加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2006.09.30
“ブログの女王”の力作!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事で紹介したように、開幕から遅れること一週間。
今日から、釧路でも、アジアリーグの熱戦の火ぶたが切って落とされますが、
もう一箇所、霧降アイスアリーナを舞台にして、
バックスのホームゲーム ・日光シリーズもスタートします。

昨季のレギュラーリーグでの、ホームアリーナの入場者数(1試合平均1298人)こそ、
王子製紙のホーム ・苫小牧をわずかに上回って(同1264人)、国内トップだったものの、
1試合平均1700人を動員した4季前に比べると、
ここ数年のスタンドは、少しさびしげ…。

「日本一熱い! 日光シリーズ !!」
と呼ばれていた時に霧降アイスアリーナで戦ったことのある、
対戦相手のチームの某選手からは、
「最近は、お客さんが少なくなって、ボクたちも残念ですね」
という声を耳にしたほどです。

しかし! そんな状況を打ち破って、
再び、霧降アイスアリーナに、「日本一熱い」大歓声を沸き起こそうと、
一肌脱いだ(「語りべ」注・あくまでも比喩的な表現です)人がいます!
それは、「M DAILY NEWS」でお馴染みの、Mさんです !!
Mさんの力作!今季の日光シリーズポスター
以前の記事でも紹介しましたが、
“ホッケー界のブログの女王” ことMさんは、
ブログでも紹介している自ら撮影した写真を使って、
今季の日光シリーズのポスターや、
ファンクラブ会員募集のチラシを、ボランティアで作成!

既に、ご覧になったファンの方もいらっしゃると思いますが、
「各ポジションで、今季の期待の選手」という、
(左から)尾野貴之、橋本三千雄、三田亮太の、
3選手の写真をメインにした、見事な力作を作り上げました!
(それにしても、この出来は素人の仕事とは思えません)
今回の作品だけでなく、
Mさんは、霧降アイスアリーナの責任者のS氏がビックリするほど、
深夜の練習に足を運んで写真を撮影したり、
試合になると、縁起をかつぐために、
白いキットカットをはじめ、高カロリーなアイテムを食べまくるなど、
“バックス愛” に満ちあふれています。

バックスのためなら、“奇行” とも言える(失礼!)行動も辞さないMさんですが、
普段は、至って まともなお仕事をしていらっしゃるとのこと。

同じ職場の人たちには、きっと想像もつかないに違いない(?)、
これほどのパワーの源となっているのは、
毎年、霧降アイスアリーナで繰り広げられる、熱く激しい戦いに違いないはず。

Mさんをはじめ、全てのホッケーファンの人たちを元気にしてくれるような、
今季の日光シリーズの盛り上がりに、期待しましょう!

「語りべ」注 ・その2→
Mさんは、バックスのみならず、ホッケー全てを応援していらっしゃいます。
パートナーの ちゅうさんが運営しているホームページ、
Come on Boys!」とともに、要チェックです!

「語りべ」注 ・その3→
Mさんが作成したファンクラブ募集広告の、ファンクラブ特典の中に、
「語りべ」作成のメルマガを記載していただきました!(ありがとうございます)
一昨季から「語りべ」通信と題して、バックスの情報を毎週配信していましたが、
バックス選手会公式ホームページ」が誕生しましたので、
その使命を終了させていただきます。
今季は、新たなスタイルでのPC版メルマガを企画中です。お楽しみに!

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2006.09.27
タイトル奪還へ!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事で紹介したように、
王子製紙のホームゲームとなる苫小牧シリーズが、昨日からスタートしましたが、
今週末には、日本製紙クレインズのホームゲーム初戦が、
釧路アイスアリーナで行われます。

ハルラを迎えて行われる、30日と1日の2連戦では、
「オープニングゲームズ」でも好評だった、選手のウエルカムハイタッチや、
今季から、北海道米親善大使に任命されたクレインズチームから、
北海道米のプレゼントがあるなど、
ファンサービスが、盛りだくさん!

それに加えて、応援ホームページ「クレインズだよ全員集合」を運営をするなど、
チームを熱心にサポートし続けている つるっ子マニアの皆さんが、
今季も、釧路シリーズの盛り上げに、一役買うそうです。

すっかりお馴染みとなった、
ホッケー版ストラックアウト「シュートでポン」などのイベントを行うのに加えて、
今季から、第3ピリオド開始前には、ゴール裏のスタンドで、
みんなで一緒にYMCAの大合唱をするなど、新企画も登場。

釧路アイスアリーナのスタンドが紙吹雪に!さらに、今週末の開幕シリーズでは、
2万枚の紙吹雪をスタンドに舞わせるとのこと!
昨季のファイナルでも、スタンドが紙吹雪に包まれましたが、
「テストを重ねたので、昨季よりも高く大きく舞わせます!」と、
つるっ子マニアの皆さんは、意気込んでいます!

以前の記事で、お届けしましたが、
昨季は、ホッケータウン ・イン ・アジアのタイトルを、
ハルラのホームタウン ・アニャン市に奪われてしまい、悔しい思いをしただけに、
タイトル奪還へ向けて、つるっ子マニアの皆さんは、やる気満々!

今週末から始まる、釧路シリーズが楽しみです!
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2006.09.26
緊急記者会見 !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アジアリーグの国内開幕戦となった「オープニングゲームズ」では、
もうすっかり恒例となった(?)、アリーナ限定 ・場内FMを、全試合オンエア!
ノリさん&ヤジさんの緊急会見 !?
今回も「語りべ」の隣には、
現役時代、王子製紙の黄金時代を支え続けた、
鈴木宣夫さんと、矢島敏幸さんを解説にお招きしましたが、
この二人が、「オープニングゲームズ」終了後、
緊急記者会見を開きました!
矢島氏 : 「まさか王子が2連敗するとは、思わなかったよなぁ」
鈴木氏 : 「本当だよ。今季は戦力もアップしたから、優勝候補だと思っていたのに」
矢島氏 : 「あれだけシュートを打ったのに、点がとれなかったよなぁ」
鈴木氏 : 「バックス戦が46本で1点。西武戦は37本で2点。決定力がなさすぎだよ」
矢島氏 : 「オレたちが まだ現役だったら、5点くらい取れていたんじゃないか !?」
鈴木氏 : 「そうだな。じゃあプレーオフに照準合わせて、今から走りこみを始めるか!」
矢島氏 : 「よし! チームのために頑張ろう !!」

というのは、もちろん冗談!(ゴメンナサイ)
この写真は、「オープニングゲームズ」の開幕前に、
プレスルームで雑談をしていた時の、お二人です。

とはいえ、やっぱり後輩たちのことは気になるようで、
アジアリーグでは3年ぶりとなる開幕2連敗に、残念そうな表情を浮かべていました。

その王子は、今日からハルラを迎えて、
地元 ・苫小牧でのオープニングシリーズに臨みます。

場内FMの放送中に、
「両チームにとって、このままズルズルいかないためにも、大事な試合になると思います」
と矢島氏が話していたように、
ハルラも、地元アニャンでの開幕戦で、カンウォンランドに敗れているだけに、
今季初勝利を目指す両チームが、激しい戦いを繰り広げそうです。

さらに今季は、創部80周年のメモリアルシーズンとあって、
苫小牧での試合では、様々なイベントやファンサービスも企画されているとのこと。
王子ファンの方は、ぜひ、白鳥アリーナに足を運んでください!

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2006.09.25
今季最初の笑顔
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

この週末、日本、韓国、中国で、アジアリーグが一斉に開幕!
4年目のシーズンがスタートしました。

ダイドードリンコ アイスアリーナで行われた「オープニングゲームズ」では、
国内4チームが一堂に会して、熱戦を繰り広げましたが、
印象的だったのは、23日に行われた 日光バックス−王子製紙の第1回戦

バックス20本 対 王子46本 というシュート数が物語るように、終始、王子ペースの展開。
しかし試合は、バックスが3−1で王子を下しました。

劣勢を勝利に結びつけた立役者は、何といっても GKの橋本三千雄選手!
報道陣の取材に笑顔で応じる橋本三千雄選手
第3ピリオドの序盤に、
3−0とリードを広げてもらった直後、
奥山章文選手にゴールネットを揺らされてしまい、
「あ、やっちゃったぁ」と苦笑い。

惜しくも、完封勝利こそ逃してしまいましたが、
その後も落ち着いたプレーで、ゴールを守り続け、
バックスに2年ぶりの開幕戦勝利を呼び込み、
試合後は、報道陣の質問にも、笑顔で応じていました。

そんな橋本選手の笑顔の裏には、実は、こんな思いがありました。

同じバタフライスタイルのGKとあって、
王子のGK春名真仁選手のことを、「以前から参考にしていました」という橋本選手。

それだけに、この日も、
「春名さんと対戦するのは、久しぶり(札幌ポラリス時代の2002年2月10日以来)だったんで、
かなり意識はしました」と打ち明けてくれました。

一昨季の途中に、春名選手がバックスに復帰した途端、
自らのケガもあって、守護神の座を譲り渡してしまった橋本選手でしたが、
昨年のオフに、一念発起。

徹底した食事制限とトレーニングで、体重を約10キロも絞って、
万全のコンディションで、昨季の開幕を迎えました。

「今だから言いますけど、今季はヤバイなって思うくらい、三千雄は良かったですよね」
と春名選手が、振り返っていたように、
序盤は、ともに好セーブを続けて、鎬を削っていましたが、
思わぬパック処理のミスから 決勝点を奪われてしまった試合を皮切りに、
橋本選手の出場機会は激減。
春名選手から、再び守護神の座を奪い返すことは、できませんでした。

それだけに、春名選手が移籍した王子との開幕戦は、意気込み十分。
開幕を目前に控えたファンとの懇親パーティーの席上で、
「今季は、王子に移った春名さんに負けないように頑張ります」
と公言したとおり、いきなり開幕戦で、春名選手に土をつけました。

「王子に勝ったというのも、うれしかったですけど、
春名(真仁)さんに勝てたのが、うれしかったですね」
と試合後に、また笑顔で本音を口にした橋本選手。

開幕戦で、“今季最初の笑顔” を見せてくれた橋本選手が、
これから何回、笑顔を見せてくれるのか、楽しみです!

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2006.09.22
グレツキーを教えた男
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

いよいよ明日から、アジアリーグの熱戦がスタート!
ダイドードリンコ アイスアリーナ (旧サントリー東伏見アイスアリーナ)では、
「オープニングゲームズ」と銘打ち、
今季も国内4チームが集まって、新たなシーズンを迎えます。

以前の記事にも書きましたが、
新しいシーズンを迎えるにあたって楽しみなのは、やっぱり新戦力のプレーぶり。
しかし、それとともに、今季は国内4チームのうち、
SEIBUプリンスラビッツを除く3チームで、監督、コーチの顔ぶれが変わっているだけに、
新ルールの導入と相まって、戦術や選手起用などの変化も、要チェックです。

なかでも「語りべ」が注目したいのは、
日本製紙クレインズの、ポール ・テリオー 新コーチ!
グレツキーを教えた男!ポール・テリオー新コーチ
これまでのキャリアを見てみると、
NHLバッファロー セイバースのアシスタントコーチをはじめ、
イタリアや、O H L(オンタリオ ホッケーリーグ)のチームで監督を務めるなど、
まさに “歴戦のつわもの” といった感じですが、
そんなキャリアの中で、目を引いたのが、
1977−78シーズンに、O H Lスーセントメリーで、監督を歴任していること!

実は、このチームには、
あの ウエイン ・グレツキー(NHLフェニックス コヨーテス監督)氏が在籍していたのです!

テリオーコーチが指導したシーズンは、
グレツキー氏が、プロ選手としてのキャリアをスタートさせる直前のシーズン。
NHL(入団当時はWHA)で、数々の偉大な記録を打ち立て、
“グレートワン” と呼ばれた選手の礎を築いた指導者だけに、
アジアリーグV奪還を目指すクレインズにとって、
テリオーコーチの頭脳は、大きな戦力となりそうです。

同じく、外国人指導者を新たに招いたのが王子製紙。
今季は、移籍選手に、新人や新外国人選手と、ニューフェイスが多く加わっただけに、
その戦い方が、興味深いところですが、
新たにチームを率いるのは、ロナルド ・アイバニー 新監督!

こちらも、イタリアのナショナルチームで監督を務めるなど、
テリオーコーチにも引けをとらない “歴戦のつわもの” ですが、
「3ヶ月くらいかけて、しっかりチームを作り上げていく」
との青写真を描いているだけに、あえてスタートダッシュにはこだわらず、
開幕後も、ラインの組み替えなど、色々な選手起用が見られそうです。

ちなみに、クレインズのテリオーコーチと、王子のアイバニー監督は、旧知の仲。
両チームの直接対決では、この2人の頭脳戦が、勝負を分けるかもしれません。

一方、日光バックスには、伊勢泰 新監督が就任。
こちらは、昨季まで現役だったため、コーチキャリアはありませんが、
「バックスは変わったなと思ってもらえるような試合をしたい」
と話しているように、思い切った戦術を用いての「超攻撃的ホッケー」が目標。

副キャプテンとなった白鳥孝佳選手こそ、腰痛で出遅れているものの、
新外国人の マイク ・ヘンダーソン 選手の、ビザ取得手続きが完了したのに加えて、
プレシーズンゲームで負傷した、尾野貴之選手の回復も順調な様子。
「(コンディションによっては)次の試合から行ってもらいますよ」
と伊勢監督も話していただけに、
ひとまずベストメンバーで、開幕を迎えられることになりそうです。

対して、今季も岩崎伸一監督と若林クリスコーチの体制で臨む、新生 ・プリンスラビッツは、
プレシーズンゲームで肩を負傷し、手術をした 藤田キヨシ選手と、
足のコンディションが思わしくない 川口寛選手は、開幕に間に合いそうにありませんが、
その他の選手は、3連覇へ向けて、意気盛ん!

特に、「若手選手がアピールしていた」と岩崎監督も認めていたように、
昨季のファイナルで活躍した自信から、
「今季は迷わずプレーできるようになった」と話している 外崎慶選手や、
プライドカップで芸術的なPSを決めた 田中豪選手と、
「ゴール前の混戦は好きですね」と頼もしい言葉を口にする 樫野善一選手の、
ルーキーコンビなどが力をつけているだけに、戦力ダウンは感じられません。

各チームが、どんな滑り出しを見せるのか、注目が集まる「オープニングゲームズ」ですが、
今季も、様々なイベントが行われます。

もちろん、他では聞けない話が満載 !? の、場内FMもオンエアしますので、
ぜひ、ラジオを持って、ダイドードリンコ アイスアリーナに、お越しください!
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2006.09.18
新チーム名発表!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日、新横浜プリンスホテルスケートセンターで、
「プライドカップ YO KO HAMA 2006」が行われ、
2月1日の西武グループ再編に伴い、
これまで SEIBU(仮称) の名で戦っていた旧コクドチームが、今季から、

「SEIBUプリンスラビッツ」

という新たなチーム名で活動していくことが発表されました。
      新生SEIBUプリンスラビッツ!
新生・プリンスラビッツのキャプテンとしてチームを引っ張る鈴木貴人選手
SEIBUグループのシンボルになるいう目標に加えて、
コクドと、プリンスホテルが合併して誕生した新会社、
(株)プリンスホテルのネームバリューと、
ホッケーファンの人たちからの一般公募で、
最多得票数だったという、
「ラビッツ」をニックネームにつけて誕生した、
新生 ・SEIBUプリンスラビッツ。

スモークが舞う中、「語りべ」のコールとともに選手が登場する、
華やかなオープニングで幕を開けた、この日のお披露目試合で、
第1ピリオドから日光バックスを攻守で圧倒し、7−0と快勝。
アジアリーグV3へ向けて、
最後のプレシーズンゲームを白星で飾りました!

また、併せて、日本代表選手を数多く輩出するなど、
屈指の強豪チームとして知られる コクドレディース も、
「SEIBUプリンセスラビッツ」
と、こちらもチーム名が新たになることが発表されました。

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2006.09.17
My通信簿<2>日光バックス・萩原優吾選手
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

新しいシーズンがやってくると、
何といっても楽しみなのは、新戦力のプレー。
学生時代から活躍していた選手や、移籍した選手、さらに、新外国人選手たちが、
新天地でどんなプレーを見せてくれるのかに、注目が集まります。

特に、国内チームでは最も多い、7人の新戦力が加わった日光バックスは、
移籍した主力選手の穴を埋めるためにも、新入団選手たちの活躍が不可欠となりそう。

なかでも、新入団選手の中で唯一のDFとなる #2萩原優吾 選手は、
プレシーズンゲームから、早くもフル回転中です!

萩原優吾選手昨日行われたSEIBU(仮称)とのプレシーズンマッチでも、
尾野貴之選手がケガで欠場したため、DFは5人回し。

しかし、タフな仕事を強いられながらも、
「ボクには、これしかありませんから」
と話していたように、フィジカルなプレーを随所で披露。
強烈なチェックを、SEIBUの選手たちにお見舞いしただけでなく、
第3ピリオドには、ファイティングも!
チームの士気を高めた “Good Job” に、
ベンチやスタンドから、大きな拍手が沸きあがっていました。

それにもかかわらず、萩原選手は、
「初めての霧降(アリーナ)での試合だったので、最初は少し舞い上がってしまいましたし、
(3点目の)失点した場面も、良くなかったと思います」と反省。
「満足度は半分くらいです」と、 自己採点は 「50点」 と厳しめでした。

8月に行われたトライアウトの紅白戦では、ハードチェックを次々と連発。
さらにベンチの中でも、常に大きな声を出して、
「ベテランみたいな存在感でしたよ」と、伊勢泰監督をビックリさせたほどでしたが、
ユニフォームを脱ぐと、そんな姿がウソのように、
「語りべ」の質問にも、穏やかな表情で、いつも丁寧に答えてくれます。

千葉県松戸市で生まれた萩原選手が、ホッケーと出会ったのは、小学校6年生の時。
「小さい頃から色々なスポーツに挑戦したんですけれど、
飽きっぽくって、どれも長続きしませんでした」と言いながら、
社会人チームでGKをしていたという お父さんの血筋を引いたのか、
ホッケーだけは、全く飽きることがなかったそうです。

それどころか、松戸のクラブチーム時代は、
市内のリンクだけでなく、船橋市内の屋外リンクに深夜の練習に通うなど、
すっかりホッケーのとりこに。

その後も、埼玉栄高校−法政大学と、強豪校のホッケー部でプレーし、
卒業後は、カナダの独立リーグで、パックを追っていたほどでした。

そんな萩原選手に、「目標の選手は?」と尋ねてみると、
真っ先に名前を挙げたのが、キャプテンの村井忠寛選手。

「たとえ体がそんなに大きくなくても、
ポジショニングやタイミングで、しっかり守ることができるので、
とても参考になります」と話してくれたように、
183センチ85キロと、サイズに恵まれている萩原選手は、
あえて自分とは違うタイプの先輩のプレーぶりを、手本としているようです。

「これから、もっと勉強していかないと、いけないと思っています」
穏やかな表情を浮かべながらも、しっかりとした口調で、こう話してくれた萩原選手。

学生時代の評判は、決してズバ抜けてはいなかったものの、
バックスで実戦経験を積んでいくうちに、
どんどん腕を磨いていった選手が、これまで何人もいましたが、
萩原選手からも、そんな予感が漂います。

“発展途上のルーキー” が、これからどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみです!
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2006.09.14
もうすぐ開幕!<2>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

突然ですが、問題です。
○か、×か、で答えてください!
Q,センターラインの手前から放たれたパックでも、 ゴールクリーズを通れば、
   アイシングにならない?

正解は…、
昨季までなら、もちろん○でしたが、
今季からは、× になりました!

既に、皆さんもご存知のとおり、
今季から、アジアリーグをはじめとする国内の全ての試合で、
国際アイスホッケー連盟が定めた 改正新ルールと、新反則基準が採用されます。

それに伴って、以前の記事でも紹介したように、
レフェリーミーティングが、全国各地で行われてきましたが、
先日は、報道陣を対象にした「新ルール説明会」も行われました。
報道陣対象の新ルール説明会
その席上で、今季からのルール改正点の一つとして、
アイシングのジャッジについての説明があり、
たとえパックがゴールクリーズを通過しても、昨季までと違って、
アイシングになることを、「語りべ」も初めて知りました。

アイシングに関してだけでなく、
日本アイスホッケー連盟のホームページ を見ても分かるように、
今季から改正されたルールが、他にもたくさんあるので、
ペナルティの新基準と併せて、「語りべ」も勉強しなくてはなりません!

もしかしたら、ファンの皆さんの中にも、
「新ルールを勉強しなきゃ!」と思っていらっしゃる方も多いでしょうが、
そんな皆さんに、朗報です!

23日に東京で行われる、
「アジアリーグアイスホッケー2006−07 ・オープニングゲームス」では、
某大学チームの協力によって、
集結シリーズでは、もうすっかりお馴染みとなった、
「初心者の人にもよく分かる! ルール実演コーナー」
が各試合前に行われるのに加えて、
新反則基準の説明ビデオが、場内で上映される予定です。
今季以降のホッケー観戦の参考に、ぜひ、チェックしてください!

また、この他にも「オープニングゲームス」では、様々なイベントも予定されていますので、
ホッケーファンの皆さんは、リンクに足を運んでください!
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2006.09.11
もうすぐ開幕!<1>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

ここのところ、ブログの更新がストップしてしまっていたせいで、
「どうしたんですか !?」 という声を掛けていただいたり、
「倒れちゃったんですか !?」 とのメールをいただきました。

皆さん、ご心配をおかけして、スイマセン。
幸か不幸か(?)、忙しくて倒れそうな日が続いていましたが、
倒れてはいませんので、ご安心ください(笑)

さて、「語りべ」が、時間に追われているうちに、プレシーズンマッチも本格化し、
各チームとも、いよいよ最終調整に入りました。

今月23日のアジアリーグ開幕へ向けてのカウントダウンが、いよいよ響き始めましたが、
熱戦のスタートに先立って、19日(一部地域を除く)には、
「アイスホッケーマガジン」2006−07シーズン第1号が発売されます。

選手名鑑写真撮影風景「語りべ」が、先月、各チームの練習を取材していた時にも、
アイスホッケーマガジンの、
選手名鑑用写真撮影が行われていました。

写真撮影は、手際よく、アッという間に終了しましたが、
「やっぱり照れますね」と本音を漏らす選手も。
すっかり開幕前の “恒例行事” となっていますが、
毎年、緊張してしまう選手もいるようです。

ニッコリしている選手もいれば、なかには、こわばった顔つきの選手も。
各チームの選手が、どんな表情で写っているか楽しみですね。
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2006.09.01
My通信簿<1>日光バックス・波多野誉行選手
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨夜、サントリー東伏見アイスアリーナでは、
「ALプレシーズンマッチ2006」が開幕し、SEIBU(仮称) 対 日光バックスの試合が行われました。

日本国内では今季初めてとなる、アジアリーグ所属チーム同士の対戦では、
SEIBUの田中豪、樫野善一の両選手と、
(石岡敏選手はスウェーデンのチームのトライアウトを受験中)
波多野誉行選手、衣笠伸正選手、萩原優吾選手、大日向洋平選手、
(向坂康弘選手と白鳥洋選手は出番なし)
というバックスの4選手が、それぞれデビュー!
いきなりデビュー戦で2ゴールをゲットした波多野誉行選手
そんなルーキーの中で、キラリと光る活躍を見せてくれたのが、
バックスの #91波多野誉行 選手!

1−1で迎えた第2ピリオドに、勝ち越しゴールを決めたのに続いて、
第3ピリオド終盤には、
ゴール前でリバウンドを叩いて、パワープレーゴールをゲットするなど、
2ゴール1アシストをマークしました。

デビュー戦から、いきなり自慢の得点センスを見せつけた波多野選手ですが、
それでも、「もっとパックに絡んで、ゲームコントロールをしなければいけなかったから」と話し、
この日の自己評価は、「60点」 と辛目の採点。

駒大苫小牧高−法政大学と、強豪校のポイントゲッターとして鳴らし、
実業団チームのスカウトから注目されながらも、オファーの声は掛からずじまい。
「トップリーグでプレーしたい!」という夢をあきらめて、
卒業後は、社会人チームのサーパス穴吹へ進み、3年間プレーした波多野選手。

しかし、この夏、「年齢的にラストチャンス」と一念発起。
会社に辞表を提出し、バックスのトライアウトを受験した26歳のルーキーは、
「やっぱりFWなので、どんどんゴールを決めて、アピールしたいです」と、
さらなる活躍を期していました!
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