加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
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2019.05.25
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2009.04.27
汚名返上を期す最強チーム
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

激しい戦いが続いているNHLのプレーオフは、
いよいよファーストラウンド(カンファレンス クォーターファイナル)が、佳境に差し掛かってきました。

先日の記事で紹介したように、
バンクーバー カナックス、ボストン ブルーインズ、デトロイト レッドウインクズの3チームが、
いずれも相手チームをスウィープしたのに続いて、
ピッツバーグ ペンギンズも、第6戦で、フィラデイルフィア フライヤーズを下しました。(4勝2敗)

これで4チームが、セカンドラウンドにコマを進めましたが、
ここまでは、いずれもレギュラーシーズンの上位チームが、順当に勝利しているのとは対照的に、
下位チームに苦しめられているチームも…。

その筆頭が、サンノゼ シャークス です。

1990年に産声を上げたシャークスは、NHLの長い歴史に比べると、まだ新しいチームながら、
マスコットのシャーキーくんを起用した、積極的なプロモーションなどの成果もあって、
富裕層の多いシリコンバレーの人たちからの支持を受け、
チーム創設当初から、ホームアリーナのHPパビリオンのスタンドには、いつも多くのファンの姿が!
 人気者のシャーキーくんチーム創設当初から多くのファンが詰め掛けているHPパビリオン

そんな人気に負けじとシャークスは、早くも3年目に、プレーオフのチケットを手にすると、
それから今季までの15季 (ロックアウトによるシーズンキャンセルの年を除く) のうち、
12回もプレーオフ進出を果たしているように、コンスタントに好成績を残しています。

ところが、レギュラーシーズンの好成績とは対照的に、プレーオフでは なかなか振るいません。
まだスタンレーカップを手にしたことがないどころか、
サードラウンドまで勝ち上がったことが、一度あるだけ。

シーズンキャンセルとなった後の、最近3年間の成績を見ても、
レギュラーシーズンでは、ウエスタン カンファレンスの5位、4位、2位と、好成績を収めながら、
いずれもセカンドラウンドで敗れてしまったことから、
いつしか 「プレーオフに弱いチーム」 というレッテルを、貼られてしまうことに…。

そんな汚名を返上しようと、シャークスは大きな変革を試みました。
昨季のチャンピオンで、同じカンファレンスのライバルチームのデトロイト レッドウイングスで、
アシスタントコーチを務めていた、トッド ・マクレラン 氏をヘッドハンティング!

「勝ち方を知っている」とダグ ・ウィルソンGMが、白羽の矢を立てた指揮官の下で船出した今季は、
レギュラーシーズンの最高成績チームに与えられるプレジデンツ トロフィーを、
初めて獲得しただけでなく、

         ▼ ホームゲームの勝率 → 1位
         ▼ 1試合の平均失点 → 3位
         ▼ パワープレーの成功率 → 3位
         ▼ ペナルティキリングの防御率 → 5位   などなど、

攻守両面でトップクラスの成績を残した、
文字どおり “最強チーム” の名を引っさげて、プレーオフに臨みました。

それだけに、悲願のスタンレーカップ獲得! との期待も高まりましたが、
あにはからんや、レギュラーシーズン8位の アナハイム ダックス相手に、
いきなり地元で2連敗を喫したのが響いてしまって、
第4戦を終えた時点で1勝3敗と、王手をかけられてしまうことに…。

両チームのトップラインの差は歴然その要因は、何といっても、トップラインの差です。

ファン投票でオールスターゲームに出場した、
ライアン ・ゲツラフ 選手(写真左)を中心に、
コーリー ・ペリー 選手と、新人王候補の ボビー ・ライアン 選手で組む、
ダックスのトップラインが、第4戦までに6得点したのに対して、
ジョー・ソーントン選手(写真右)が牽引するシャークスのトップラインは
相手GKの ヨナス ・ヒラー 選手の好セーブもあって、
3人合わせて、わずかに1ゴールのみと、その差は歴然。

しかし、崖っぷちに立たされたところで、
ようやくシャークスのトップラインが、火を噴きました。

再び地元に戻って行なわれた 第5戦 では、
パワープレーのチャンスに、ソーントン選手がリバウンドを叩いて、先制点を呼び込んだのに続いて、
かつて雪印でプレーしたことのある デイル 氏を父に持つ、デビン ・セトグチ 選手が、追加点をゲット。

パトリック・マーロー選手その後、同点とされてしまって、オーバータイムに突入すると、
キャプテンの パトリック ・マーロー 選手が、
ゴール前でパックをねじ込み、サヨナラ勝ち!

執念のゴールを決めたマーロー選手の
「チームのみんなと一緒に、もっとホッケーを続けたいんだ!」
という言葉どおり、沈黙していたトップラインの活躍で、
シャークスは、次の試合に望みをつなぎました。

とはいっても、1つも負けられないことに、変わりはないのに加えて、
第6戦は、アナハイムに舞台を移すとあって、崖っぷちの戦いが続きます。

これまでシャークスは、プレーオフで、延べ20チームと対戦してきましたが、
先に王手をかけられながら、逆転でシリーズを制したのは、わずかに1回だけ。

果たして、「プレーオフに弱いチーム」というレッテルを、払拭できるのか !?
そして、悲願のスタンレーカップを、手にすることができるのか !?
“汚名返上を期す最強チーム” の戦いに、注目が集まりますね。

尚、「語りべ」が実況を担当している 「NHLアイスホッケー」では、
今週の放送で、ワシントン キャピタルズ vs ニューヨーク レンジャーズの試合 を、お送りしますが、
その他のシリーズのゲームハイライトも、たっぷり お届けする予定です!

シャークスファンの方(だけでなく各チームのファンの皆さん!)も、ぜひご覧ください !!

★本日の小ネタは…
24日付けでアップした「我慢の勝利の立役者」の記事の冒頭をご覧いただいた方から、
クイズ・LOVE HOCKEY !! シリーズ は、もうやらないのですか?」
というメールをいただきましたので、
本日の小ネタのコーナーを利用して、プチ(?)クイズ・LOVE HOCKEY !! をお届けします!

本文の記事の中で、サンノゼシャークスのプレーオフの歴史の中で、
先に王手をかけられながら、逆転でシリーズを制したことが1回だけあると紹介しましたが、、、

ここで、問題です!

そのシリーズで、シャークスのメインGKとしてプレーして、
大逆転劇を演じるヒーローとなった選手は、誰でしょうか?

「この選手だ!」と思われた方は、この下にあるコメント欄に、答えを書き込んでくださいね!
NHL | comments(3) | trackbacks(0)
2019.05.25
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この記事に関するコメント
95年のファーストラウンド対カルガリー・シリーズ。第7戦のゴーリーはフラハティ選手でしたね。カルガリーのヘッドコーチはデイブ・キング氏でした。
ちなみに、95年プレーオフMVPはクロード・ルミュー選手。
私はシャークス初年度記念写真集を持ってますが、フラハティ選手のプレーも載ってますよ。
最初の2シーズン、シャークスはカウ・パレスというアリーナを本拠地にしてましたね。
| ハワチャク | 2009/04/27 05:23 |
クイズの流れからナバコフではないな、数年前のトスカラ絶好調のときかなとおもいきや。。。

ハワチャクさん、スゴイ。95年て僕は米国にいたのにぜんぜん思い出せません。

シャークスが勝ち上がるにはソーントン、セトグチもですが、やっぱし。。。誰かがまたホンモノのサメをリンクに投げ入れて景気つけないと???(あれどうやって隠すのでしょう、大目にみられるのかな)
| デンじい | 2009/04/27 07:54 |
コメントありがとうございます!

>ハワチャクさん
お見事! 正解です !!
その年のシャークスは、正GKのアルツール・イルベ選手が先発して、
ファーストラウンドをスタートしましたが、
フラハティ選手は、第3戦、第5戦に続いて、後のない6戦と7戦にも先発して連勝!
なかでも第7戦は、ダブルOTまでもつれた試合を競り勝ったのですから、スゴイですね。
それだけに、今季のアジアリーグで、もしプレーオフに出ていたら…。

>デンじいさん
数年前から、デトロイト戦のタコ投げも禁止されていますし、
先日のワシントンでの試合で、レンジャーズのベンチ裏のお客さんが、
水を掛けてきたのに応戦したトートレラHCが、出場停止になってしまいましたから、
お客さんが投げ入れるのは、ハットトリックを達成したあとの帽子だけにして欲しいですよね。
| 「語りべ」 | 2009/04/29 00:29 |
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