加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2009.09.30
華麗なデビュー
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アジアリーグは、昨季最下位の日光バックスが、2季ぶりに王子イーグルスに土をつけたり
そのバックス相手に、新チームの東北フリーブレイズが、初勝利をマークしたりと、
序盤戦から、混戦模様となっていますが、
海の向こうにも、開幕から大混戦になっているリーグがあります。

それは、ドイツのブンデスリーガ(2部リーグ)!
しかも、大混戦を演じる立役者となっているのは、
元SEIBUプリンスラビッツの 田中豪 選手が所属する ESVカウフボイレン !!

田中豪(Go Tanaka)選手カウフボイレンは、下部リーグで優勝して、
今季から昇格してきたばかりにもかかわらず、
11日(現地時間)の開幕戦で、
優勝候補の一角 SERCワイルドウイングスを、
いきなり倒したのに始まって、
昨季の覇者の ビーティヒハイム スティーラーズからも、
白星を手にするなど、開幕から5連勝を飾る好スタート。

27日の試合で、初黒星を喫したものの、
9月の全日程を終えた時点で、
14チーム中、2位につけています!

先月の記事で お伝えしたように、
プレーシーズンゲームでヒザを痛めて、心配された田中選手も、開幕戦からフル出場。

開幕2戦目で、アタッキングゾーンのフェイスオフから、キレイにパックを奪い、
先制点を呼び込む初ポイントをマークしたのに続いて、
  (試合のハイライトは、こちら でご覧になれます)
25日の試合では、第3ピリオドの終盤に、決勝ゴールをゲットして、
ペストプレーヤーに選ばれるなど、チームの開幕ダッシュに貢献。

田中豪(Go Tanaka)選手「彼のコンディションは、まだ70〜80%くらい。
それなのに、素晴らしいプレーを見せてくれている!」

クラウス ・ハーバルマン マネージャーから、
こんな絶賛の言葉が聞かれたように、
スピードを活かしたプレーから、ペナルティを誘って、
チャンスをもたらせるなど、
田中選手は、6試合で4ポイント(1ゴール3アシスト)
という数字以上の働きを、披露しているようです。

プレシーズンゲームでのアクシデントにもかかわらず、
ドイツのファンの前で、“華麗なデビュー” を飾った田中選手。

とはいえ、ブンデスリーガのレギュラーシーズンは、あと48試合もあるだけに、
ケガに気をつけて、ドイツのファンを、これからも沸かせ続けて欲しいですね!
Mr. CHRISTOPHER HECKER
◆special thanks to
CHRISTOPHER HECKER
アイスホッケー | comments(14) | trackbacks(0)
2009.09.29
バンクーバーへ本格始動!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

来年3月12日(現地時間)に開幕する、
「バンクーバー パラリンピック」でのメダル獲得の期待が集まる、スレッジホッケー日本代表!

以前の記事でも紹介したように、
既に7月から、トライアウトキャンプや、国内大会などに臨んできましたが、
今月20日からは、今季最初の国際試合となる「USAカップ」に参戦。
昨季の世界選手権の覇者 ・アメリカと3試合を戦って、今日帰国しました。

日本代表は、今月12日と13日に、大会に先駆けて、長野県岡谷市での強化合宿から本格始動!
 スレッジホッケー日本代表強化合宿スレッジホッケー日本代表強化合宿

合宿後に発表された17選手が、アメリカのロチェスターへと乗り込みましたが、
青木栄広(よしひろ)コーチによると、日本代表の今大会でのテーマは、ズバリ「試す!」

「試す」をテーマにUSAカップを戦った日本代表世界屈指のスピードを誇る 伊藤仙孝(のりたか)選手を、
トップラインに抜擢してみたり、
アテネ パラリンピックの車いす800メートルレースで、
金メダルを獲得した 安岡チョーク 選手を、
代表メンバーに加えてみたりするなど、
「チームが、もう一段 ステップアップするために、
バンクーバーでの戦いを見据えて、
いくつか新しい試みを行いました」(青木コーチ)

その言葉どおり、結果こそ3戦全敗だったものの、
本大会と同じ、NHLサイズのリンクでの試合経験を積むこともでき、
有意義な遠征となったようです。

今後の日本代表は、来月中旬から、3回の強化合宿を行なったあと、
11月には、カナダのエドモントンで開催される「ワールドスレッジホッケー チャレンジ」に参戦。

その後も、強化合宿を繰り返し、
1月中旬に、長野市のビッグハットで行なわれる「ジャパン パラリンピック競技大会」で総仕上げ。
大会終了後に、パラリンピック代表メンバーを発表する予定になっています。

日本のホッケー界では、唯一 バンクーバーの大舞台に臨むことになるだけに、
本格始動したスレッジホッケー日本代表の選手たちを、皆さんも、ぜひ応援してくださいね!
   バンクーバーへ本格始動!
◆photo by JAPAN ICE SLEDGE HOCKEY ASSOCIATION
パラアイスホッケー(スレッジホッケー) | comments(0) | trackbacks(0)
2009.09.28
激闘!韓国ダービー
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今季のアジアリーグは、“戦国時代の幕開け!” を告げるような激しい戦いが、
序盤戦から繰り広げられていますが、
なかでも、最も激しい戦いを演じたのは、アニャンハルラ と、High1(ハイワン)の両チーム!

激闘!韓国ダービーこの2チームは、開幕から3試合続けて対戦しましたが、
アニャン(安養)で行なわれた19日の開幕戦は、
High1が 8−6 で勝利!
しかし、翌日の第2戦では、
地元のハルラが 5−4 でリベンジ!

そして、舞台をコヤン(高陽)に移した、昨日の第3戦は、
10−6 でハルラが2連勝!
というように、両チームが壮絶に点を取り合って、
まさしく、「激闘!韓国ダービー」となりました。

High1 のエースGK #31 オム ・ヒョンスン 選手が、足を痛めて出場を見合わせたり、
ハルラにも、コンディションが万全ではない主力DFがいた影響などもあって、
守りの面では、ともに課題の残る3連戦になってしまったものの、この両チームの攻撃力は出色。

「語りべ」は、開幕から駆け足で、全チームの試合を取材しましたが、
ハルラと High1 のオフェンスは、アジアリーグの両横綱といったところ。

自陣から攻め上がっていく時のスピードや、攻め手のバリエーションの多彩さ。
そして何より、得点力の高い選手が揃っていることから、
迫力十分の攻撃を展開する姿は、圧巻の一言です。

以前の記事でも紹介しましたが、今季はレフェリー二人制の導入によって、
パワープレーの成功率が、勝敗を大きく左右しそうなだけに、
昨季に続いて、強力なパワープレーが武器のハルラは、もちろんのこと、
昨季とは打って変わって、パワープレーが機能している High1 の韓国2チームが、
今季のレギュラーシーズンで、首位争いを展開していくかもしれませんね。

ところで、High1 が変わったのは、パワープレーだけではありません。
今季から、ホームゲームのファンサービスがパワーアップ!

昨日のホーム開幕戦では、試合前にレーザーショーが行なわれたり、
アリーナの内外に、大きな選手の写真を飾って彩ったり、
リンクDJや、チアガールを招いたりするなど、一気に盛りだくさんになりました。
ホーム開幕戦を祝うレーザーショーアリーナの外にも選手の写真が
    マスコットキャラクターとのシュートゲームアリーナの中はHigh1一色に

なかでも興味深いのは、ゴールと連動したファンサービスです。

ゴールとアシストに連動したチャリティ基金日本のプロ野球では、ホームランを打った選手が、
スタンドに、キャラクター人形を投げ込むチームがありますが、
今季の High1 も、ゴールを決めた選手が、
ベンチの上のサポーターズゾーンにいるファンに向かって、
マスコットの ぬいぐるみをプレゼント。

さらに、シーズン中のゴールとアシストの合計分を、
チャリティー基金として、慈善団体に寄付したり(写真)と、
得点力抜群のチームにピッタリの企画が行なわれています。
これなら、今日は何ゴール決まるか、楽しみになりますよね。

ご存知の方も多いように、ライバルチームのハルラのファンサービスは、既に定評がありますが、
今季の High1 も、このようにパワーアップしているだけに、
レギュラーシーズンの順位だけでなく、
ファンサービスも、韓国の2チームがリードしていくことになるかも !?

日本のファンの皆さんも、ぜひ一度、韓国での試合を観戦してみては、いかがですか?

尚、ハルラのホームゲームが開催されるアニャンアイスアリーナへのアクセスは、こちらの記事 を。
High1のホームゲーム会場のコヤン スターサンズアイスリンクへのアクセスは、こちらの記事 を。
同じく、チュンチョン(春川)市 ウィアム アイスリンクへのアクセスは、こちらの記事 を、
それぞれご参考ください。
アジアリーグ | comments(4) | trackbacks(0)
2009.09.27
東北フリーブレイズ初勝利!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今季から、アジアリーグに参戦している東北フリーブレイズが、
今日、霧降アイスアリーナで行われた 日光アイスバックス戦 に臨み、
5−3のスコアで、初勝利をマークしました!

歴史に残る白星をマークした立役者は、
何といっても、奥山章文 選手と、橋本三千雄 選手 !!

奥山章文選手攻めのヒーローとなったFWの奥山選手は、
第2ピリオド序盤の 勝ち越しパワープレーゴールを含めて、
2ゴール1アシストの大活躍。

移籍をする見通しとなったのが遅かったために、
夏のトレーニングもままならず、
昨季まで所属していたイーグルスの時に比べると、
「コンディションは、20%くらいの出来ですね」
と言って、奥山選手は苦笑いをしていましたが、
開幕から第2セットのC Fとして、存在感を発揮しています。

橋本三千雄選手一方、守りのヒーローは、守護神の橋本選手。
8回のペナルティーキリングも含めて、
60分間で、42本ものシュートを浴びながらも、好セーブを連発。

「いいGKなので、これまでも気になっていましたけれど、
今季は、かなり意識をするんじゃないかと思います」
橋本選手は、自分と入れ替わる形で、
バックスのゴールを守ることになった菊地尚哉選手との対戦を、
開幕前から楽しみにしていましたが、
そんな静かな闘志を、勝利へと結びつけました。

この二人を筆頭に、アジアリーグでのプレー経験がある移籍選手と、外国人選手の活躍で、
開幕4試合目にして、早くも初勝利をマークしたフリーブレイズ!

次の試合は、来月8日に、八戸で行われるチャイナドラゴン戦となりますが、
今度は、地元初勝利を飾ることができるか !? 注目が集まります。
アジアリーグ | comments(6) | trackbacks(0)
2009.09.25
チャイナドラゴンのダスティ!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事でも紹介しましたが、
今月19日から、アジアリーグの新たなシーズンがスタート!

今季のリーグに参戦する7チームのうち、唯一、先週末に試合のなかったチャイナドラゴンが、
昨夜、ハルビン体育学院滑氷館(アイスリンク)に、王子イーグルスを迎えての開幕戦に挑みました。
 チャイナドラゴン開幕戦 チャイナドラゴンvs王子イーグルス

昨夜の試合は、今季の開幕戦というだけでなく、
NHLのサンノゼシャークスとの提携を終了して、中国アイスホッケー協会が運営する、
事実上の新チームに生まれ変わった チャイナドラゴン にとって、初めての公式戦。

チャイナドラゴンの開幕マスクを託された井上光明選手そんな記念すべき試合の先発マスクを託されたのは、
ルーキーの #26 井上光明 選手でした!

先日の記事で、お伝えしたように、
この春、法政大学を卒業した井上選手は、
今季からSEIBUプリンスラビッツで、
プレーをする予定でしたが、廃部となってしまったため、
ドラゴンを活躍の場に選び、単身、中国に乗り込みました。

それだけに、井上選手にとっても、
昨夜の試合は、アジアリーグデビュー戦。

試合当日の午前中に行われた練習終了後、先発を告げられた井上選手は、
チームにとっても、自分にとっても、メモリアルゲームであるにもかかわらず、
「緊張することはなかったです。
それよりも、やっとこの日がやって来たと思って、ワクワクしながら試合に臨みました!」とキッパリ。

その言葉にウソはなく、井上選手は、
試合の序盤から、デビュー戦とは思えないほどの落ち着いたプレーを披露。

第1ピリオドから、いきなり4回ものペナルティキリングを迎え、
10本のシュートを放たれたものの、好セーブを連発して、
スタンドのファンから、何度も拍手を浴びていました。

しかし、第2ピリオド以降は、
「新しくなったばかりのチームだし、日本のチームとは、現段階では力の差が大きいと思う」
とキャプテンの#9 ワン ・ダーハイ 選手が、試合前に危惧していた言葉が、現実のものに…。
第2ピリオド以降はイーグルスペース
夏からハードなトレーニングを行なって、
鍛え続けてきたイーグルスとは対照的に、
新体制が出揃い、本格的に始動してから、
まだ1ヶ月しか経っていないのに加え、
移籍手続きが間に合わず、外国人(枠登録の)選手を、
全員出場させることができなかったドラゴンとの差は、
まさしく明らかなところ。

次々と攻め込まれ、シュートを浴び続けた井上選手は、8点を献上してしまい、
デビュー戦を、白星で飾ることができませんでした。

井上光明選手と春名真仁選手しかしながら、アンドレイ ・コバレフ ヘッドコーチは、
「小さなミスはあったけれど、よくやってくれた」
と井上選手のプレーに対して、合格点をつけました。

というのも、4失点は、ペナルティキリング中だった上に、
そのうち2点は、3人対5人の状況での失点。

相手の絶好のチャンスを阻む、ナイスセーブも見られただけに、
対戦したイーグルスの春名選手からも、
「すごく頑張っていましたよね」
という称賛の声が聞かれたほど。

しかし、当の井上選手は、
「これは絶対に止められない と思うようなシュートは、ありませんでしたから、
取られた点は、全てボクのミスのせいです」と反省。

ただ、すぐさま気持ちを切り替えて、
「どこを直せばいいのか、修正ポイントは分かったので、
これからの試合へ向けて、取り組んでいきたいです」
と前向きな言葉で、デビュー戦を締めくくってくれました。

「自己採点ですか? 60点くらいですね」
と試合後に、デビュー戦でのプレーぶりに、少し辛めの採点。

しかし、その言葉とは裏腹に、
「ずい分と攻められましたけれど、守っていて楽しかったです!」
と夢に掲げ続けていたアジアリーグでデビューを飾り、
うれしそうな表情も、垣間見せてくれました。

ホッケーの面でも、私生活でも、シビアな環境を強いられているものの、
「もっと中国語を上手に話せるように勉強して、
将来は、日本と中国の架け橋になれるような選手を、目指したいと思います」
と意気込んでいる井上選手。
日本と中国の架け橋になれるような選手を目指す!
小さい頃から目標としている、
芋生ダスティ 選手(長野五輪日本代表GK)は
自らの活躍で、当時の西武鉄道を大きく変えて
チームを優勝に導きました。

それに続いて、中国チームでデビューを飾った
初めての日本人選手となる
“チャイナドラゴンのダスティ” にも、
中国のホッケー界を、前進させるような、
これからの大活躍を、期待したいですね!
アジアリーグ | comments(3) | trackbacks(0)
2009.09.21
戦国時代の幕開け!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先週末に、アジアリーグが開幕し、
24日に初戦を迎えるチャイナドラゴンを除く6チームが、
アニャン、苫小牧、釧路の3都市で、熱戦を繰り広げました。

アニャンハルラ vs High1昨季に続いて、開幕で顔を合わせた、
アニャンハルラ vs High1(ハイワン)の “韓国ダービー” は、
1勝1敗に終わり、星を分け合いましたが、
2試合で、実に23回のゴールシーンが飛び出すという、
壮絶な点の取り合い!

激しいゴール前でのバトルが、何度も繰り広げられ、
アニャンアイスアリーナのファンは、大いに沸き上がりました。

先日の記事でも紹介しましたが、
この両チームは、ともにオフェンス力に長けた選手が揃っているとあって、
開幕2連戦を終えた段階での パワープレーの成績は、
High1が、50%! ハルラも、40%! と驚異的な成功率 !!

今季は、パワープレーの成績が、これまで以上に、勝敗を左右することが予想されますが、
High1では、#11 トレバー ・ギャラント 選手がハットトリックを達成しただけでなく、
#6 山田佑哉 選手と、#18 上野拓紀 (ひろき)選手 も、ゴールをゲット。

対するハルラでも、注目のルーキー #87 チョ ・ミンホ 選手が、
第1セットのウイングとしてデビューを飾り、初ポイントをマークするなど、
どちらも新戦力の活躍で、攻撃力がアップしているだけに、
レギュラーシーズンは、この2チームが、リードしていきそうな予感が漂います。

     ────────────────────────────────────────────────

一昨季以来の王子戦勝利!一方、苫小牧で行なわれた、
王子イーグルスと日光バックスの試合も、
1勝1敗に終わりましたが、
特筆すべきは、昨日の試合で、
バックスが、見事に接戦を制したこと!

先制点をゲットした、2年目の 福沢直哉 選手が、
「初めて王子に勝てたので、スゴくうれしいです!」
と試合後に、満面の笑みを浮かべていたように、
このカードでは、一昨季以来の白星とあって、
勝利の瞬間は、どの選手も喜びを隠し切れませんでした。

勝ち越しゴールを決めた 鈴木貴人 選手も、
自らのスティックで、移籍初勝利を呼び込んだとあって、
「これまでのキャリアの中でも、印象に残る試合です」 と記者会見でコメント。

鈴木貴人選手鈴木選手は、この日の試合前に、
「開幕戦は、いい試合だったけれど、それで満足してはダメ。
いい試合をするのは当たり前のことで、
それに勝利がついてこないと、いけないんだ」
とチームメイトに、ゲキを飛ばしたそうですが、
「前日よりも、いい試合をできたことが収穫だと思います」
と言って、選手たちが、60分間ハードに戦ったことを評価。

さらに、「バックスは、どのチームよりも努力しないと、
勝つことができないと思います」と初勝利に浮かれることなく
今後の戦いに、気持ちを切り替えていました。

     ────────────────────────────────────────────────

そして、今季の開幕カードの中で、最大のトピックスは、東北フリーブレイズの大健闘!

中心DFの スティーブ ・マン 選手をケガで欠く、厳しい台所事情にもかかわらず、
ディフェンディング チャンピオンの 日本製紙クレインズを相手に、
初戦は、2−4。 2戦目も、4−5と連敗を喫したものの、
昨日の試合は、ゲームウイニングショットの末の敗戦だったため、勝点1ポイントを手にしました。

開幕前に危惧されていた、「戦力不足」の声を払拭するような、大健闘を見せたフリーブレイズを、
外国人選手とともに牽引したのは、やはりアジアリーグでのプレー経験がある、移籍選手たち。

GKの 橋本三千雄 選手(元バックス)が、再三再四の好セーブを見せれば、
FWの 奥山章文、鈴木雅仁 両選手(ともに元イーグルス)と、石岡敏 選手(元ラビッツ)は、
ゴールを決めて、釧路までやってきたフリーブレイズファンを、沸かせていましたが、
なかでも、イキイキとしたプレーを見せていたのが、鈴木選手!

鈴木雅仁選手実は、鈴木選手は、イーグルス(当時は王子製紙)に入った年に、
自身のデビュー戦で、いきなり初ゴールを決めましたが、
フリーブレイズでも、またまた最初の試合で、
しかも、歴史に残るチーム初得点をゲット!

「自分でも理由は分からないですけれど、
ホントに初めての試合に強いですね」
と鈴木選手は笑っていましたが、
学生時代から定評のある得点センスが、
健在であることを披露してくれただけに、
これからもポイントゲッターとして、
次々と得点をもたらせて、チームに貢献してくれそうです。

イーグルス時代は、なかなか力を発揮し切れなかった鈴木選手ですが、
「これまでの苦しかった経験があるからこそ、今の自分があるので、
やらなくちゃいけない! やれるんだ! と信じて、後悔しないようにプレーしていきたいです」
と言って、やる気満々の様子。

そんなやる気は、氷の上だけでなく、それ以外の部分でも見られ、
「アジアリーグでプレーする選手として、憧れてもらえるような存在にならないと。
だから、自分のことだけじゃなくて、ちゃんと周りの気持ちも考える。
たとえば、練習をさせてもらっているリンクの人たちにも、感謝をするとか、
ゴミが落ちていたら、自分の近くじゃなくても、ちゃんと拾うとか、小さなことも大事だと思います」 
と話しているように、新しいチームを、“前へ !!” 導いていこうと、高い意識を持っています。

貞宗謙太郎選手と菊池秀治選手鈴木選手をはじめ、実績のある選手たちが、
チームにやってきたこともあって、
ルーキーたちも、グングンと力をつけてきて、
FWでは、貞宗(さだむね)謙太郎 選手(写真右)。
DFでも、菊池秀治(=しゅうじ 写真左)選手や、
今城(いまじょう)和智 選手に、八戸出身の 原優人 選手は
開幕戦から、スペシャルプレーにも登場。

まだまだ伸びしろがありそうな選手も多いだけに、
今後の戦いからも、目が離せそうにありません。

開幕カードを見る限り、まさに “戦国時代の幕開け!” を予感させる、今季のアジアリーグ。
これからも、手に汗握るエキサイティングな試合が、たくさん見られそうですね。
アジアリーグ | comments(5) | trackbacks(0)
2009.09.19
戦国時代到来!<3>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

いよいよ今日、アジアリーグが開幕します!

昨季の下位チームが戦力アップしたことで、「戦国時代到来!」との前評判が高まる一方で、
今季は、新たに導入される ルール改定 の影響が、大きく左右しそうです。

「語りべ」通信では、開幕直前企画として、一昨日の記事 と、昨日の記事 で、
レフェリー二人制 と、それに伴い増えることが予想されるパワープレーについて、お届けしましたが、
今日は、もう一つのキーポイント、アイシング後のメンバーチェンジ禁止 を、検証してみましょう!

アジアリーグに限らず、ホッケーの試合では、
両チームに大きな戦力差が見られず、しかもパワープレーでもないのに、
流れを引き寄せた一方のチームが、
相手ゾーンで、ずっと攻め続けているというシーンを、見掛けることがあります。

それを象徴する試合だったのが、
アニャンハルラと日本製紙クレインズが対戦した、昨季のセミファイナルの 第6戦と第7戦。

アニャンハルラが怒とうの攻撃を繰り広げた昨季のセミファイナル王手を掛けて地元に戻ったハルラは、
パックを支配して、怒とうの攻撃を展開!

リーグトップの得点力はダテではなく、
相手ゾーンに、次々と攻め込んで、
ファンが思わず、ゴールが決まった!
と喜ぶ光景が、何度も見られました。

しかしクレインズは、パックを大きくクリアし
アイシングで流れを断ち切るなどして、
ピンチを切り抜け、命拾い。

結局、どちらの試合も、アイシングのホイッスルを有効に使ったクレインズが、
少ないチャンスを活かして連勝し、ファイナルにコマを進めましたが、
もしも、ルール改定が1年早まっていたら、違う結果になっていたかもしれません !?

というのも、今季からは、アイシングをしてしまったチームは、
直後のホイッスルで、メンバーチェンジを行なうことが、許されなくなりました。
(対象となるのは、アイシングとなったパックを放った時点で、氷上にいた選手)

そのため、自陣でのフェイスオフから、試合が再開する際に、
相手チームは、フレッシュなセットが登場してくるのに対して、
アイシングをしたチームは、守り続けていたバテバテの5人が、そのまま残っているという状況も。

これを回避するための最善の策は、アイシングにならないように、バックをクリアすることですが、
自陣で守り続けて疲れている選手が、センターラインまでバックを運ぼうとして、
ターンオーバーを許してしまっては、むしろ大ピンチになってしまいます。

それだけに、現実的な対策としては、、、
「試合が動いている中で、リスクのないようにチェンジをするタイミングを、体に染みつける」
という 東北フリーブレイズの クリス若林 ヘッドコーチの声や、
「選手の状況を見ながら、GKがパックを抑えて、試合を止める」
という クレインズの 佐々木博明 コーチの意見に、
「疲れてくると判断力が鈍るので、試合中に声を出して、コミュニケーションをとる」
といった クレインズの 大澤秀之 キャプテンの考えなどが、有効策になりそうです。

これに加えて、もう一つ、「語りべ」が注目しているのは、タイムアウトの使い方!

一足早く、一昨季から、このルールが導入されているNHLでは、
改定2年目を迎えた昨季、各チームのヘッドコーチが、
アイシングの後に、タイムアウトを使うことが、珍しくなくなりました。

というのも、前述のとおり、アイシングをしてしまったチームは、
疲れているDFが、プレーし続けなくてはならないところに、
相手チームが、しっかりベンチでリフレッシュしたトップラインを、マッチアップさせてきた場合、
得点や、試合の流れなどを考慮して、
たとえ第2ピリオドであっても、タイムアウトを使って、疲れているDFを休ませ、
失点の危険性を、少なくしようというのが狙いです。

「こういったタイムアウトの使い方も、頭の中に入れておかないと、いけないですね」
と 王子イーグルスの 城野正樹 監督が話していたように、
第3ピリオド終盤に、全員攻撃を仕掛ける前に使うのがセオリーとなっている、タイムアウトの使い方が、
勝敗を左右する試合も、あるかもしれませんね。

しかしながら、クレインズの相沢浩二監督が、
「やっぱり今季は、これまでよりもDFが大変になると思う」
と話していたとおり、タイムアウトの使い方をはじめとしたベンチワークも、さることながら、
DFへの負担が大きくなるのは、間違いないところ。

外崎潤選手そこで「語りべ」は、各チームの夏の練習を取材した際に、
主力DFと呼ばれる選手たちの本音を、聞いてみたのですが、
一番印象に残ったのは、
クレインズの 外崎潤 選手の答えでした!

「パックをクリアして、アイシングで逃げるのは、
日本では通用しても、世界のトップレベルでは絶対通用しません。
DFだけでなくて、FWも、これまでより1歩早く動けば、
ディフェンディングゾーンからでも、
正確なパスを通すことができるので、
このルールへの対応は、格好良く言えば、世界への挑戦です!」

本当は、アジアリーグのオフィシャルプログラムで、この言葉を紹介したかったのですけれど、
ページ数との兼ね合いで、「語りべ」通信での紹介となってしまいましたが…(潤くんゴメンサナイ!)
決して体格には恵まれていないものの、
日本代表としてもプレーしている外崎選手の心意気には、大きな拍手を送りたいですよね!

外崎選手のような強い心意気を持って、各チームの選手たちがプレーをしてくれれば、
アジアリーグがレベルアップするのは、間違いなし!
そして、ファンが、エキサイトする試合が続いて、
どのチームが勝つのか、最後まで分からない 「戦国時代到来!」となるはずです。

今季のアジアリーグが、そんな熱い戦いが繰り広けられることを、期待しましょう!
アジアリーグ | comments(3) | trackbacks(0)
2009.09.18
戦国時代到来!<2>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

いよいよアジアリーグの開幕が、近づいてきました!

前回の記事では、今季から導入されることになったルール改定のうち、
レフェリー二人制によって、例年以上に、パワープレーの成功率が、
レギュラシーズンの順位を左右しそうなことを、紹介しましたが、
もちろん各チームとも、それは十分承知の上。
パワープレーの対策を しっかり講じて、新しいシーズンを迎えようとしています。
村井忠寛新監督
特に、このオフ、強力な戦力補強を行なった日光アイスバックスは、
これまで所属していたチームで、
パワープレーに登場していた選手を、数多く獲得。

それだけに、アジアリーグがスタートしてから、
毎年10%台に低迷していた成功率を、どこまでアップできるのか、
村井忠寛新監督の選手起用にも、注目が集まります。
C Fの バド ・スミス選手や、ポイントゲッターの 鈴木貴人選手ら、
FWの新戦力に、目が行きがちですが、
一昨季に、ベストオフェンシブDF賞を受賞した 大久保智仁選手や、
SEIBUプリンスラビッツ時代も、パワープレーに起用されていた、河村正博選手といった、
攻撃力のあるDFの加入も、見逃せませんね。

また、その一方で、昨季まで、パワープレーになると、必ずシフトされていた外国人選手が、
今季はゼロになった王子イーグルスと、一人だけとなった日本製紙クレインズは、
「日本代表でもプレーしている いい選手が入ってきましたから、レベルダウンしてはいないです」
とイーグルスの城野正樹監督が、話していたように、
移籍してきた新戦力の加入と、他の日本人選手の底上げによって、
どれだけカバーすることができるか、こちらも注目されます。

このように、日本のチームのパワープレー対策も気になるところですが、
「語りべ」が、最も注目したいのは、High1(ハイワン)の戦いです!

High1といえば、一昨季のレギュラーシーズンでは、
総得点 118 のうち、55 得点をマークした パワープレーの決定力(リーグ2位)が物を言って、
一気に、2位まで浮上しました。

ところが、昨季は総得点が 97 。パワープレーゴールも 27 点のみ(リーグ6位)となり、
最終順位は、5位までダウンしてしまいました。

そのため今季は、テコ入れを図り、2年連続得点王に輝いた実績を誇る、
FWの #21 ティム ・スミス 選手と、2季ぶりに再契約
2位となった一昨季は、パワープレーのチャンスになると、次々と得点をもたらせた、
#79 アレックス ・キム 選手との最強コンビが、復活しました。

トレバー・ギャラント選手またFWでは、新戦力として、
元カナダ代表の #11 トレバー ・ギャラント 選手も入団。

ギャラント選手は、以前の記事でも紹介したように、
超ポジティブなキャラクターに加え、オフェンス力が武器の選手で
「語りべ」通信を ご覧の オーストリア在住のマキバオーさんも、
昨季 所属していたウィーンのチームでのプレーぶりを、
「スピードと、細かいスティックワークのテクニックがありますし、
とにかくガッツがあって、よく走るし、フォアチェックもするので、
間違いなく、チームに貢献してくれるはずです」
と絶賛されているだけに、かなりの活躍が期待されます。

さらに、ピッツバーグ ペンギンズと、タンパベイ ライトニングから、ドラフト指名された経験を持つ、
DFの #2 ジェレミー ・バン ・フーフ 選手とも契約。

相手チームにペナルティが続いて、5人 vs 3人のビッグチャンスとなった時には、
4人の外国人選手を軸とした超スペシャルセットを作って、
相手ゴールに襲い掛かるシーンが、見られるかもしれません。

もちろん外国人選手だけでなく、
#16 クォン ・テアン#33 イ ・スンジュン#56 イ ・ヨンジュン#73 キム ・ウンジュン 選手
というFWの同期生カルテットや、
DFでも、大卒3年目の #24 キム ・ヒョンス 選手と、
同じく2年目の #10 キム ・ユンファン 選手といった若手が、
韓国代表の主力セットを担うほど、レベルアップ。

さらに、キム ・ヒウ監督が、
「成長していく可能性がある選手だから、出場機会を与えたい」と話している、
GKの #1 キム ・ユジン 選手をはじめとしたルーキーに、
#6 山田佑哉 選手と、#18 上野拓紀 の日本人コンビも加入。

今季のHigh1は、初めてアジアリーグに参戦した(当時はカンウォンランド)4季前のメンバーが、
#15 ファン ・ビョンウク 新キャプテンを除いて、全てチームを離れ、一気に若返りましたが、
戦力的には、上位を狙える顔ぶれが揃っているだけに、
パワープレーの成功率を含めた戦術と戦略が、チームの行方を左右することになりそうです。

ところでHigh1は、ライバルのアニャンハルラと、最初に顔を合わせますが、
昨季は、リーグトップの強力なパワープレーを武器に、
韓国のチームとして、初めてレギュラーシーズン第1位に輝いたハルラも、
自慢の攻撃力に、さらに磨きが掛かっているだけに、激しい点の取り合いになるかも?

この両チームは、開幕から3試合続けて対戦しますが、
レフェリー二人制の導入によって、ペナルティが多くなることが予想されるだけに、
パワープレーのチャンスを生かして、
どちらのチームが、開幕ダッシュに成功するのか、注目が集まります。

19日と20日は、アニャンで。
そして27日は、コヤンに舞台を移して行なわれる 韓国ダービー3連戦 は、
いきなりレギュラーシーズンの山場となりそうです!

尚、アニャンアイスアリーナでの観戦を予定されている方は、こちらの記事 を。
コヤン スターサンズアイスリンク に行かれる予定の方は、こちらの記事 を、それぞれご参考ください。
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2009.09.17
戦国時代到来!<1>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今週末に、アジアリーグが開幕します!

このオフは、例年にも増して選手の動きが活発で、各チームの戦力差が少なくなっている上に、
プレーオフに進めるのが、5チーム → 4チームと、1つ減ったことも相まって、
「戦国時代到来!」 との声が、早くも聞こえてきます。

そんな今季のカギを握りそうなのは、
国際アイスホッケー連盟(IIHF)が行なった、ルール改定の影響です。

これまでIIHFのルール改定は、4年ごとに、オリンピック開催後のシーズンに行なわれていたため、
本来であれば、来季からの導入となるはずでした。

しかし、(現段階では)NHLの選手が参加する最後の大会となる、
バンクーバー オリンピックが開催されることもあって、
既にNHLで定着している、いくつかのルールに関しては、
今季から、IIHFの傘下の大会でも、(基本的には)全面的に導入される運びとなりました。

主だった改定事項に関しては、
日本アイスホッケー連盟のホームページなどで、紹介されていますが、
なかでも、気になるポイントは、

     <1> レフェリー二人制
     <2> アイシング後の、メンバーチェンジ禁止

という二つのルール改定。

この件に関しては、「語りべ」が夏の練習を取材した際にも、
各チームの監督やコーチ、そして選手たちから、多くの意見が聞かれたように、
今季の戦いに、大きな影響を及ぼしそうです。

そこで、「語りべ」通信では、
3回にわたって、今回のルール改定による影響を、検証してみましょう。

2季前からNHLに導入されたレフェリー二人制まずはじめに、レフェリー二人制についてです。
既に1990年代頃から議論され、何度か試されてきましたが、
NHLが、レフェリー二人制を正式に導入したのは、
2季前(2007−2008シーズン)のことでした。

同じ年から、NHL以外にも、
いくつかの北米のリーグで、導入されたのを皮切りに、
既に、世界選手権(トップディビジョン)など、
IIHF傘下の大会でも、レフェリー二人制が採用済みです。

そもそもNHLが、レフェリー二人制の導入に踏み切ったのは、
スコアリングチャンスを増やすことで、ファンに楽しんでもらうのが、大きな目的。

というのもNHLでは、各チームが、どんどんディフェンシブな戦略をとることで、
ロースコアの試合が、目立つようになってきたことから、
GKに対して、防具のサイズに規制を加えたり、スティックを使ってプレーするエリアを限定したり、
ゴールクリーズを狭くしたりするなどして、
ファンが、たくさんの得点シーンを見ることができるように、いくつかの改革を行ってきました。

その一環として、レフェリー二人制も導入されましたが、
レフェリーが一人だけだった、従来の試合に比べて、
パックがあるエリアを中心にカバーする、リードレフェリー(=フロントレフェリー)と、
それ以外のエリアを中心にカバーする、トレイリングレフェリー(=バックレフェリー)という、
二人が目を光らせている分、ペナルティのお目こぼしが少なくなるのは、明らかなところ。

それに加えて、ペナルティをされたチームが、アイシングや、パスオフサイドをしてしまわない限り、
パワープレーは、アタッキングゾーンからスタートするため、
これまでよりも、スコアリングチャンスが生まれる確率は、高くなることが予想されます。

アジアリーグのレギュラーシーズンでは、
ここのところ4年続けて、パワープレーの成功率が最も高いチームが、
リーダーズフラッグ(第1位)を勝ち取っていますが、
今季は、レフェリー二人制が導入されて、パワープレータイムが増えそうなだけに、
例年以上に、パワープレーの成功率が、各チームの順位を左右することになりそうです。

 【ホッケーファンの皆さんへ お知らせです】
 
 全7チームの顔写真&データ付き選手名鑑と、今季のアジアリーグの見どころ。
 激闘の末に頂点に返り咲いた、日本製紙クレインズのVロード回顧録や、
 新生 ・東北フリーブレイズと、V奪還を狙う王子イーグルスに、
 日本に追いつけ追い越せとレベルアップを続ける、韓国アイスホッケーの特集記事。

 さらに、新天地で開幕を迎える 元ラビッツ戦士のインタビューに加えて、
 ホッケーファン必見! 迫力満点の写真が満載された、
 「アジアリーグアイスホッケー2009−2010 オフィシャルプログラム(日本語版)

 が9月19日から、国内の試合会場で、試合開催日に販売されるほか、
 アジアリーグのオフィシャル ホームページでも、通信販売を受け付けています。

 ホッケーファンの皆さんは、ぜひ お買い求めください!
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2009.09.16
クレ天!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事で、王子イーグルスのホームゲームのファンサービスを紹介しましたが、
今日、ディフェンディング チャンピオンの 日本製紙クレインズ も、
釧路アイスアリーナで行なう、今季のファンサービスを発表しました!

クレ天注目は、ユニフォーム型蒲鉾の天ぷらに、
背番号を入れた、その名も クレ天 の販売!

大澤秀之 新キャプテンをはじめ、
伊藤賢吾、西脇雅仁、三谷ダーシ、
石川央、ユール クリス、小原大輔 各選手の
背番号入り クレ天 が販売されますが、
西脇選手がチーズ味、小原選手はホタテ味
というように、全て違う味が楽しめるそうです。

もちろんグルメだけでなく、イベントもパワーアップ。
恒例の シュートでポン(氷上でのシュートゲーム)や、選手との記念撮影などに加えて、
今季は、リンクサイドに、エキサイティングシートを設けて、10人のファンを招待したり、
インターミッションには、選手が出題するクレインズクイズと、氷上三輪車レースが行なわれ、
それぞれ賞品をゲットできるチャンスも!

ウェルカムセレモニーしかも、開幕戦の氷上三輪車レースには、
デモンストレーター役として、
現役時代に、408試合連続出場の金字塔を打ち立てた、
“氷上の鉄人” こと、小林弘明 氏 (元クレインズDF)が登場。

さらに、今季も、試合前には、
選手たちが、入場ゲートで、ファンの人たちを出迎える、
ウェルカムセレモニーがあるとあって(14時45分〜15時)、
クレインズファンの皆さんは、開幕戦から見逃すことができませんね。

さらに、開幕戦だけでなく、
レギュラーシーズンの日曜日の試合後には、リンク上で、選手との交流会が開催されたり、
アリーナの内に、昨季の優勝を決めた試合や、
選手の等身大パネルが置かれた、記念写真コーナーも登場。

アジアリーグ2連覇を狙うクレインズとともに、
ホームタウンの釧路も、2年ぶり3度目の ホッケータウン ・イン ・アジアの栄誉を目指して、
ファンを楽しませてくれることを、期待しましょう!

◆photo supported by NIPPON PAPER CRANES
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