加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
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2011.04.15
HOTな二人のルーキー!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今季のチャンピオンを決める NHL のプレーオフが始まりました!

一昨日(現地時間)、昨日の二日間で、各シリーズの第1戦が行なわれましたが、
前々回の記事で紹介した バンクーバー カナックスと、
前回の記事で紹介した ワシントン キャピタルズという、
東西両カンファンレンスのトップチームは、幸先良く白星スタート。

とはいえ、8つのシリーズのうち 4試合が 1点差。
しかも、そのうち2試合は、オーバータイムでの決着とあって、
第2戦以降も、スリリングな試合が続きそうです。


ところで、スタンレーカップを目指して、鎬を削っているチームとは対照的に、
プレーオフのチケットを手にすることができなかった 14チームの選手たちは、
早くも、オフシーズンへ…
というところですが、なかには、次なる戦いへ、ターゲットを切り替えている選手もいます。

そのターゲットとは、「世界選手権」です!


“アイスホッケー世界一” の座を争う男子の世界選手権(トップディビジョン)は、
16チームが参加して行なわれますが、
今年は、スロバキアを舞台にして、今月29日に開幕。

毎年 NHLの選手を軸に、世界選手権へ臨んでいるカナダとアメリカは、
プレーオフに進めなかったチームの中から、メンバーを選出していますが、
今年も、レギュラーシーズン終了直後に、カナダが19人
アメリカは16人の、第一次ロースターを発表しました。


なかでもカナダは、ドイツで開催された昨年の大会で、
18年ぶりの7位に低迷してしまった借りを返そうと、
ダラス スターズをスタンレーカップに導いた経歴を誇る ケン ・ヒッチコック 氏を、
3年ぶりに、ヘッドコーチに招へい。

さらに、金メダルを獲得した2007年のロシア大会で、MVPに輝く働きを見せた、
コロンバス ブルージャケッツの リック ・ナッシュ 選手を、
(レギュラーシーズン終盤はケガで欠場していたのに…)登録したりするなど、
リベンジヘの強い気持ちを、感じさせます。


そんなカナダ代表のメンバーの中で、「語りべ」が注目したい二人のルーキーがいます。

まず一人目は、ジェフ ・スキナー 選手(18歳)!

    ジェフ・スキナー選手


「あれ !? どこがで目にしたことがある名前だなぁ…」
という方も、いらっしゃるのではないですか?


そんな皆さんは、こちらの映像をご覧をください!

   


ご覧になって、思い出されましたか?

そうです! 「元フィギュアスケーターが新人王 !?」というタイトルの記事で紹介した、
カロライナ ハリケーンズのドラフト1巡目指名のルーキー FW が、スキナー選手です !!


昨年12月に、ご覧いただいたとおり、
スケートカナダが主催するフィギュアスケート大会で、銅メダルを獲得したキャリアを誇りながら、
ホッケーに専念し、今季デビューを飾ったスキナー選手ですが、
その後も、地元で開催されたオールスターゲームに出場したり、
NHL史上7番目に若い 18歳と325日での30ゴールを達成したりと大活躍!

残念ながらカロライナは、最終戦に敗れて、プレーオフ進出を逃してしまったものの、
スキナー選手は、追い上げを見せた終盤の大事な10試合で、6ゴール5アシストの働き。

全ての試合に出場し、ルーキーの中では、ただ一人、60ポイント以上をマークしたとあって、
“元フィギュアスケーターが新人王” となる可能性も十分!

それだけに(現在のロースターでは)最年少ながら、
世界選手権でのプレーも期待されますね。


続いて二人目は、トロント メイプルリーフスの守護神 ジェイムス ・ライマー 選手(23歳)!

    ジェイムス・ライマー選手


これまた、「あれ !? トロントの守護神って、ライマー選手なの?」と、
疑問に思われた方が、多いのではないですか?

それもそのはず、トロントには、
コンスマイス トロフィー(プレーオフMVP)に輝いたことがある、
ジャン ・セバスチャン ・ジゲール 選手と、
スウェーデンリーグで、抜群の働きをした実績を高く評価されて、
各チームの争奪戦の末、トロントと契約した

「怪物くん」こと、ヨナス ・グスタフソン 選手の “二枚看板” が健在!

との青写真を描いて船出したのですが、ジゲール選手は、本来の働きには程遠く、
グスタフソン選手も、心臓の病気の影響で、戦列を離れてしまうことも。

そんな影響から、今季のトロントは、(またしても!)ファンの期待を裏切ってしまい、
2011年を迎える時点で、イースタン カンファレンスの 13位に低迷。

ところが、救世主となったのが、12月にAHLから昇格したライマー選手でした。

新年最初の試合で、初先発のチャンスを得ると、
いきなり32セーブの活躍で、初勝利したのを皮切りに、
シーズン後半だけで、3つのシャットアウトを含めて、20勝をマーク。

カロライナと同じく、あと一歩届かなかったとはいうものの、
トロントが、13位から 9位まで順位を上げて、プレーオフ進出争いを演じることができたのも、
9割2分を超すセーブ率を誇った “真の守護神” の働きがあったからだと言えるでしょう。


スキナー選手も、ライマー選手も、
チームカナダの楓のジャージに袖を通して、世界選手権に出場するのは初めて。

ともにレギュラーシーズンを、いい形で締めくくっているだけに、
“HOTな二人のルーキー” が、
4年ぶりの世界一を目指すカナダ代表の、大きな戦力となりそうです。
NHL | comments(2) | trackbacks(0)
2017.05.25
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この記事に関するコメント
じろうさん、こんにちは。

世界選手権…
私がホッケーの試合を見るようになったきっかけは
2008年に J sports で見た、じろうさんによる世界選手権の実況でした。

ルールもよく分からないながら、じろうさんの解説は分かりやすく、
ゲームの展開についていくスピードに驚かされました。

その後自分でもホッケーシューズを買って、
毎週リンク通いしています。

今年また世界選手権をテレビで見たいものですね。
| ぼーすか | 2011/04/16 13:48 |
>ぼーすかさん
はじめまして! コメントありがとうございます。

ご覧いただいたのは、カナダで行なわれた世界選手権ですね。
ホッケーに興味を持たれたキッカケになったのなら、こちらもうれしいです!

1998年の長野オリンピック以降は、しばらくアジア代表枠設けられていて、
ホッケー中継に力を入れていたCS局が、毎年世界選手権の中継をしていたのですけれど…。
NHLもそうですけれど、世界選手権も、
ここ数年はオフィシャルネットライブが一番充実していますから、
お時間がある時は、トップレベルの試合をご覧になって、
プレーされる際のイメージトレーニングをされてみてはいかがですか?
| 「語りべ」 | 2011/04/16 17:31 |
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