加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
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2013.02.12
“SMILE JAPAN” Makes Triumphant Return !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

一昨日まで、スロバキアで行われていた、
2014年冬季オリンピック最終予選Cグループ」を制した女子日本代表の一行が、
今朝 ルフトハンザ機で、凱旋帰国!

日本へ到着するや否や、成田空港内で「帰国報告会見」が催されました。


会見に先駆けて、日本アイスホッケー連盟の 奥住恒二(つねじ)会長から、
前回(長野オリンピック)は、開催国特権での出場。
今回(の出場権獲得)は日本アイスホッケー連盟にとって、初めての快挙!」
という最大の賛辞が伝えられたのに続いて、
飯塚祐司 監督以下、女子代表全員に、祝福の花束が手渡されました。

   Tsuneji Okuzumi (L) & Yuji Iizuka


祝福を受けた飯塚監督(上の写真右)は、
中国に敗れて涙を呑んだ、4年前のオリンピック最終予選との違いを、
「バンクーバーへの予選の時は、自分たちに自信が持てない状態で、臨んでいましたけれど、 
今回は、選手たちが早く試合をやりたい! っていうほど前向きで、
4年前のチームとは、精神面が大きく違いました」
と言って、自ら采配を振った2度の最終予選を、振り返りました。


もっとも、精神面の充実を育んだのは、
これまでにないほど機会を設けた、強化合宿の成果だと言えるでしょう。

今季だけを見ても、昨年5月から国内で7回。海外でも1回の強化合宿を実施したことで、
「ものすごく選手たちが成長してくれたと思います」
と飯塚監督も納得の表情。

それだけに飯塚監督は、最終予選の期間中、
「対戦相手の情報を与えすぎて、萎縮させてしまうよりも、
自分たちの力を信じさせ、前の試合のビデオを見て修正することを心掛けました」
と打ち明けてくれました。


そんな指揮官の言葉を裏付けるように、
キャプテンの大役を担った 大澤ちほ 選手も、
「勝因は、チーム全体の自信と、勝ちたい! という気持ち」
とキッパリ。

さらに続けて、「一番の勝因はチーム力」だと言い切って、
「みんな団結して、仲がいいチーム」と話していました。


最終予選で、ゴールを決めた際、選手たちが輪になって おじぎをする、
セレブレーションのシーンを、ご覧になった方も多いでしょうが、あれは、、、
「カーラ(マクラウド)コーチに、日本の文化の一つとして、おじぎを教えたら、
しっかり覚えてくれたので、みんなでやろうって」
と大澤選手は、まるでいたずらっ子のように、少しおどけてニッコリ。

さらに、「いつもみんなが笑顔でいるチーム」だとキャプテンは評して、
女子日本代表のニックネームに話が及ぶと、
「選手たちの中では “スマイルジャパン” がいいって話しています」
と言って、また笑顔を見せてくれました。

   SMILE JAPAN


「メダルを狙っていきたいです」

大澤選手(上の写真下段左から4人目)は、1年後の晴れ舞台へ向けて、
頼もしいばかりの抱負を口にしていましたが、
「オリンピックで対戦する各国は、最終予選の相手よりも格上の国ばかりで、
(勝利を収めるには)ホッケーの全ての要素が、まだ日本には足りないです」
との飯塚監督の評価が物語るとおり、決して容易な目標ではありません。

それだけに飯塚監督は、
「(今季の)世界選手権が4月にあるので、
来季へ向けては、また5月から毎月1度ずつ、強化合宿を行っていくつもりです」
という青写真を描くと同時に、海外のチームと顔を合わせる強化合宿も、
「できれば今季以上に行いたいと思っています」 と話しています。


近年の日本アイスホッケー連盟は、マーケティング部門の成果が見られ、
新たなスポンサーの獲得にも、成功している模様ですが、
さらなる資金面の充実は、オリンピックへ向けても、
メダルへの望みを高めていくための強化にも、直結していくはず。

そこで、強化本部長の坂井寿如(としゆき)氏に、
「来季は男子の予算も、全て女子に投じるような大胆な強化をするのは?」
と水を向けてみたところ、
「男子も4年後へ向けて、地道にやっていかないと・・・」
との考えとともに、坂井氏の口からは、このような言葉が。

        「女子代表には、最大のサポートをしていくつもりです」


耳にされた方もいらっしゃるでしょうが、
国際オリンピック委員会のジャック ・ロゲ会長は、
バンクーバー オリンピックを終えたあと、
メダル争いが限られた国に片寄っていることや、大差の試合が多いことなどを顧みて、
女子アイスホッケー競技の存続に、疑問符を灯したとの報道が見られました。

記憶に新しいところでは、野球やソフトボールが、正式種目から外れ、
ここへ来て、日本のメダル獲得が期待されるレスリングも、
除外種目の対象になっているとのニュースも。

このような事例もあるだけに、
非公式な発言だったとはいえ、ロゲ会長のコメントを軽視するわけにはいきません。


初めて自ら勝ち取ったオリンピックの切符を、有意義なものにするためにも。

そして、女子日本代表のスマイルを、ソチでも見られるようにするためにも。

悔いの残らないオリンピックシーズンになるように、望みたいですね!






アイスホッケー | comments(6) | trackbacks(0)
2019.01.14
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この記事に関するコメント
じろうサン、ご無沙汰です。長野のMASAです。

女子ホッケーのソチ五輪出場のNews、嬉しいですねぇ。
特に男子が残念な結果でしたからねぇ。
「あきらめなければ、夢は叶う」とは、こういう事をいうのです。
ソチでは大暴れして世界から「JAPAN、なかなかやるじゃん!」
と言わせて欲しいモノです。

さて、コチラ長野はアジアリーグのゲームもなく、さみしい思
いをしていましたが来月、スレッジの世界選手権Bプールが
行われますね。ここはスレッジ方のTeam JAPANも頑張って
もらわねばなりません。もちろん、応援に出かける予定です。

そこで、じろうサンに質問です。
アタマを整理して現時点での、女子アイスホッケーとスレッジ
での各国の世界ランキングはどのようになっているのでしょうか。
トップチームはともかく、日本のいるあたりでは実力が拮抗し
ているでしょうからランキングの入れ替わりも多いような気がし
ているのですが・・・。

それと今回の世界選手権の絡みで、じろうサンは長野へいら
っしゃるのでしょうか。来られるようでしたら、またお会いしたい
ですね。
| MASA | 2013/02/14 08:31 |
>国際オリンピック委員会のジャック ・ロゲ会長は、
>バンクーバー オリンピックを終えたあと、
>メダル争いが限られた国に片寄っていることや、大差の試合が
>多いことなどを顧みて、
>女子アイスホッケー競技の存続に、疑問符を灯したとの報道が
>見られました。

これは由々しき事態!
こういうことはツイッターで広めた方が拡散させられますよ。
お忙しくて大変でしょうが…。
僕みたいな無名な者がやるより
じろうさんのように有名な方が広められた方が
効果が大きいと思いますよ。
僕も微力ながらお手伝いさせていただきますが…。
| sinkansensakura | 2013/02/15 12:07 |
コメントありがとうございます。返事が遅くなってしまい申し訳ありません。

>MASAさま
こんばんは。ご無沙汰しております。
冷え込む日が続いていますが、お元気でいらっしゃいますか?

お尋ねの「世界ランキング」についてですが、
スレッジホッケーとアイスホッケーのランクづけの仕方は異なりますが、
それぞれ昨季終了時点でスレッジ日本代表は「7位」
アイスホッケー女子代表は「11位」です。

ともにソチの出場枠は「8ヶ国」ですけれど、
最終予選にシードされて出場権をつかんだアイスホッケー女子に対して、
スレッジ日本代表は、来月の世界選手権と最終予選を勝ち抜かなくては戦わなくてはなりません。
「語りべ」もオフィシャルアナウンサー役をおおせつかっていますので、
ぜひビッグハットでお会いしましょう!

>sinkansensakuraさん
コメントしていただいた「由々しき事態」が報じられた際に、メディアでもかなり報じられていましたから、既に広まっていると思いますが。
その後、大きな動きが報じられていないところを見ると、
当面は静観しておけばいいのではないかと思いますよ。

ひょっとすると政治的な色合いの濃い発言なのかもしれませんし・・・???
| 「語りべ」 | 2013/02/19 23:30 |
こんにちは、女子の五輪出場おめでとうございます。アルバイトで生計を立てる選手達のアイスホッケーに対する思いが結果につながりましたね。強化合宿の予定も入り、競技に身が入りそうですね。
| KS | 2013/02/20 18:51 |
じろうさん ご無沙汰しております。

女子の各方面の方々のご苦労が報われて、うれしい限りです。
帰国早々アルバイトに戻った彼女らは、うれしい取材の嵐。
TV各局は早速特集を放送してくれて、「やっぱり五輪出場すると扱いが違いますね」
現地でフル応援された高須社長からはすでに様々なサポートを約束していただいたりしているので、是非少なくともあと1年間は続くこの特需を利用して更なるチームはもとより女子全体の強化もしてもらいたいものです。

そして何より、団長がNHKで公式に紹介されたのが嬉しかったです。
| #2 | 2013/02/21 12:57 |
>#2さん
コメントありがとうございます。ご無沙汰しています(???)

コメントを拝見して、これまでの事例をよくご存知な様子ですが、
「特需」と書かれていたように、オリンピックやパラリンピックの加熱報道は、
(古い表現ですが)バブルですから、立ち位置を見失わないように気をつけて欲しいですよね。
| 「語りべ」 | 2013/02/21 23:55 |
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