加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2008.09.26
ホッケータウンの饗宴
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の試合で、チャイナシャークスも、今季の初戦を戦って、
全てのチームが、新たなシーズンに船出したアジアリーグは、2度目の週末を迎え、
日本製紙クレインズと、アニャンハルラが、明日 ホーム開幕戦を戦います。

クレインズは、釧路アイスアリーナに、
昨季のレギュラーシーズン第1位の SEIBUプリンスラビッツを。
一方、ハルラは、アニャンアイスアリーナに、
ディフェンディングチャンピオンの 王子イーグルスという強豪チームを、
それぞれ迎えるだけに、激しい試合が繰り広げられそうですが、
勝敗の行方とともに、もう一つ楽しみなことがあります。

それは、両会場でのファンサービスです!

釧路シリーズでは先着200人のファンに、オリジナルトレーディングカードをプレゼント釧路と アニャンは、
アジアリーグが、最も優れたホームタウンを表彰する、
「ホッケータウン ・イン ・アジア賞」に輝いたことがあるように、
ファンサービスやイベントの充実ぶりには、定評がありますが、
釧路アイスアリーナでは、従来のファンサービスに加えて、
今季は、先着200人のファンに、
オリジナル トレーディングカードのプレゼントがあるなど、
さらに、パワーアップ!
アジアリーグナンバーワン! アニャンアイスアリーナのオープニングセレモニー
一方の、アニャンアイスアリーナでは、
昨季の記事でも紹介しましたが、
開幕戦の試合開始30分前から、
“アジアリーグ ナンバーワン!” の呼び声が高い、
華やかな オープニングセレモニーを、今季も実施!
没収試合となった 21日のHigh1戦 のリーグ裁定によって、
シム ・ウィシク監督は、ベンチに入ることができませんが、
オープニングセレモニーに負けないような、好試合を演じて、
ハルラファンの汚名返上の期待に、応えて欲しいところです。

もちろん、この両会場だけでなく、
他のチームのホームアリーナでも、様々なファンサービスやイベントが、今季も開催されます。

アジアの頂点を目指す熱い戦いだけでなく、
“ホッケータウンの饗宴” も楽しみに、リンクに足を運んでみては、いかがですか?

尚、アニャンアイスアリーナで観戦予定の方は、こちらの記事 を、ご参考ください。

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2008.09.25
ベールを脱ぐチャイナシャークス!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アジアリーグの全7チームの中で、
ただ一つ、先週末に試合が組まれていなかった チャイナシャークスが、
先日の記事でも紹介しましたが、日本語の公式表記が、
「中国シャークス」から、正式チーム名称の「チャイナシャークス」に改まりました)
今夜の日光バックス戦で、5日遅れの開幕を迎えます。

NHLのサンノゼ シャークスとの業務提携によって、チームの強化を目ろみながら、
昨季は、わずかに3勝しか上げられず、最下位に終わった反省から、
今季は、積極的な外国人選手の補強とともに、
中国黒龍江省の省都 ・ハルビンの北西にある 綏化(スイファ)市で、トライアウトキャンプを実施。

その中から選ばれた中国人選手と、外国人選手を併せた、
29人の開幕ロースターを発表 したシャークスは、
上海に移動して、新しいホームアリーナの 松江大学城体育中心 での最終調整を終え、
2年目のシーズンに船出します。

そこで、加藤じろう直営!「語りべ」通信では、今季もチャイナシャークスを率いる、
デレック ・アイスラー ヘッドコーチに、話を聞きました!

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▽「語りべ」
「今季は始動を早めて、約1ヶ月にわたって、キャンプを行なったそうですが、
チームの状況はいかがですか?」

▼アイスラーHC
「かなりタフなメニューを消化してきましたから、
次の挑戦へ向けての準備は、出来ていると思っています」


▽「語りべ」
「次の挑戦という言葉が出ましたが、今季の目標を教えてください」

▼アイスラーHC
「我々の目標は、至って簡単です。プレーオフに出る。
そして、アジアリーグで優勝することです」


▽「語りべ」
「では、その目標を達成するためには、何が大事だとお考えですか?」

今季もチャイナシャークスを率いるデレック・アイスラー ヘッドコーチ▼アイスラーHC
「今季に限らず、いいスタートを切ることは、とても大事です。
昨季も、スタートは悪くなかったのですが、
好調を持続することができませんでした。
ですから今季は、最初のバックスとのシリーズで、
まず いいスタートを切ること。
そして、それを持続することが大切です。
そのためには、試合の中で、選手たちが感情をコントロールして、
チームのためにプレーすることが必要です」


▽「語りべ」
「その他にも、今季のシャークスに必要なことはありますか?」

▼アイスラーHC
「得点力のアップが、キーポイントになるでしょう。
昨季は、1試合の平均得点が、たった2点(30試合の総得点63)でしたから、必須課題です。
我々のチームが目指すスタイルは、サンノゼ シャークスと似ていて、
組織的かつ、規律のあるプレーが必要です。
それに加えて、クリエイティブで、闘志のある選手を求めていましたが、
今季は、新しい選手も加わって、チームの選手構成が改善されたので、
昨季よりもスピーディーに、相手ゴールへ向かうオフェンスを展開していくつもりです」


▽「語りべ」
「新しい選手に関してですが、トライアウトキャンプで、目を引かれた選手はいましたか?」

アイスラーHC期待のワン・チョンウェイ選手▼アイスラーHC
「FWの ワン ・チョンウェイ ですね。
(#9 王崇偉 19歳 171cm 75kg チチハル出身)
トライアウトキャンプでは、際立ったプレーを見せてくれました。
GMのクリス ・コリンズも、同じように高く評価しています。
これからずっと、アジアリーグで活躍することができる選手だと
我々は期待を寄せています」


▽「語りべ」
「新戦力といえば、昨季は1試合平均5.3失点と、リーグワーストだっただけに、
NHLでプレーした経験もある GKの ウェド ・フラハティ 選手への期待が、大きいと思いますが…」

不惑の守護神 ウェド・フラハティ選手▼アイスラーHC
「今の考えでは、開幕から20試合目くらいまでは、
彼を先発に起用していくつもりです。
40歳という年齢を心配されるかもしれませんけれど、
問題ありませんよ。
ただ、その一方で、彼にはコーチとしての役割もありますから、
シーズン中盤以降は、試合の勝敗と、選手の成長という面から、
トータル的な判断をしていくことになると思います」


▽「語りべ」
「最後に、日本のファンの人たちへのメッセージを、お願いします」

▼アイスラーHC
「昨季は、我々のチームを応援してくださって、ありがとうございました。
我々が描いている確かなプランによって、チームは成長していますので、
今季は、皆さんに楽しんでいただける試合を、お見せできると思います。
ぜひ これからも、我々とアジアリーグを、応援し続けてください」


──────────────────────────────────────────

チームの体制変更が決まったのが、開幕のわずか一週間前だった昨季とは、打って変わって、
今季は、準備万端の様子の チャイナシャークス。

プレシーズンゲームの「アニャンカップ」で見る限り、
まだまだ発展途上中という印象を受けましたが、
アイスラー ヘッドコーチの言葉からは、確かな手応えが感じられるだけに、
いよいよベールを脱ぐ、2年目のチャイナシャークスの戦いは、必見ですね!
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2008.09.22
横浜からバンクーバーへ!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。
マーク・マホン男子代表監督(左)、坂井寿如強化本部長(中)、飯塚祐司女子代表監督(右)の記者会見
昨日、日本アイスホッケー連盟は、記者会見を開き、
11月に開催される「バンクーバーオリンピック予選」の、
日本代表候補選手として、
男子35名、女子28名を、それぞれ発表しました
日本アイスホッケー連盟の坂井寿如(としゆき)強化本部長(写真中)が、
「上手な選手の寄せ集めではなくて、勝てるチームに必要なのは、どういう選手かを考えた」
と選考理由を説明したように、代表候補の中には、必ずしもスター選手だけでなく、
おっ! と思わず目を引く選手の名前も。

その一人が、男子代表候補に名を連ねた、
王子イーグルスの 河本(かわもと)彰仁選手!

河本選手といえば、日本のホッケー界には珍しい、横浜生まれ。
決して練習環境に恵まれているとはいえない中でも、腕を磨き続け、
U20日本代表メンバーとしても活躍。

高校を卒業する時には、実業団チームから、誘いの声が掛かったものの、
それを断って北米に渡り、現地のカレッジリーグや、マイナーリーグなどに在籍し、
掛け値なしのタフな環境の中、バックを追い続けてきました。

しかし、一昨年の夏に、
縁あってイーグルス(当時は王子製紙)の練習に、トライアウトを兼ねて参加したものの、
ロナルド ・アイバニー監督のおメガネにかなわず、不合格に…。

ところが、昨夏に再び練習に参加したところ、
今度は、就任したばかりの城野正樹監督から、高い評価を受け、
26歳にしてアジアリーグにデビューした、異色の経歴の持ち主なのです。

ハードワークが身上の河本彰仁選手そんな河本選手に与えられている役割は、サードラインのウイング。
昨季の成績を見ても、
レギュラーシーズンの全試合に出場して、6ポイントのみながら、
「ウチのチームにはないものを、もたらせてくれた」
と城野監督が絶賛したように、
チェックや運動量を武器に、チームに勢いを与える、
ハードワークが身上のフィジカルプレーヤーとして、真価を発揮!

「(齊藤)哲也や、百目木(政人)みたいにプレーしろって言われても、できるわけがないから、
自分の役割として、相手にイヤがられるプレーをしているだけですよ」

河本選手は、普段と変わらない表情のまま、事もなげに話してくれましたが、
日本代表候補に選ばれたことを尋ねると、今度は一転して、
「やっぱり うれしいですよ。
北京オリンピックを見てて、こういうところでやってみたいなぁって思ったし、
オリンピックに出られれば、ホッケーも注目されるでしょうからね」
と言って、口元をほころばせました。

さらに、「最近は、今までと違ったキャリアの選手が、少しずつ増えてきましたけど、
もし、日本代表に選ばれるようなことになったら、
ホッケーが盛んじゃないところで頑張っている子供たちにも、自信になるかもしれないですね」
とも話してくれました。

その思いを示すかのように 河本選手は、
昨日の日本製紙クレインズ戦でも、持ち前のハードワークを存分に披露。
足を負傷した齊藤毅キャプテンが欠場する 緊急事態の中、Aマークをつけて出場し、
フィジカルなプレーで、新生・イーグルスのアジアリーグ初勝利に貢献しました。
奥様に勝利の報告ができてニッコリの河本彰仁選手
実は、開幕シリーズの2連戦には、
このオフに結婚したばかりの奥様が、
ご自宅のある名古屋から、はるばる応援にやって来てくれたそうですが、
「いきなり開幕戦で負けてしまったら、
こんな試合を見るために、わざわざ苫小牧まで来たんじゃない!
って怒られましたから、勝てて良かったです(笑)」
と思わずニッコリ。

マーク・マホン男子日本代表監督によれば、
「これから2週間くらい、アジアリーグの試合をスカウティングして、
オリンピック予選のメンバーを決めるつもり」とのことだけに、
河本選手は、これからも持ち前のハードワークを披露し続けて、
勝利の報告に続いて、今度は奥様に、日本代表メンバー入りの報告をできるでしょうか?

“横浜からバンクーバーへ”
もしも、河本選手のホッケーキャリアが、このようになっていったら、
彼を目標とする子供たちが、全国各地に現れて、
きっと日本のホッケー界の裾野が、もっと広がっていくに違いないはず。
それだけに、これからの河本選手の活躍に、期待したいですね!
Go ! Vancouver !! | comments(3) | trackbacks(0)
2008.09.20
二つの初勝利
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アジアリーグが開幕しました!
苫小牧の白鳥アリーナでは、“頂上決戦のリターンマッチ” となった、
王子イーグルス vs 日本製紙クレインズの第1戦が行われ、
4−3のスコアで、クレインズが逆転勝利!

第2ピリオドに、復活ゴールを決めた佐藤匡史選手や、
決勝点をゲットしたユール ・クリス選手といった、FW陣の活躍も光りましたが、
「語りべ」が、PUSHしたいのは、GKの 石川央(ひさし)選手です!

今日の試合では、21本のシュートを浴びて3失点と、
特筆されるような成績ではなかったため、
試合後の石川選手からは、「満足はできないですね」という言葉が──。

しかし、その一方で、第3ピリオド中盤に、勝ち越し点をプレゼントされてからは、
再三のピンチにも、丁寧なセーブで虎の子のリードを守りきり、
イーグルスの公式戦の連勝を、15でストップさせたとあって、
「内容よりも、勝てたことが大きかったです」と笑顔も見せてくれました。

今季のクレインズは、清川和彦選手が移籍してきたことで、
「競い合って、レベルアップして欲しい」との思いから、
相沢浩二監督は、27歳の二人に対して、守護神の座を競わせると宣言。

プレシーズンゲームで2完封を演じた 大嶋良介選手も加わって、
高いレベルでの先発マスク争いが演じられていますが、
石川選手は、昨季に続いて、開幕戦に起用された期待に応えて、
チームに今季初勝利を、もたらせました!

ところで石川選手は、今日の試合で、もう一つの初勝利も達成したのを、ご存知ですか?
それは、イーグルスの春名真仁選手相手にマークした、初勝利です!

昨季の記事 でも紹介しましたが、
日光で育った石川選手にとって、当時バックスに在籍していた春名選手は、
「中学校の時に初めて教えてもらって、高校、大学に進んでからも、いつも声を掛けてもらっていた」
という「目標のGK」で、
その思いは春名選手と同じ、「61」の背番号をつけていることにも、込められています。

その春名選手と、昨季になって初めて対戦した石川選手でしたが、白星なしの1分2敗。
しかも、2試合も完封勝利を演じられてしまっていただけに、
「今日は素直にうれしいです」
と春名選手との直接対決で手にした初勝利に、また笑顔を見せてくれました。

とはいえ、石川選手の座が、これで安泰となったわけではありません。
相沢監督の胸の内には、まだまだ守護神の座を競わせる方針があるだけに、息は抜けないところ。

二つの初勝利を手にした石川央選手それだけに石川選手は、
「チームメイトから、信頼されるようになりたいですね。
自分の調子が悪い時でも、チームの状態が良くない時でも、
勝利に こだわってプレーします。勝てるGKが目標です!」
と自らに課しているテーマを、教えてくれました。

チームの今季初勝利と、目標のGKとの対戦での初勝利。
“二つの初勝利” をマークした石川選手が、
これから どんな活躍を見せてくれるのか、楽しみですね!

尚、明日の イーグルス vs クレインズの第2戦も、
13時55分から、FMくしろ (76.1MHz)で、完全生中継します!
道東エリアにお住まいのホッケーファンの皆さん、お聞き逃しなく !!
アジアリーグ | comments(3) | trackbacks(0)
2008.09.19
頂上決戦リターンマッチ!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

いよいよ明日、アジアリーグが開幕します!
開幕カードは、昨日の記事で紹介した 「High1 vs アニャンハルラ」の “韓国ダービー” だけでなく、
苫小牧では、「王子イーグルス vs 日本製紙クレインズ」。
西東京でも、「SEBUプレンスラビッツ vs 日光アイスバックス」 の試合が行なわれます。

いずれのカードも、楽しみな対戦ばかりですが、
やはり注目が集まるのは、「イーグルス vs クレインズ」
くしくも、昨季のファイナルで顔を合わせた両チームが、いきなり開幕シリーズで激突します!

昨季のファイナルで顔を合わせた両チームが開幕戦で激突アジアリーグでの この両チームの対戦は、
一昨季まで、24勝5敗(プレーオフを含む)と、クレインズが圧倒。

しかし、昨季のレギュラーシーズンでは、
イーグルス(当時は王子製紙)が4勝1敗1分と、
5年目にして、初めて勝ち越しただけでなく、
優勝を争うプレーオフ ファイナルでも3連勝を飾って、
アジアの頂点に輝きました!

さらにイーグルスは、今季に入ってからも、プレシーズンゲーム6戦全勝とあって、
昨季のプレーオフ ・ファーストラウンドから通じて、公式戦15連勝中。
「勝ち続けているので、いい状態で開幕を迎えられます」
と城野正樹監督も、確かな手応えを感じているようです。

特にプレシーズンゲームでは、
ルーキーの 小川勝也 選手や、南亮太 選手を筆頭に、
チェコへのホッケー留学を経験した 石塚武士 選手と、山下敬史 選手。
さらに、2年目の 追切慎吾 選手といった若手が活躍し、
「試合の勝敗以前に、チームの中で勝たなくてはならないから、競争が激しいですね」
と城野監督が、うれしい悲鳴を上げるほど、戦力が充実!

対するクレインズも、
「今季はシフトが多くなるんじゃないかな」と、相沢浩二監督に言わせるほど、
早稲田大学出身の 久保直也 選手や、2年目の 今村雄太朗 選手が、頭角を現して来たのに加え、
西脇雅仁 選手の復帰や、ユールクリス 選手の移籍。
さらに、ケリー ・フェアチャイルド 選手と、ブラッド ・ティリー 選手の新外国人コンビも、
活躍が見込まれるとあって、こちらも戦力アップ!
(両チームの新戦力に関しては、こちらの記事をご覧ください)

それだけに、昨季の頂上決戦さながらの激しい戦いが、
開幕シリーズから、繰り広げられそうです !!

新たなシーズンを白星で飾るのは、2連覇を狙う イーグルスか !?
それとも、2年ぶりのV奪還を目指す クレインズか !?

苫小牧での開幕シリーズとなる、“頂上決戦リターンマッチ” の模様は、
20日(土曜日)、21日(日曜日)ともに 13時55分から、
FMくしろ (76.1MHz)で、完全生中継します! どうぞ、ご期待ください !!
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2008.09.18
3年ぶりの対戦
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

明後日から、アジアリーグが開幕します!
25日が初戦となるチャイナ シャークスを除く6チームが、新たな戦いに挑むこととなりますが、
コヤン(高陽)アイスアリーナでは、
High1と、アニャンハルラが、開幕シリーズを戦います。

“オープニング韓国ダービー” の注目は、何と言っても、ハルラの #96 ソン ・ドンファン 選手!

3年ぶりのアジアリーグ開幕戦に臨むソン・ドンファン選手先日の記事でも紹介したように、兵役義務を果たしていたため、
2年間のブランクがあり、万全の状態でなかったにもかかわらず、
アニャンカップの初戦では、いきなりゴールをゲット!

しかし、試合後のソン ・ドンファン選手の口からは、
「満足できませんでした」という言葉に続いて、
「100%のコンディションになるように、備えていきたいです」
との言葉が飛び出したように、その視線は、
3年ぶりとなるアジアリーグの戦いへと、向けられていました。

それだけに、明後日の開幕戦で、
どんなプレーを披露してくれるのか、興味深いところです。

そんなソン ・ドンファン選手の復帰戦を、楽しみにしているファンの人も多いでしょうが、
実は、開幕戦で顔を合わせるHigh1の中にも、
ソン ・ドンファン選手との対戦を、心待ちにしている選手がいるのです。
それは、#9 ソン ・チヨン ・ベネディクト 選手!

3年ぶりの先輩との対戦を楽しみにしているソン・チヨン・ベネディクト選手ソン ・ドンファン選手と同じように、ソン ・チヨン選手も、
チームに欠かすことができない、主力FWですが、
この二人は、ホッケーを始めた小学校時代のチームメイト。

1つ年下のソン ・チヨン選手によれば、
「会うと、よくホッケーの話をしますよ。
そんなに頑張らなくても、いいんじゃないですか?
ウチとの試合の時は休んでくださいって、いつも頼んでいるんです(笑)」
というジョークが言えるほど、大の仲良しなのだとか。

高麗大学時代も、同じジャージに袖を通してプレーしていたとあって、ソン ・チヨン選手は、
「ボクの大事な先輩なので、チェックをしようとして、
あっ先輩だ! って気づいた時は、手加減をしているんですよ」
と言って、またまた笑顔を見せてくれました。

しかし、それもあくまで、ソン ・チヨン選手のジョークで、実際は、
「試合になったら、先輩ではなくて、ライバルです」とキッパリ。

それだけに、「先輩とボクとは、プレースタイルが違うので、
ハードチェックをするとか、ボクなりのプレーで、チームに貢献したいです」
とソン ・チヨン選手は、意気込みを語ってくれました。

足を負傷していたソン ・チヨン選手が欠場したため、
アニャンカップでの直接対決は、実現しませんでしたが、
ともに体調万全であれば、主力セットに起用され、同じシフトで激突するのは必至!

大の仲良しで、なおかつライバルだという、
ソン ・ドンファン選手と、ソン ・チヨン選手。

今季の幕開けを告げる韓国ダービーは、勝敗の行方とともに、
この二人の “3年ぶりの対戦” にも注目です!

尚、試合が行なわれる コヤンアイスアリーナへのアクセス方法は、
こちらの記事を、参考にしてください。

◆photo supported by YONSU & TEARS@WIND

★本日の小ネタは…
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2008.09.17
CHECK the NEWFACE!<2>2年連続受賞なるか !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アジアリーグの開幕を目前に控え、
昨日の記事では、国内4チームのニューフェイスを紹介しましたが、
海外の3チームにも、もちろん楽しみな新戦力が加わりました。

なかでも、「語りべ」が注目するのは、アニャンハルラ に入団した、
#1 キム ・ギソン 選手 (FW 178cm 81kg)、
#36 パク ・ウサン 選手 (FW 191cm 93kg)と、
High1 の一員となった、
#10 キム ・ユンファン 選手 (DF 176cm 83kg)の、
延世大学出身のルーキートリオです!

この3人は、韓国ホッケー界の名門 ・延世大の中心選手として活躍していただけでなく、
いずれも学生時代から、世界選手権の韓国代表に選ばれ、
主力セットに起用されていたことでも分かるように、掛け値なしの即戦力!

キム・ギソン選手昨季の韓国ホッケードラフトで、
イの1番に指名されたキム ・ギソン選手は、
卓越した得点センスが持ち味。

3季前の世界選手権では、ディビジョン2ながら、
ダントツのポイント王(5試合で18ポイント)に輝いただけでなく、
アニャンカップでも、ハットトリックを達成するなど、
ゴールハンターぶりを、存分に発揮。

パク・ウサン選手対して、パク ・ウサン選手は、シム ・ウィシク新監督が、
「パスの能力が高い選手」だと絶賛するプレーメーカー。

しかし、C Fとしての働きだけでなく、
「高い身長を活かして、サイドから攻めていくプレーを見て欲しいです」
とアピールするように、力強いドライブでゴールに突進する、
ウイングばりのプレーも、魅力の選手です。

この両選手は、新外国人の #25 ブロック ・ラドゥンスキ 選手とともに、
夏のキャンプの時から、1つ目、または2つ目のラインに起用され、
アニャンカップでは、チームが公式戦3試合で挙げた11得点のうち、
実に9ゴールを、このラインでゲットしただけに、アジアリーグでも活躍が期待されます。

キム・ユンファン選手一方、High1に進んだ キム ・ユンファン選手は、
ポジションがDFということもあって、延世大時代は、
際立って脚光を浴びていた選手では、なかったそうですが、
韓国代表では、スペシャルプレーにも起用されるなど、
その実力は、誰もが認めるところ。

キム ・ヒウ監督も「DFが弱かったので、彼の加入はプラスになる」と、
主力選手が移籍して抜けた穴を埋める働きを、期待しています。

キム ・ユンファン選手も、プレシーズンゲームでは、
新外国人の #53 クリス ・アレン 選手と一緒に、看板セットで起用されていただけに、
両チームが対戦する時は、何度も同じシフトで顔を合わせて、ガチンコ勝負を演じることになりそう!

いずれの選手も、高いポテンシャルを秘めているだけに、
アジアのホッケーファンを、どんなプレーで沸かせてくれるのか、今から楽しみです。

昨季は、High1の #31 オム ・ヒョンスン 選手が、韓国人選手としては初めてとなる、
ヤングガイ ・オブ ・ザ ・イヤー(最優秀新人)賞を受賞しましたが、
韓国のチームの選手が、2年続けて このタイトルを受賞するかもしれない !?
そんな期待感が、この3人からは漂っています。

日本のファンの皆さんも、ぜひ注目してくださいね!

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★海外3チームの その他の新戦力

【High1】
桑原ライアン春男選手#71 桑原ライアン春男 選手 (36歳 FW 185cm 87kg)
  今季は、久しぶりにコンディションも万全とあって、
  アジアリーグ初代MVPが、韓国のファンを沸かせてくれそう。
  「コリア? ダイジョウブ!」
  と笑顔を見せたように、チームにも溶け込んでいる様子。
  クレインズから移籍してチームは変わっても、
  ヘアスタイルは変わっていないようですね(笑)
#51 マグナス ・エステルビー 選手 (30歳 DF 187cm 95cm スウェーデン出身)
  アニャンカップでは、全試合でポイントをマーク。攻守のキーマンとしての働きに期待。

#53 クリス ・アレン 選手 (30歳 DF 190cm 101kg カナダ出身)
  NHLでも2試合プレーしたことがある超大型DF。
  デッカイ体に似合わず(?)、実はベジタリアン。

#27 ブレント ・ガバロウ 選手 (28歳 FW 190cm 88kg カナダ出身)
  チームへの合流が遅れたものの、実戦では勝負強さを発揮。
  C Fとしてパワープレーのキーマンに。

#7 イ ・ユ 選手 (FW 175cm 71kg 漢陽大)
#8 ユ ・ヒョンシク 選手 (FW 173cm 75kg 慶熙大)
#13 ユ ・ムンス 選手 (FW 174cm 73kg 高麗大)
  キム ・ヒウ監督のルーキー評:
  「ズバ抜けた選手ではないが、練習と経験を積んで、成長して欲しい」

【アニャンハルラ】
#2 ジョン ・オゥ 選手 (28歳 DF 196cm 100kg アメリカ出身)
  2季前のECHLオールスターゲームのスキル競争で、
  ナント! 164.5km の最速記録をマークした強烈なシュートが武器 !!

#27 ブラッド ・ファスト 選手 (28歳 DF 182cm 88kg カナダ出身)
  NHLデビュー戦で初ゴールを決めた強運の持ち主。
  「スケーティングとパックコントロール」に自信あり。

#25 ブロック ・ラドゥンスキ 選手 (25歳 FW 196cm 95kg カナダ出身)
  他チームも獲得に動く中、ハルラと契約。ウイングだけでなく、C FもO K。

#9 チョン ・ヨンテク 選手 (FW 176cm 73kg 延世大)
  シム ・ウィシク監督のルーキー評:
  「みんな力はあるので、全員に期待しています」

【チャイナシャークス】
スティーブ ・マッケンナ 選手 (35歳 コーチ兼DF 200cm 120kg High1から移籍)
  「シャークスのプロフェッショナルなシステムと、今後のビジョンに魅力を感じたから」
  と中国行きを決意。主力DF&指導者として評価され、文字どおりの “大型移籍

ウェド ・フラハティ 選手 (40歳 コーチ兼GK 183cm 86kg カナダ出身)
 創設初年度のサンノゼ シャークスでNHLデビューを飾る。当時のコーチだった、
 デレック ・アイスラー ヘッドコーチも、“不惑の守護神” に期待大!

アダム ・テイラー 選手 (24歳 FW 183cm 91kg カナダ出身)
 「環境を変えたかったし、アイスタイムを多くもらえる」ことが決め手となり、契約。
 第一印象は「中国人選手は、思っていたよりも、はるかにスキルがある」とビックリ!

ケビン ・ドゥ 選手 (23歳 FW 175cm 75kg カナダ出身)
 中国協会の強化策と、競技力向上、戦力均衡を目指すアジアリーグの目標が合致し、
 特別枠選手として、12月31日まで登録が認められた 中国人の父を持つカナディアン。

 チャイナシャークスは、現在もトライアウトキャンプを開催中で、
 陣容や背番号が決まっていないため、新たに契約した外国籍選手のみを紹介しました。
 また、今季から日本語の公式表記も、他の国の言語での表記と同じように、
 正式なチーム名称の「チャイナ シャークス」となるそうです。

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2008.09.16
CHECK the NEWFACE!<1> 3年ぶりの助っ人コンビ
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日 行なわれた「毎日新聞社杯」(イーグルス−クレインズ)をもって、プレシーズンゲームが終了し、
いよいよ今週末に、アジアリーグが開幕します。

新しいシーズンがやってくると、やはり楽しみなのは、ニューフェイス!
各チームとも、ルーキーや、新外国人選手に、移籍選手といった新戦力を獲得しているだけに、
どんなプレーを披露してくれるのか、興味深いところですが、
なかでも注目されるのが、日光バックスの新外国人コンビです。

一昨季の途中に、マイク ・ヘンダーソン選手が退団して以来、
外国人選手抜きの “純血チーム” で戦ってきたバックスですが、
そのシーズンこそ、セミファイナルまで勝ち上がり、4位でフィニッシュしたものの、
昨季は、ファーストラウンドで3連敗を喫してしまい、第6位。

「勝敗の決め手になったのが、パワープレーの決定力でした」
と振り返った伊勢泰監督の強い要望もあって、
今季は、#12 エリック ・ラフリニエール 選手(176cm 77kg 24歳=写真左)と、
#20 ミッキー ・ギルクリスト 選手(176cm 83kg 24歳=写真右)という、
二人のカナダ人FWを獲得しました!
     エリック・ラフリニエール選手  ミッキー・ギルクリスト選手
「得点力に期待しています」 との伊勢監督の言葉どおり、
アメリカ北東部のバーモント州にある、ミドルバリー大学(UC LA ディビジョン3)では、
ともにチームの得点源として活躍。

1年早く卒業し、昨季は、フランスのディビジョン1でプレーしていた ラフリニエール選手は、
「スピードを使って、スペースを作ってプレーすることと、
相手に当たれる場面があったらチェックする」ことが持ち味だと宣言。

一方、「自分はプレーメーカー」だと話してくれたギルクリスト選手は、
大学を卒業して、この春からオーストラリアへ渡り、ニューキャッスルのチームに所属。
先月末に行なわれたオーストラリアリーグのファイナルで、ハットトリックをマークして、
チームを優勝に導いただけでなく、
カナダのラクロスチームから、ドラフト1巡目指名されたこともある、異色の経歴の持ち主です。

バックスに合流してから日が浅いためか、
日本でのデビュー戦となった、一昨日のラビッツとの定期戦では、
ともに精彩を欠いていたものの、
同じラインでプレーした 篠原亨太選手は、「シュートは早いですよ」と話していただけに、
今後の二人のプレーぶりには、注目が集まります。

バックスが、外国人選手枠をフルに使って、開幕を迎えるのは、実に3年ぶりのこと。
3年前は、ショーン ・ポディーン、クリス ・パラダイス両選手の活躍もあって、
プレーオフ初進出を果たしているだけに、
“3年ぷりの助っ人コンビ” の活躍が、バックスの浮沈のカギを握りそうです。

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国内4チームの その他の新戦力

【王子イーグルス】
#3 小川勝也 選手 (おがわかつや FW 170cm 72kg 駒大苫小牧高−早稲田大)
  「サイズがあるわけではないので運動量で勝負します」との意気込みどおりのプレーで、
  プレシーズンゲームではVゴールを決めるなど、兄の将史選手に負けない活躍を披露。

#27 南亮太 選手 (みなみりょうた DF 180cm 84kg 駒大苫小牧高−中央大)
  一昨季の世界選手権日本代表。
  「日本人離れしたパワーは申し分ない」と城野正樹監督も認めるパワフルDF。

#1 佐々木一正 選手 (ささきかずまさ DF 178cm 73kg 北海道栄高)
  高校時代は、試合時間の大半に滞氷していたスタミナの持ち主。
  今季は、ヨーロッパへのホッケー留学の見込み。

【日本製紙クレインズ】
#28 ブラッド ・ティリー 選手 (37歳 DF 185cm 90kg カナダ出身)
  NHLキャリアは11試合のみながら、AHLでは所属チームの大黒柱として活躍。
  アニャンカップの初戦で、強烈なスラップシュートを決めるなど、オフェンス面でも期待大。

#12 ケリー ・フェアチャイルド 選手 (35歳 FW 180cm 89kg アメリカ出身)
  NHLでの34試合を筆頭に、北米での豊富なプロ経験に加え、ヨーロッパでもプレー。
  主力セットのC Fとして、昨季は振るわなかったパワープレー向上のキーマンに!

#75 ユールクリス 選手 (33歳 FW 172cm 68kg ラビッツから移籍)
  相沢浩二監督は、「彼に期待するのは、やっぱりポイント」とキッパリ。
  クラッチシューターぶりを、釧路のファンの前で見せられるか !?

#42 清川和彦 選手 (きよかわかずひこ 27歳 GK 183cm 95kg 王子から移籍)
  「同い年の選手とポジションを争うのは初めて」との言葉どおり、
  同期生の石川央選手との正GK争いに注目。

#47 久保直也 選手 (くぼなおや FW 174cm 76kg 駒大苫小牧高−早稲田大学)
  「練習に取り組む姿勢が真面目だし、センスもある」と相沢監督が、太鼓判を押す即戦力。 
  セールスポイントは、「角度のないところからでも、積極的にシュートを打つこと!」

【SEIBUプレンスラビッツ】
#22 大久保智仁 選手 (おおくぼともひと 31歳 DF 177cm 77kg High1から移籍)
  ベストオフェンシブDF賞獲得を手土産に、4季ぶりに古巣へ復帰。
  「何のために戻ってきたって言われないようにしないと(笑)」
  という言葉とは裏腹に、大きな戦力になるのは確実!

#21 坂上智希 選手 (さかがみともき FW 171cm 79kg 釧路工−東洋大)
  昨季はキャプテンとして、東洋大のインカレ2連覇に貢献。
  パワーだけでなく、「シュートも上手だし、器用な面もある」と若林クリス監督が評価。

【日光アイスバックス】
#11 塚田裕之 選手 (つかだひろゆき FW 174cm 72kg 駒大苫小牧高−法政大)
  2004年のU20世界選手権日本代表。
  土田選手、瀬高選手、篠原選手の三本柱に続くC Fとして、存在感を発揮できるか !?

#6 加藤光助 選手 (かとうこうすけ DF 182cm 85kg 苫小牧工−東洋大)
  学生時代からの持ち味は「アグレッシブなプレー」
  パワープレーにも起用されることが予想され、アイスタイムが多くなるのは必至。

#7 福沢直哉 選手 (ふくざわなおや DF 180cm 78kg 苫小牧工−法政大)
  「DFなんですけれど、攻撃も持ち味なので、アピールしていきたいです」と、やる気十分。
  加藤選手と同じく、攻撃面のプレーにも注目。

#50 岩崎裕樹 選手 (いわさきひろき DF 178cm 87kg 駒大苫小牧高−ハリントン大)
  昨季に続いてトライアウトを受験し、晴れて合格した19歳のルーキー。
  中学時代のコーチである城野監督(イーグルス)の「物おじしない性格」という言葉どおり、
  プレシーズンゲームでは、パーピック選手(ラビッツ)とのファイティングも!
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2008.09.14
アジアリーグの歩き方・2008−09<13>Let's go 上海! 後編
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今季から、中国シャークスのホームゲームが行なわれる、
上海大学生体育中心(松江大学城体育中心)への行き方を紹介している
アジアリーグの歩き方」シリーズ 〜Let's go 上海!〜

前編では、上海市街中心部から、
最寄り駅の 松江大学城駅までの行き方を、お届けしましたが、
今回の後編では、駅からリンクへの道のりを、
再び、MASAHARU さんと、JUDY さんに、案内してもらいましょう!

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駅前広場を見渡せる歩道橋前編で紹介したように、
地下鉄9号線 松江大学城駅3番4番出口を出ると
駅前広場を見渡すことができる歩道橋がありますが、
駅から タクシー を使う時は、
歩道橋を奥まで渡って左 に下ります。

対して、バス を利用して、リンクまで向かう際には、
歩道橋を渡らずに手前の階段を左 へ下りて、
そのまま直進していくと、バス乗り場が見えてきます。

しかし、せっかく来たのだから、どんなところなのか歩いてみたい!
という “健脚派” のために (実際にいるかどうかは別にして…)、徒歩ルートを紹介しましょう。

歩いてリンクまで行く場合は、タクシーに乗る時と同じように、
歩道橋を渡って左 に下り、線路沿いの道を真っ直ぐ 進みます。(写真左)
角に高層マンションのある大きな交差点 に差し掛かったら、右折 します。(写真右)
  歩道橋を渡って左へ下り、線路沿いの道を直進 高層マンションがある大きな交差点を右折

右折したあとは、左手にホテルなどを見ながら、梅家浜路を直進。(写真左)
途中から、だんだん周りの景色がさびしくなっていきますが、そのまま進んでいきます。(写真右)
尚、松江大学城駅構内にある地図では、駅の北側に梅家浜路があるとなっていますが、
実際は、駅の位置が梅家浜路よりも、北側になりますので、ご注意ください。
 梅家浜路を直進周りの景色がさびしくなっても、そのまま直進

人民北路とのT字路 に差し掛かったら、左折 します。(写真左)
道なりに歩いていくと、橋を渡った先に道路の案内看板 がありますので、(写真右)
その先の交差点まで進んでいきます。
  人民北路とのT字路を左折道路の案内看板の先の交差点まで直進

左の写真の 文匯路との交差点 に差し掛かったら、右折 します。
そのまま7、8分直進すると、右側に陸上競技場が見えてきますが、(写真右)
陸上競技場の道路を挟んだ向かい側 にあるのが、
上海大学生体育中心(松江大学城体育中心)
  文匯路との交差点を右折 陸上競技場が見える交差点を渡ると松江大学城体育中心に到着

松江大学城駅から歩いていくと、約25分ほどで、
シャークスのホームゲームが行なわれるリンク(国際氷球館)に到着できるそうです。
 松江大学城体育中心国際氷球館松江大学城体育中心国際氷球館

見知らぬところを25分も歩けない!
という方は、駅からタクシーを利用すれば、約5〜7分ほどで、リンクに到着します。

中国のタクシーは、通りの名前を言って、目的地を伝えるので、タクシーに乗る際は、
松江大学城 文匯路(ウェンホイルー) 龍城路(ロンチェンルー)」
と書いた紙を渡せば、大丈夫だそうです。

ちなみに、正確には 「松江区 松江新城区 文匯路 龍城路 松江大学城体育中心」 となります。
もし、上海市内中心部からタクシーを利用する際は、こちらを伝えた方が、確実だと思われます。
また、現地では「上海大学生体育中心」よりも、
「松江大学城体育中心」と呼ぶ方が、ポピュラーなようです。
 
尚、通りの名前は、中国語簡体字表記だと、下記のようになりますので、ご参照ください。
   文匯路(ウエンホイルー) 龍城路(ロンチェンルー)
リンクの前を通る3つのバス路線
また、リンクの前のバス停には、
3番、13番、18番の路線バスが停車するそうです。

松江大学城駅から、バスを使ってリンクに行かれる方は、
こちらを参考にされた上で、
バスのルートなどを確認してから、利用してください。

 ☆「語りべ」より
 松江大学城駅から、宣山路駅方面への最終電車は、当初 21時17分発 でしたが、
 上海地下鉄のホームページによると、地下鉄9号線が市内中心部へ延伸したのに伴い、
 22時3分発 に変更された模様です。

 JUDYさんが、会場の方に聞いてくださった話によると、
 リンクの周辺は、夜になると、あまりタクシーが通らないそうなので、
 タクシーの事前予約など、試合後の交通手段を準備された上での観戦を、お勧めします。

 また、先日の記事に、うさこさんがコメントしてくださったように
 深緑色の車体に、白字で「松江」と書いてあるタクシーは、
 上海市内の中心部には、乗り入れることができないそうですので、
 予め ご承知の上、ご利用ください。

 前回に続いて、今回の記事も、会場まで足を運んでくださった
 MASAHARU さんからのレポートを元に、万全を尽くしましたが、
 情報は、全て 2008年9月時点でのものとなります。
 ※2010年9月末に情報の再確認を行い、一部更新しました
 
 今後、記事の内容と異なる部分が、出てくる可能性もありますので、
 現地へ足を運ばれる方は、どうぞ、ご注意ください。

 最後に、ご協力をくださった MASAHARU さんと、JUDY さんに、深く感謝致します。
 「どうも ありがとうございました! 多謝 !!」

◆special thanks to MASAHARUJUDY

★本日の小ネタは…
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2008.09.12
アジアリーグの歩き方・2008−09<12>Let's go 上海! 前編
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事でも紹介したように、今季から中国シャークスのホームアリーナとなる、
上海大学生体育中心(松江大学城体育中心)のスケートリンクが、ついにオープンしました!

今季のシャークスは、積極的な戦力補強を行って、期待感が漂うのに加えて、
上海は、観光やショッピングも楽しめる上、これからの季節は、上海蟹が美味し〜い !!
とあって、観戦ツアーを計画されている人も、多いのではないですか?

そんな皆さんのために、「語りべ」通信をご覧くださっている MASAHARU さんと、
“上海美人” の JUDY さんが、リンクへの行き方をリサーチしてくれましたので、紹介しましょう!

──────────────────────────────────────────

リンクのある松江区は、上海市の南西部にあり、市街中心部からは距離があるため、
地下鉄 (路線図は こちら をクリック) を使うのが便利だそうです。

最寄り駅の 松江大学城駅 を通る、地下鉄9号線 の始発駅の 宣山路駅 まで、
上海市内を南北に走る 地下鉄3号線 に乗車します。

地下鉄に乗る時は、まず自動券売機にお金を入れて、下に表示されている路線ボタンの中から、
目的地の松江大学城駅がある9号線のボタンを押したあと、下車駅のボタンにタッチ。
すると、値段が表示されるので、必要な金額を投入します。
尚、複数枚購入する時は、右側の人数ボタンにタッチすれば、一度に購入できるそうです。
  画面下の路線ボタンのあと目的地の駅名にタッチ表示された金額を投入  

お金を入れると、切符の代わりにカードが出てくるので、
パスモやイコカのように、自動改札機の緑のセンサーにタッチして、ホームへ向かいます。
  地下鉄乗車カード自動改札機の緑のセンサーにカードをタッチ

3号線に乗って宣山路駅で下車すると、JUDY さんが示してくれているような、
9号線乗り場への案内がありますので、それに従って進みます。
しかし、9号線は、まだ宣山路駅まで開通していないため、
路線が延伸される予定の年末頃までは、隣の 桂林路駅 まで、
ノンストップの シャトルバス に乗って移動します。

  =注意=
  本文で紹介したように、地下鉄9号線が、2008年末に宣山路駅まで開通し、
  2009年以降に観戦される方は、シャトルバスを使わずに、乗換えができるようになりました。

尚、4号線にも宣山路駅がありますが、こちらからの乗り換えの際は、
3号線と違って、改札を出てから、
もう一度 切符を購入しなければならないそうなので、気をつけてください。
  9号線への乗り換えは案内に従って隣の桂林路駅までシャトルバスに乗車

シャトルバスに乗って約7分ほどで、桂林路駅に到着。
再び案内に従ってホームへ向かい、9号線に乗車し、
最寄り駅の松江大学城駅(終点の1つ手前の駅)で下車します。

降りる際は、乗車する時、センサーにタッチしたカードを、自動改札機に投入し、
進行方向に向かって右側の3番、または4番出口を出ると、
バスやタクシーの乗り場がある、駅前広場が見えてきます!
   降りる時は自動改札機にカードを投入 3番、4番出口を出ると松江大学城駅駅前広場が
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これで最寄り駅まで到着したので、いよいよリンクへ!
というところですが、駅からリンクへの道のりは、後編 でお届けします。
どうぞ ご期待ください!

      ☆「語りべ」より
      3号線との乗り換え駅の宣山路駅から、松江大学城駅までは、
      シャトルバスも含めて、約50〜60分ほどかかるそうなので、
      時間に余裕をもって、お出かけください。

      今回の記事は、会場まで足を運んでくださった
      MASAHARU さんからのレポートを元に、情報には万全を尽くしましたが、
      9号線沿線を中心に、急ピッチで開発が進んでいるそうなので、
      記事の内容と異なる部分が、出てくる可能性もあります。
      現地へ足を運ばれる方は、どうぞ、ご注意ください。

◆special thanks to MASAHARUJUDY
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