加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
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2007.07.11
21273人!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事で、57167人もの観客がスタンドを埋め尽くした、
NHLの史上最多観衆試合を紹介しましたが、
この試合は、「ヘリテージ クラシック」と銘打って、
フットボール用のスタジアムに作った 特設リンクで行われたもの。

では、NHL全30チームのホームアリーナの中で、
お客さんが、最も多く入っているのは、どこでしょうか?
モントリオールカナディアンズのホームアリーナ ベルセンター
正解は、モントリオール カナディアンズの ホームアリーナ、
ベルセンター!

昨季のレギュラーシースンの
チーム別観客動員数ランキングによれば、
実に、872193人もの観衆を集めた
カナディアンズが、ナンバーワン。
続いて、ウエスタン カンファレンスの強豪 ・デトロイト レッドウイングスが、第2位。
さらに、3年前にチャンピオンに輝いた タンパベイ ライトニングに、
古豪 ・トロント メイプルリーフス、
そして、昨季のファイナルで惜しくも敗れた オタワ セネターズ と続きます。

トップに輝いたカナディアンズは、
5年前に、レッドウイングスに僅差で抜かれて、第2位となったものの、
その翌年には、すぐさまトップに返り咲いて以来、
ホームゲームの観客動員数は、毎年 ナンバーワンの座をキープしている
NHLでも 指折りの人気チームなのです。

ところで、カナディアンズの総観客動員を、ホームゲームの数(41試合)で割ると、
ここ2年続けて、一試合あたり、21273人!

ちなみに ホームアリーナのベルセンターの収容人員も、全く同じ 21273人。
ということは、、、
カナディアンズのホームゲームは、2年続けて 全試合 “満員御礼” !!

満員御礼に「メルシー!」「サンキュー!」大相撲ならば、本場所が行われている会場の中に、
満員御礼の垂れ幕が、掲げられるところですが、
ベルセンターの場合は、
フランス語と英語を、日常会話に使う人が多い土地柄だけに、
試合中、アリーナ内のビジョンに、
「メルシー!」と、「サンキュー!」という感謝のメッセージが、
アナウンスとともに表示されます。

しかし、そんな感謝の気持ちとは対照的に、
カナディアンズのホームゲームでは、
ピリオド間のインターミッション中のイベントは、ほとんどなく、
リンク上を、整氷車が ただ周っているだけ…。

エクスポズから移籍したマスコットのユッピー数少ないファンサービスは、
試合中に、マスコットのユッピーくんが、スタンドに登場して、
お客さんを笑わせていることですが、このマスコットも元々は、
メジャーリーグのエクスポズ(現ワシントン ナショナルズ)が、
財政難によって、チームを手放し、
モントリオールから移転しなくてはならなくなった際に、
移籍したキャラクターで、
カナディアンズが、ファンのために作ったものでは ありません。

このように、カナディアンズのホームゲームは、
他のチームが、試合中のファンサービスに、趣向を凝らしているのとは正反対。
しかし、それでもモントリオールのファンは、
かなり値の張るチケットを買って、毎試合、ベルセンターへと集まってきます。

それほどまでに、ファンをひきつけているカナディアンズの魅力は、
何といっても、「伝統の力」!
カナディアンズの伝統を築いてきた歴代の名選手たち
NHLの創設とともに歩んできた歴史に加えて、
リーグ最多となる 23回のスタンレーカップ獲得という、
輝かしい伝統を築いてきた往年の名選手たちの姿が、
ベルセンターの中には、
あちらこちらに、誇らしげに飾られています。

そんなチームを見守り続けてきた街、モントリオール。

ファンサービスの一環として、
試合中のイベントや、ショーアップに力を入れるチームが増えている一方で、
ホッケー大国 ・カナダの中でも屈指のホッケータウンには、
ちょっと硬派な名門チームが、よく似合っているのかも しれません。

★本日の小ネタは…
チームがファンサービスのイベントをやらなくたって、オレたちだけで盛り上がるぞ!

というわけではないのでしょうが、
カナディアンズの試合で、インターミッション中に一番盛り上がるのが、このシーン!

     2万人のブーイングを浴びる気持ちは?

ベルセンターは、ドレッシングルームが オフィシャル席の裏側にあるため、
各ピリオドが始まるたびに、ヘッドコーチやアシスタントコーチは、
ベンチまで、リンク上を歩いていかなくてはなりません。
そこでカナディアンズ ファンは、ビジターチームのヘッドコーチが、リンクに姿を現した途端、一斉に大ブーイング !!

カナディアンズの選手たちが登場するまで、アリーナ内にはBGMが流れず 静かなので、
ビジターチームの指揮官は、2万人のブーイングを浴びながら、トボトボとベンチに向かうことに…。

NHLのヘッドコーチは、タフでないとダメなようですね(笑)
NHL | comments(0) | trackbacks(0)
2017.11.18
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