加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
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2009.09.17
戦国時代到来!<1>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今週末に、アジアリーグが開幕します!

このオフは、例年にも増して選手の動きが活発で、各チームの戦力差が少なくなっている上に、
プレーオフに進めるのが、5チーム → 4チームと、1つ減ったことも相まって、
「戦国時代到来!」 との声が、早くも聞こえてきます。

そんな今季のカギを握りそうなのは、
国際アイスホッケー連盟(IIHF)が行なった、ルール改定の影響です。

これまでIIHFのルール改定は、4年ごとに、オリンピック開催後のシーズンに行なわれていたため、
本来であれば、来季からの導入となるはずでした。

しかし、(現段階では)NHLの選手が参加する最後の大会となる、
バンクーバー オリンピックが開催されることもあって、
既にNHLで定着している、いくつかのルールに関しては、
今季から、IIHFの傘下の大会でも、(基本的には)全面的に導入される運びとなりました。

主だった改定事項に関しては、
日本アイスホッケー連盟のホームページなどで、紹介されていますが、
なかでも、気になるポイントは、

     <1> レフェリー二人制
     <2> アイシング後の、メンバーチェンジ禁止

という二つのルール改定。

この件に関しては、「語りべ」が夏の練習を取材した際にも、
各チームの監督やコーチ、そして選手たちから、多くの意見が聞かれたように、
今季の戦いに、大きな影響を及ぼしそうです。

そこで、「語りべ」通信では、
3回にわたって、今回のルール改定による影響を、検証してみましょう。

2季前からNHLに導入されたレフェリー二人制まずはじめに、レフェリー二人制についてです。
既に1990年代頃から議論され、何度か試されてきましたが、
NHLが、レフェリー二人制を正式に導入したのは、
2季前(2007−2008シーズン)のことでした。

同じ年から、NHL以外にも、
いくつかの北米のリーグで、導入されたのを皮切りに、
既に、世界選手権(トップディビジョン)など、
IIHF傘下の大会でも、レフェリー二人制が採用済みです。

そもそもNHLが、レフェリー二人制の導入に踏み切ったのは、
スコアリングチャンスを増やすことで、ファンに楽しんでもらうのが、大きな目的。

というのもNHLでは、各チームが、どんどんディフェンシブな戦略をとることで、
ロースコアの試合が、目立つようになってきたことから、
GKに対して、防具のサイズに規制を加えたり、スティックを使ってプレーするエリアを限定したり、
ゴールクリーズを狭くしたりするなどして、
ファンが、たくさんの得点シーンを見ることができるように、いくつかの改革を行ってきました。

その一環として、レフェリー二人制も導入されましたが、
レフェリーが一人だけだった、従来の試合に比べて、
パックがあるエリアを中心にカバーする、リードレフェリー(=フロントレフェリー)と、
それ以外のエリアを中心にカバーする、トレイリングレフェリー(=バックレフェリー)という、
二人が目を光らせている分、ペナルティのお目こぼしが少なくなるのは、明らかなところ。

それに加えて、ペナルティをされたチームが、アイシングや、パスオフサイドをしてしまわない限り、
パワープレーは、アタッキングゾーンからスタートするため、
これまでよりも、スコアリングチャンスが生まれる確率は、高くなることが予想されます。

アジアリーグのレギュラーシーズンでは、
ここのところ4年続けて、パワープレーの成功率が最も高いチームが、
リーダーズフラッグ(第1位)を勝ち取っていますが、
今季は、レフェリー二人制が導入されて、パワープレータイムが増えそうなだけに、
例年以上に、パワープレーの成功率が、各チームの順位を左右することになりそうです。

 【ホッケーファンの皆さんへ お知らせです】
 
 全7チームの顔写真&データ付き選手名鑑と、今季のアジアリーグの見どころ。
 激闘の末に頂点に返り咲いた、日本製紙クレインズのVロード回顧録や、
 新生 ・東北フリーブレイズと、V奪還を狙う王子イーグルスに、
 日本に追いつけ追い越せとレベルアップを続ける、韓国アイスホッケーの特集記事。

 さらに、新天地で開幕を迎える 元ラビッツ戦士のインタビューに加えて、
 ホッケーファン必見! 迫力満点の写真が満載された、
 「アジアリーグアイスホッケー2009−2010 オフィシャルプログラム(日本語版)

 が9月19日から、国内の試合会場で、試合開催日に販売されるほか、
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 ホッケーファンの皆さんは、ぜひ お買い求めください!
アジアリーグ | comments(4) | trackbacks(0)
2017.07.13
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この記事に関するコメント
テアン選手 背番号入れ替わったんですよね。

外国人の成功も鍵なのかもしれませんが、若手の成長でどれだけ上位勢に絡んでくるかですね。


レフリー2人制って事でわかりましたが、丹頂では採用しないような噂を聞いたのですが統一ではないんでしょうかね。
| truill | 2009/09/17 23:34 |
> truillさん

早速のコメントありがとうございます!
レフェリー二人制は、アジアリーグの開幕から、全試合で実施される予定だと聞いています。

それから(諸般の事情で記事が異なりましたけれど)韓国の若手選手たちは、
かなり伸びしろがありますから、楽しみですね。
本文では紹介できませんでしたけれど、
High1では FWの#74アン・ヒョンミン選手と、DFの#17オ・ヒョンホ選手。
ハルラでは、昨季のドラフトで1位指名されたFWの#87チョ・ミンホ選手が、
学生時代から、韓国代表でプレーした即戦力ルーキーなので、ぜひチェックしてください。
| 「語りべ」 | 2009/09/18 01:49 |
お答えありがとうございます。

記事が変わってビックリでした。

High1は新人選手が5人だったんですね。
ハルラのチョ・ミンホ選手、チョン・ビョンチョン選手などの昨季のドラフトでの入団組は今季の新人王資格あるんですよね。

オフィシャルプログラムは毎度ながらメディアガイドは発売されるかな?
| truill | 2009/09/18 23:36 |
>truillさん

いつもご覧いただいて、ありがとうございます!
昨季の終盤にデビューしたハルラのチョン・ビョンチョン選手も、
今季のヤングガイ賞の候補者の一人のはずですよ。
ケガの影響で、昨季のデビューはなりませんでしたけれど、
チョ・ミンホ選手は、トップラインでの起用もあるかもしれないほど、
高い期待を受けていますから、ハルラの背番号「87」は必見ですね。
| 「語りべ」 | 2009/09/19 02:10 |
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