここで 前回の記事と同様に、アジアリーグの歩みを振り返ると、
フリーブレイズにとって、今日から八戸で迎え撃つクレインズは、、、

「アジアリーグで最初の試合の対戦相手!」

FREE BLADES Firat Game Against CRANES



今から5年前の2009年9月19日に、
釧路アイスアリーナ(現日本製紙アイスアリーナ)で行われた試合
から、
フリーブレイズの戦いはスタートしたのです。


そんな縁のある両チームが、今季初めて(公式戦で)顔を合わせますが、
過去の「フリーブレイズ vs クレインズ」のシーズン最初の対戦には、
思わぬ共通点があることを、皆さんはご存知でしたか???


どんな共通点なのか、これまでの結果を振り返ってみると、、、

    【2009-10】
    釧路での開幕シリーズで顔を合わせ、
    初戦を 4-2 のスコアで勝利したのに続いて、
    翌日の第2戦もGWS戦の末に振り切ったクレインズ2連勝!

    【2010-11】
    新横浜でのフリーブレイズのホームゲームながら、
    クレインズが、初戦をGWSで。
    続く2戦目はOTでと、いずれも競り合いを制して2連勝!

    【2011-12】
    八戸での開幕シリーズで対戦し、
    初戦は清川和彦選手。2戦目は石川央(ひさし)選手と、クレインズのGKが、
    ともに虎の子の1点を守りきって、2試合連続シャットアウト勝利!

    【2012-13】
    ようやくフリーブレイズが巻き返し、
    三沢アイスアリーナでの第1戦で勝利したのに続いて、
    八戸でも点の取り合いの末(7-4)に白星をあげて2連勝!

    【2013-14】
    昨季は開幕3連戦で激突し、
    いずれも逆転で試合を制したクレインズが、敵地での船出にもかかわらず、
    3連勝を飾り、最高のスタートに!


このように、「フリーブレイズ vs クレインズ」のシーズン最初のシリーズでは、、、

「初戦に勝利したチームが、全勝を飾る」

結果に終わっているのです!


毎年、戦力は異なっているため、理由は特定できませんが、
アジアリーグにフリーブレイズが参戦して以来、
5年連続して、同じ結果に終わっている事実を知ると、放っておけないデータかも?

これまでに比べて、今季は各チームの戦力差が見られないとの声も聞かれる中で、
もしも、どちらかのチームが3連勝を飾れば、
一気に勢いづくのは、間違いありませんよね。


しかも、その上に、、、

「最初のシリーズで全勝したチームは、
レギュラーシーズンの最終順位が、
連敗した相手チームよりも、必ず上位になっている」


とあっては、
今日の「フリーブレイズ vs クレインズ」の第1戦の結果が、
今季の両チームの行方を・・・

もとい、どちらも力のあるだけに、、、

「今季のレギュラーシーズンの行方を占う対戦」

になるかもしれません !?


果たして、最初の対戦で勝利して、勢いに乗るのは、
フリーブレイズか !? 
はたまた、クレインズか !?

見逃せない第1戦も含め、3連戦の模様は 八戸テレビ でオンエアされます。

どうぞ、お楽しみに !!





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2014.09.19
BREAKING : KOREA Bound for 2018 PyeongChang
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日、国際アイスホッケー連盟のルネ ・ファゼル会長は、
これまで保留となっていた2018年の「ピョンチャンオリンピック」での開催国出場権について、
男子、女子ともに、韓国代表の出場を認めることを発表しました。





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2014.09.12
QUIZ LOVE HOCKEY !! #25
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事で紹介したとおり
先週末に、アジアリーグは12回目の開幕を迎えましたが、
今日の「語りべ」通信では、これまでのアジアリーグの歩みを振り返って、
こちらの写真を、ご覧いただきましょう!

AL AWARD
◆ photo by : TEAM KATARIBE





かつてシーズン終了後に開催されていた「ALアウォード」での一コマですが、ここで、、、

突然ですが、問題です!


司会の「語りべ」の隣にいらっしゃるのは、
2006年の最優秀監督賞に選ばれた 岩崎伸一 氏(当時コクド監督)!


ところで皆さん、上の写真で紹介した岩崎氏は、アジアリーグの歴史の中で、
日本、韓国、中国、ロシアの各チームを見渡しても、
“たった一人だけしかいない快挙” を達成したことを、ご存知でしたか?

果たして、それはどんな快挙でしょう?

正解は ↓ こちらをクリック!
続きを読む >>
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2014.09.05
Must Watch ! First Danish Player of Asia League
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

12年目を迎えたアジアリーグが、いよいよ明日から始まります。

新しいシーズンを迎えるこの時期は、
各チームの新しい選手たちに注目が集まりますが、なかでも「語りべ」が気になるのは、
東北フリーブレイズの キム ・ストール 選手です!

Kim Staal

◆ photo courtesy : Politiken



上の写真をご覧のとおり
デンマーク代表の一員として、長年プレーをしているストール選手は、
“アジアリーグにやってきた 初めてのデンマーク人プレーヤー!”


デンマークと言うと、かつては日本と僅差の試合を演じたライバル国でしたが、
7年前の記事で紹介したとおり、スマートかつ効果的な強化策が実を結び、
1990年代後半からは、世界選手権のトップディビジョンにも顔を出し、
強豪国の仲間入り。

それとともに、同じく7年前の別の記事で、お伝えしたように
ジュニア世代がメキメキと力をつけ、
NHLをはじめ、世界のトップレベルのリーグに、次々と選手を送り出しています!


こちらのページ をご覧いただくと、
NHLから指名を受けるなどしたデンマーク人選手の顔ぶれが、掲載されていますが、
実は、ストール選手も その一人。

モントリオール カナディアンズに、ドラフト指名されたものの契約には至らず、
ヨーロッパでプレーを続けたことから、NHLプレーヤーとはなりませんでしたが、
一つ下のリーグのAHLでは、ポイントゲッターとして活躍しました。


その一方で、18歳の時から、デンマーク代表の一員としてプレーをし、
世界選手権に、ナント17回も出場!

2003年のトップディビジョン(当時はAプール)の初戦では、
アメリカ相手に2得点をゲットして、大金星の立役者に。

なかでも、ライアン ・ミラー 選手(現バンクーバー カナックス)を、
華麗に交わしたバックハンドシュートは、お見事でした。(クリックすると画像が見られます)


このゴールに限らず、ストール選手は、長年にわたって攻撃の核を担っている、
いわば “デンマークホッケー界の顔” とあって、
生まれ故郷で開かれた子供たちの国際大会が、
キム ・ストールカップ」と、名づけられるほどの存在。

アジアへ移ってプレーすることも、
現地のメディアが、大々的に報じています!




ストール選手も含めたデンマーク代表が、「長野カップ」にやってくるなど、
少し前まで、日本でもヨーロッパのチームを見ることができましたが、
近年は、観戦する機会が、ほとんどなくなってしまいました。

それだけに、競技者人口(IIHF登録)は、日本の 1/3 ながら、
世界のトップリーグに次々と選手を送り込んでいる、デンマークホッケー界の力を、
ストール選手のプレーで垣間見ては、いかがですか?


ストール選手が(おそらく)アジアリーグデビューを飾る明日の開幕戦を含め、
テクノルアイスパーク八戸で開催される八戸シリーズの模様は、
今年も 八戸テレビ全試合完全中継!

元女子日本代表監督 佐藤弘一 さんの解説を交えて、お届けします。
どうぞ ご期待ください! 

(中継については、八戸テレビのオフィシャルサイトなどで、ご確認ください。
尚、インターネットライブとは、内容が異なります)





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2014.08.30
Former Chinese Star Players Turned Coach
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事では、アジアのホッケー界で、
NHLのチームが最も期待を抱いている、中国のホッケーについて触れましたが

今日の「語りべ」通信では、まずこの3人を、ご覧いただきましょう。



中国代表のキャプテンも務めた ジャン ・ウェイヤン 氏!
(ハルビン→ノルディック バイキングス→浩沙→チャイナ シャークス→チャイナ ドラゴン)

Weiyang ZHANG




ロックスターの異名を取った ワン ・ジーチアン 氏!
(チチハル→長春富奥→シャークス→ドラゴン)

Zhiqiang WANG




甘いマスクで日本の女性ファンにも人気があった フ ・ナン 氏!
(チチハル→長春富奥→シャークス→ドラゴン)

Nan FU



この3人は、いずれも世界選手権代表の主力セットでプレーするなど、
指折りの実力を誇っていた、いわば 「中国ホッケー界のスター選手!」

「中国以外のチームでプレーしても戦力になる」
という声が、日本のチームの中からも、聞かれただけに、
あまりアジアリーグに詳しくないファンの方でも、
名前とユニフォーム姿を見て、きっと思い出されたと思います。


ただ、それと同時に、
「そういえば、最近は見かけないなぁ」
と思われた方も、いらっしゃるのでは?

実は、彼らは3人とも、30歳を迎える前に、早々と引退してしまったため、
日本のファンの方が、そのように思われたのは、間違いではないのです。



「中国ホッケー界のスター選手」であるにもかかわらず、
なぜ揃いも揃って、20代の若さで引退してしまったのか?

その答えは、「経済的な理由」 なのです。


プロチームとして参戦(しようと)したシャークスを除くと、
アジアリーグを戦う中国チームの選手たちは、
出身地であるハルビンや、チチハルに籍を置く、「ホッケーが仕事の公務員」

「語りべ」も取材の合間に、
「ホッケーを続けていては、家族を養うことは難しい」
との本音を、何度も耳にしたことがありますが、
彼らの待遇は、決して恵まれているとは言えない模様。

それだけに、結婚を機に、
ホッケーキャリアにピリオドを打って、一般の仕事に転職する、
いわば “寿退職” の選手たちが、少なくないそうです。


しかし、そんな選手たちにとって、
ありがたいセカンドキャリアを提供してくれているのが、
北京や上海をはじめとするビッグシティに、次々と誕生しているアイスリンク。

前回の記事で紹介したように
比較的に裕福な家庭が多い中国のビッグシティでは、
子供たちにホッケーを始めさせる親御さんが、増えているそうで、
小規模ながら、ショッピングモールの中などに、アイスリンクが作られるほど。

そして競い合うように、ホッケースクールを催すことから、
インストラクターやコーチを兼ねたアイスリンクの職員として、
ホッケー選手を採用しているとのこと。


「中国ホッケー界のスター選手」
として紹介した3人も、全て引退後は、アイスリンクの職員に採用されて、コーチに転職。

なかでも、フ ・ナン 氏は
前回の記事で紹介した トロント メイプルリーフスと、
バンクーバー カナックスが、ジュニアキャンプを行った、
上海市内の メルセデスベンツ文化センター に、現在も勤務中。

ようやく収入も安定して、
家賃が高いために続けてきた単身赴任生活を卒業。

今月末からは、奥さまと息子さんを上海に呼び寄せて、
家族揃って暮らすようになったそうです。

Nan FU with His Son



中国は、1986年に始まった「冬季アジア大会」で、
第1回大会に続いて、4年後の第2回大会も制して、“アジアの王者” に君臨。

その当時、中国代表のエースFWだった ワン ・ベンユ 氏が、
引退後は指導者に転じて、
中国代表や、アジアリーグのチームを、率いるようになりました。

Benyu WANG



それだけに、アジアリーグでプレーをしたOBたちが、
いずれ監督やコーチになって、
中国とアジアのホッケー界を、大いに沸かす日がくるのを、
心待ちにしたいですね!


◆special thanks to TAMAMUSHI


★本日の小ネタは・・・
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