加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2009.05.31
先手必勝!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今季のNHLのチャンピオンを決める「スタンレーカップ ファイナル」が、いよいよスタートします!

昨季もファイナルで激突した、
デトロイト レッドウイングス vs ピッツバーグ ペンギンズ の “再戦” とあって注目度も高く、
現地のメデイアでは、様々な視点からのプレビューが報じられているようです。

そんな中、興味深いのは、NHLのお膝元であるカナダとアメリカのテレビ局が、
ファン向けに行なっている優勝チーム予想。

まず、ホッケー中継のクオリティの高さには定評がある、
カナダのCBCのウェブサイトを見ると、ペンギンズが。

一方、アメリカのスポーツ専門チャンネル ESPNのウェブサイトでは、レッドウイングスが、
それぞれリードしていますが、その差はわずか!(日本時間31日0時現在)

こんなファンの声でも分かるように、両チームの実力は、拮抗しているだけに、
シリーズのスタートで、どちらが流れを引き寄せるかが、大きなポイントになりそうですね。

そこで注目して欲しいのは、この数字です → 「8連勝中!」

これが何の数字なのか、分かりますか?
実は、レッドウイングスのプレーオフ第1戦の成績 なのです!

レッドウイングスは、一昨季のサードラウンド(カンファレンスファイナル)以来、
今季のサードラウンドまでの8つのシリーズで、いずれも白星スタート。

一昨季のサードラウンドこそ、その年に優勝した アナハイム ダックス の前に敗れてしまいましたが、
昨季と今季は、いずれも初戦を制した勢いで、シリーズを制しています。

しかも昨季は、ファーストラウンドから、ファイナルまでの4つのシリーズ全てで、
第1戦に続いて、第2戦も連勝!
特にファイナルでは、強力なオフェンス力を誇るペンギンズ相手に、2試合連続完封勝利と、
これ以上はないスタートで、一気に流れを引き寄せて、スタンレーカップを勝ち取りました。

第1戦で12連勝したモントリオール カナディアンズのNHL記録には、まだ及びませんが、
今季のファイナルも、レッドウイングスが “先手必勝” で、2連覇に近づくのか !?
それとも、リベンジに燃えるペンギンズが、待ったを掛けるのか !?

昨季に続いて、レギュラーシーズンの勝点で上回るレッドウイングスのホームタウンの、
デトロイトで幕を開ける第1戦と第2戦で、どちらのチームが流れをつかむのか、お見逃しなく!

「NHLアイスホッケー」 スタンレーカップ ファイナル 
▼第1戦 5月31日(日)9時〜 ▼第2戦 6月1日(月)8時55分〜 (いずれも日本時間)

【ご注意】
毎年、スタンレーカップ ファイナルの生中継をご覧になるために、
(特に優勝が決まりそうなシリーズ終盤の試合の日は)お仕事をお休みされる方も多いようですが、
今季の番組編成では、10日に行なわれる第6戦は生放送ではありませんので、ご注意ください。
ちゃんと会社に行っていただくか(笑)、どうしてもライブで見たい! という方は、
NHL GAME CENTER の有料ネット中継などで、お楽しみください。

その他の(最大)6試合は、生中継の予定です。
詳しい放送スケジュールは、番組のホームページで、ご確認いただくか、
Jスポーツ カスターマーセンター(TEL 03-5500-3488 10時〜18時)まで、お問い合わせください。
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2009.05.28
2年連続の頂上決戦
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのプレーオフ サードラウンド(カンファレンス ファイナル)は、
ピッツバーグ ペンギンズが、カロライナ ハリケーンズに4連勝して、
イースタンカンファレンスのチャンピオンに輝いたのに続いて、
デトロイト レッドウイングスも、地元で行なわれた第5戦で、
オーバータイムの末、シカゴ ブラックホークスを振り切って、ウエスタンの覇者となり、
スタンレーカップ ファイナルは、今季も 「レッドウイングス vs ペンギンズ」 の顔合わせに!

実に25年ぶりに、前年に続いて同じチームが激突するファイナルは、
サードラウンドのシリーズが、ともに早く終了したため、
当初のスケジュールよりも早まって、日本時間の31日に幕開けとなります。

       レッドウイングスの連覇か── !?
        ペンギンズのリベンジか ── !?

この両チームによる2年連続の “頂上決戦” は、激しい戦いになりそうです!

         2009 スタンレーカップ ファイナル ゲームスケジュール
         第1戦 5月31日 (日) 9時〜 @デトロイト
         第2戦  6月1日 (月) 開始時間未定 @デトロイト
         第3戦  6月3日 (水) 9時〜 @ピッツバーグ
         第4戦  6月5日 (金) 9時〜 @ピッツバーグ
         第5戦  6月7日 (日) 9時〜 @デトロイト
         第6戦 6月10日 (水) 9時〜 @ピッツバーグ
         第7戦 6月13日 (土) 9時〜 @デトロイト

         ▼日時は全て日本時間。
         ▼どちらかのチームが4勝した時点で、シリーズは終了となります。
         ▼「NHLアイスホッケー」のオンエアスケジュールは、
           決定次第、番組のホームページにアップされる予定ですので、
           こちら でご確認いただくか、
           Jスポーツ カスターマーセンター
           TEL 03-5500-3488 (10時〜18時)まで、お問い合わせください。
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2009.05.27
福藤豊選手移籍!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLより一足早く、ECHL(イーストコーストホッケーリーグ)は、ファイナルがスタートしていますが、
以前の記事でも紹介したように、ファーストラウンドで、ラスベガス ラングラーズと対戦し、
惜しくも最終戦で敗れ、今季の全日程を終えた、ベーカーズフィールド コンドルスの 福藤豊 選手が、
新たにオランダの ティルブルフ トラッパルズ と、来季の契約をしたことが、
チームのオフィシャルホームページと、福藤選手のブログによって、発表されました。

福藤選手が新天地に選んだトラッパルズは、
現在9チームで争われている、オランダのトップリーグに所属し、
今季は、ファイナルの最終戦で涙を呑んだものの、
昨季まで2年続けて優勝していた強豪であると同時に、
1970年代には、リーグ6連覇を飾るなどしてきた歴史を誇るチーム。

現在は、スポンサー企業の名前をつけて戦い、
トップチームだけでなく、ファームチームもあるそうです。

ヨーロッパでも活躍が期待される福藤豊選手日本人で初めてNHLの桧舞台にたった福藤選手には、
これまでの健闘に、大きな拍手を送るとともに、
これからも、ファンをワクワクさせてくれる大活躍を期待したいところ。

他国のチームと試合をする機会が多いヨーロッパでは、
シーズンが始まってからも、
レベルの高いチームからのオファーが来ることが、珍しくないだけに、
上を目指して、頑張って欲しいですね!
頑張れ 福藤豊 | comments(8) | trackbacks(0)
2009.05.26
挙党体制ならぬ…
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのプレーオフは、ピッツバーグ ペンギンズが、カロライナ ハリケーンズに4連勝して、
イースタン カンファレンスのチャンピオンとなりましたが、
ウエスタン カンファレンスのファイナルでも、
デトロイト レッドウイングスが王手をかけていることから、
先日の記事で紹介したように、25季ぶりに、前年と同じ顔ぶれによるファイナルの可能性も !?

その一方で、昨日の記事では、既に敗れてしまった各チームは、
来季へ向けて、早くも始動していることを、お伝えしましたが、
レギュラーシーズン終了後、ヘッドコーチの解任を発表していた エドモントン オイラーズが、
今日(現地時間)来季の新体制を発表しました

それによると、あの! パット ・クイン 氏(66歳)が、ヘッドコーチに就任することに !!

クイン氏は、現役時代に、DFとして、NHLで9季(606試合)プレーした経歴も然ることながら、
1977−78シーズンの途中に、
フィラディルフイア フライヤーズのヘッドコーチに就任したのを皮切りとして、
3季前まで、ロサンゼルス キングス、バンクーバー カナックス、トロント メープルリーフスの4チームで、
足掛け19季にわたって采配を振り、ジャックアダムス アウォード(最優秀コーチ賞)を2回獲得。

さらに、2002年のソルトレイク オリンピックと、2004年のワールドカップでもヘッドコーチを務め、
いずれの大会も、カナダを世界一に導いた、掛け値なしの名将!

またオイラーズは、クイン氏を支えるアシスタントコーチも、併せて発表しましたが、
その中には、今季の途中まで、ニューヨーク レンジャーズのヘッドコーチだった、
トム ・レニー 氏の名前も。

レニー氏も、レンジャーズのヘッドコーチ就任前に、
カナックスや、カナダ代表でも指揮を執ったことがあるなど、こちらも実績は十分です!

オイラーズのホームアリーナ レクソールプレイスウエイン ・グレツキーマーク ・メシエ 両選手らを擁して、
5回の優勝を飾った、輝かしい歴史を誇るオイラーズも、
3季前に、スタンレーカップ ファイナルまで勝ち上がった以降、
3年続けて、レギュラーシーズン敗退が続いているだけに、
コーチとして名を馳せている、二人のビッグネームに再建を託した模様。

挙党体制 ならぬ、“巨頭体制” で来季に挑むオイラーズは、
ホームアリーナのレクソールプレイスのファンを、
沸かせてくれそうですね!

★本日の小ネタは…
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2009.05.25
怪物くんへのラブコール!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事でも紹介したように、
NHLのプレーオフは、サードラウンド(カンファレンス ファイナル)の戦いが続いています。

ウエスタン カンファレンスでは、昨季の王者 デトロイトレッドウイングスが、
イースタン カンファレンスでは、ピッツバーグ ペンギンズが、
それぞれシリーズを優位に進めているだけに、
1983&84年の エドモントン オイラーズ vs ニューヨーク アイランダーズ 以来、25年ぶりに、
2年続けて同じチームが、スタンレーカップ ファイナルで激突する可能性も、高まってきました。

ところで、チャンピオンを目指して、激しい戦いが演じられている一方で、
既に敗れてしまったチームは、来季へ向けて、早くも始動しています。

ヘッドコーチを解任したカルガリー フレームスや、新たなGMを招へいしたミネソタ ワイルドのように、
組織改革に着手するチームだけでなく、戦力補強を目ろむチームもあるようで、
来月26日と27日(現地時間)に開催される「NHLドラフト」を前に、
フリーエージェント契約で、新戦力を獲得する動きも見られます。

そんな中、注目を集めているのが、ヨナス ・グスタフソン 選手(24歳)!

191cm 87km という大きなサイズながら、抜群の敏捷性を誇ると言われるグスタフソン選手は、
今季のスウェーデンのトップリーグで、平均失点、シュートブロック率ともに、
ナンバーワンの成績を収め、文句なしのベストGKに選出。
チームを優勝に導いたのとともに、
スウェーデン代表として出場した世界選手権では、銅メダル獲得に大きく貢献しました。

ナント 240分25秒間連続無失点!
というリーグ新記録を樹立した上に、プレーオフでも、スーパーセーブを連発したとあって、
グスタフソン選手には、チームのヘッドコーチから、
「怪物くん」 というニックネームが与えられたそうですが、
こんなプレーを見せられると 、思わず納得させられますね(笑)

近年は、NHLの各チームに、ヨーロッパ担当のスカウトがいるだけに、
これだけの大活躍を見逃すわけがなく、北米のメディアの報道によると、
トロント メープルリーフス、コロラド アバランチ、アナハイム ダックス、サンノゼ シャークス
といったチームが、ラブコールを送っているとのこと。

リーフスのブライアン ・バークGMが名指しして、獲得への動きをうかがわせたり、
「ピーター ・フォースバーグ選手が、キミが一番フィットするチームは、アバランチだと推薦した」
といった記事が、アバランチの地元紙に紹介されるなど、“怪物くんフィーバー” も起きているようです。

24歳まで、母国でプレーし続けてきたグスタフソン選手も、
来季はNHLでプレーすることを決意しているそうで、近いうちに契約をする見込みだとの声も。

初めてプレーオフでマスクを被ったにもかかわらず、いきなりNHLファンを沸かせるプレーを演じた、
スイス生まれの ヨナス ・ヒラー 選手(ダックス)や、
ロシア出身の シミョン ・バーラモフ 選手(ワシントン キャピタルズ)に続いて、
またまた ヨーロピアン ゴーリーのヒーロー候補が出現 !?

そんな期待も集まるだけに、“怪物くんへのラブコール” が実って、
グスタフソン選手と契約するのは、どのチームになるのか注目されますね!
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2009.05.24
兄の意地
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先日の記事で紹介したように、
NHLのプレーオフは、サードラウンド(カンファレンス ファイナル)に入りましたが、
ウエスタン カンファレンスでは、デトロイト レッドウイングス が、シカゴ ブラックホークス に。

一方、イースタン カンファレンスでは、ピッツバーグ ペンギンズ が、カロライナ ハリケーンズ に、
それぞれ2連勝したように、レギュラーシーズンの成績で上回り、
第1戦と第2戦を、ホームで戦うことができた両チームが、好スタートを切りました。

特に、ペンギンズの戦いぶりは圧巻!
ワシントン キャピタルズとの “夢の対決” を制した勢いもあってか、
第1戦では、終盤の全員攻撃で1点差に詰められたものの、リードを守り切って3−2。
続く第2戦は、攻撃力で圧倒して7−4と大勝し、地元ファンを沸かせました。

これ以上はない形で、シリーズをスタートしたペンギンズですが、
その原動力は、何といっても、チームの中心選手の働きです。

エフゲニ・モルキン選手第2戦では、キャプテンの シドニー ・クロスビー 選手が、
試合開始後、わずか1分51秒に、先制点をもたらせたかと思えば、
レギュラーシーズンで、アートロストロフィー(ポイント王)を手にした、
エフゲニ ・モルキン 選手(写真)は、ペンギンズの歴史の中で、
プレーオフのホームゲームでは、実に 13年ぶりとなるハットトリックを達成!

それに負けじと、GKの マーク ・アンドレ ・フルーリー 選手も、
第1戦、第2戦ともに、序盤にビックセーブを披露して、流れを引き寄せたりと、
攻守の主役が、勝利を呼び込む働きを見せています。

ところが、対するハリケーンズはと言うと、、、
3年前に、コンスマイス トロフィー(プレーオフMVP)を獲得した、
守護神の キャム ・ウォード 選手が、第2戦で、プレーオフ自己ワースト記録の6失点…。

レギュラーシーズンで、チームトップのポイントをマークした、レイ ・ホイットニー 選手や、
セカンドラウンドまでは絶好調だった、セルゲイ ・サムソノフ 選手ら、
主力FWが、2試合ともに無得点… などなど、
ペンギンズとは正反対に、攻守の主役に冴えが見られませんが、
その筆頭は、エリック ・ストール 選手です。

ストール選手といえば、チームトップの得点を叩き出し、第1セットのC Fを担う、
誰もが認めるハリケーンズのエース!

ファーストラウンドでは、第7戦の試合終了32秒前に、決勝ゴールをゲットするなど、
今季のプレーオフで得点をした試合は、7戦全勝というように、
まさに、“勝利を呼ぶ男” なのですが、サードラウンドに入ってからは、まだゴールがないどころか、
ここまで2試合の貢献ポイント(滞氷時の得失点差)は、まさかの マイナス3…。

このように、なかなか本来のプレーを披露できずに、ストール選手は苦しんでいますが、
そこには、もう一人のストール選手の存在があります。

ご存知の方も多いでしょうが、ハリケーンズのエリック ・ストール選手(24歳)は、4兄弟の長男で、
次男の マーク 選手(22歳)は、ニューヨーク レンジャーズのDF。
三男の ジョーダン 選手(20歳)は、ペンギンズのC Fと、
既に3人が、各チームの看板セットで起用されているのに続いて、
四男の ジャレッド 選手(18歳)も、昨季のドラフトで、フェニックス コヨーテスに指名され、
近い将来には、NHLでプレーすることが確実。

そんなストール4兄弟の 長男 vs 三男の直接対決となった、このシリーズですが、
第1戦と第2戦では、ホームアドバンテージのあるペンギンズが、
エリック選手率いるハリケーンズのトップラインに、
守りの良さには定評のある ジョーダン 選手のラインを、数多くマッチアップ。

18歳でデビューした当時から、ペナルティキリングにシフトされていたジョーダン選手は、
ディフェンシブな役割を、しっかりと果たし、ハリケーンズの得点源を封じ込めました。

また、この二人は、ともにC Fとあって、
ここまでの2試合ともに、試合開始の時から、何度もフェイスオフで対戦。

その成績を見てみると、第1戦こそ、6対6のイーブンに終わったものの、
第2戦では、兄のエリック選手が、5回しかパックを奪えなかったのに対して、
弟のジョーダン選手が獲得したフェイスオフパックは9回と、
試合の勝敗だけでなく、兄弟対決の軍配も、ペンギンズに上がっているだけに、
兄のエリック選手の巻き返しに、注目が集まります。

NHLのプレーオフは、第3戦からシリーズの舞台が変わりますが、
ウエスタン カンファレンスのサードラウンドでは、
2連敗していたブラックホークスが、地元のシカゴで一矢を報いました。

それだけに、兄のエリック選手だけでなく、ハリケーンズも、
地元に戻って、マッチアップの権利がある第3戦で、巻き返しを図りたいところです。

NHLアイスホッケー」の今週の放送では、
イースタンカンファレンスのチャンピオンの行方を、大きく左右しそうな、
カロライナ ハリケーンズ vs ピッツバーグ ペンギンズ 」の第3戦を、お届けします。

ここまで、いいところのないエリック選手(写真左)は、弟のジョーダン選手(写真右)に、
“兄の意地” を見せつけることができるのか !?  どうぞ、お楽しみに!
   エリック・ストール選手 ジョーダン・ストール選手
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2009.05.22
速報!アジアリーグニュース 〜移籍交渉は正式合意に至らず〜
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アジアリーグアイスホッケーのオフィシャルホームページでも、既に紹介されているように、
日本製紙クレインズ、SEIBUプリンスラビッツ、王子イーグルス、日光アイスバックスの4チームが、
先月21日までに提出した退部者リストに掲載された、選手及びスタッフへの移籍交渉は、
同23日より、最大30日間にわたって、認められていましたが、
アジアリーグアイスホッケー ジャパンオフィスが、今日 配信したリリースによると、
参入が内定している東北フリーブレイズを含めた日本のチームから、
移籍に関する正式合意の報告は、なかったそうです。

そのためアジアリーグは、「今後も引き続き、(各チームが)交渉を継続していく」と発表しています。
アジアリーグ | comments(20) | trackbacks(0)
2009.05.21
アニャンハルラの8選手が退団
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アニャンハルラ アイスホッケークラブからの連絡によると、
下記の選手たちの今季限りでの退団が、決定したそうです。

          GK #32 キム ・ソンギ 選手 (25歳) ★
          DF # 4  チャン ・ジョンムン 選手 (30歳)
          DF #15 コ ・ビョンヒ 選手 (25歳) ★
          DF #37 チョン ・サンヒョン 選手 (24歳)
          DF #44 イ ・クォンジュン 選手 (29歳) ★
          DF #79 ユン ・キョンウォン 選手 (27歳) ★
          FW # 9  チョン ・ヨンテク 選手 (23歳) ★
          FW #81 キム ・ホンイク 選手 (26歳)

このうち、オールスターゲーム(日本リーグ時代も含む)に3回出場した、
#4 チャン ・ジョンムン選手(写真左)は、家業を継ぐことに。
セミファイナル第3戦で、試合終了12秒前に劇的な決勝ゴールを決めた
#81 キム ・ホンイク選手(写真右)は、ジュニアチームの指導を。
そして、#37 チョン ・サンヒョン選手は、会社員として、新たなスタートを切る見込みとのこと。
   チャン・ジョンムン選手  キム・ホンイク選手

一方、ハードチェックを武器にフル出場した、#44 イ ・クォンジュン選手(写真左)や、
日本語も上手で、アシスタントキャプテンも務めた、#79 ユン ・キョンウォン選手(写真右)ら、
その他の(★印のついた)5選手は、兵役任務のための退団だそうです。
   イ・クォンジュン選手  ユン・キョンウォン選手

惜しまれつつもチームを離れることになった8選手には、
第二の人生で頑張ってくれることを、期待するのとともに、
韓国人選手が移籍しやすくなるような環境の整備と、
兵役任務のための退団によって、長期的な強化が難しい韓国チームへの対応策を、
アジアリーグ全体で考えて、レベルアップを目指して欲しいですね。

◆photo by YONSU
アジアリーグ | comments(6) | trackbacks(0)
2009.05.17
勝利を呼ぶ男
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先月15日(現地時間)からスタートしたNHLのプレーオフは、
いよいよ今日から、サードラウンド(カンファレンス ファイナル)に突入します。

激しいシリーズばかりとなった セカンドラウンドを勝ち抜いた4チームによる、
スタンレーカップ ファイナル進出を懸けての戦いは、、、

     【イースタン カンファレンス】
     ピッツバーグ ペンギンズ(4位) vs カロライナ ハリケーンズ(6位)
     【ウエスタン カンファレンス】
     デトロイト レッドウインクズ(2位) vs シカゴ ブラックホークス(4位)
                           ※( )内の数字はレギュラーシーズンの順位
というマッチアップになりました。

今季のプレーオフは、ここまで12シリーズのうち、第6戦まで及んだシリーズが4つ。
最終戦まで もつれたシリーズが5つというように、手に汗握る戦いが続いていますが、
夢の対決” を制したペンギンズと、
ここまで2つのラウンドを、ともに敵地での第7戦で勝利してきたハリケーンズが激突する、
イースタン カンファレンスのファイナル。

スタンレーカップに名前を刻んだ選手を数えると、延べ44人にもなる、百戦錬磨のレッドウイングスに、
平均年齢25.6歳というリーグ最年少の顔ぶれで、今季を船出したブラックホークスが挑む、
ウエスタン カンファレンスのファイナルのどちらも、またまた手に汗握るシリーズとなりそうです。

接戦が予想されるだけに、キーポイントになりそうなのが、ラッキーボーイの出現!
両シリーズとも、決定的な戦力差は見られないだけに、流れを変える男が出てきたチームが、
スタンレーカップ ファイナル進出へ、近づくことになるような気配が… !?

そこで「語りべ」通信では、
それぞれのシリーズの中で、ラッキーボーイになりそうな “有力候補” を紹介します!

まず、イースタン カンファレンスのファイナルでのラッキーボーイ候補は、
ハリケーンズの エリック ・ストール 選手!

エリック・ストール選手2003年のドラフト1巡目(全体2位)で指名されたストール選手は、
まだ21歳だった3年前に、初めてプレーオフに臨みましたが、
いきなりファーストラウンド第2戦で、4アシストを記録すると、
その試合から、ナント 15試合連続ポイント。

コンスマイス トロフィー(プレーオフMVP)こそ、
GKの キャム ・ウォード 選手に譲りましたが、
その年のプレーオフではトップとなる、28ポイントをマークして、
ハリケーンズを、初優勝に導きました!

そんな勝負強さは、自身2度目となる今季のプレーオフでも健在で、
ここまでの14試合で、9ゴールをゲット。

この数字だけ見ると、12ゴールの シドニー ・クロスビー 選手(ペンギンズ)や、
11ゴールの アレックス ・オベチキン 選手(ワシントン キャピタルズ)と比べて、
見劣りしてしまいますが、その内訳を見てみると、、、

        ▼ストール選手がゴールをした試合 → 7戦全勝
        ▼ストール選手が無得点だった試合 → 1勝6敗

というように、チームの勝敗を、大きく左右しているのです。

ニュージャージー デビルスとのファーストラウンド第7戦では、
試合終了32秒前に、決勝点を叩きだすなど、クラッチシューターぶりを発揮しているストール選手。

「両親が一番エキサイトしているよ(笑)」
と話していた弟の ジョーダン 選手と対する、ペンギンズとのシリーズでも、
ゴールを決めればチームが負けない! という “不敗神話” を続けることができるか、注目されます。

一方、ウエスタン カンファレンスのファイナルに登場する選手の中には、
ストール選手を上回る “不敗神話” を誇る選手がいます。
それは、トーマス ・ホルムストローム 選手(レッドウイングス)!

昨季のコンスマイストロフィー受賞者の ヘンリク ・ゼッターバーグ 選手や、
今季のハートトロフィー(レギュラーシーズンMVP)最終候補の パベル ・ダツック 選手といった、
卓越したスキルをウリにしているチームメイトとは対照的に、ホルムストローム選手は、
叩かれても! 小突かれても !! 絶対にゴール前のポジションを譲らない !!! 肉体派プレーヤー。

36歳となった今季も、その役割を忠実に果たしているだけに、
パワープレーなど、大事な場面でシフトされることも多く、
ファーストラウンドでは、2試合連続ゴールを決めて、存在をアピールしていますが、
ホルムストローム選手が、プレーオフでゴールを決めた試合は、
5年前から数えて、ナント 13試合連続勝利中なのです!

アナハイム ダックスと激突したセカンドラウンドでは、
ホルムストローム選手が、得点できなかったせいで(?)、決着が、最終戦まで もつれただけに、
サードラウンドでは、ゴール前の強さを武器に、得点をもたらせて、
レッドウイングスを、2年連続の頂上決戦に導くことができるか、こちらも注目されます。

もちろん、ハリケーンズと対戦するペンギンズには、キャプテンのクロスビー選手や、
今季のアートロス トロフィー(最多ポイント)を手にした、エフゲニ ・モルキン 選手。

レッドウイングスと顔を合わせるブラックホークスにも、
21歳の ジョナサン ・テイズ 選手や、20歳の パトリック ・ケイン 選手ら、
活躍が期待されるポイントゲッターが揃っているだけに、
誰が “勝利を呼ぶ男” になるのか !? どちらのシリーズも、目が離せそうにありませんね!
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2009.05.16
来季の躍進を期待!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

チェコのオストラバで開催されていた「スレッジホッケー世界選手権」は、
今日(現地時間)全日程を終了。

前々日の準決勝で、ノルウェーに1点差で敗れてしまった日本は、3位決定戦に臨み、
同じくアメリカに土をつけられた、昨年の覇者 カナダと対戦しましたが、
0−2と完封負けを喫してしまい、メダルを手にすることはできませんでした…。

「今季は、本当に充実していた。
そして来季は、もっともっと頑張って、バンクーバーでメダルを目指そう!
試合が終わった瞬間、みんなが心から そう思えるような試合をして、
今季を締めくくれるように、頑張って来たいと思います」

今季最後の試合を前にして、青木栄広(よしひろ)コーチが、話してくれたように、
選手たちは、意気込み十分だっただけに、試合のあとは、無念さを隠しきれなかった様子。
オフィシャルリリースによると、ベストプレーヤーに選ばれた 須藤悟 選手も、
「メダルが欲しかった」 と悔しがっていたそうです。

残念ながら、昨年に続いて、4位で世界選手権を戦い終えてしまったとはいえ、
第一目標のバンクーバー行きのチケットは手にした日本代表
パラリンピックイヤーとなる来季の躍進を、期待しましょう!
   日本代表の来季の躍進を期待!

尚、3位決定戦のあとに行なわれた決勝戦で、
アメリカが1−0でノルウェーを下して、世界選手権は幕を閉じましたが、
今季の全日程を戦い終えたのに際して、青木コーチからのコメントが届きました。

今季を振り返って言えることは、頑張った選手たちを、褒めてやりたいと思います。

シーズン当初から、なかなかメンバーが揃わず、
ベストメンバーで練習ができたのは、今回の遠征の2週間前という状況の中で、
選手たちは、よく戦ってくれました。

確かに、決勝に進めなかった傷心の王者カナダに対して、
シャットアウトされた試合内容でしたが、選手たちは最後まで頑張りました。

あと300日と迫ったバンクーバーパラリンピックへ向けて、
もっともっと厳しい道が待っていると思います。
バンクーバーへのチケットを手にしたからには、ここで歩みを止めるわけには行きません。

これからも、今まで以上に努力して、
本番では、今大会では手にすることができなかったメダルを、
選手たちが勝ち取ってくれることと、信じてやみません。

最後になりますが、今季を締めくくるにあたって、
皆さまには、今度とも、選手たちに対して、より一層のご支援をお願い致します。

◆photo by JAPAN ICE SLEDGE HOCKEY ASSOCIATION
パラアイスホッケー(スレッジホッケー) | comments(2) | trackbacks(0)
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