by 氷上の格闘技の「語りべ」 加藤じろう
 
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2008.01.30
一番メダルに近い日本代表<1>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

突然ですが、問題です!
(といっても 「クイズ・LOVE HOCKEY」 シリーズではありませんよ)

今、日本のホッケー界で、
バンクーバーでのメダル獲得に、一番近いのは、どのチームでしょう?

正解は、スレッジホッケーの日本代表チーム です!

スレッジ(そり)と特製スティック2本がスレッジホッケーの必需品スレッジホッケーは、下肢に障害を持つ選手が、
2枚のスケートの刃がある金属製のソリ(スレッジ)に乗り、
ブレードと、ピックのついたスティックを両手に持って、
パックとスレッジを操りながら行うもので、
1960年代初めに、スウェーデンで誕生。
1994年のリレハンメル大会からは、
パラリンピックの正式種目にも採用されています。

日本は、地元開催となった1998年の長野大会を見据えて、本格的な強化がスタート。
以来、長野、ソルトレイクシティ、トリノと、
三大会続けて、第5位になるなど、世界でも上位にランクされる実力国。

その日本代表の強化を目的として、今月の22日から27日まで、
旭川の大雪アリーナに、2006年のトリノ パラリンピックでメダルを獲得した、
カナダ(金)、ノルウェー(銀)、アメリカ(銅)を招いて、
ジャパンパラリンピック ・アイススレッジホッケー競技大会」が行われました。
大会ベスト6に輝いた上原大祐選手
「他のスポーツの日本代表と同じように、課題は得点力です」
と話していた 中北浩仁(こうじん)監督の言葉どおり、
日本は、ディフェンス面では、世界の強豪相手に健闘しましたが、
なかなかゴールネットを揺らすことができず、4試合で、わずか3得点のみ。

惜敗の連続で、残念ながら、最下位に終わってしまったものの、
2ゴールをゲットして、会場を沸かせた 上原大祐 選手が、ベスト6に!
笑顔を見せる須藤悟選手(左)と高橋和廣選手(右)また、大会終了後には、エキシビションマッチながら、
須藤悟 選手(写真左)が、2得点をマークするなどして、
当面のライバルと目されるアメリカに、5−1と快勝!
「勝利という いい形で締めくくれたので、
自分たちの力を信じて、(今春の)世界選手権に臨みます」
高橋和廣 選手(写真右)が話したように、
実り多き大会となったようです。

ところで、スレッジホッケーの選手と聞くと、
ついつい、ハンデを背負ってしまっているというイメージを、持ってしまいがち…。

実際に、今大会で話を聞いてみても、
スノーボードをしている時にケガをしてしまい、アイスホッケーから転向した とか、
6万ボルトの電流が体中に流れる事故に遭ってしまった などなど、
平穏な毎日を送っていたところに、突然 神様のイタズラが舞いかかってきたことで、
人生のレールを、少し曲げられてしまった人ばかり。
スピード抜群!遠藤隆行キャプテン51歳の守護神!福島忍選手
ところが! 「語りべ」が触れた選手の皆さんは、
そんなことを全く感じさせない
“超” がつくほどの 明るいキャラクターばかりで、
どの選手も、
ポジティブシンキングの持ち主なのには、ビックリ!

明日の試合を前に夜の作戦会議 !?さらに、それに加えて、性格も “◎” の ナイスガイ揃い !!

「語りべ」のほうから、取材をさせてもらっているのに、
「ありがとうございました!」
と必ず、どの選手も言ってきてくれた上に、
アメリカ戦を前にして行われていた、“夜の作戦会議(!?)” に、
突然 お邪魔をしたにもかかわらず、笑顔で迎えてくれました。
(こんなミーティングボード見たことない!)

しかし、何よりも、ビックリさせられたのは、スレッジホッケーのスピードと迫力!

トップレベルの試合を、目の当たりにすると、
アイスホッケー顔負けの速さと、ハードなボディチェックの連続に、
思わず 視線が釘づけになってしまいしまた!

残念なことに、なかなか生で見るチャンスはないかもしれませんが、
皆さんも、機会をみつけて、
“一番メダルに近い日本代表” の選手たちが、明るい表情でパックを追い続けている
スレッジホッケーの試合に、一度 足を運んでみては、いかがですか?

◆photo supported by KOJI HACHIYA
Go ! Vancouver !! | comments(2) | trackbacks(0)
この記事に関するコメント
大雪アリーナではMCご苦労様でした。
試合中のルールの説明がわかりやすくて
我々もルールを理解してやってきてなかったんだって
ことに気づかされました。
おかげ様で試合が盛り上がってお客さんに
アイススレッジホッケーを楽しんでもらえたと思います。

また、居酒屋で無理リクエストにも
お答えいただき恐縮しております。
日本のアイスホッケーを盛り上げるために
がんばってください。
| はたぴょん | 2008/01/31 22:40 |
>はたぴょんさん

コメントありがとうございます&ブログで紹介していただいて、
ありがとうございました!

あの程度のことならば、全然「無理なリクエスト」なんかじゃないですよ。
今度、会ったときは、もっと大胆なリクエスト(?)をお待ちしています(笑)
これからも頑張ってくださいね!
| 「語りべ」 | 2008/01/31 23:21 |
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