by 氷上の格闘技の「語りべ」 加藤じろう
 
2012.01.28
Oji eagles clinch playoff spot !
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日、西東京で行われた日韓集結シリーズの結果により、
王子イーグルスのレギュラーシーズン4位以上が確定し、
プレーオフのチケットを、イの一番で手にしました!

イーグルスが、プレーオフ進出一番乗りを果たすのは、3年連続となりますが、
その日付と試合消化数を比較すると、、、

 一昨季→1月11日(27試合) 昨季→12月26日(29試合) 今季→1月28日(31試合)

レギュラーシーズン全体の試合消化数を見ても、、、

一昨季 → 100試合消化時点  昨季 → 97試合消化時点  今季 → 103試合消化時点

というように、過去2年よりも遅くなっていて、
今季の混戦模様が、数字でも証明されています。


それだけに、プレーオフが待ちきれない! という思いが強いのでしょうか…

   Chris Harrington(L) and Sho Sato

この二人は、もうプレーオフモードに突入 !?(笑)


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2012.01.26
Cold OVI... but, Hot GENO !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのレギュラーシーズンは、
今日(現地時間)からオールスターブレイクに突入。

今夜のファンタジードラフトに始まって、
(このフォーマットへの批判の声も多いようですが…)
明日のスキルズコンペティション、明後日のオールスターゲームと、
カナダの首都オタワを舞台とする、「オールスター ウイークエンド」を迎えます。


今年のオールスターゲームで、最も大きな話題は、オビーの愛称で親しまれている、
アレックス ・オベチキン選手(ワシントン キャピタルズ)の欠場。

当初は、出場メンバーに選ばれていましたが、
22日に行われた試合での、このプレー ↓ によって事態が一変。

    


「3試合出場停止」との “シャナハンマー” の裁きにより、
2月1日の試合まで、出場できなくなったことを顧みて、
NHLも代替え選手を発表しました。


これまでオベチキン選手は、
オールスターゲームに、(開催された年は)全て参加していただけでなく、
前々回のスキルズコンペティションでは、こんなスタイル ↓ を披露したり、、、

    


これまでのオールスターゲームでは、
ペナルティショットが一度もなかったことを、しっかりチェックしておいて、
昨年は、こんなこと ↓ をしてみたり、、、

   


というように、毎回スタンドを沸かせていただけに、
オールスターゲームを楽しみにしていた人たちは、ガッカリしているかもしれませんね…。


それならば! 
オベチキン選手に代わって、ファンを沸かせてくれそうな選手は、他に誰かいないかな?
と探してみたくなりますが、「語りべ」の おススメは、
ピッツバーグ ペンギンズの エフゲニ ・モルキン 選手!

Pittsburgh Penguins Evgeni Malkin looks up to the crowd during the first period of the New York Rangers 3-1 win at Consol Energy Center in Pittsburgh, Pennsylvania on January 6, 2012. UPI/Archie Carpenter



最近のプレーを、ご覧になった方なら、納得されるでしょうが、
モルキン選手は、只今 絶好調!

年明けからの成績をチェックすると、、、

             11試合に出場して、11ゴール4アシスト!

             しかも、11ゴールのうちの3つが決勝点 !!

             さらに、シュートアウトにも3回登場して、全てスコア !!!


モルキン選手は、先週のファーストスターに選ばれましたが、
1月の月間ファーストスターも、最有力候補に数えられるほどの成績です。

シドニー ・クロスビー 選手と、ジョーダン ・ストール 選手という、
二人の主力CFが戦列を離れたため、
ピッツバーグは、年末から年をまたいで、まさかの6連敗。

ところが、そこから一気に7連勝を飾り、
再びプレーオフ圏内に順位を上げて、オールスターブレイクを迎えられたのも、
モルキン選手の大活躍があってこそ!

ピッツバーグのファンにとっては、まさしく 「神様! 仏様! モルキン様 !!!」(笑)


これまでのモルキン選手を見る限り、
ファンを楽しませるようなプレーを、氷上で披露するタイプではありませんが、
同じロシア出身の(以前は犬猿の仲だった? との噂もありますが…)“オビー” に代わって、
今、NHLで最もHOTな “ジーノ” は、オタワのファンを、沸かせてくれるのでしょうか? 


★本日の小ネタは…

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2012.01.25
Small guys did Big job !
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

10月6日に始まった NHLのレギュラーシーズンは、
今夜(現地時間)の モントリオール カナディアンズ vs デトロイト レッドウィングス戦をもって、
オールスターブレイクに入ります。

前半戦の最終日に先駆けて、
昨夜は、(平日にもかかわらず)各地で13試合が行われましたが、
「勝利を手にして、気持ちよくオールスターブレイクを迎えたい!」
との思いが、どのチームも強かったからなのか、
実に9試合が、1点差ゲーム。

残る4試合のうち3試合も、2点差で決着がつくという、
接戦が相次いだ一日となりました。


なかでも、手に汗握る展開だったのは、
ニュージャージー デビルズ vs バッファロー セイバーズ。

ニュージャージーが、スタンレーカップを3度も手にした マーティン ・ブロデューア

バッファローは、バンクーバー オリンピックMVPの ライアン ・ミラー

誰もが一目を置く実績を誇る両選手が、ゴールを守ったとあって、
どちらも1点しか上げられないまま、試合はシュートアウトへ。

さらにシュートアウトも、3ラウンドでは決着がつかず、エクストラ ラウンドへ。。。

   



白熱したロースコアゲームに、蹴りをつけたのは、
バッファローの ネイサン ・ガービー 選手でした!

      Nathan Gerbe


以前の記事でも紹介したとおり、ガービー選手は、 身長165センチ!

NHLで最も小さい選手ではあるものの、
得点センスの高さは、アマチュア時代から定評があり、
昨夜のシュートアウトでも、しっかり正対して待ち構えていたブロデューア選手を相手に、
その片鱗を見せつけました。

今季は脳震盪に悩まされていたガービー選手ですが、
オールスターブレイク以降の後半戦では、
欠場した分を取り戻すような活躍を、見せて欲しいですね!



一方、地元で前半最終戦を迎えたワシントン キャピタルズにも、
活躍が際立っていた小さな選手がいます。

ヒーローとなったのは、マシュー ・ペロー 選手!

      Mathieu Perreault


ガービー選手ほどではないものの、
身長178センチ と、決してサイズに恵まれているとは言えないペロー選手。

昨季までは、ワシントン キャピタルズと、
AHLのマイナーチームを行ったり来たりしていましたが、
今季は、開幕ロースターに名を連ねて、飛躍の年に!

と思いきや、タレントが揃うFW陣の中で、出場機会を得られず、
しばしばヘルシースクラッチになることも…。

しかし、トップCFの ニクラス ・バックストローム 選手が、脳震盪を負ったのに続いて、
アレックス ・オベチキン選手も、ペナルティによる出場停止を受けたことで、
昨夜はトップラインに抜擢。

意気に感じたペロー選手は、
オバマ大統領への表敬訪問を済ませたばかりの、ボストン ブルーインズに対して、
3得点の大暴れで、起用に応えてみせました!

   



AHLでプレーしていた時には、1試合4得点したことがあるそうですが、
NHLでは、デビュー86試合目にして、初めてのハットトリック。

しかも、全てのゴールが勝ち越し点だったとあって、
試合後には、こんな手荒い祝福が(笑)

   



シェービングクリームまみれになりながら、
「最高の気分だよ」とペロー選手は、笑顔を見せていましたが、
これまでにも、1試合に2ゴールを決めて、大きくアピールしたものの、
その後は、さっぱり… ということも、何度かあっただけに、
オールスターブレイク明けの後半戦は、コンスタントな働きが期待されるところです。


さらに昨夜は、(こちらは実績十分のベテランですが)
身長173センチマーティン ・サンルイ 選手(タンパベイ ライトニング)も、
勝利を呼び込む貴重なゴールをゲット。

このように、小さな選手の活躍は、
キッズプレーヤーの皆さんの励みや目標になるでしょうから、
オールスターブレイク以降の後半戦のプレーに、期待が集まりますね。


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2012.01.24
Why didn't MVP meet president OBAMA?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLは、間もなくオールスターブレイクに入りますが、
昨日(現地時間)、昨季のチャンピオンに輝いたボストン ブルーインズの選手たちが、
ホワイトハウスを表敬訪問し、バラク ・オバマ大統領と対面しました!

   


NHLのみならず、北米の4大スポーツで優勝した(アメリカをホームとする)チームにとっては、
恒例行事となっていて、よく見掛ける光景だとはいえ、
キャプテンの ズデノ ・チャラ 選手をはじめ、ドレスアップした面々は、誰もが誇らしげな表情!

   


チャンピオンの “特権” だけに、やっばり、うれしいでしょうね。

ところが、その “特権” をキャンセルした人がいます。
それは、ティム ・トーマス 選手!

Boston Bruins' Tim Thomas poses with the Conn Smythe Trophy (L) and the Vezina Trophy at the 2011 NHL Awards in Las Vegas, Nevada, June 22, 2011. REUTERS/Mark Damon (UNITED STATES - Tags: SPORT ICE HOCKEY)



覚えている方も多いでしょうが、
トーマス選手は、昨季のプレーオフで全試合ゴールを守り抜き、
39年ぶりのスタンレーカップ獲得に、大きく貢献。

ベジナ トロフィー(ベストGK賞)と、
コンスマイス トロフィー(プレーオフMVP)に輝いた昨季に続いて、
今季もボストンの守護神として、9割3分を超すセーブ率を残し、
好調なチームを支えています。

それだけに、もちろんホワイトハウスに招かれていたのですが、
トーマス選手は、自らの意志で欠席。

“チームの顔” の一人だけに、欠席した理由が気になるところですが、、、

「アメリカ連邦政府は、人権や自由。そして人々の財産を脅かしながら、
不安定な成長を続けてきた。
だから、政治や政党に関係なく、自由なアメリカ市民の権利として、出席をしなかった」

との考えを表明。
アメリカ生まれのトーマス選手は、自らの真剣な想いを貫いたようです。


ところで、ボストンのホームゲームを中継しているNESNは、ホームページを通じて、
「トーマス選手の決断を、どう思いますか?」
と尋ねたところ、怒ったり、ショックを受けた人は、30%程度で、
残りの大多数の人たちは、驚くことではないと受け止め、むしろ納得の様子。

アメリカ大統領選挙の話題が、多く報じられている中でのプレーオフMVPの決断を、
あなたは、どう思いますか???

<追記>
NESNのホームページでの投票は、その後、動きをみせているようですよ。


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2012.01.23
See you next year !
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今月17日に幕を開けた 「2012 ジャパン アイススレッジホッケー チャンピオンシップ」 は、
カナダが3年ぶりの優勝を飾って、全日程を終了し、
今日、各国の代表チームが、成田空港から帰国の途に就きました。

    ▼予選リーグ
    1月17日(火) カナダ 3-1 韓国  日本 3-2 ノルウェー
    1月18日(水) 韓国 1-3 ノルウェー  日本 2-6 カナダ
    1月19日(木) ノルウェー 0-7 カナダ  日本 3-2 韓国

    ▼予選リーグ最終順位
    1位 カナダ   2位 日本   3位 ノルウェー   4位 韓国
    

    ▼準決勝
    1月21日(土) 日本 1-4 ノルウェー  カナダ 6-0 韓国
    ▼順位決定戦 
    1月22日(日) 3位決定戦 日本 2-5 韓国   決勝戦 ノルウェー 1-5 カナダ

    ▼最終順位
    優勝 カナダ  準優勝 ノルウェー  3位 韓国  4位 日本



今大会を振り返ると、予選リーグから激しい攻防が相次ぎ、
世界トップレベルの4ヶ国が集まった “Big Battle” の名に違わぬ試合ばかり。


そんな好勝負を演じた選手たちを率いていた、各国のコーチやスタッフと、
試合の円滑な進行を担ったレフェリーの皆さんの必至な姿は、とても印象的でした。

2012 JAPAN ICE SLEDGE HOCKEY CHAMPIONSHIP
◆ photo by SAISA


その一方で、裏方として試合を支えていた、
長野県アイスホッケー連盟と、ビッグハットのクルーの方たち。

さらに、バンスターチームのオールドタイマー選手をはじめとする、
運営スタッフの皆さんに加えて、
大会を主催した 日本アイススレッジホッケー協会 の方々は、
連日、人手不足の “ペナルティキリング状態”(笑)が、続いていたにもかかわらず、
一人何役もこなしながら、大会の進行を司っていました。


そして、何にも増して忘れてならないのは、ファンの人たちの熱心さ!

人数こそ決して多くはありませんでしたが、
平日の試合にも、早い時間からいらっしゃって、
声援や拍手を送っていたファンの人たちの熱意は、
選手たちにとって、これ以上ないエネルギーになったはず。

オフィシャルアナウンサーの「語りべ」としては、
ベストファン オブ ザ ゲーム賞を、一人ずつしか選出できなかったのが、心苦しい限りです(苦笑)

このような光景を思い浮かべると、
(鬼が笑ってしまいそうですけれど…)来年の大会が、今から待ち遠しいですね !!

 2012 JAPAN ICE SLEDGE HOCKEY CHAMPIONSHIP


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