加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
<< MVPはつらいよ !? | main | 「語りべ」通信セレクション<2>小林弘明選手編 >>
2008.06.15
「語りべ」通信セレクション<1>竹内元章選手編
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先日の記事でも紹介したように、
今季限りで、現役生活にピリオドを打つこととなった、
日本製紙クレインズの 竹内元章 選手と、小林弘明 選手の引退セレモニーが、
この週末、釧路で行われました。

多くのファンに愛された両選手の功績を称えるために、
加藤じろう直営!「語りべ」通信では、これまでに紹介した記事の中から、
竹内選手と小林選手のベストセレクションを、お届けします。


━━━【「語りべ」通信セレクション<1>竹内元章選手編〜2007年3月25日掲載】━━━


昨日、ダイドードリンコ アイスアリーナで行われた、プレーオフ ・ファイナル第4戦は、
延長戦にもつれ込む熱戦の末、
日本製紙クレインズが、SEIBUプリンスラビッツを6−5で下して、
3年ぶり2回目となるアジアの頂点に輝きました!
   クレインズ二冠達成!
これで今季のクレインズは、
全日本選手権と併せて、チーム史上初の “二冠” を達成したのに加えて、
プリンスラビッツの前身のコクド時代に、
トップリーグのプレーオフで、6回も跳ね返されてきた “壁” を、ついに乗り越えただけに、
試合後は、どの選手の顔にも、とびっきりのスマイルが!

その中でも、一際 うれしそうな表情を浮かべていたのが、竹内元章 選手です!

悲願の二冠達成に笑顔を見せる竹内元章選手チームの期待を受けて、十條製紙(現クレインズ)では初めてとなる、
1年間のカナダ留学を経験して、
竹内選手がリーグ登録されたのは、今から17年前のこと。
十條製紙は、竹内選手の帰国を待っていたかのように、
その年の日本リーグで、初めてのAクラス(3位)に躍進。
さらに、その翌年にも、再び3位となっただけに、
「その頃から、いつかは二冠を取れるようなチームに、
なれるとは思っていましたけれど、ずい分 時間が掛かっちゃいましたね」
と思わず竹内選手は苦笑い。
応援し続けてくれたファンの人に感謝を込めてカップを掲げる竹内選手
そんなチームの歩みがあっただけに、
長い間 ずっと応援し続けてくれた人たちのために!
との思いから、
竹内選手は、試合後、チームメイトから優勝カップを受け取ると、
クレインズファンが詰め掛けた、ゴール裏のスタンドに向かって、
何度もカップを掲げて、喜びを分かち合っていました!
しかし、竹内選手の胸の中には、
残念ながら、この喜びを、リンクで一緒に分かち合うことができなかった、
二人への思いがありました。

その二人とは、お父さんの 昭男 さんと、クレインズの 澤崎潤一 前監督です。

苫小牧で生まれた昭男さんは、小さい頃からホッケーに打ち込み、
高校在学中には、王子製紙から入社を誘われたほどの名選手。

しかし、昭男さんが高校を卒業した年は、
会社の事情から、王子製紙が新入社員の採用を見送ったため、
念願だったトップリーグプレーヤーへの道は、絶たれてしまいました。

それだけに昭男さんは、竹内選手に自らの夢を託して、
「オレもホッケーをやっていたんだから、お前もやれ!」
と小学校5年生の時に、スティックを握らせ、
それ以来、竹内選手のことを、いつも支え続けてくれたのだそうです。

そんな竹内選手が、中学校時代に出会ったのが、澤崎前監督。

入学した鳥取中学校の学区が変更となり、
新たに通うことになった鳥取西中学校のコーチだった 澤崎前監督の指導で、
メキメキと腕をあげた竹内選手は、
お父さんの昭男さんと同じように、釧路短大附属高校(現・武修館高)在学中に、
複数の実業団チームから、誘いの声が掛かりました。

当時の竹内選手の気持ちは、ある道外のチームへと傾きかけていたそうですが、
迷っていた時に、相談に乗ってくれたのが、澤崎前監督でした。

「いろいろと話を聞いてもらって、地元の十條製紙に行くことに決めました。
澤崎さんと出会ってなかったら、今の自分はなかったですね」
と振り返ったように、竹内選手にとって澤崎前監督は、
まさに、恩師ともいえる存在なのだそうです。

ルーキーシーズンから活躍して、
日本リーグと全日本選手権で、ともに最優秀新人賞に輝いた竹内選手は、
37歳となった今季、アジアリーグと全日本選手権の栄冠を勝ち取りました。

竹内選手にとって、チームメイトとともに手にした、“17年ぶりの二冠” は、
これまで支えてくれた人たちへの、最高の恩返しとなったに違いありません!

★本日の小ネタは…
日本人選手では、(いつの間にか)最年長となってしまった竹内選手ですが、
今季の活躍を見ても、まだまだ老け込むトシではありません!

竹内選手本人も、
「どうなるかは分かりませんけど、選手を続けていける以上は、
来季も優勝することを目標にして、頑張ります!」
と話していただけに、これからもファンを沸かせてくれそうです。

そんな竹内選手の、エネルギーの源となっているのは、奥様とお子さん!
この二人の笑顔を見れば、疲れも吹き飛んでしまうに違いありません。
   竹内選手の活躍の秘訣は奥様とお子さん!?

実は、竹内選手の奥様は、リンクで「語りべ」を見掛けると、
「中継を楽しみにしています」とか、
「お仕事 頑張ってください」と、いつも笑顔で声を掛けてくださいました。

そんな笑顔のおかげで、「語りべ」の疲れも吹き飛んで、
無事に(?)今季のアジアリーグの実況を、終えることができました。
素敵な笑顔に感謝です! どうも、ありがとうございました !!
「語りべ」通信セレクション | comments(3) | trackbacks(0)
2018.10.16
スポンサーサイト
- | - | -
この記事に関するコメント
竹内の引退で、うちの嫁はもうリンクに行かないと言ってます。
| ちょい悪オヤジ | 2008/06/16 16:48 |
自分がクレインズに傾倒するきっかけを作ってくれた選手の一人が竹内選手でした。
黎明期を支えてきた竹内選手が東伏見で優勝カップを掲げる姿を見て思わず泣いてしまいました。そして、土曜日のセレモニーのあいさつを聞いてまたしても泣きそうに…。
正直、もうあの華麗なプレーが見られないと思うと残念でなりません。
新たな道で活躍することを願っています。
| jimmy | 2008/06/16 21:08 |
コメントありがとうございます!

>ちょい悪オヤジさま
株主総会の時期が近づいてきて、お忙しいでしょうか?
お手数ですが、奥様に業務連絡です。
「ソン・ドンファン選手と、チャン・ジョンムン選手が復帰する見込みですが、
この二人では、考え直してくださいませんか?」と、お伝えください!(笑)

>jimmyさん
思い入れがあって、なおかつ同世代の選手がいなくなってしまうのは、さびしい限りですね…。
とはいえ、どんなアスリートでも、いつかは引退する日がくるものなので、
気持ちを切り替えて、今度は“竹内2世”と呼ばれるような選手の出現に期待したいですね。
| 「語りべ」 | 2008/06/17 17:09 |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://lovehockey.jugem.jp/trackback/506
トラックバック
__