加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
<< 千両役者参上 !? | main | 3年目の正直 !? >>
2008.10.28
韓国一決定戦開幕!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

海の向こうの韓国では、国内ナンバーワンチームを決める、
「韓国総合選手権」が、今日から始まります!

63回目を迎える今年の大会は、モクトン アイスリンクを舞台に、
アジアリーグに参戦している High1と、アニャンハルラに加えて、4つの大学チームが参加。

この6チームが、トーナメント制になる前の全日本選手権のように、
3チームずつ、2つのブロックに分かれて、今日から3日間、総当りの予選リーグを行い、
両ブロックの上位2チームが、来月6日と7日の決勝トーナメントに進み、
韓国一のタイトルを争います。

かつては、外国人選手の出場を制限していた時も、あったそうですが、
現在は、助っ人選手の出場も認められているため、
High1とハルラが、優勝争いの中心となりそう。

毎年異様な盛り上がりを見せる延世大学vs高麗大学の定期戦しかし、その一方で、
この2チームに挑む、大学生たちの戦いぶりも、
気になるところ。
そんな大学チームの中で、「語りべ」が注目しているのが、
高麗大学です!

高麗大学といえば、延世大学と並ぶ、韓国屈指の名門校。
この図式は、ホッケー界にも当てはまり、
数多くの名選手を輩出してきただけでなく、
以前の記事でも紹介したように、両校の定期戦は、
毎年、異様なほどの盛り上がりを見せています。

しかし、ここ数年は、延世大学に、やや水を開けられてしまい、
定期戦でも、なかなか勝つことができなかったそうですが、
その流れを変えたのが、イ ・ビクトル 監督(39歳)です。

高麗大学の練習を見つめるイ・ビクトル監督ご両親は韓国人ながら、
父親の仕事の関係から、ロシアで生まれた イ ・ビクトル監督は、
「みんなが やっていたから」と、小さい頃から、ホッケーを始めると、
かつて王子製紙のDFとして活躍し、日本リーグのベスト6にも輝いた、
ユーリ・リャプキン氏などから始動を受け、腕を磨いていったそうです。

15歳の時に、3部リーグでデビューを飾ったイ ・ビクトル監督は、
その後も、チームのポイントゲッターとして、
ロシアの国内リーグでプレーしていましたが、
縁あって、昨季から、高麗大学の監督に就任することに。

イ ・ビクトル監督は、チームを率いた早々から、
「厳しい練習ばかりでなく、選手たちが、楽しんで取り組めるような練習も必要」
との方針を打ち出して、様々なメニューを取り入れると、
いきなり昨季の定期戦で、ライバルの延世大学から、10年ぶりの白星を上げただけでなく、
9月に行なわれた今季の定期戦でも、ノーゴールの判定に、何度か泣かされながらも、
1−1の引分に持ち込み、勝負強さを見せつけました。

「今季は、ロシアへの遠征を計画していますし、
来季は、学校同士で交流のある早稲田大学とも、試合をしたいと考えています」
と言うように、イ ・ビクトル監督は、
高麗大学の さらなるレベルアップへ、積極的に取り組んでいるのに加えて、、、
    ・ 大学生たちの長所を把握するために、試合数を、もっと増やして欲しい!
    ・ 中学生や高校生くらいまでは、世界に通用する選手がいるのだから、
             もっとしっかりした強化プランを、組んでいかないといけない!
と韓国アイスホッケー協会に、訴え続けているのだそうです。

ただ、残念ながら、
「現場でアイディアを出しても、なかなか耳を貸してくれません…」 と苦笑い。
しかし、それでも諦めることなく、熱心な指導を続けています。

韓国だけでなく、ホッケーの現場に足を運ぶと、
イ・ ビクトル監督のように、真正面からホッケーと取り組んでいる、
熱心な指導者の人たちと、よく出会います。

そんな人たちのエネルギーが、いつの日か必ず、
アジアのホッケー界を、正しい方向へと導いていくことを、信じたいですね。
アイスホッケー | comments(0) | trackbacks(0)
2018.08.16
スポンサーサイト
- | - | -
この記事に関するコメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://lovehockey.jugem.jp/trackback/568
トラックバック
__