加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2005.11.21
ゴールデンアムール同窓会<6>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事でも、お伝えしたように、
「語りべ」の予想以上に、皆さんからの反響が大きい、海外チーム情報。

予告したとおり、今日は、昨季、ゴールデンアムールのメンバーとして活躍し、
アジアリーグの初代ベストオフェンシブFW賞にも輝いた、
デニス・ポルニン選手の近況をお届けします。

ポルニン選手といえば、そのプレーもさることながら、
ゴールデンアムールでナンバーワンの “イケメン選手” としても注目されていましたが、
先日、アジアリーグの会場で、
ポルニン選手のファンだという女性から、声を掛けられました。

その方の話を聞いてみると、
ポルニン選手のファンだけれども、
今季は日本で彼のプレーが見られないので、ハバロフスクまで行こうと思っていたら、
この、加藤じろう直営!「語りべ」通信の記事を見て、ヒザを故障したと知って、
ハバロフスクに、行くべきか? 行かないべきか? 悩んでいます!
とのことでした。

そんな会話を、まるで聞いていたかのように、
ハバロフスク在住の、イゴール・ホロシロフ記者から、メールが届きました。

それによると、
ポルニン選手は、アムールから移籍することになったそうです。

気になる移籍先は、
ナント! ユーリ・カチャロフ監督や、セルゲイ・ヤサコフ選手らがいる、
モトールというチーム。

アムールのトップチームでは、なかなか活躍することができなかったポルニン選手には、
昨季の監督の下に戻って、心機一転、頑張って欲しいですね。

それにしてもモトールには、ゴールデンアムールの選手が、いっぱい!
これこそ、「ゴールデンアムール同窓会」チーム !?
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2005.11.16
ゴールデンアムール同窓会<5>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

ここのところ、ずい分と冷え込むようになってきて、
各地から、初雪の便りが聞こえ始めましたが、
ハバロフスクでも、先週、初雪が降ったそうです。

ロシア極東地区のハバロフスクで、
現在4つの仕事を掛け持ちするほど活躍中の、
イゴール・ホロシロフ記者の全面協力でお届けしている、このシリーズですが、
今回は、日本のファンにとっては、残念なニュースが届きました。

熱戦が続くロシア上級リーグ
アジアリーグと同じ、9月24日に開幕したロシア国内リーグも、
レギュラーシーズンが中盤に差し掛かり、徐々に試合もヒートアップ!
先日は、アムールが首位攻防戦で大乱闘を演じるなど、
やはり、こちらも熱い戦いが続いているそうです。


そんな激しい試合を演じながらも、
アムールは、開幕以来、ロシア上級リーグで上位をキープしています。

そのアムールに、今季から昇格したのが、ご存知、デニス・ポルニン選手。

昨季は、ゴールデンアムールの主力FWとして、
アジアリーグのベストオフェンシブFW賞に輝いたプレーと、
甘いルックスで、日本でも人気者でしたが、
そのポルニン選手が、ヒザを負傷してしまい、
手術をするかもしれないとのこと。

トップチームでの実績が少ないポルニン選手にとって、
戦線離脱は厳しいものとなりますが、
まずは、ケガを完治させて欲しいですね。

一方、昨季、ゴールデンアムールを率いた、
ユーリ・カチャロフ監督が、采配を振っているモトールは、
開幕以来、8位前後を行ったり来たりと、なかなか波に乗れない様子。

先日は、チームのあまりの不甲斐なさに、
試合後の会見で、(本当は明るい性格の)カチャロフ監督が、
一切コメントしなかったほどだったそうです。

とはいえ、シーズンは、まだ折り返し前。
今後の巻き返しを狙う、カチャロフ采配が楽しみです!

photo by IGOR KHOROSILOV
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2005.10.29
ゴールデンアムール同窓会<4>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

残念ながら運営会社の事情によって解散してしまった、
ゴールデンアムールのメンバーたちの、その後をお伝えしているこのシリーズ。

熱戦が続くロシア上級リーグパート1でも紹介したように、
アジアリーグと同じ、先月24日に開幕したロシア上級リーグは、
丁度、開幕から1ヶ月が過ぎました。

デニス・ポルニン選手らが昇格したアムールは、
先週末に2試合連続完封勝利を飾るなど、調子は上向きで、
現在、2位と好位置をキープ。

一方、昨季、ゴールデンアムールを率いた、ユーリ・カチャロフ監督が指揮を執っているモトールは、
13チーム中8位と、なかなか波に乗れないものの、
お茶目なロシア人の、セルゲイ・ヤサコフ選手は、
DFながら、コンスタントにポイントをマークしているとのこと。

ぜひ、ゴールデンアムールOBたちには、これからも活躍して欲しいですね。

photo by IGOR KHOROSILOV


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2005.10.24
ゴールデンアムール同窓会<3>ユーリ・カチャロフ監督
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

これまで、アムール対モトールの初対決セルゲイ・ヤサコフ選手と、お届けしてきた、
「ゴールデンアムール同窓会」シリーズの最終回は、
昨季、チームを率いたユーリ・カチャロフ監督です!

ユーリ・カチャロフ監督カチャロフ監督を見て、ある知り合いのディレクターが、
「ロシアマフィアみたい」
と冗談半分で話していましたが、
もしかしたら、そんなイメージを持っている方も多いのでは?

というのも、やっぱりこの姿ですよねー。
ベンチで采配を振っている時の、実に厳しい表情!

その厳しい表情は、
新天地・モトールの監督となった今でも、
全く変わっていない様子。

何を隠そう「語りべ」も、
初めは「怖い顔してるな、このオッサン!」と思っていたのですが(失礼!)、
通訳の方を通じて、いろいろと話をさせてもらっているうちに、
実は、ユーモアもあって、よく笑う人だということが発覚!

あまり知られていませんが(というより誰も知ろうとしてない !?)、
笑った時の目が、とってもカワイイおっちゃんだったのです !!
ユーリ・カチャロフ監督






衝撃の事実!
実は、こんなキャラだった、ユーリ・カチャロフ監督 !!

昨季のプレーオフが始まる直前、お寿司が好きなカチャロフ監督に、
「もし、釧路で優勝を決めたら、美味しいお寿司をご馳走しますよ」と言うと、
「反対に、ハバロフスクで優勝が決まった時は、祝勝会に招待しましょう」
と “カチャロフ・スマイル” を返してくれました。

残念ながら、プレーオフでは、コクドの前に3連敗を喫して、
セミファイナルで敗れ去ってしまったものの、
シーズン終了後の「アジアリーグアワード」では、
「来年は、(3位の銅メダルを)金メダルにする自信がある」
と口にして、リベンジを宣言。

その後、ゴールデンアムールの突然の解散によって、
カチャロフ監督のリベンジは、果たされることがなくなってしまいましたが、
それでも、昨季のことを振り返って、
「日本の人たちは、我々に、とても親切にしてくれた。
それに、日本の選手は、スピードがあって印象的でした。
だから、今でも昨季の試合のビデオを見ることがあるんですよ。
また我々のチームを見たいと言ってくれる、日本のファンがいるんですか?
それは、とてもうれしいですね! ぜひ我々のチームのことを覚えていてください」
と話してくれたように、
ゴールデンアムールというチームへの思いは、人一倍だったよう。

「次のシーズンは、もっとコミュニケーションがとれるようにしたい」
と思って買ったロシア語の本も、
今では「語りべ」の本棚で、開かれることのないままに…。

いつか、また、その本が必要となる日が来て欲しい!
また華麗なロシアホッケーを見せて欲しい! と、
ホッケーファンの一人として思う、今日この頃です。

every photos by IGOR KHOROSILOV


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2005.10.23
ゴールデンアムール同窓会<2>セルゲイ・ヤサコフ選手
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先日の記事で、「ゴールデン・アムール同窓会」と題してお伝えしたように、
今月1日、2日と、ハバロフスクのプラチナアリーナで、
昨季、ゴールデンアムールでプレーした10選手が所属しているモトールが、
アムールと2連戦を戦いました。

その試合でも活躍し、
新天地に移っても、主力DFとしてプレーしているのが、セルゲイ・ヤサコフ選手。

ヤサコフ選手は、一昨季まで、
アムールをはじめ、7年間もロシアのトップリーグでプレーしていた実績を発揮して、
昨季は、ゴールデンアムールの看板セットでプレー。

特に、自慢のスラップシュートは威力抜群で、
ベストオフェンシブDF賞を獲得したクレインズの伊藤賢吾選手と並ぶ、
11ゴールをマークして、日本のファンを沸かせていました。

日本のファンを沸かせたといえば、一番印象深かったのは、
「オールスターゲーム」のシュートスピードコンテストの時のこと。
見事に 147km のシュートスピードを記録して、
トップに躍り出た瞬間に、ガッツポーズを連発!

おどけた笑顔を披露しながら、何度もガッツポーズを繰り返した、
あまりのコミカルな姿に、思わず場内MCをしていた「語りべ」も、
「こんなにお茶目なロシア人を、見たことがありません!」
と言ってしまったほど。
セルゲイ・ヤサコフ選手




お茶目なロシア人
セルゲイ・ヤサコフ選手


残念ながら、その後、コクドのパーピック選手が 153km を記録して、
シュートスピード王には輝けなかったものの、
実は、お茶目なキャラクターだと判明したことで、
釧路アリーナに詰め掛けたファンから次々と声をかけられて、
すっかり人気者に!

そんなヤサコフ選手に、昨季の思い出を聞いてみると、
「アジアリーグに参加できた昨季は、まさに “ゴールドシーズン” だったよ。
日本で知り合った人たちのことは、今でも覚えている。
だから、チームがなくなってしまったのは、とても残念でならないよ」
と振り返ったあと、こんな意気込みを話してくれました。

セルゲイ・ヤサコフ選手「またいつか、ロシアのチームが、
アジアリーグに参加する時が来るかもしれないけれど、
それは、選手が決められることじゃないから、
今のぼくの仕事は、チームをトップリーグに昇格させることなんだ」

その言葉が嘘ではないと言わんばかりに、
ヤサコフ選手は、この後、自慢のシュート力を活かして、
オーバータイムでのサヨナラゴールを、2回もゲット!
ヤサコフ選手の、あのスラップシュートと、お茶目な表情を、
いつの日か、また日本で見ることができるのでしょうか? 

every photos by IGOR KHOROSHILOV


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