加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
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2011.04.12
最強チームの難敵 !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事で紹介したように、
スタンレーカップを目指して、16チームが激突する NHLのプレーオフが、
いよいよ明日(現地時間)から始まります。

プレーオフには、東西両カンファレンスの上位8チームが進出しましたが、
なかでも「優勝候補」の呼び声が高いのは、バンクーバー カナックス!
      バンクーバーカナックス

今季のバンクーバーは、スタートダッシュこそできなかったものの、11月に入ると一気に加速。
レギュラーシーズンが半ばに差し掛かった12月と1月には、
28試合中25試合で勝点を上積みして、トップを快走しました。

さらに、佳境に差し掛かった3月には、
チーム記録となる月間13勝(2敗)をマークする強さを見せつけ、
こちらもチーム記録となる勝点 117 ポイントをマーク。

先日の NON さんのコメントにもあったように、
NHL 加盟41年目にして初めて、
レギュラーシーズンのナンバーワンチームに与えられる、プレジデンツトロフィーを獲得し、
ホームゲーム最終戦の試合前には、超満員のファンの前で、セレモニーが行われました!

   


今季のバンクーバーの戦いぶりを、数字で振り返ると、
レギュラーシーズンの勝点で、2位のチームに 10ポイント(5勝以上)もの差をつけただけでなく、、、

   ▼ 『ホームゲームの勝率』 はもちろん、『ロードゲームでの勝率』 も!
   ▼ 『1試合の平均得点』 に加えて、『平均失点』 も!
   ▼ さらに、『パワープレーの得点率』 や、『フェイスオフの獲得アベレージ』 までもが…

ぜーーーんぶ リーグトップの数字を記録した今季の “最強チーム” なのです !! 


とはいえ、決して楽な戦いだったわけではありません。

今季の NHLは、ケガに泣かされた選手が目立ちましたが、
バンクーバーも例外ではなく、
DFでは、開幕から2月中旬まで欠場を強いられた サミ ・サロ 選手を筆頭に、
アレクサンダー ・エドラーダン ・ハムヒュィスケビン ・ビエクサ 各選手らが。

FWでも、ポイントゲッターの アレックス ・バロウズ 選手や、
ミカエル ・サミュエルソンマニー ・マルホトラメイソン ・レイモンド らの主力選手たちが、
次々と戦列を離れたことで、
ケガによる欠場者の数(TOTAL MAN GAMES LOST)は、のべ350人以上!

レギュラーシーズンは、82試合を戦うので、
毎試合、4人以上の選手が欠場していた計算になります。


しかし、こんな苦しい台所事情を、大黒柱が支えました。

GKの ロベルト ・ルオンゴ 選手が、リーグトップタイとなる 38勝 をマークすれば、
兄のヘンリク(写真左) & 弟のダニエル(写真右)のセディンツインズ(写真)と、
ライアン ・ケスラー選手の トップ3FWがフル出場を果たして、
全得点の4割にあたる 101ゴールをゲット!


そのうち、リーグトップのポイントとアシストを記録したダニエル選手には、
昨季のヘンリク選手に続いて、ハートトロフィー(レギュラーシーズン)獲得の声が!

また、多くの主力選手を欠く中で好成績を残した アラン ・ヴィニョー ヘッドコーチには、
2度目のジャックアダムスアウォード(最優秀コーチ賞)受賞の声が、
それぞれ聞かれるほどの評価を受けています。


ここまで見ると、今季のバンクーバーは、悲願の初優勝間違いなし!
とも思えますが、ウエスタン カンファレンスのライバルには、
北米4大メジャースポーツの中で現在最長となる、
20年連続プレーオフ出場中のデトロイト レッドウイングスなど、侮れないチームがズラリ。

なかでも、バンクーバーにとって、気になる存在となりそうなのが、
シカゴ ブラックホークス と、フェニックス コヨーテス です!


カンファレンス クォーターファイナル(ファーストラウンド)で対戦するシカゴは、
ご存知のように、昨季のチャンピオンチーム

しかしながら、サラリーキャップとの兼ね合いで、
優勝メンバーの多くが、チームを離れてしまったこともあって、
今季は、レギュラーシーズン最終日に、何とか8位に滑り込んで、
最後のプレーオフのチケットを手にしました。

それだけに、バンクーバーとの勝点の差は、20ポイントもありますが、
見逃してはならないのが、ここ2年間のプレーオフの結果です。

シカゴとは、一昨季、昨季とも、カンファレンス セミファイナルで対戦し、
いずれも2勝4敗で、煮え湯を飲まされた相手。

しかも、一昨季のサンノゼ シャークス。昨季のワシントン キャピタルズと、
プレジデンツトロフィーを手にしたチームが、
カンファレンス クォーターファイナルで、2年続けて敗退しているだけに、
いきなり大きな山場になりそうです。


一方のフェニックスは、レギュラーシーズン終盤に、ややペースダウンしてしまい、
順位を6位に落として、フィニッシュしただけに、
バンクーバーファンの方からすれば、“安全パイ” だと思いがちですが、
今季のフェニックスは、21世紀初の記録を達成したことを、ご存知ですか?

その記録とは、
「同じカンファレンスのカナダのチームに、ロードゲームで全勝」 というもの。

現地でご覧になったことがなくても、
ホッケー大国を自負するカナダのチームのホームアリーナは、ハンパじゃない盛り上がりで、
相手チームにとって、超アウェイの戦いを強いられるのは、お分かりでしょうが、
そんなシビアな環境にもかかわらず、今季のフェニックスは、
バンクーバーに加えて、カルガリーとエドモントンで、6戦全勝!

1999-2000シーズンの セントルイス ブルース以来の快挙を達成しただけに、
お互いが勝ち上がって対戦する時は、
バンクーバーが得意しているホームゲームでも、苦戦を強いられてしまうかもしれません。


開幕前の記事でも、ご覧いただいたとおり
これまでオリンピックを開催したカナダの都市の NHLチームは、
その直後に、必ずスタンレーカップを獲得していますが、
バンクーバーもジンクスを活かして、悲願の初優勝を飾ることができるのか !?

それとも、“最強チームの難敵” が、立ちはだかるのか !?

ウエスタンカンファレンスのプレーオフは、激しい戦いとなりそうです。

★本日の小ネタは…

プレジデンツトロフィー授与セレモニーが行なわれた7日の試合では、こんなシーンが見られました。
 
   


リンクに投げ込まれた物体を、よーく見ると、、、ナント! サーモン !!

かつてプレーオフが2つのラウンドで争われ、8勝すると優勝できたことから、
足が8本あるタコを、デトロイトのファンが投げ込んだシーンはありましたが、
サーモンが投げ込まれたというのは、皆さんも聞いたことがないのでは?

バンクーバーの名物料理だからなのか?
それとも、初優勝への期待を込めて、キングサーモン を投げ込んだのか?(笑)

果たして、真相はいかに !?



 
NHL | comments(3) | trackbacks(0)
2017.03.17
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この記事に関するコメント
じろうさん、お久しぶりです。

キングサーモンもったいない!…っていう話ではないですね(笑)私の心はすでに昨日開幕したプロ野球に浮気していますが、NHLの方も情報収集は欠かさないようにしてますので、今後とも楽しみにしております。

末筆になりましたが…「お誕生日おめでとうございます!!」
| ゆうこ | 2011/04/13 07:39 |
お初です。

バンクーバーはシュナイダーの活躍が大きかったですね。あれだけのSV%を残せるバックアップがいたら、ディフェンス陣は、怪我しても安心(?)できますよね。シカゴはやっぱり弱体化してるんで、去年以前と違って面白くなりそうです。

個人的にフェニックスはどうかな…デトロイト相手じゃぁちょっと厳しいですかね。

個人的に、ナッシュビルのファンなので、今年こそ1回戦突破できるんじゃないかなぁ、と思っています。守備のナッシュビルvs.攻撃のアナハイムという構図もなかなか、見ごたえがあるのではないか…と。
| ぬてぃお | 2011/04/13 18:25 |
皆さん、コメントありがとうございます!

>ゆうこさん
お久しぶりです。今年もバースデーコメントをしていただいて感謝です!

いろいろとありましたけれど、プロ野球も開幕しましたね。
お仕事との兼ね合いもあるでしょうけれど、平日のデーゲーム観戦は気持ち良さそうですよ〜!
どうぞ、楽しい春をお過ごしください !!

>ぬてぃおさん
はじめまして。DF陣のケガは困るでしょうけれど、
シュナイダー選手の活躍が、ルオンゴ選手にもいい刺激になったのかもしれませんね。
対して、ナッシュビルはチームスタイルが浸透していて、いいチームですよね。
ブリヂストンアリーナも、シーズンが進むにつれて、お客さんのテンションがアップしてきましたし、
フィッシャー選手というオフェンスの核も加わったので、楽しみですね。
| 「語りべ」 | 2011/04/13 23:59 |
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