加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2017.04.20
Elevator Boy Shine in Playoffs
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのプレーオフは、東西両カンファレンスで、
クォーターファイナル(CQF=1stラウンド)の戦いが続いていますが、
昨夜(現地時間)アナハイム ダックスが、カルガリー フレイムスを4連勝で下して、
カンファレンス セミファイナルへ、イの一番に勝ち上がりました!




くしくも、この日は ランディ ・カーライル ヘッドコーチ(HC)の61歳の誕生日。
選手たちから指揮官へ、最高のバースデープレゼントが贈られたようです。


対して、スウィープされてしまったカルガリーの泣きどころになったのが、
「アナハイムでの試合成績」


昨年の記事で紹介したとおり
アナハイムのホンダセンター(現在の名称)に乗り込んでの試合は、
「2004年1月19日」 を最後に白星なし。

レギュラーシーズンで上位だったアナハイムのホームアリーナから、CQFがスタートしましたが、
あえなくカルガリーは2連敗・・・。

カルガリーへ舞台を移しても流れを変えることができず、第4戦で敗れ去りました。


ちなみにカルガリーは、前回(一昨季)のプレーオフでも、CQFでアナハイムに敗退。

同じディビジョンチームで、対戦する機会も多いだけに、
レギュラーシーズンとプレーオフを合わせて 「29連敗中」 のホンダセンターで、
どのように戦うのか !?

“鬼門” の克服が、来季以降の大きな課題となりそうです。



一方、アナハイムで「語りべ」が注目したいのは、この人の働き。

DFの シェイ・ティオドア 選手(21歳) です!






U20カナダ代表でもプレーするなど、ジュニア時代からチームの中心選手として活躍し、
2013年のドラフト1巡目(全体26位)で指名されたティオドア選手。

ポジションがDFとあって、
AHLの アフィリエイトチームの サンディエゴ ガルズで、実戦経験を積んでいましたが、
昨季の半ばに(くしくもカルガリーでの試合で)念願のNHLデビュー!

しかし、すぐさま不動のレギュラーに! とはいかず、
今季のレギュラーシーズンのスタッツを見ても、アナハイムで「34試合出場」 




AHL の サンディエゴで「26試合出場」



というように、NHLとAHLでプレーをしました。


このスタッツを見ると、
「調子が良かった時期に、アナハイムへ昇格したのだろう」と思われるでしょうが、
決してそうではありません。

こちらの記事の中で紹介したとおり
NHLでは、出場試合数や年齢、契約内容などに基づき、「ウェイバー公示」の対象となり、
降格の際に、他のチームに獲得交渉の機会が与えられる選手がいます。

しかし、まだキャリアの浅いティオドア選手は、対象にならないため、
チーム事情に合わせて、アナハイムとサンディエゴを行き来するのが可能なことから、
NHLの開幕直前に、サンディエゴへ降格したのを皮切りに、
レギュラーシーズン中に、昇格と降格を合わせて 14回 も繰り返した
「エレベーターボーイ」 と呼びたくなってしまう選手(笑)


そんなティオドア選手に、大きなチャンスが巡ってきました。

プレーオフが迫ってきた今月3日に、
アナハイムへ再び・・・、というより7度目の昇格を命じられたのです。


チャンスをもらったティオドア選手は、
レギュラーシーズン最終戦で、ゴールをゲット!


自らのプレーで評価を高め、プレーオフでもチャンスを与えられると、
第1戦で2アシスト。続く第2戦でも1アシストを記録したのに続いて、
カルガリーに乗り込んでも、第3ピリオド終盤の同点ゴールを含め、2得点を上げる大活躍!

試合後には、テレビ局から、ヒーローインタビューに呼ばれるほどの働きで、
勝利の立役者となりました。





これほどの活躍をしたとあっては、
カーライル HC も大事な戦力と認めて、(おそらく)サンディエゴへ降格させることはないはず。


「エレベーターボーイ」を卒業できそうなティオドア選手は、
次のラウンドでも活躍できるでしょうか?

アナハイムは、「エドモントン オイラーズ vs サンノゼ シャークス」の勝者と顔を合わせます。



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2017.04.18
SAVE OF THE YEAR 2017 - 4th & 5th CANDIDATE
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

ロシアのチームをはじめ、8か国から29チームが参加して、ガガーリンカップを争った KHL は、
スカ サンクトペテルブルグ が、2季ぶり2度目のチャンピオンに輝いて、全日程を終了しましたが、
NHLは、スタンレーカップを目指して戦う、
プレーオフのカンファレンス クォーターファイナル(1stラウンド)の戦いが続いています。


最初のラウンドから、各シリーズともに激しい攻防が繰り広げられていますが、
そんな NHL のプレーオフの中から、
「SAVE OF THE YEAR 2017」
をお届けしましょう。


既に今年に入ってから、第1弾と第2弾、そして第3弾を、お届けしたのに続いて、
今日は第4弾と、第5弾です!


まずは、ワシントン キャピタルズの ブレイデン ・ホルトビー 選手が披露した、
「ダイナミックセーブ!」





続いて、ナッシュビル プレデータズの ペカ・リネ 選手が見せた、
「アクロバティック セーブ!」






ホルトビー選手は、昨季のべジナトロフィー(最優秀GK賞)に輝いたGK。

対してリネ選手は、今季の年俸が3番目に高いGKと、どちらもNHLを代表する守護神ですが、
大事な試合では、文字どおり体を張ったプレーで、ゴールを守っているようですね!




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2017.04.16
元NHLプレーヤーの英才教育
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

4月も半ばに差し掛かっていますが、いかがお過ごしですか?

新年度に入って、新しい環境に移った方や、新しいことを始めた方もいらっしゃると思いますが、
引退した元NHLプレーヤーの中にも、
(北米は新年度ではありませんが)新しいことにトライした人がいます。


その人は、R.J.アンバーガー 氏(34歳)!




昨季まで、フィラデルフィア フライヤーズと、コロンバス ブルージャケッツに在籍し、
12季にわたって、パワフルなプレーと、スコアリングで、チームに貢献してきた FW ですが、
昨季終了後に、フィラデルフィアからバイアウトされてしまったのを機に、
(バイアウトについては → こちらの記事をご覧ください
自らのキャリアにピリオドを打ちました。


そんなアンバーガー氏が、どのような新しいことにトライしたのかと言うと、
ズバリ! 「自宅のリフォーム!!」 です。


息子さんのために、このような部屋を作りました !!




小さな子供がヒザをついて、ハイハイをしながら楽しむ「ニーホッケー」用の部屋だそうですが、
これだけ立派なら、気分はもうNHLプレーヤー!


アンバーガー氏の英才教育の甲斐あって、
アンバーガー ジュニアくんが NHLデビューを飾る日は、やってくるのでしょうか???




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2017.04.14
Dallas Stars Hire Ken Hitchcock Again
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLはプレーオフが幕を明け、昨夜(現地時間)の試合で、
カンファレンス クォーターファイナルの全てのシリーズが始まりました。


その一方で、既に来季へ向けて始動しているチームも見られます。

前回の記事で紹介したベガス ゴールデンナイツに続いて、
4季にわたって指揮を執ったリンディ ・ラフ ヘッドコーチ(HC) との契約延長を見送った
ダラス スターズ も、来季から指揮を執る新たな HC と契約。


今季途中までセントルイス ブルースの HC を務め、
ジャックアダムズ アウォード(最優秀HC)にも輝いた
ケン ・ヒッチコック(65歳)を、
新たな指揮官に任命しました!






覚えている方も多いと思いますが、ヒッチコック氏は、
1999年のスタンレーカップ ファイナルを、ブレット・ハル 氏の劇的なゴールで制して、
ダラスが初優勝を飾った時の HC!





ダラスを解任された後も、フィラデルフィア フライヤーズ





コロンバス ブルージャケッツ




そして、セントルイス で HC を歴任。





さらに、ワールドカップやオリンピックで、
カナダ代表 のアシスタントコーチも担いました。





このように、ヒッチコック氏は、これまでに何度も解任されてきたものの、
1996年1月にダラスの HC に就任して以来、
「NHLチームの HC として、

毎年、采配を振るい続けている人物」
なのです! (ロックアウトにより1試合も開催されなかった年は除く)



NHLのHCキャリアがスタートした古巣に戻ってきたヒッチコック氏は、
ダラスに再びスタンレーカップをもたらすことが、できるでしょうか?



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2017.04.13
Vegas Golden Knights Hire Gerard Gallant
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

「NHL31番目のチーム」として、来季から参戦する ベガス ゴールデンナイツ は、
初代ヘッドコーチ(HC)に、今季途中までフロリダ パンサーズの HC を務めていた、
ジェラルド ・ギャラント
氏 (53歳) の起用を決め、
今日(現地時間)発表すると、現地のメディアが報じました




ギャラント氏は、デトロイト レッドウィングスなどで、
FWとして615試合プレーしたキャリアを誇る元NHLプレーヤー。




引退後は指導者に転じ、コロンバス ブルージャケッツの HC や、
ニューヨーク アイランダーズ、モントリオール カナディアンズに加え、
昨秋のワールドカップの際には、カナダ代表のアシスタントコーチを担い、金メダル獲得に貢献。

来月5日に開幕する世界選手権でも、アシスタントコーチを務めます。



その一方で、見逃してはならないのは、カナダのジュニアチームでの指導歴。

2009年に就任したQMJHL(ケベック メジャージュニア ホッケーリーグ)に所属する、
セントジョン シードックスで指揮を執った3季の間に、

ジョナサン ・フバドー(フロリダ パンサーズ)、
トーマス ・ユルコ(シカゴ ブラックホークス)、
チャーリー ・コイル(ミネソタ ワイルド)らの選手を指導し、NHLへ送り出しました。

さらにチームを、毎年ファイナルまで導き、2度のチャンピオンに輝いた手腕を評され、
(他のメジャージュニアリーグも含めた)最優秀HC賞を、2回受賞しています。




ギャラント氏が、初めて NHLのチームでコーチ職に就いたのは、
28チームから30チームへエクスパンションした2000年のこと。

新生・コロンバス ブルージャケッツで、初代アシスタントコーチを担ったギャラント氏は、
「17季ぶりの新規加盟チーム」となるラスべカスで、今度は HC として手腕発揮が期待されます。





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