加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
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2008.06.04
優勝への強い思い
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLの頂上決戦「スタンレーカップ ファイナル」は、昨日 第5戦が行われ、
あとのないピッツバーグ ペンギンズが、3rdオーバータイムに及ぶ大熱戦を4−3で制して
対戦成績を、2勝3敗としました。

6年ぶりの優勝を狙うデトロイト レッドウィングスに、王手を掛けられた上、
敵地での試合とあって、まさに “崖っぷち” に追い詰められたペンギンズでしたが、
第3ピリオド19分25秒に、
マキシム ・タルボ 選手が、起死回生の同点ゴールを決めたのに続いて、
3rdオーバータイムの中盤には、
プレーに冴えのなかった エフゲニ ・モルキン選手のパスから、
ピーター ・シコラ 選手が、109分57秒間続いた死闘にピリオドを打つ サヨナラゴールをゲット!

しかし、窮地を救うゴールを決めた二人のFWにも増して、値千金だったのは、
守護神 マークアンドレ ・フルーリー 選手のプレーでした!

崖っぷちで大仕事をしてみせたマークアンドレ・フルーリー選手NHL最強のディフェンス” と名高いレッドウイングスが、
堅実な守りで、シュートチャンスを未然に防いでいたのとは対照的に、
ターンオーバーを許すことも多く、ミスが目立ったペンギンズは、
オーバータイムに入ってからだけでも、
24本ものシュートを放たれ、ピンチの連続!

しかし、ゴールを許した瞬間に、レッドウイングスの優勝が決まるという
絶体絶命の状況にもかかわらず、フルーリー選手は、
「横の動きが早いですね」と、福藤豊選手も高く評価していた
シュートへの素早い反応を披露して、ビッグセーブを連発!

崖っぷちの試合で見せた守護神の活躍には、
「彼の働きは素晴らしかった」(ミシェル ・テリアン ヘッドコーチ)
「今日勝つことができたのは、彼のおかげ」(同点ゴールを決めたタルボ選手)
といった賞賛の言葉が聞かれたほどで、文句なしのファーストスターに選ばれました。

試合後の記者会見に招かれたフルーリー選手は、何度も笑顔を見せていたそうですが、
そんな柔和な表情とは対照的に、
胸の内には、優勝への強い思いを秘めているに違いないはずです。

というのも、23歳のフルーリー選手には、
NHLではもちろんのこと、ファームのAHL(アメリカン ホッケーリーグ)や、
QMJHL(ケベック メジャー ジュニア ホッケーリーグ)時代まで さかのぼっても、
所属チームでの優勝経験がありません。

しかし、そんなフルーリー選手にも、
目の前まで、優勝のチャンスがめぐってきた経験があります。

それは、カナダ代表として2回出場した「U20世界選手権」でのこと。
いずれの大会も、守護神の大役を担いましたが、
18歳の時に出場した「地元カナダでの大会」では、ロシアに。
翌年の「フィンランド大会」でもアメリカに、ともに決勝で敗れてしまい準優勝…。

特に、2度目の出場となったフィンランド大会の決勝では、
3−1とリードして、第3ピリオドを迎えながら、1点を返されたのに続いて、
ゴーリースティックに当てて高く浮いたパックを、見失っての同点ゴール。
さらに、クリアしようとしたパックを、
ゴール前で守っていたチームメイトにぶつけてしまった、オウンゴールでの決勝点と、
自らのミスから、手中に収めていた金メダルを逃してしまった、苦い経験があるのです。

そんな悔しさをバネにしたのか、
負ければ優勝のチャンスが潰えてしまう昨日の試合では、
創設41年目のペンギンズのチーム記録となる 55セーブをマークする大活躍で、
第6戦に望みをつなぎました!

フルーリー選手のみならず、
フェンスに激突して背中を痛めながら、戦列に復帰した セルゲイ ・コンチャー 選手や、
骨折していた鼻にシュートが直撃しても、最後までプレーし続けた ライアン ・マローン 選手など、
優勝への強い思いが上回っていたペンギンズでしたが、
再び、地元のメロンアリーナに戻って行われる明日の試合でも、
崖っぷちの戦いを、制することが出来るでしょうか?

ペンギンズが逆王手を掛けるのか !?
それとも、レッドウイングスが引導を渡すのか !?

「スタンレーカップ第6戦」の模様も、
CS放送 Jスポーツで、5日(木曜日)午前8時50分から生中継!
“優勝への強い思い” が激しく炸裂する熱いバトルに、ご期待ください !!
NHL | comments(3) | trackbacks(0)
2020.03.04
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この記事に関するコメント
第5戦、最高の5時間でした。すごくドキドキしながら興奮しながら見てました。3P終了間際に点が入ったときはクッションを叩いて絶叫しましたし、OTに入ってからは時間の経つのが本当に早かった。それだけ集中して見てました。無駄なプレーがない本当の真剣勝負は見ていておもしろい。さすがプロですね。

実況本当にお疲れ様でした。Jsportsさんにも感謝です。
明日も朝から見ます。出来れば日曜日も…。
| くま三郎 | 2008/06/04 15:21 |
ピッツバーグファンではないけれど、デトロイトにカップが渡る目前での起死回生の同点ゴールには、身震いがしました。
ホッケーは生で観戦するに限る、と言いますが、それを否定できるほど素晴らしい試合でした。
NHLでは、オフサイドがほとんどないので、プレーが切れず、ホントに面白いです。
(オフサイドのルールがないのか?と、マジで誤解しました)

じろうさんは早起きで大変かもしれませんが、第七戦まで行って欲しい・・・
| kmd | 2008/06/04 21:14 |
コメントありがとうございます!

>くま三郎さん
今日の試合も、お楽しみいただけましたでしょうか?
くま三郎さんと同じポジションの(笑)フルーリー選手には、
また“宿題”ができてしまったようなので、
来季はもさらにレベルアップした姿を見せて欲しいですね!

>kmdさん
おっしゃるとおりに、今季のスタンレーカップファイナルは、
モニター画面を通じても、迫力と興奮が伝わってきましたね!
(このような試合が、もっと身近で見られるようになるといいのですが…)
残念ながら、第7戦がなくなってしまいましたけれど、
楽しい日曜日を過ごしてくださいね!
| 「語りべ」 | 2008/06/05 21:54 |
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