加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
<< 期待外れのファイナル !? | main | オベチキンとクロスビーを倒した男がトレードに! >>
2010.06.16
父の日のプレゼント
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

シカゴ ブラックホークスが、スタンレーカップを手にしたNHLのファイナルよりも、
4日遅れてスタートしたため、
“今季最後のピッグタイトル” となった AHL(アメリカンホッケーリーグ)のファイナルは、
くしくも、NHLと同じ第6戦で決着がつき、ハーシー ベアーズが、11回目の優勝

昨季に続いて、チャンピオンの証である カルダーカップを勝ち取りました!
              AHLのチャンピオンの証 カルダーカップ

クリンチゲーム(優勝決定試合)の流れを引き寄せたのが、
今季は、ワシントン キャピタルズでも活躍した、ジョン ・カールソン 選手。

以前の記事で紹介したように、
昨春にプロデビューを飾って以来、優勝し続けているカールソン選手は、
第1セットのDFとして、多くのアイスタイムを与えられた中、
貴重な先制ゴールもゲットして、
まさしく “勝ち運に恵まれた選手!” の名に恥じない働き。

ところが、カールソン選手は、
「これまでに何度か優勝したけれど、優勝の瞬間は、いつも身震いするほど興奮してしまうよ」
と言って、まるで初めて優勝したかのような喜びよう。

ジュニア時代のユニフォームを着て応援に駆けつけた両親と、
うれしそうに記念写真を撮っていました。


カールソン選手に限らず、優勝が決まったあとのリンク上では、
ハーシーの選手たちが、家族や友人たちと、記念写真を撮る姿が見られましたが、
その中には、こんなシーンも! (こちら をクリック)

一番右に写っている、少しふっくらとした黒いシャツの男性に、見覚えはありませんか?

そうです! ボストン ブルーインズと、コロラド アバランチで、21年間にわたってプレーして、
ノリストロフィー(ベストDF)を5回も受賞した、あの レイ ・ボーク 氏 !!

NHLで一時代を築いた、かつての名選手が、何でこんなところにいるの?
という声も聞こえてきそうですが、もう一度、先ほどの写真 を、ご覧ください。

中央で、ただ一人、ユニフォーム姿でいるのが、
実は、レイ ・ボーク氏の長男の クリス ・ボーク 選手なのです!


2004年のドラフト2巡目(全体33位)で、ワシントンに指名されたボーク選手は、
183cm 99kg の大型DFだった父親とは正反対に、
172cm 81kg と決して大きくはない上に、ポジションもFW。

21歳の時に、NHLデビューを飾ったとはいえ、
ここまでのキャリアのほとんどを、AHLで過ごしていますが、
今季のプレーオフでは、リーグトップタイのポイントをマーク。
自身3度目となるカルダーカップ獲得に、大きく貢献しました!

しかし、最高の締めくくりだったのとは裏腹に、
今季は順風満帆だったわけでなく、むしろ激動のシーズン。

というのも、、、
     ▼ワシントンの一員として、プレシーズンゲームに出場しながらも、
      開幕ロースター争いに敗れて、AHLに降格。

     ▼ウエーバーリストに名前が挙がったところ、
      ピッツバーグ ペンギンズが白羽の矢を立て、9月28日(現地時間)に移籍。

     ▼新天地に移ったものの、4つ目のラインでの起用が大半で、
      12月4日には、AHLへ降格。

     ▼すると、その翌日にワシントンが再び呼び戻し、古巣へ移籍。

     ▼しかし、ワシントンに戻っても、出場したのは、わずか1試合のみ。

このように、転機を活かすことができず、
結果的には、たらい回しにされてしまった(苦笑)ボーク選手でしたが、
AHLのプレーオフでは、ポイントゲッターとして、大いに存在感を発揮。

主力セットのウイングと、パワープレーの時のポイントマンとして、
フル回転したことが評価されて、プレーオフMVPを受賞しましたが、
観戦に訪れていたレイ ・ボーク氏への(少し早いですけれど)、
これ以上ない、“父の日のプレゼント” となったに違いないですね。


ところで、ご存知の方もいると思いますが、
長男のクリス選手(下の写真左)に続いて、次男のライアン選手(同右)も、
昨年のドラフトで、ニューヨーク レンジャーズから3巡目(全体80位)指名されています。

ライアン選手は、今季はプロ契約に至らず、ジュニアリーグでプレーしたのとともに、
アメリカ代表の一員として出場したU20世界選手権では、金メダルを獲得!

兄と同じように、決してサイズに恵まれていない上に、ポジションはFWですが、
ホッケー殿堂入りを果たしたほど偉大な足跡を記した、父の背中を見て育ったボーク兄弟は、
これから一体、どんなキャリアを歩んでいくのでしょうか?
              photo from picapp

◆ last photo from picapp
アイスホッケー | comments(3) | trackbacks(0)
2017.11.18
スポンサーサイト
- | - | -
この記事に関するコメント
お久しぶりです
父の日のプレゼントと言えば
NHLでも有りましたよね
なにせHAWKSのGMと言えば
SCOTTY BOWMANの息子さんですから
お父さんにとってみれば
これほどプレゼントはないでしょう。

そして前回書き忘れましたが
私はaffiliateより
jrを追いかけているんですが
今シーズンのMEMORIAL CUPでは
2シーズン連続でWINDSORが優勝しました
そのteamで2年連続でMVPに輝いた
04のHALL TAYLORが注目ですね
NHLのCSB(Central Scouting Bureau)でも
topにrankされてるようですし
かなりOFの能力もあるDFなので期待したいです
まもなくscountingのpreview Videoもyoutubeに
載ってくるでしょうから
他のplayerも含めてcheckしようかと思ってます

いよいよ梅雨に入りました
語り部様もお体にはご自愛ください

それでは。
| TOMMY | 2010/06/17 04:37 |
追記です
先程のHALLについてなんですか
CSBでは2位になったようです
またpos.はDFではなくLWの間違いでした
訂正させていただきます

それでは失礼致します。
| tommy | 2010/06/17 04:57 |
>TOMMYさん
貴重な情報を教えていただいて、ありがとうございます!
この次の記事で、モントリオールのハラク選手のトレードを紹介しましたが、
これからドラフトへ向けて、、、というよりドラフトの真っ只中でも(笑)、
指名順と絡んだトレードが成立するでしょうから、注目されますね。

これから鬱陶しい季節が続きますが、TOMMYさんも元気にお過ごしください!
| 「語りべ」 | 2010/06/18 18:24 |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://lovehockey.jugem.jp/trackback/901
トラックバック
__