加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2007.04.30
早稲田大学V!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。
早稲田大学対明治大学の決勝戦
“ハンカチ王子” こと、早稲田大学の斎藤佑樹投手が、
投打に大活躍し、盛り上がりを見せた神宮球場に負けじと、
昨日、ダイドードリンコ アイスアリーナでは、
「第56回 ・関東大学アイスホッケー選手権」の、
Aグループ決勝戦が行われ、
早稲田大学が、5−2で明治大学を下して優勝!

昨年の決勝戦で敗れた悔しさを晴らして、春の王者に輝いた早稲田大ですが、
3年前の この大会以来、
大学ホッケー界の三大タイトル(関東大学選手権、関東大学リーグ、インカレ)で、
優勝していなかったこともあって、
試合終了の瞬間は、どの選手も、喜びを爆発させていました !!
      3年ぷりのビッグタイトルを手にした早稲田大学

尚、今大会のMVPには、“佑ちゃん” に続けと(?)大活躍した、
久保直也 選手(4年・駒大苫小牧高校出身)が選ばれましたが、
一昨年の国際大会で、ナショナルチームでプレーした経験もある久保選手を筆頭に、
ここのところ、大学生選手が、数多く日本代表に選ばれているだけに、
新入生も加わって、新たなシーズンが始まった 大学ホッケー界から、目が離せそうにありません!

photos by MAKI editor of M DAILY NEWS
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2007.04.27
速報!アジアリーグニュース
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アジアリーグ ・ジャパンオフィスからのリリースによると、
国内の4チームは、昨日までに退部者リストを提出。
各チームの退部選手は、下記のとおりです。

▼日本製紙クレインズ
二瓶次郎選手、中島谷友二朗選手、任田大泰選手

▼SEIBUプリンスラビッツ
佐々木雄一選手、佐々木圭司選手、外崎慶選手

▼王子製紙
バート ・ヘンダーソン選手、園田智弘選手、三輪ロバート駒生選手、
ジャロット ・スカルディー選手、沼田雄太選手、東克彦選手

▼日光神戸アイスバックス
橋本三千雄選手、伊勢泰選手、マイク ・ヘンダーソン選手、衣笠伸正選手
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2007.04.26
世界一決定戦開幕!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

いよいよゴールデンウイークです!
連休中も、仕事に勤しまなくてはならない「語りべ」と違って、
なかには9連休という人もいるのでは? (うらやましい!)

ところで、ホッケー界では、毎年、日本のゴールデンウイークに合わせるかのように、
世界選手権(トップディビジョン)が行われていますが、
今年の大会も、27日から熱戦がスタート。

ロシアを舞台にして行われる 今年の世界選手権には、
昨季のディビジョン1で優勝して昇格した、ドイツとオーストリアを含めた16ヶ国が参加。
“アイスホッケー世界一” の座を目指して、来月13日まで、激しい戦いを繰り広げます!

今大会の注目は、何といっても、地元 ・ロシアの戦いぶり。
というのも、開幕前日に発表されたエントリーリストを見ると、、、

昨季、NHLの新人王に輝いた、
アレクサンダー ・オベチキン 選手(21歳 ・ワシントン キャピタルズ=写真左)!
今季のNHL新人王最有力候補と言われている、
エフゲニー ・モルキン 選手(20歳 ・ピッバーグ ペンギンス)!
さらに、福藤豊選手が対戦して、「速さが違いますよ」と驚いたほどの 強烈なシュート力を誇る、
イリヤ ・コバルチャク 選手(24歳 ・アトランタ スラッシャーズ=写真右)!

というNHLを代表する スター選手たちの名前が並んでいます !!
アレクサンダー・オベチキン選手エフゲニ・モルキン選手イリヤ・コバルチャク選手

この3人は、トリノオリンピックに出場しましたが、
昨年のラトビア大会では、コバルチャク選手が、
一昨年のオーストリア大会では、モルキン選手が、それぞれ代表に選ばれなかったため、
もし今大会に、揃って出場することになれば、
世界選手権では初めてとなる、超豪華なラインが見られるかも知れません。

かつては、9連覇も含めて優勝22回と、世界一の座に君臨し続けていたものの、
ソビエト連邦が崩壊し、ロシアとなってからは、1993年に1回優勝しただけ。
しかも、2002年のスウェーデン大会で、銀メダルを手にして以来、
決勝戦まで進むことが できないどころか、
サンクトペテルブルグで開かれた2000年の大会では、ベスト8にすら進むことができずに、
ロシアのファンを、ガッカリさせてしまったことも…。

そんな屈辱を味わって以来、7年ぶりの地元開催となる 今年の世界選手権で、
かつての強さを取り戻すことができるのか !?

ロシアが生んだ、若きスター選手たちの活躍が、カギを握ることになりそうです。

◆photo support by 243

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2007.04.22
祝!世界選手権優勝!!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

祝!世界選手権優勝!!
といっても、もちろん、昨日 全日程を戦い終えた、男子日本代表のことではありません。
4月2日から、ソウルのモクトンアイスアリーナで行われていた、
世界選手権 ・ディビジョン2(グループB)」で、地元 ・韓国が優勝しました!
 地元開催の世界選手権で見事に全勝優勝を飾った韓国代表

大会直前に、北朝鮮が出場を辞退したため、
韓国、オーストラリア、アイスランド、イスラエル、メキシコの、5ヶ国による戦いとなりましたが、
ビョン ・ソンウク 監督(ハルラ前監督)率いる韓国代表は、
カンウォンランド(11人)と、ハルラ(5人)から選ばれた、アジアリーグ勢に加えて、
延世(ヨンセ)大学に通う大学生(4人)と、
昨季までハルラに在籍し、今季はフィランドでプレーしていた キム ・ウジェ 選手
という顔ぶれで大会に臨み、4戦全勝の成績で、文句なしの優勝を飾りました!

大会のMVPとベストDFには、パク ・ソンミン キャプテン(ハルラ=写真左)、
ベストFWには、キム ・ハンソン 選手(ハルラ=写真中)、
さらに、ポイント王には、キム ・ギュヒョン 選手(カンウォンランド=写真右)が、
それぞれ輝いたように、
日本のファンの皆さんにも お馴染みの選手たちが、優勝の原動力となったようです。
MVPとベストDFに輝いたパク・ソンミン選手ベストFWに選ばれたキム・ハンソン選手アシストとポイントで大会トップの数字を残したキム・ギュヒョン選手

これで韓国は、ディビジョン1へ 4年ぶりの返り咲き。
今季終了後に、国際アイスホッケー連盟が発表する グループ分けによっては、
来年の世界選手権で、日本対韓国の “ガチンコ勝負” が、見られるかもしれませんね!

ちなみに、2年ぶりにディビジョン1昇格を果たした中国は、
15日から、チチハル市体育館で開催された、
世界選手権 ・ディビジョン1(グループA)」で、残念ながら全敗。
韓国と入れ替わって、来季は、ディビジョン2へ降格となってしまいました。

◆photos by YONSU

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2007.04.20
やっぱりジャパンキラー!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

スロベニアで行われている、「世界選手権 ・デイビジョン1(グループB)」は、
大会最終日を残して、地元 ・スロベニアの優勝が決まりました!

スロベニアは、昨日 行われた日本戦で 7−1と大勝して、自力で優勝を決めましたが、
この試合で活躍したのが、先日の記事でも紹介した アンジェ ・コピター 選手!
第1セットのC Fとして、4アシストをマークするなど、
5000人のファンの前で、今大会でも “ジャパンキラー” ぶりを発揮しました。

これでスロベニアは、「世界選手権(トップディビジョン)」昇格となりましたが、
一足早く、世界選手権の公式ホームページでは、
“トップディビジョン デビュー” を果たしたコピター選手が
(NHLのスケジュールとの絡みがありますが)来年 カナダで行われる世界選手権で、
どんな “トップディビジョン デビュー” を飾るのか、楽しみです。

尚、日本は スロベニアに敗れましたが、5位以上が確定したため、
ディビジョン1残留が決定しています。
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2007.04.19
プレーオフの醍醐味
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今月11日からスタートしたNHLのプレーオフは、
ファーストラウンドの熱戦が、続いています。

ニューヨーク レンジャーズだけは、アトランタ スラッシャーズをスウィープして、
早々に、セカンドラウンド進出を果たしましたが、その他のカードは大混戦!
なかでも激しい戦いが続いているのが、
バンクーバー カナックスと、ダラス スターズのシリーズです。

レギュラーシーズンでは、全て2−1(シュートアウト勝利も含む)のスコアで、
2勝2敗と星を分け合った この両チームの対戦は、
第3戦を終了して、カナックスが2勝1敗とリード。

バンクーバーで幕を開けた第1戦から、
いきなり 4thOT(第7ピリオド!)までもつれる大接戦を演じた末に、5−4でカナックスが先勝。
続く第2戦は、スターズの守りが冴えて2−0。
舞台をダラスに移しての第3戦は、カナックスが2−1のスコアで逆転勝利と、
どちらも一歩も譲らないだけに、もつれそうな予感も…。

しかも、シリーズの滑り出しこそ、点の取り合いとなりましたが、
第1戦のOTに入ってからは、ともにディフェンス重視の戦いに。

そのため、第1戦のOTから第3戦終了まで、
合わせて10のピリオドで、両チームが決めたゴールは、6得点のみと、
レギュラーシーズン以上に、ロースコアな展開となっています。

そんなスリリングな試合が続いている理由は、
何といっても、堅い守りを披露し続けている両チームのGKです。

カナックスの守護神ロベルト・ルオンゴ選手特に、カナックスの ロベルト ・ルオンゴ 選手は、
第1戦で、相手GKより はるかに多い、
73本ものシュートを浴びながら、ゴールを守り続けて、
ファーストスターに輝いただけでなく、
激しくゴール前に攻め込んでくるスターズのFWに、
何度も接触され、時には、ゴーリーマスクを、
吹っ飛ばされてしまうことさえありますが、
カナックスのゴールを、死守しています!
しかし、ルオンゴ選手にとっては、こんなハードな試合の連続も、朝飯前!

というのも、ルオンゴ選手は、
昨季まで在籍していたフロリダ パンサーズが、ここのところ低迷しているため、
1試合に、40本以上のシュートを浴びることも珍しくはなく、
昨季まで、2シーズン続けて、最も多くのシュートを打たれたGKなのです。

今季は、(少しだけ?)守りのいいカナックスに移籍しましたが、
それでも受けたシュート数は、リーグ第3位。
しかし、そんな中でも、ルオンゴ選手は、史上2位タイとなる シーズン47勝をマークして、
カナックスをプレーオフに導いた、まさに “打たれ強い守護神”!

対するスターズのGK マーティ ・ターコ 選手も、
好不調の波があったレギュラーシーズンとは打って変わって、
第2戦で、プレーオフ初完封を飾るなど、絶好調!

トリノオリンピックのカナダ代表にも選ばれた 両チームの守護神は、
第4戦でも、好セーブを連発して、
ともに無得点のまま、試合は最終ピリオドに…。

1点が遠く、そして大きな意味を持つ、手に汗握るスリリングな試合!
そんな “プレーオフの醍醐味” を味わうことができる、
ダラス スターズ−バンクーバー カナックスの第4戦を、
次回の「NHLアイスホッケー」で、お届けします。

どうぞ、ご期待ください!

◆photo by 243
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2007.04.15
ジャパンキラー
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

日本代表に加えて、
イギリス、ハンガリー、リトアニア、ルーマニア、スロベニアの6ヶ国が参加する、
世界選手権 ・ディビジョン1(グループB)」が、今日 開幕します。

一足早く、トップディビジョン再昇格を果たした女子日本代表に続いて、
“アベック優勝” の期待が集まりますが、
対戦相手も強豪揃いとあって、息は抜けません。

スロベニア人初のNHLプレーヤー、アンジェ・コピター選手なかでも日本にとって、イヤな相手になりそうなのが、スロベニア。
今大会は、地元開催なのに加えて、
スロベニア人初のNHLプレーヤー、
アンジェ ・コピター 選手(ロサンゼルス キングス)も参加予定。

2005年にドラフト1位(全体11番目)で指名され、
今季から、キングスでプレーしているコピター選手ですが、
ルーキーながら、チームで3番目に多い61ポイントをマーク。
弱冠20歳にして、“キングスの顔” に成長した選手なのです!

ところで、このコピター選手が、日本と顔を合わせるのは、今回が初めてではありません。
同じくスロベニアで行われた、昨季の「U20世界選手権 ・ディビジョン1」でも、
当時、スウェーデンのクラブチームでプレーしていたコピター選手が、
U20スロベニア代表として、日本と対戦
2ゴールをマークする活躍で、チームに勝利を呼び込み、ベストプレーヤーに輝いています。

その試合で、日本のゴールを守った大嶋良介選手(日本製紙クレインズ)によれば、
「大きい選手(196cm 91kg)だった印象は、残っていますけど、
NHLから、ドラフト1位指名された選手だって聞いていた割には、
ズバ抜けてスゴイ! っていう感じは、しなかったです」とのこと。

しかし、NHLで腕を磨いたとあって、コピター選手は、一気にスキルアップ!
今季、キングスで一緒にプレーした福藤豊選手が、
「彼のクセが分かっていたとしても、止められるレベルじゃないですよ」
と話しているように、今大会でも、“ジャパンキラー” になりそうな、イヤな存在です。

「福藤がいれば、メインでプレーさせる」
との青写真を描いていたマーク ・マホン ヘッドコーチの思いに反して、
福藤選手は、AHLのマンチェスターに再昇格し、プレーオフを戦うことになったため、
世界選手権に参加することが、できませんでした。

しかし、福藤選手はいなくても、日本のゴールを守る、
春名真仁(王子製紙)選手、菊地尚哉(プリンスラビッツ)選手、成澤優太選手(東洋大学)の3人が、
若きキングスのポイントゲッターを、“ジャパンキラー” と呼ばせないような、
好セーブを披露してくれることに、期待しましょう。
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2007.04.13
新監督誕生!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今季は、アジアリーグで5位と低迷してしまった王子製紙が、
今日、来季の新スタッフを発表しました。

古豪復活へのタクトを手渡された城野正樹新監督(右)と山中武司新コーチ(左)新監督には、FW出身の 城野正樹 氏(写真右)が、
新コーチには、DF出身の 山中武司 氏(写真左)が、
それぞれ就任。

現役時代は、ともにキャプテンを務めたのに加えて、
日本代表でもプレーした経験を持つ二人が、
来季の王子製紙の、采配を振ることになりました。

新監督に就任した城野氏は、1970年12月27日生まれ。
インターハイ優勝の実績を引っ提げて、釧路工業高校から王子製紙に入社すると、
1年目の途中から、早くもレギュラーポジションを獲得して、14年間プレー。

プレーオフ最終戦での、優勝を呼び込む決勝点や、
世界選手権トップディビジョンでのゴールなど、
ここ一番での勝負強さが、印象的でした。

一方、新コーチとなった山中氏は、1971年1月30日生まれ。
地元の苫小牧南高校を卒業して、王子製紙に入社した1年目からフル出場。
長野オリンピックにも出場するなど、
13年間にわたって、日本のホッケー界を代表するDFとして、名を馳せました。

引退後は、二人揃って、苫小牧明倫中学校のコーチを務めたり、
山中氏は、日本アイスホッケー連盟の強化コーチをしていたものの、
トップリーグでのコーチ経験は、ありません。

しかし、城野氏は、
「現場を離れて、時間が経ちましたけど、
何かを起こす! くらいのことができればと思っています」
と話していたように、やる気十分なだけに、
古豪復活へのタクトを手渡された 36歳の同期生コンビの手腕に、大いに期待 !!

また、日本製紙クレインズも、相沢浩二 コーチの監督昇格などを発表。

アジアリーグは、先月末に幕を閉じたばかりですが、
来季へ向けて、早くも動き出しているチームもあるようです。

◆photo by OJI PAPER ICE HOCKEY TEAM
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2007.04.12
波乱の予感 !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨年の10月4日(現地時間)に開幕したNHLのレギュラーシーズンは、
先週末、各チーム82試合を戦い終えて、全日程を終了しました。

今季のレギュラーシーズンは、
ウエスタン カンファレンスが、レギュラーシーズン終了前日に、
一方のイースタン カンファレンスに至っては、
最終日になって、ようやくプレーオフ進出チームが決まるという、
例年にない大混戦!

不調に泣かされた昨季のプレーオフMVPキャム・ウォード選手そんな混戦の末に、思わぬ波乱がありました。

昨季のプレーオフでMVPに輝いた
守護神 キャム ・ウォード選手(写真)の不調が響いた、
ディフェンディングチャンピオンの、カロライナ ハリケーンズと、
チームの顔だった ライアン ・スミス選手を放出したあと、
低迷してしまった、エドモントン オイラーズという、
昨年、頂上決戦を演じた両チームが、
レギュラーシーズンで敗退。

前年の優勝、準優勝チームが、
揃ってプレーオフのチケットを手にできなかったのは、
NHLのチャンピオンチームが、スタンレーカップを手にするようになった1927年以降では、
ナント! 初めてとなる大波乱 !!

そんな激しい戦いとなったレギュラーシーズンを勝ち抜いた、
東西両カンファレンスの上位8チームによるプレーオフが、
いよいよ今日からスタートします!

レギュラーシーズン以上に、波乱の予感が漂うプレーオフの熱戦も、
「語りべ」が実況を担当している「NHLアイスホッケー」では、
ナッシュビル プレデターズ−サンノゼ シャークスの第1戦を皮切りに、
毎週2試合オンエアします!

どうぞ、ご期待ください !!

◆photo by 243
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2007.04.10
女子ホッケー界を支え続ける姉妹
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今月2日から、熱戦が繰り広げられていた、
世界女子アイスホッケー選手権 ・ディビジョン1」は、日本が全勝優勝を飾り、
来年、中国で行われる予定の、
トップディビジョン再昇格を決めて、幕を閉じました。
佐藤弘一女子日本代表監督
「いいチームでした。勝因は強いチームワークです」
チームを率いた佐藤弘一監督が、こう話していたように、
直前合宿の時から、一致団結していた女子日本代表の選手たちは、
昨日、栃木県庁と日光市役所を表敬訪問したあと、
金メダルを手土産に、それぞれの地元へと凱旋。

そんな女子日本代表の選手たちと同じように、
昨日、日光をあとにした二人がいます。

それは、今大会のテレビ中継の解説者を務めてくれた、
佐藤理絵 さんと、大森(旧姓佐藤)雅子 さんの姉妹です。

現役時代は、ともに女子日本代表のキャプテンを務めた、佐藤理絵さん(右)と大森雅子さん(左)「母が大好きだった影響で」ホッケーを始めたという、
お姉さんの理絵さん(写真右)と、
「姉が始めたので」ホッケーをやるようになったという、
妹の雅子さん(写真左)。
ホッケーの盛んな苫小牧で生まれた1歳違いの二人は、
理絵さんがDF、雅子さんがFWと、
ポジションこそ違うものの、
ともに日本代表のキャプテンを務めたほどの名選手!

1990年に初めて開催された「女子世界選手権」に、揃って出場したのを皮切りに、
1998年の「長野オリンピック」や、2000年の「世界選手権Aプール(現トップディビジョン)」など、
数多くの国際大会で、日の丸のジャージを着て戦った、
まさに、女子ホッケー界を支え続けた姉妹なのです!

日本戦全5試合の解説をしてくれた雅子さんは、
直前合宿の取材のために、開幕の1週間前から、早くも日光入り。
連日、朝早くからリンクにやってきて、各国の練習を取材していたのに加えて、
積極的に話掛けて、日本の選手たちの様子を、しっかりチェック。

「初めてなので、どうしよう…」
と放送前に話していたのとは対照的に、
今大会が、解説者デビュー戦だとは信じられないほどの、
的確で分かりやすいコメントの連続には、「語りべ」もビックリでした。

その雅子さんが、「雨女なんですよ」と話していた理絵さんは、
週末を利用して、7日から日光に駆けつけてくれましたが、
雅子さんの言葉どおり、それまでは天気に恵まれていた日光地方が、
理絵さんの到着に合わせたかのように、雨模様…。

ただ、理絵さんが連れてきたのは、雨雲だけではありませんでした。
それまで3連勝ながら、課題の残る試合が続いていた日本の戦いぶりは、
理絵さんが、解説者として放送席に座ってくれた途端に、
パワープレーで、おもしろいようにゴールが決まるようになったりと、一気に好転。
フランス戦とチェコ戦の快勝を呼び込んだ、
“放送席のラッキーレディー” になってくれました!

「辛口解説者ですよ(笑)」と声を揃えていたように、
二人の口からは、時折、厳しいコメントが飛び出す時も。
しかしそれは、現役時代に、何度も厳しい戦いを経験してきた二人からの、
後輩たちへのエールに他なりません。

その証拠に、試合中、日本がチャンスやピンチを迎えると、
「ゴール前が空いてる!」
「逆サイドから来てるよ!」
と思わず声が出てしまうシーンも。

そんな後輩思いの二人なだけに、選手たちからの信望も厚く、
試合終了後、放送席で、番組のエンディングを収録していると、
リンク内の通路を、クールダウンのために走っている選手たちから、
いつも笑顔で手を振られたり、声を掛けられたりしていました。

「今回の優勝に満足することなく、これからも頑張って欲しいですね」(理絵さん)

「今大会で優勝したことで、きっと女子の強化に力を入れてくれるはずだから、
それに応えられるように、努力しないといけないですね」(雅子さん)

「後輩たちに、何かメッセージはありますか?」
日本の優勝が決まったあとに、こんな質問をしてみると、
二人は、金メダルを手にした選手たちを、思いやるような静かな口調で、
こう答えてくれました。

現役時代に、女子ホッケー界を支え続けてきた姉妹は、
きっとこれからも、女子ホッケー界を支え続けてくれるでしょう!
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