日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。
先日の記事で、韓国の High1(ハイワン)が、
3人の新外国人を獲得したのを筆頭に、積極的な補強をしたことを、お伝えしましたが、
それとは対照的に、今季も日本人選手だけで戦うのが、王子イーグルス!
会社の方針に従い、昨季に続いて、外国人選手を獲得しないことから、
山中武司 新監督と、桜井邦彦 新コーチは、日本人選手のレベルアップに着手。
「これまでのシーズンで一番キツイ!」
という言葉が、どの選手からも聞かれたほど、厳しい陸上トレーニングが行われました。
さらに、
以前の記事でも紹介したように、
桜井コーチの提案で、例年よりも早く、12日からスタートした氷上練習では、
個々のスキルを高めるためのトレーニングを、新たに取り入れたことから、
選手たちが、真剣な表情で、練習メニューの説明に、耳を傾けている姿が見られます。
アジアリーグの中では屈指といえるハードな練習メニューに、
精力的に取り組んでいるイーグルスの選手たちを、目の当たりにすると、
今季に懸ける強い気持ちを感じますが、
齋藤哲也 新キャプテンによると、なかでも目の色が違うのは、
石塚武士 選手!
「元々スケーティングが早くて、ワンタイムシュートを打つことだってできる。
チェックも強い上に、今年は体がデカくなっているから、大化けしますよ」
こんな言葉が、キャプテンの口から飛び出すほど、
やる気満々だという石塚選手に、話を聞いてみると、「大化けしたいですね!」とニッコリ。
さらに、すぐさま真顔に戻って、
「今季は、最低でも、パワープレーか、ペナルティキリングのどちらかには、
シフトしてもらえるような選手にならないと」
との意気込みを、話してくれました。
このように、石塚選手が張り切っているのには、大きな理由があります。
それは、、、
結婚 したからです !!!!!
中学3年生の時からのお付き合いだという 美絵 さんと、
交際を始めて8年目の記念日になる今日。7月31日に入籍!
披露宴は、シーズン終了後にするつもりだそうですが、
イーグルスに入って5年目となる今季は、
石塚選手にとって、節目のシーズンになるだけに、意気込みが違う様子。
このオフは、6月に じん帯を負傷してしまうアクシデントに遭いながらも、
筋力アップのトレーニングに終始して、フィジカルレベルがアップ。
また、駒大苫小牧高校時代の同期生で、
即戦力ルーキーとして注目度の高い、久慈修平、金子亮介 両選手が入団し、
同じポジションのライバルが増えたにもかかわらず、
迷いのない口調で、こう話してくれました。
「力のある選手だから、チームに入ってきたと思いますけれど、
他の選手のことを気にするのではなくて、自分のやるべきことを、しっかりやっていきます!」
2年目のシーズンには、第1セットのウイングに抜擢されたり、
昨季は、長野カップの日本代表に選ばれたりするなど、
これまで実力の片鱗(へんりん)を、垣間見せてきた石塚選手ですが、
結婚をして臨む今季に懸ける強い気持ちがが、リンク上で発揮されることを、期待したいですね!