加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
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2010.02.23
「語りべ」通信アウォード2010<1>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

2月7日をもって、レギュラーシーズンの全日程を終了したアジアリーグは、
3月11日からスタートするプレーオフまで、現在 31日間のブレイク中。

このブレイクを利用して、日本、韓国ともに、代表チームの強化期間を設けたのに加えて、
アニャンハルラ、王子イーグルス、日本製紙クレインズ、High1(ハイワン)の4チームは、
セミファイナルへ向けて、練習を行なっているだけに、
プレーオフが待ち遠しい! というファンの方も、多いのではないですか?

そこで、プレーオフまでのブレイク期間が、丁度 半分を過ぎた今日から、
もうすっかり恒例となった、「語りべ」通信アウォード2010 を、お届けします!

今季もアジアをさまよった(!?)「語りべ」が、独断と偏見で選ぶ各賞をご覧いただいて、
レギュラーシーズンを振り返りながら、プレーオフへのワクワク感を高めてくださいね !!

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▼ベストGK賞

今季のレギュラーシーズンのベストGK賞は、何と言っても、この人!
イーグルスの 春名真仁 (まさひと)選手 !!
      「語りべ」通信アウォード ベストGK賞 春名真仁選手

「特別に調子が良かった時は、なかったですけれど、
逆に、すごく調子が悪かった試合もなかったです」
と振り返っていたように、今季の春名選手のプレーは、高いレベルで安定し続けて、
シュートブロック率 91.51% 平均失点 2.03 という好成績をマーク。

これは、規定滞氷時間(総試合数の半分×60分)を上回った7選手の中では、
ナンバーワンの数字です。

もう一つ、春名選手がナンバーワンと言えば、
各チームのメインGKを務めた7選手の、1試合(60分)あたりの平均被シュート数を見ると、、、

             ・春名選手 → 23.9本
             ・ソン ・ホソン選手(ハルラ) → 28.3本
             ・オム ・ヒョンスン選手(High1) → 28.9本
             ・石川央(ひさし)選手(クレインズ) → 32.1本
             ・菊地尚哉選手(日光バックス) → 33.7本
             ・橋本三千雄選手(東北フリーブレイズ) → 35.6本
             ・井上光明選手(チャイナドラゴン) → 39本

というように、春名選手が最も少なく、
イーグルスのチームディフェンス力の高さが、好成績につながった要因に。

しかし、城野正樹監督や、山中武司コーチから、
春名選手のプレーを称えるコメントが、いつも聞かれたように、
守護神の活躍で、白星を手にした試合も多く、
背番号「61」番の働きを、見逃すわけにはいきませんね。

ところで、今季の春名選手は、一昨季に、自らが打ち立てた、
シーズン6完封(レギュラーシーズンのみ)のリーグ記録を更新する、
7つのシャットアウト勝利を演じました。

しかし、意外なことに、大量リードとなって、試合途中で交代したり、
「シュートの本数は少なくても、決めるのは上手ですよ」
と春名選手が振り返った、最下位のドラゴンとの対戦だけは、
3試合で、マスクを被ったものの、完封はゼロ。

実は、一昨季も、High1戦だけ、シャットアウトができなかっただけに、
来季は「全チームから完封勝利!」 という、新たなリーグ記録を目指して欲しいですね。

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▼ベストディフェンシブDF賞

ベストGKの紹介でも触れましたが、
今季のレギュラーシーズンで見逃せないのは、イーグルスのディフェンス力。

レギュラーシーズンでの1試合の平均失点は、わずか 2.2。
この数字は、2位の日本製紙クレインズ(平均失点 2.8)よりも、
大幅に少ないことでも明らかなように、リーグ屈指の堅実な守りが光りました。

長野カップ」の日本代表メンバーを見ても、8人のDFのうち、5人を占めたように、
イーグルスは、まさしく “DF王国” 。

それだけに、どの選手が、ベストディフェンシブDF賞に輝いても、不思議ではないですが、、、
「語りべ」通信アウォードが選ぶのは、
アニャンハルラの #23 ダスティン ・レオナルド ・ウッド 選手です!
      「語りべ」通信アウォード ベストディフェンシブDF賞 ダスティン・レオナルド・ウッド Dustin Leonard Wood 選手

開幕直後に、#2ジョン ・オゥ選手が、ヘルニアの手術をすることになったため、
ハルラが、緊急補強策として獲得した ウッド選手

強力なスラップシュートが武器の オゥ選手や、
積極的に攻め込んで行く #27ブラッド ・ファスト選手のような、派手さこそないものの、
「セールスポイントは、フィジカルに、一生懸命プレーすること」
と話していたように、開幕4試合目から、ハルラの一員として、プレーするようになって以降、
常にチームトップのアイスタイムを与えられ、守りの要としてフル回転!

以前の記事でも紹介しましたが、
レギュラーシーズン中盤戦に、シム ・ウィシク監督が、
「彼が来てから、守りが安定してきた」
との言葉を口にしていたとおり、
ウッド選手のチームへの貢献度の大きさは、数字では表し難いほど。

強力なFWの顔ぶれとは対照的に、
選手数も少なく、やや不安視されていたDF陣に、頼れる大黒柱ができたことが、
2年連続のリーダーズフラッグ獲得にも、つながったと言えるでしょう。

ウッド選手の当初の契約は、
オゥ選手の復帰が予定されていた、12月末までとなっていましたが、
ファスト選手が、ヒザのじん帯を損傷したことで、シーズン終了まで契約延長。

昨季のセミファイナルでは、あと一歩のところで、クレインズに敗れたハルラにとって、
ウッド選手の存在が、文字どおり “ケガの功名” となるのか !?

今季のプレーオフでの戦いぶりが、注目されますね。
アジアリーグ | comments(3) | trackbacks(0)
2018.07.04
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この記事に関するコメント
テレビで見ていて春名さんは、得点が入る気がしないです。スキが無いし動きが速いし。安定感とはこういうものだという、動く教科書ですね。

あと被シュート数のデータはそのままチーム力が現れている感じで面白いですね。この上位2チームがファイナルの対戦カードでしょうかね〜。
| くま三郎 | 2010/02/25 16:52 |
日本のパトリック・ロワ、春名選手、カンロクというか、もう、“名品の風格”ですね。

後光がさしてるかど〜かはわかりませんが、“2光”か“3光”はさしてるかんじです。

まだマーテイン・ブロデューアより若いんですから!!!(ひとつかふたつだったとおもうけど)ますます極めあげていただき、next generationにますますよい手本となって、“GKが、イイ日本!”の伝統、正当なる系譜を伝承していってほしいです。

これからNHLのとまってる米国にでかけるジジイより
| デンじい | 2010/02/25 17:40 |
コメントありがとうございます!

>くま三郎さん
春名選手のような安定感と、ノイバー選手のような体の柔らかさがあれば、
スーパーゴーリー間違いなしですね(笑)

ところで、今季のアジアリーグのレギュラーシーズンは、
メインGKの被シュート数もさることながら、
各チームの得失点差どおりの最終順位になりました。
やはり最後の決め手は、攻守のバランスなのでしょうか?

>デンじいさん
他のスポーツと同じように、日本は得点力が高くないだけに、
ある程度以上のレベルの国際試合では、
GKのスーパーセーブなくして、勝機はないですねものね。

ちなみにマホンHCは、春名選手、石川選手の長野カップ代表の二人に加えて、
世界選手権の際には、福藤選手を招きたいとの目ろみを話していましたよ。

P.S.海外出張お気をつけて!
| 「語りべ」 | 2010/02/26 00:14 |
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