加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2008.12.31
ウインタークラシック2009
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

もうすぐ新しい年がやってきますが、皆さん いかがお過ごしですか?
もしかしたら、いつもと違って、
故郷や旅行先で、「語りべ」通信をご覧くださっている方も、いらっしゃるのでは?

さて、2009年の幕開けとともに、NHLでは、ビックイベントが開催されます。
それは、「ウインタークラシック2009」!

NHL史上3度目となる屋外試合は、昨季に続いて、元日(現地時間)に開催されますが、
今季は、シカゴ ブラックホークス と、デトロイト レッドウイングス が対戦。

ウインタークラシック限定ジャージもお目見え!これまでNHLの屋外試合は、
いずれもフットボールスタジアムで行なわれましたが、
今回は、MLB ・シカゴ カブスのホームグラウンド、
リグレーフィールドの特設リンク で開催されるとあって、
北米では、こんなテレビCM が流れていたり、
選手が試合の時に着用する
ウインタークラシック限定ジャージが登場するなど、
大いに盛り上がりを見せています!

ところで、盛り上がりといえば、今回の試合は、、、

▼ ともにNHLの創成期から歴史を刻み続けている、オリジナル6同士の顔合わせ!
▼ 同じディビジョンの首位(レッドウイングス)と、2位(ブラックホークス)の対戦!
ヘンリク ・ゼッターバーグパベル ・ダツック 両選手を筆頭に、
  実績十分の “大人のスター選手” が揃う、王者・レッドウイングスと、
  ジョナサン ・テイズパトリック ・ケイン という20歳コンビをはじめ、
  “次世代のスター選手” が居並ぶ、ヤングパワーのブラックホークスの激突!

などなど、話題性も多いだけに、
チケットの売れ行きも、未曾有の不況風を吹き飛ばすような勢いだったそうです。 

熱戦の舞台となるアメリカ中部のシカゴの街は、ハンパではない冬の冷え込みに加えて、
ウインディーシティと呼ばれるほど、強風が吹く土地柄とあって、
スタンドのファンは、凍えながらの観戦となりそう…。

しかし、このカードは、これまで3回対戦したうちの2試合が、
シュートアウトまで もつれ込んでいるだけに、
不況風だけでなく、シカゴの強風も吹き飛ばすような、
熱い試合となることは、間違いありません!

とは言っても、やっぱり寒い中での観戦よりも、
暖かいところで、試合を楽しみたいですよね(笑)

そんなホッケーファンの皆さんのために、
CS放送・Jスポーツの「NHLアイスホッケー」では、2009年最初の放送(1月6日)で、
「ウインタークラシック2009」の模様を、お届けします! どうぞ、お楽しみに !!
NHL | comments(0) | trackbacks(0)
2008.12.29
ハルラのクロスビー !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

2008年も、(今日を含めて)あと3日になりました!
テレビのニュースでは、帰省ラッシュや、
年末年始を海外で過ごす人たちの出国風景などが、紹介されるようになってきて、
年の瀬ムードが、一気に高まってきましたね。

アジアリーグも、昨日の試合をもって、年内の日程を終えましたが、
この週末に試合が行われた、日光と韓国のアニャン(安養)では、
2008年を締めくくる熱い戦いが、繰り広げられました!

手に汗握る2連戦となった2008年最後の韓国ダービーなかでも、アニャンアイスアリーナで行われた、
アニャンハルラ vs High1(ハイワン)の韓国ダービーは、
アジアリーグ最大のライバルバトルの名に違わぬ大激戦!

めまぐるしく攻守が切り替わる、息もつかせぬ展開の中に、
意地と意地の激しいぶつかり合いが見られ、
得点差を感じさせない、手に汗握る2連戦に。

それだけに、もしかしたら、韓国のホッケーファンの人たちは、
ちょっと遅めのクリスマスプレゼントを、もらった気分になれたかもしれません。

しかし、この週末に、アニャンアイスアリーナで観戦した人たちへのプレゼントは、
それだけではありませんでした!

今月22日が、チームの創設記念日(14周年)だったとあって、
マシソヨな(=おいしい!)特製のお菓子が、入場者全員に配られたり、
インターミッションのシュートゲームのゲストに、韓流スターが登場して、
スタンドのファンへ、プレゼントを投げ込んだりと、
通常の試合にも増して、ファンサービス盛りだくさんでしたが、
最大のプレゼントは、ナント 入場無料だったこと!

というのも、この2連戦は、地元のチャリティ団体と協賛して、
入場料を無料にした上に、いつも以上のファンサービスを行って、募金を募り、
集まったお金を、恵まれない人たちのために、全額寄付するのだそうです。
     2008年最後のアニャンシリーズではチャリティ募金を実施   2008年最後のアニャンシリーズではチャリティ募金を実施

NHLをはじめ、北米やヨーロッパのプロリーグでは、
シーズン中でも、様々なチャリティ活動を行っていますが、
アジアリーグの各チームも、チャリティ活動へ積極的に取り組むことで、
チームの存在意義を、もっと高めていって欲しいですね!

ところで、オフィシャルホームページでも紹介されているように、
ハルラは、既に大学の公式戦が終了していることから、
26日に開催された「韓国アイスホッケードラフト」会議で指名した3選手を、
アジアリーグに新規登録申請し、27日付で受理されました。

そんな期待のルーキーたちが、
昨日の試合後、リンク上に姿を現し、大勢のファンの前にお披露目となりましたが、
注目は、何と言っても、今年のドラフトで、イの一番にハルラからの指名を受けた、
#87 チョ ・ミンホ 選手(176cm 79kg FW 高麗大学)!

韓国アイスホッケードラフト全体1位指名のチョ・ミンホ選手昨季の世界選手権(ディビジョン1)で、
韓国代表チームの中では、
最も多くのゴールをゲットした実績があるだけに、
シム ・ウィシク監督も、
「スキルが高いので、ハルラに入ってからも、
得点力アップに貢献してくれるはず。
さらに、ちゃんとチームプレーもできる選手」
と高く評価しています。

ちなみに、チョ ・ミンホ選手のポジションはCF。
得点力があって、チームプレーもできるのに加えて、
大学時代に対戦していた #1 キム ・ギソン 選手が、
「体は大きくないけれど、キレがある動きをする」というプレースタイル。

その上、背番号が「87」とくれば、
あの! シドニー ・クロスビー 選手(ピッツバーグ ペンギンズ)のようなプレーを、
見せてくれそうな予感も !?

リーグ登録は完了したものの、選手層が厚いこともあって、
今季中に、実戦で起用されるかどうかは、定かでないそうですが、
スピード抜群のウイングとして期待される #10 チョン ・ビョンチョン 選手らとともに、
ルーキートリオのデビューが、待ち望まれます。

対して、ライバルのHigh1も、ドラフトで4選手(GK1、CF2、DF1)を指名
(現時点までアジアリーグからの新規登録公示はなし)

「来年の話をすると鬼が笑う」 という、ことわざがありますが、
昨季のヤングガイ ・オブ ・ザ ・イヤー(最優秀新人)賞に輝いた、
High1の #31 オム ・ヒョンスン 選手や、
いきなり指折りの働きを見せている、
キム ・ギソン 、#36 パク ・ウサン 両選手 (ともにハルラ)のように、
ここ数年の韓国人若手選手の活躍には、目を見張るものがあるだけに、
“ハルラのクロスビー” だけでなく、
ドラフト指名された7選手のアジアリーグデビューが、今から楽しみですね!

★本日の小ネタは…
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アジアリーグ | comments(8) | trackbacks(0)
2008.12.28
ラビッツクラシック開催!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先週、今季限りでの活動終了を発表した SEIBUプリンスラビッツが、
来月11日の王子イーグルス戦で、
往年の西武鉄道アイスホッケー部のジャージをベースにした、
クラシックジャージ(写真=着用予定のデザイン)で、試合に臨むと発表しました。
    ラビッツクラシックで着用予定のジャージ
「ラビッツ クラシック」と銘打たれた この試合には、
元コクド監督の 若林仁(兄・メル)氏と、元西武鉄道監督の 若林修(弟・ハービー)氏が、
試合前の記念フェイスオフに、揃って登場。

西武鉄道OBで、日本アイスホッケー連盟のレフェリー委員長も務めた、
福田典夫氏の手によって落とされるパックを争って、若林兄弟が激突します !!
しばらくホッケーを見る機会のなかった オールドファンの皆さんも、
ぜひ、足を運ばれてみては、いかがですか?
    アジアリーグアイスホッケー 2008−09 「ラビッツ クラシック」
    SEIBUプリンスラビッツ vs 王子イーグルス 第6回戦
    1月11日(日曜日) 14時試合開始
    @ダイドードリンコ アイスアリーナ(旧東伏見アイスアリーナ)

◆ photo by SEIBU PRINCE RABBITS
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2008.12.27
オベチキンよりもスゴイ選手!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事では、相手チームから、厳しくマークされているにもかかわらず、
毎年、NHLで最も多いシュート数を放ち、今季も、1試合平均6.3本のシュートを撃っている、
アレックス ・オベチキン 選手のスゴさを紹介しましたが、
実は、アジアリーグには、オベチキン選手よりも スゴイ選手がいるのです!

それは、アニャンハルラの #2 ジョン ・オゥ 選手 !!
ジョン・オゥ選手
オゥ選手の魅力は、何と言っても、強烈なスラップシュート。

以前の記事でも紹介したように、
ECHL(イーストコースト ホッケーリーグ)の
オールスターゲームのスキル競争に出場した際に、
時速164.5km を記録した自慢のシュート力を武器にして、
DFではトップとなる、10ゴールをマークしています。

シュート力もさることながら、オゥ選手のスゴさは、
オベチキン選手と同様に、リーグで最も多くのシュートを放っていること。

パワープレーの時を中心に、対戦相手の各チームが、
オゥ選手にシュートを撃たせないように、マークを強めているにもかかわらず、
ここまで、2位のジェイソン ・ビーマン選手(チャイナ シャークス=138本)を大きく上回る、
162本ものシュートを放っています!

これを、オゥ選手が出場した試合数の 25 で割ると、、、
ナント 1試合平均 6.5本!
オベチキン選手よりもスゴイのです !!
(ちなみにNHLのDFでトップは、ディオン・ファヌフ 選手の1試合平均 3.5本)

リーグのレベルが違うんじゃない?
なーんて、細かい話は抜きにして(笑)
アジアリーグでナンバーワンの威力を誇る、オゥ選手のシュートは魅力十分♪

そんなオゥ選手が、今日から、地元のアニャンアイスアリーナで行なわれる、
High1(ハイワン)との2連戦に臨みます。
クリス・アレン選手
High1にも、190cm 101kg という恵まれたサイズを活かして、
威力抜群のスラップシュートを放つ、
DFの #53 クリス ・アレン選手がいるだけに、
パワープレーの時を中心に、
両選手による、豪快なシュート合戦が見られるかもしれません。
“2008年最後の韓国ダービー” となる、ハルラ vs High1の2連戦は、
日本よりもシビアだと言われる、韓国の不景気ムードを吹き飛ばすような、
熱い試合を期待したいですね!

尚、アニャンアイスアリーナへのアクセス方法は、こちらの記事を ご参考ください。
アジアリーグ | comments(3) | trackbacks(0)
2008.12.26
やっぱりスゴイ! オベチキン
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事では、NHLのオールスターゲームのファン投票で、最多得票記録を塗り替えた、
シドニー ・クロスビー 選手(ピッツバーグ ペンギンズ)のスゴさを紹介しましたが、
もう一人、NHLを代表するスーパースターを、忘れていませんか?

ワシントン キャピタルズの アレックス ・オベチキン 選手です!

アレックス・オベチキン選手3年前に、NHLデビューを飾ったオベチキン選手は、
いきなり1年目から、52ゴール54アシストの好成績を残して、
クロスビー選手ら、名だたるライバルを抑え、
見事にカルダートロフィー(最優秀新人賞)を受賞。

その後も、ゴールハンターとしてファンを沸かせ続け、
昨季は、ゴールとポイントの両部門で、
ダントツのナンバーワンとなったことなどが評価されて、
ハートトロフィー(レギュラーシーズンMVP)に輝きました!
 
しかし、MVPに輝いた上に、ロシア代表として出場した世界選手権で優勝するなど、
大忙しのオフを過ごしたせいなのか、
開幕直後に、9試合連続ノーゴールという、大スランプにハマってしまったり、
家族を見舞うために、ロシアに一時帰国しなければならなかったりと、
今季のオベチキン選手は、スタートダッシュに失敗…。

ところが、11月半ばになると、エンジン全開!
10試合連続ポイントを記録するなどして、一気に盛り返し、
ゴール、ポイントともに、ランキングの3位まで浮上して、クリスマスブレイクを迎えただけに、
モーリスリシャール トロフィー(最多ゴール)と、アートロス トロフィー(最多ポイント)を、
2年続けて獲得する期待も高まります。

ところでオベチキン選手には、2年連続どころか、NHLでプレーするようになってから、
ずっとナンバーワンの座を、守り続けているものがあるのを、ご存知ですか?

それは、シュートの数です!

これまでのオベチキン選手が放ったシュート数と、その年の第2位の選手を見てみると、、、
  2005−06シーズン → 425本(81試合出場)/2位:ヤロミール ・ヤーガ 368本
  2006−07シーズン → 392本(82試合出場)/2位:オリィ ・ヨキネン 351本
  2007−08シーズン → 446本(82試合出場)/2位:ヘンリク ・ゼッターバーグ 358本

というように、他の選手を大きく引き離して、毎年、最も多くのシュートを放っています。
これを、1試合平均にしてみると、
ルーキーシーズンから、5.2本 → 4.8本 → 5.4本 と、
毎試合ほぼ5本ずつ、相手GKにシュートを放っていることに。

キャピタルズの試合を、ご覧になったことのある方は、気づかれたかと思いますが、
対戦する各チームが、強烈なシュート力を持つオベチキン選手を、
徹底マークする中での5本という数字は、特筆に値します。

しかも、オベチキン選手の場合は、
1年目から、52ゴール → 46ゴール → 65ゴール というように、しっかり結果も残しているだけに、
“ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たる” というわけではありません(笑)

ちなみに、今季の数字に目を転じると、
クリスマスブレイクまでに、オベチキン選手が放ったシュート数は、208本!
(2位はダスティン ・ブラウン選手の157本)

この数字を、今季の出場試合数 33 で割ると、1試合平均、6.3本!

昨季のMVPに輝いたことや、チームが上位争いをしていることから、
例年以上に、マークが厳しくなっているにもかかわらず、
どんどんシュートを放っているオベチキン選手も、“やっぱりスゴイ!” ですね。
NHL | comments(6) | trackbacks(0)
2008.12.25
やっぱりスゴイ! クロスビー
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

どんなクリスマスを お過ごしですか?
今年も、あとわずかとなりましたが、
ホッケー界では、あと1ヶ月に迫っているピッグイベントがあります。

それは、NHLのオールスターゲーム!

来年1月25日(現地時間)に行なわれる 今季のオールスターゲームまで、あと1ヶ月となり、
ホストタウンのモントリオールは、早くも街中に、オールスタームードが漂い始めているそうです。

そのオールスターゲームに、スターターとして出場する選手を決めるファン投票は、
1月2日午後8時59分59秒(アメリカ東部時間)で受付終了とあって、いよいよ追い込みへ!

以前の記事で紹介したように、
イースタン カンファレンスでは、地元開催となる モントリオール カナディアンズ勢が。
一方、ウエスタン カンファレンスでは、昨季の王者 デトロイト レッドウイングス勢が、
それぞれスターターを独占する勢いでしたが、
ここへ来て、その顔ぶれが変わってきました。

現段階での得票数上位の選手を、ウエスタンカンファレンスから見てみると、、、

       【FW】 パトリック ・ケイン (シカゴ ブラックホークス)
             ジョナサン ・テイズ (シカゴ ブラックホークス)
             ライアン ・ゲツラフ (アナハイム ダックス)
       【DF】  ニクラス ・リドストローム (デトロイト レッドウイングス)
             ブライアン キャンベル (シカゴ ブラックホークス)
       【GK】  ロベルト ・ルオンゴ (バンクーバー カナックス)

というように、今月初めには、スターター枠に、4人も名を連ねていたレッドウイングス勢が、
キャプテンのリドストローム選手を残して、下位にダウンしてしまったのとは対照的に、
昨季のカルダートロフィー(最優秀新人賞)を受賞したケイン選手や、
新キャプテンのテイズ選手という、
1988年生まれのヤングパワーが大活躍して、旋風を巻き起こしている、
ブラックホークスの3選手が、順位を上げてきています。

対して、イースタン カンファレンスは、、、
       【FW】 シドニー ・クロスビー (ピッツバーグ ペンギンズ)
             エフゲニ ・モルキン (ピッツバーグ ペンギンズ)
             アレクセイ ・コバレフ (モントリオール カナディアンズ)
       【DF】  アンドレイ ・マーコフ (モントリオール カナディアンズ)
             マイク ・コミサレク (モントリオール カナディアンズ)
       【GK】  キャリー ・プライス (モントリオール カナディアンズ)

1ヶ月前には、カナディアンズの選手が、スターター枠を独占していましたが、
ポイントランキングでトップ2の クロスビー選手と、モルキン選手が人気を集め、
ここまでの得票数でも、両カンファレンスを通じてトップ2!
ペンギンズの というより、NHLを代表する この二人の実力と人気には脱帽です。
シドニー・クロスビー選手
なかでもクロスビー選手は、
ヤロミール ・ヤーガ選手(元ニューヨーク レンジャーズ)の持つ、
オールスターゲームファン投票の最多得票記録を、
早くも塗り替えて、さらに更新中。

10万票をはるかに超えるクロスビー選手への得票数を見ると、
“やっぱりスゴイ!” と、あらためて感じさせられますね。

いよいよ 1ヶ月後に迫った オールスターゲーム の模様は、
今年も、NHLアイスホッケー で生中継の予定です。

残念ながら、日本では平日の朝(1月26日7時55分〜)の放送となりますが、
今回は、ケーブルテレビなどでも ご覧になりやすい JスポーツESPN で生中継しますので、
スーパースターたちが一同に会する “氷上の祭典” を、ぜひご覧ください!
NHL | comments(5) | trackbacks(0)
2008.12.23
2008年12月19日
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先週の金曜日(19日)に、SEIBUプリンスラビッツが、今季限りでの活動終了を発表して以来、
ホッケーのニュースを、あちらこちらで目にすることが多くなり、
ファンの皆さんは(「語りべ」も そうですが)、
周りの人たちから、「ホッケー界は、どうなってしまうの?」などと、
いろいろ質問をされたりしていませんか?

とは言っても、ファンの皆さんも、
各メディアによって、断片的に報道されていることしか、分からないでしょうし、
「語りべ」も、札幌での「アジアリーグ・クリスマスゲームズ」で、
担当させていただいた仕事(生中継実況、イベントMC)と重なって、
19日に行なわれた東京での記者発表や、試合当日の会見などには出席できませんでした。

そこで、あらためて情報を整理するために、
当日に発信されたオフィシャルリリースを、まとめて紹介します。
(転載するにあたり、リリース文章の改行位置を一部改めています)

(株)プリンスホテルからのリリース

株式会社プリンスホテル(本社:東京都豊島区、取締役社長:渡辺 幸弘)では、
当社のアイスホッケー部「SEIBU プリンス ラビッツ」の活動を
今シーズン限りで終了することといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
永年応援をしていただきましたファンの皆さま、関係者の方々に心より感謝申し上げます。

1.アイスホッケー部の概要
 表記 : SEIBUプリンスラビッツ
 チーム所在地 : 東京都西東京市東伏見3−1−25 西武鉄道東伏見寮内
 ホームリンク : ダイドードリンコアイスアリーナ
 創設 : 1972年(「国土計画アイスホッケー部」として発足)
 優勝回数 : アジアリーグ2回、全日本選手権10回、日本リーグ13回
 オーナー代行 : 小山内幹雄
 監督 : 若林クリス
 選手数 : 25人

2.活動終了の理由
 厳しい経営環境に直面し、様々な経営施策を講じている中、
 部の運営に係わる経費負担が相当過大となっているため。

3.活動終了の時期
 今シーズンのアジアリーグ終了後。

※当日 渡部幸弘取締役社長、小山内幹雄オーナー代行が出席し、記者会見を実施。

アジアリーグアイスホッケー ジャパンオフィスからのリリース(中島巖チェアマン)

アイスホッケー界を牽引してきたチームがかかる事態となったことは非常に残念です。
今季についてリーグ戦その後のプレーオフは、予定通り継続して行います。
チームを引き受けてくれる先を探すということですので、
アジアリーグとしても最大限の協力をするつもりですし、それが実現できることを期待します。
また、来季以降も引き続きアジアリーグアイスホッケー、
日本アイスホッケー界が発展するよう尽力する所存です。

(財)日本アイスホッケー連盟からのリリース・その1(渕上英機専務理事)

日本アイスホッケー界にとって大きな存在だっただけに、
今回の決定を重く受け止めています。 
厳しい経営環境の中、会社・チームとも大変な努力をされていただけに、
苦渋の決断だと理解しています。 
日本リーグ発足以来、長年に亘っての貢献に、改めて感謝するとともに
(西武鉄道とコクドから引き継いだ)SEIBUの名が消えることに寂しさをぬぐえません。 

シーズンの最中であり、後継チームの問題など、まだ流動的な面もあります。
アイスホッケー界が一体となって、このむずかしい局面を乗り切り、
前進を続けなければなりません。 
特に来年2月は、全日本選手権、アジアリーグプレーオフに加え、
バンクーバーオリンピック最終予選と、重要な大会が続きます。 
これらの大会で、選手たちが、実力を発揮し、
良い結果が生まれるようサポートに全力を挙げます。

(財)日本アイスホッケー連盟からのリリース・その2(坂井寿如強化本部長)

西武プリンスラビッツ、前身の西武鉄道とコクドは、
代表チームに多くの人材を輩出し、日本アイスホッケー界の牽引者でした。
その貢献に、敬意を表します。

来年2月のオリンピック最終予選を控え、
今回の出来事が、代表選手たちへ影響する事は否定できませんが、
日本アイスホッケー界とって大きなチャンスであり
我々は、全力で念願の出場権獲得へ向けて取り組んで行きます。
今までの強化活動の集大成といえる大会であり、
我々は戦い、結果を残すことしかありません。
大きな存在だったチームが無くなることは残念ですが、
我々は歩みを止める事なく、世界にチャレンジし続けます。

先週末に、札幌で行なわれたクリスマスゲームズの全日程終了後、
ラビッツの若林クリス監督が、リンク上で、ファンの人たちへ向けて、感謝の挨拶をしましたが、
その中で、こんなことを話していました。

「今回の件を、いいチャンスだと捉えていこうと思います」

1998年の長野オリンピックが終わってから、まだ10年あまり。
戦前から続く日本のホッケー界の歴史から見れば、決して長いとは言えない間に、
古河電工、雪印、西武鉄道、そして今回の SEIBUプリンスラビッツと、
4つものトップチームが、廃部を発表しました。

また、2003年秋に産声を上げたアジアリーグに目を転じても、
ゴールデンアムール、ノルディックバイキングスに加えて、
(引き継がれた選手はいるものの、チャイナシャークスは完全な新体制によるチームのため)
浩沙(旧ハルビン)、長春富奥(旧チチハル)と、
新チームの加盟こそあるものの、ラビッツを含めると、5チームが見られなくなることに。

果たして、リーグやチームの運営側の問題なのか? 我々メディアのせいなのか?
それとも、他に問題があるのか?
このような事態となってしまった要因が、一体、何であるのかは分かりません。

ただ一つ言えることは、
「このままでは、アジアのホッケー界から、笑顔が消えてしまう!」
ということです。

それだけに、自らのチームが、今季限りで活動終了するにもかかわらず、
若林監督の口から、「いいチャンス」という言葉が飛び出してきたに違いありません。

その若林監督は、感謝の挨拶の最後を、こう締めくくっていました。

「ホッケーという素晴らしいスポーツをメジャーにするためにも、我々は努力していきます。
ただ我々の力だけでは足りません。ぜひ皆さんも、ご協力をお願いします!」

昨今の社会情勢を考えると、かなりの困難を伴うことは明らかですが、
このシビアな状況を覆すためにも、
これからアジアのホッケー界が、変化を遂げていかなければならないのは、間違いありません。

“災い転じて福となす”
となることを心から願って、この日の事実を記事で紹介致しました。

氷上の格闘技の「語りべ」 加藤じろう
アジアリーグ | comments(20) | trackbacks(0)
2008.12.19
Happy Holidays!
Happy Holidays
  日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

  今年も残すところ、あとわずか!
  クリスマスが近づき、世界中のアリーナに、サンタクロースがやってきているようですが、
  アジアリーグでも、明日からの二日間、恒例の「クリスマスゲームズ」が行われます。
  会場の月寒体育館は、今年もクリスマスムード満点! 
  皆さんも、足を運んでみてはいかがですか?

  残念ながら、ホッケー&クリスマスのコラボレーションを、味わうことができない方には、
  明日と明後日の第2試合を、FMくしろ が生中継します。
  ラジオの前で、お楽しみ下さい!

  P.S.
  ホッケーファンのみんなが喜べるような、素敵なプレゼント が届くことを期待しましょう !!
Season's Greetings | comments(20) | trackbacks(0)
2008.12.16
鬼門脱出なるか !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

突然ですが、、、(といっても、クイズ ・LOVE HOCKEY シリーズではありません)

            「31勝1敗1引分」

この数字は、アジアリーグの あるチームに関するものなのですが、
一体 何の成績だか分かりますか?

実は、SEIBUプリンスラビッツが、ホームリンクのダイドードリンコ アイスアリーナに、
海外のチームを迎えた時の対戦成績(プレーオフ含む)なのです!

今季が6年目のシーズンとなるアジアリーグで、
ラビッツは、前身のコクド時代から通じて、強豪の名を欲しいままにしてきましたが、
地元の東伏見では、昨年10月7日のHigh1(ハイワン)戦に、1点差で敗れた以外は、
海外チーム相手に黒星なし。
ナント 9割6分9厘 という驚異的な勝率を誇っています!

その内訳を見てみると…

        vs ゴールデンアムール戦 → 4勝0敗1引分
        vs チチハル戦 → 4勝0敗
        vs ハルビン戦 → 2勝0敗
        vs ノルディックバイキングス戦 → 2勝0敗
        vs チャイナシャークス戦 → 3勝0敗
        vs High1戦(カンウォンランド時代も含む) → 5勝1敗

というように、いずれのチームも圧倒してきましたが、極めつけは、vs アニャンハルラ戦。
チーム名が、ハルラウィニアだったアジアリーグ初年度から、
今季の10月に行われた2連戦まで、ここまで11連勝中なのです!

このように、明暗がくっきり分かれてしまっている両チームが、
明日、ダイドードリンコアイスアリーナで、顔を合わせます。

日光でのバックス戦に連勝し、首位に立ったハルラにとっては、
超苦手としている東伏見での初勝利を収めて、2位のラビッツを引き離したいところですが、
そんなハルラを後押ししようと、昨季まで、韓国チームが来日した際に、
帯同通訳をされていた 木村理(おさむ)氏が、立ち上がりました!

K−Hockey!」というブログを立ち上げて、
ハルラやHigh1の、様々な情報を発信している木村氏ですが、
韓国のホッケーチームが、日本で試合をしていることをアピールしようとの思いから、
この度、知人の方とともに、フリーペーパーを作成し、
日本に住んでいる韓国人の方たちや、
韓国に関心のある日本人の皆さんが集まる場所で、配布をしているのだそうです。

そんな熱い思いが伝わって、多くの人が、リンクに駆けつけてくれれば、
ハルラの選手にとって、まさに百人力!
6年越しの “鬼門脱出” への、大きなアシストになるかもしれませんね。
アジアリーグ | comments(9) | trackbacks(0)
2008.12.13
トライアウト合格者発表!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

来季からのアジアリーグ参戦を目指して、先日 旗上げした 東北フリーブレイズ が、
昨日まで開催していたトライアウトの合格者3名を、下記のとおり発表!(敬称略)

これて゛、先日の記事で紹介した入団内定者と併せて、
“フリーブレイズ一期生” は、15選手となりました。

       伊藤慶介(いとうけいすけ)
        1985年3月1日生まれ 173cm 70kg GK
        日光高−専修大−アイスマン
        ★U20日本代表

       田中翔(たなかしょう)
        1985年1月15日生まれ 170cm 78kg FW
        北海高−法政大
        ★U18、U20日本代表 インカレ得点王
        ※SEIBUプリンスラビッツ 田中豪選手の弟
   
       有波典(ありなみつかさ)
        1988年4月21日生まれ 173cm 76kg FW
        横浜市出身・ノートルダム高(カナダ)
         −HK PURIKAD(エストニア)−Heinolan Kiekko(フィンランド)
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