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2008.06.05
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最強チームの証 |
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日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。 NHLのチャンピオンを決める「スタンレーカップ ファイナル」は、 ピッツバーグに舞台を移し、昨日(現地時間)第6戦が行われ、 デトロイト レッドウイングスが、3−2で ピッツバーグ ペンギンズを下して、 6年ぶり11回目の優勝を飾りました! レッドウイングスの勝因は、何といっても、 スコアリングチャンスを容易に作らせない “NHL最強のディフェンス”! 以前の記事でも紹介しましたが、レギュラーシーズンの82試合を戦って、 相手チームにシュート数で上回られたのは、わずかに8試合のみ。 1試合平均30本が目安といわれるシュート数を、 20本未満に抑えた試合が、実に24試合もあったように、 GKとDFだけでなく、FWも含めた堅実なチームディフェンスで、 NHL30チーム中、ナンバーワンの勝点をマークしました。 その安定したチームディフェンスは、プレーオフに入ってからも、全く変わることなく、 ファーストラウンドから、ファイナルまでの全22試合のうち、 相手チームにシュート数で上回られたのは、ナント 1試合だけ! チャンピオンの座を賭けたファイナルに至っては、 シドニー ・クロスビー 選手を筆頭に、高いオフェンス力を誇る選手が揃うペンギンズ相手に、 第6戦まで、21ピリオドを戦いながら(第5戦は3rdオーバータイムで決着)、 そのうち18のピリオドで、ペンギンズのシュート数を1ケタに抑えたように、 堅実なチームディフェンスは、“頂上決戦” でも発揮されました。 その真骨頂が見られたのは、優勝を決めた第6戦の最終ピリオド。 王手をかけられて崖っぷちの上、リードされたペンギンズが、反撃を試みたものの、 “NHL最強のディフェンス” の前に、 第3ピリオド16分過ぎまで、シュートを1本しか打てず、 ニュートラルゾーンを突破するのにも四苦八苦…。 残り2分を切ってからのパワープレーのチャンスに、全員攻撃を仕掛けて、 ようやくゴール前まで攻め込みましたが、 レッドウイングスが守り切って、引導を渡しました。 そんなレッドウイングスの戦いぶりを象徴していたのが、 プレーオフMVPに輝いた ヘンリク ・ゼッターバーグ 選手! 持病の腰痛のため、レギュラーシーズンを7試合欠場しながらも、 チーム最多の43ゴールをゲットした得点力を、プレーオフでも発揮して、 リーグトップの得点(13ゴール)と、ポイント(27ポイント)を記録しましたが、 その一方で、貢献ポイント(自分がプレーをしている時の得点と失点の差)プラス16に加え、 ショートハンドゴールでの2ゴールという数字も、リーグトップ。 3人対5人のペナルティキリングになると、必ずシフトされていたように、 オフェンスだけでなく、ディフェンス面でも、優勝に大きく貢献しました! しかし、こんな見事な働きにも、ゼッターバーグ選手は、 「攻めでも、守りでも仕事をするのは当然だよ」 と涼しい顔。 ──たとえチーム1のポイントゲッターであっても、守りの役割を忘れることなく遂行する── この姿こそが、レッドウイングスが誇る “NHL最強のディフェンス” の原動力だといえるでしょう。 ────────────────────────────────────────── 「プレーオフはセカンドシーズンだ!」 こんな言葉があるように、半年間に及ぶ長丁場のレギュラーシーズンと、 プレーオフとは、全く別の戦いとあって、 ここのところ、レギュラーシーズンで最も多い勝点をマークしたチームが、 スタンレーカップを手にすることは、ありませんでした。 しかし、レッドウイングスは、そのジンクスを見事に撃破。 くしくも6年前と同じように、レギュラーシーズンでナンバーワンとなった上に、 プレーオフの激しい戦いも、勝ち抜いてみせました。 “NHL最強のディフェンス” を武器に勝ち取ったスタンレーカップ。 それは、チャンピオンに輝いた栄光の証であるのと同時に、 レッドウイングスが、“NHL最強のチーム” の証でもあるのです!
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