加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
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2015.06.16
Chicago Earned 3rd Stanley Cup in 6 Seasons
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのスタンレーカップ ファイナルは、昨夜(現地時間)の第6戦で、
シカゴ ブラックホークスが、2-0 のスコアで、タンパベイ ライトニングを下し、
2季ぶり6度目の優勝!

かつてユナイテッドセンターの北側に位置した、
シカゴスタジアムで行われた1938年のファイナル以来、
実に77季ぶりに、地元でスタンレーカップを手にしました !!





プレーオフでの活躍が際立っていたのは、何と言っても、ダンカン ・キース 選手

Duncan Keith



プレーオフに入ってから、ほぼ4人で回していたDF陣の屋台骨を支え、
常に相手のスコアリングラインと対峙しながら、30分以上のアイスタイムを記録した試合もあり、
プレーオフ全23試合のアイスタイムは、ナント! 「715分37秒」

この数字は、選手ごとのアイスタイムを公式統計に用いた1998年以降、、、
2002年の ニクラス ・リドストローム 選手 (23試合:717分01秒)

2006年の クリス ・プロンガー 選手 (24試合:742分55秒)

昨季の ドリュー ・ダウティ 選手 (26試合:747分33秒)
に続いて、700分を上回る 史上4人目の “超人的な働き” で、
スタンレーカップをもたらせました!


しかも、選手の貢献度を示す指標として、NHLで採り入れられるようになった、
「コルシナンバー」(= くわしくは、こちらの記事へ)も、トップタイ !!

さらに攻撃面でも、キャプテンの ジョナサン ・テイズ 選手と並び、
リーグ4位の21ポイントをマーク。


DFでは7人目の コンスマイス トロフィー(プレーオフMVP)に輝いたキース選手の働きが、
レギュラーシーズン終盤のもたつきを振り払ったと、言えるかもしれませんね。



これでシカゴは、2010年の優勝以来、6季の間に、3度目の頂点に輝いただけに、
「来季こそ2連覇だ」というシカゴファンからの期待が集まります。

しかし、これまでも、優勝の直後に紹介してきたとおり
サラリーキャップ制度(= くわしくは、こちらの記事へ)があることから、
戦力の見極めが必須!


DFのキモ ・ティモネン選手こそ、契約が切れる今季限りでの引退を表明していますが、
同じDFでは、ジョニー ・オデューヤマイケル ・ロズジバル 両選手が、契約満了に。


一方。FWに目を転じても、今季で契約が終了する主力選手が見られます。

一時はヘルシースクラッチになっていた アントワン ・バーメット 選手は、
ファイナルで評価を高めただけに、手放してしまうのは惜しい気が・・・

ブラッド ・リチャーズ 選手も、バイアウトされた直後に、安価で契約を結んだものの、
再契約をする際は、年俸アップが不可欠・・・

さらに、マーカス ・クルーガーブランドン ・サード 両選手も、
次世代の中心FW候補とあって、再契約の優先順位を高めたいのが本音のはず・・・


このような状況とあって、
5年総額2950万USドル(約36億4400万円)の契約が、
あと2年続くパトリック ・シャープ 選手は、
レギュラーシーズン終盤から、トレード放出の噂が!

また、故郷のピッツバーグ ペンギンズが,獲得へ動いていると報じられているサード選手を、
やむなく手放す可能性も !?


(例年よりは、いささかハードルが高くはないようにも思えますが)
来週末のドラフトの席上で、シカゴが絡んだ大型トレードが発表されても、
不思議ではありません。

ロックアウトによって、シーズンキャンセルとなった翌年(2005-06)に、
サラリーキャップ制度が導入されて以来、未だ達成されていない2連覇へ向けて、
スタン ・ボウマン GMの、忙しいシーズンオフが続きそうです。



とはいえ、サラリーキャップが導入された9季前は、
スタンドに閑古鳥が鳴き、ホームゲームの観客動員数は、「30チーム中 29位」だったシカゴが、
今や 「8季連続観客動員数ナンバーワン!」 の超人気チームに!

昨夜の試合では、二人で25000ドル(300万円以上 !!)というチケットまで、お目見えした上、
激しい雨と強風が吹き荒れる中、22424人ものファンが詰め掛け、
ユナイテッドセンターのスタンドは、立すいの余地もないほどに !!!

このような熱狂ぶりを見ると、ひょっとしたら、来季のシカゴが、
サラリーキャップ制度導入後、初めての2連覇!
という新しい歴史を作るかもしれない期待を抱かせて、今季の全ての戦いに幕が下りました。





<追記>
キース選手のアイスタイムについて、当初用いていたHNICのデータと、
試合後に発表されたNHLのデータが異なっていたため、後者のデータに改めました。




NHL | comments(2) | trackbacks(0)
2017.08.17
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この記事に関するコメント

 コメントが遅くなりました。ダンカンキースをはじめ、DF陣はプレーオフで頑張ったと思います。第2セット?のDFシーブルックも6ゴールを上げ、プレーオフのチームディフェンス記録を上げたと思います。

 ブラックホークスは、49年ぶりに優勝を果たした2010年も移籍問題を抱えていましたよね。

 ヴァーメットは、移籍後レギュラーシーズンは0ゴールと記憶していますが、プレーオフは大事なところで活躍しましたし、フェイスオフの勝率が高く、来期も残って欲しいですね。

 長年チームを支えてきたパトリック・シャープをサラリーキャップの都合で、手放す可能性も出てきたのですか。惜しいですね。

 レフトFWは、パトリック・シャープに加え、サード、ヴァースティーグ、ビッケル、デシャーデンと5人もいますね。

 スタンレーカップは、ヴァースティーグかビッケルの片方が、ヘルシースクラッチになっていたので、以外でした。

 クィーンビルヘッドコーチが、第4ラインのみ起用されていたデシャーデンを数多く起用したのか、謎です。

 そういえば、第4ラインのクルーガーやアンドリュー・ショウは、ヘルシースクラッチには一切ならなかったですね。

 2010年からの6年を振り返ると、ブラックホークスが優勝3回、キングスが2回、ブルーインズが1回となっています。つまり6年のうち5年は、ブラックホークスか、キングスがとっているわけです。

 サラリーキャップを導入して戦力均衡化を計ったNHLですが、ここにきて優勝チームが固定される傾向になりましたね。

 ブラックホークスの時代はしばらく続くでしょう。
| KS | 2015/06/28 23:17 |
>KSさん
コメントありがとうございます。

サラリーキャップ制がある中で、6気のうち3度もチャンピオンになるのは素晴らしいですよね。
とはいえ、今季のプレーオフに関しては、4人、、、というより、実質3人半でまかなっていましたから、
「よくDFが持ちこたえましたよね」(笑)

ただ22日付けの記事にも書きましたけれど、
タロン氏の残した財産も評価しないといけないですね!
| 「語りべ」 | 2015/06/30 20:33 |
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