加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
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2012.10.12
AHL gained great opportunity for flowering
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事では、ロックアウトが続いたまま、
レギュラーシーズンの開幕(予定)日を迎えた NHL に触れましたが

NHL の一つ下にあたる AHL(アメリカンホッケーリーグ)は、
今夜(現地時間)から、予定どおり(笑)レギュラーシーズンがスタートします!


依然として、NHLは開幕の見通しがつかないままですが、
これはAHLにとって、二つの面から “ポジティブファクター” だと言えそうです。

まず一つ目は、「NHL選手がプレーをすること!」


AHLに所属する30チームは、全てNHLのチームとアフィリエイト契約を結び、
ファームチームの役割を担っています。

そのため、ドラフトされて間もないエントリーレベル契約の選手や、
プレーキャリアなどの条件を満たしているNHLの若手選手は、
北米出身者を中心に、わざわざヨーロッパへ移らず、
AHLでプレーする道を選択する選手が、多く見られます。


そんな恩恵を最も受けているのは、オクラホマシティ バロンズ!

将来有望な若手選手が居並ぶ、エドモントン オイラーズのアフィリエイトチームだけに、
ホッケーファンの皆さんも、「見てみたい!」 と思う選手がズラリ !!


その筆頭が、ライアン ・ヌジェント ホプキンス 選手。

昨年のドラフトで全体1位指名を受けた期待に違わず、
ルーキーながら、エドモントンのトップラインのCFを務め、
シーズン終了後には、19歳ながらカナダ(シニア)代表に選ばれ、
世界選手権にも出場した実力の持ち主。

本来ならば、さらなるNHLでの飛躍を期したい気持ちもあるでしょうが、
オクラホマシティのキャンプで、精力的に汗を流していたそうなので、
ファンを大いに沸かせてくれそうです。

   


また、ヌジェント ホプキンス選手の一年前に、同じくドラフト全体1位指名を受け、
こちらもエドモントンのトップラインでプレーしている テイラー ・ホール 選手も、
現地のメディアによれば、昨季に負傷した肩の故障が癒えて、
今月中には、オクラホマシティでプレーする姿が見られそう!

さらに、一昨季のカルダートロフィー(最優秀新人賞)に輝いた、
“元フィギュアスケーター” の ジェフ ・スキナー 選手
も、
昨季の終盤に患った脳震盪の心配がなくなれば、
カロライナ ハリケーンズのアフィリエイトチームの シャーロット チェッカーズ で、
復帰を果たす予定だと報じられています。


ここまで紹介した3選手は、
いずれもジュニアチームから、ドラフト指名されたNHLのチームに移った、
いわば “エリートプレーヤー” で、AHLでのプレー経験はありませんが、
NHLのロックアウトによって、かつて所属していたチームに、戻ってきた選手もいます。

その中の一人が、ブレイデン ・ホルトビー 選手!

        Braden Holtby


昨季のプレーオフでは、
ワシントン キャピタルズのゴールを、一人で守り抜いたホルトビー選手。

前年のコンスマイマス トロフィー(プレーオフMVP)を手にした、
ティム ・トーマス 選手(ボストン ブルーインズ)を向こうに回し、
カンファレンス クォーターファイナルで競り勝った、立役者となりました!


しかしながら、開幕当初は、ワシントンの3番手GKだったため、
出場機会との兼ね合いで、レギュラーシーズンの大半は、
前年に続いて、AHLの ハーシー ベアーズ で過ごしていました。


ファンを大切にするナイスなキャラクターに加えて、
もうすっかりお馴染みになった(!?)、独特のルーティーンも相まって人気は抜群。

     


それだけに、ハーシーのファンは大歓迎の様子です。


このように、NHLで活躍した選手たちのプレーが見られるとあって、
今季のAHLは、例年以上に注目度がアップしていますが、
そこで、もう一つのポジティブなファクターとなるのは、
「収入アップが見込まれること!」


一例を挙げると、最初に紹介したオクラホマシティには、
ヌジェント ホプキンス、ホール両選手だけでなく、
ジョーダン ・エベリー 選手や、マグナス ・ピィヤルビー 選手ら、
魅力のある若手FWが、ロースターに名を連ねています。

そのうち、もしホール選手が復帰を果たせば、
エドモントンのトップラインが、そのまま見られることになり、
(かなり距離はありますけれど)オクラホマシティへ、
エドモントンのファンが、大勢詰めかけそうですね。


NHLのアフィリエイトチームのファンを取り込もうとする狙いは、各チームにあるようで、
(こちらもかなり距離がありますけれど) ヒューストン エアロスが、
ミネソタ ワイルドのホームタウンまで赴くなど、
当初の予定を変更して、NHLのホームアリーナで行われる試合も。

なかでも注目は、「トロント マリーズ vs ハミルトン ブルドッグス」 という、
“トロント メイプルリーフスと、モントリオール カナディアンズの代理戦争!” で、
エアカナダセンター に会場を改めて、開催されます。


また、中止濃厚との声も聞かれる(?) NHLのウインター クラシックとは対照的に、
前哨戦としてコメリカパークで行われる、
AHLのアフィリエイトチーム同士のアウトドアゲーム。

さらに、アルバニー デビルス の地元開幕戦は、
ニュージャージーと、ロサンゼルス キングスの傘下のチームが激突するとあって、
“スタンレーカップ ファイナルのリターンマッチ” と銘打たれ、
それぞれ地元のメディアなどに、積極的なプロモーションを仕掛けているのだそうです。


このように、人気選手や魅力的な試合を切り札として、
新たなスポンサーの獲得や、シーズンチケットの販売増などにつなげていきたいだけに、
NHLのロックアウトは、
千載一遇の (と言いつつ、8季前にもありましたけれど…) ビジネスチャンス!

もしかしたら、AHLの各チームのオーナーたちは、
「NHLのロックアウトが、ずっと続いてくれますように」
な〜んて、祈っているかもしれませんね(笑)



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2018.01.19
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