加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2010.12.30
ウィンタークラシックの前哨戦
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

もうすぐ新しい年がやってきますが、
ホッケーファンにとって、1年の始まりと言えば、やはり NHLのウインタークラシック

2008年にスタートして以来、元日恒例のビッグイベントとなりましたが、
今季のウインタークラシックは、
NFLの公式戦が行なわれている ピッツバーグの ハインツフィールド で開催。
    photo from picapp
    photo from picapp

シドニー ・クロスビー 選手が率いる ピッツバーグ ペンギンズ と、
アレックス ・オベチキン 選手を擁する ワシントン キャピタルズという、
注目度抜群のチーム同士が激突するとあって、
以前の記事で紹介したように、テレビのドキュメンタリーシリーズがオンエアされたり、
両チームがオリジナルグッズを作って、大々的に販売するなど、盛り上がりを見せています。
ウインタークラシックグッズがズラリ ウインタークラシックグッズがズラリ

もちろんNHLも、様々なプロモーションを展開し、
ユースの試合やスケート教室を行なったり、特設リンクを一般滑走に開放したり、
スタンレーカップを展示したりと、プレイベントが盛りだくさんですが、
なかでも話題となっているのは、両チームのOB戦 (Alumni Game)

マリオ ・ルミューポール ・コフィーピーター ・ボンドラ などなど、
錚々たる顔ぶれが集まるので、
こちらの試合のほうが楽しみというオールドファンも、いらっしゃるかもしれないですね(笑)


ところで、OB戦は親善試合のため、
おそらく(間違いなく?)和やかムードの試合になるでしょうが、
ガチンコ必至! の試合も行なわれます。

それは、AHL(アメリカンホッケーリーグ)の公式戦です。


NHLの一つ下のリーグにあたるAHLも、今季は30チームで構成され、
NHLの各チームが、ファーム(アフィリエイト)チームを保有していますが、
ウインタークラシックを2日後に控えた今日(現地時間)、
ピッツバーグのファーム ・ウィルクスバリ スクラントン ペンギンズと、
ワシントンのファーム ・ハーシー ベアーズが対戦。

しかも、収容人員8350人というウィルクスバリのアリーナではなく、
今季完成したばかりで、ピッツバーグのホームアリーナの、
コンソールエナジーセンターでフェイスオフ!
    コンソールエナジーセンター

ちなみに、ウィルクスバリとハーシーは、
同じディビジョンに所属することから、対戦の機会も多く、
一昨季のプレーオフでは、ウィルクスバリが、3勝2敗と王手を掛けながら、
今季のNHLで月間最優秀ルーキーに輝いた マイケル ・ノイバー 選手(現ワシントン)が、
AHL創設73年目で初めてとなる 「第6戦、第7戦連続シャットアウト」という大記録を打ち立て、
ハーシーが逆転勝利を飾るなど、好勝負を演じてきたライバルチーム。


ノイベァー選手に限らず、ピッツバーグでは、
主力FWの タイラー ・ケネディー 選手や、目下売り出し中の マーク ・レテストゥ 選手ら。

ワシントンにも、チームトップのアイスタイムを誇る マイク ・グリーン 選手や、
ここへ来て上り調子の シミョン ・バーラモフ 選手らのように、
ウィルクスバリや、ハーシーで腕を磨いたあとに昇格して、
NHLで活躍している選手も、少なくありません。

それに加えて、ピッツバーグの ダン ・バイルズマ ヘッドコーチ(HC)も、
ワシントンの ブルース ・ブードロー HCも、
成績不振によって前任者が解任された際に、AHLのファームチームのHCを務めていたところを、
ヘッドハンティングされた経歴の持ち主。

それだけに、どちらのチームの選手も、
ウィルクスバリ vs ハーシーの試合の勝敗を、気にせずにはいられないはず !?


“ウインタークラシックの前哨戦” となる、AHLの公式戦は、2010年の締めくくりとして。
そして、ウインタークラシックは、
新しい年のスタートにふさわしい熱戦となってくれることを、期待しましょう!

皆さん、良いお年をお迎えください !!

◆ 1st and 2nd photo from picapp

★本日の小ネタは…
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NHL | comments(3) | trackbacks(0)
2010.12.29
アジア大会代表メンバー発表!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

High1(ハイワン)のパク ・ビョンチョル マネージャーのブログ によると、
来年1月30日から、カザフスタンで開催される「アジア冬季大会」に出場する、
韓国男子代表メンバーが、下記のとおり発表されたそうです。
       【監督】
        キム ・ヒウ (韓国協会=High1前監督)
       【コーチ】
        シム ・ウイシク (アニャンハルラ)

       【GK】
        #31 オム ・ヒョンスン (ハルラ)
       【DF】
        #5 キム ・ウジェ #14 キム ・ユンファン #61 イ ・ドンク (ハルラ)
        #96 キム ・ドンファン #24 キム ・ヒュンス (High1)
        #15 キム ・ヒョック (東北フリーブレイズ)
       【FW】
        #96 ソン ・ドンファン #17 キム ・ギュホン #88 キム ・グンホ
        #8 キム ・ウォンジュン #1 キム ・ギソン #36 パク ・ウサン
        #87 チョ ・ミンホ #71 シン ・サンウ #19 キム ・サンウク (ハルラ)
        #19 チェ ・ジョンシク #56 イ ・ヨンジュン #16 クォン ・テアン
        #14 ソ ・シニル  #74 アン ・ヒョンミン (High1)

                           ※敬称略 背番号は所属チームの番号

特筆されるのは、ただ一人、国外でプレーしているキム ・ヒョック選手の代表メンバー選出!
          キム・ヒョック選手
キム ・ヒョック選手は、フリーブレイズのキャンプに合流するために、日本へ出発する前、
韓国メディアからの取材に対して、
「兵役任務に就くまでに、アジアリーグで活躍して、みんなに認められる選手になりたいです。
来年のアジア大会では、絶対に韓国代表に選ばれたいです」
との目標を話していましたが、それを叶えるチャンスを手にしたとあって、
日本のファンの皆さんの中にも、「頑張って!」 とエールを送りたい方も多いのでは?

キム ・ヒョック選手に限らず、ハルラとHigh1のキャンプを取材した時に、
今季の目標の一つとして、「アジア大会優勝」を掲げた選手が多かっただけに、
韓国代表の戦いぶりが、注目されますね。


尚、今後、2〜3選手程度の追加が予定されていることなどから、
最終エントリーまでに、代表メンバーが変更されることもありますので、ご注意ください。

◆photo by Nick19
アイスホッケー | comments(5) | trackbacks(0)
2010.12.28
AMAZING PLAY OF THE YEAR
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

2010年も、あと3日を残すのみとなりました。

この時期になると、様々なスポーツの1年間を振り返る企画が、
国内外を問わず、各メディアで採り上げられていますが、
加藤じろう直営!「語りべ」通信でも、2010年のホッケー界を振り返って、
「AMAZING PLAY OF THE YEAR」 を、お届けします!

観戦していたファンも、思わずビックリ! というアメイジングプレーを披露したのは、
ロサンゼルス キングスの アンジェ ・コピタ 選手。 

白いジャージの背番号「11」番 のプレーに注目して、ご覧ください!



昨夜(現地時間)のサンノゼ シャークス戦で見せた、
ダスティン ・ブラウン選手へのアシストパスは、
アイディアといい、パックコントロールといい、まさしくアメイジング!

以前の記事でも紹介したように、
世界選手権のスロベニア代表でプレーしていたコピタ選手に、
日本代表が、きりきり舞いさせられたのも、納得させられますね(苦笑)

冬休みに入って、練習に励んでいるチビッコ選手の皆さんは、
未来のスタープレーヤーを目指して、
こんなアメイジングプレーにトライしてみては、いかがですか?
NHL | comments(2) | trackbacks(0)
2010.12.24
クイズ・LOVE HOCKEY !! 〜第16問〜
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

Happy Christmas !!

どんなクリスマスを、お過ごしですか?

クリスマスと言えば、アジアリーグの「クリスマスゲームズ」が、
明日と明後日の二日間、札幌の月寒体育館で開催されます。

国内4チームが一堂に会して、熱戦を繰り広げるのに加えて、
イベントも盛りだくさんなだけに、楽しみにされていらっしゃる方も多いのでは?

2004年に始まった札幌でのクリスマスゲームズも、
今年で7回目を迎えるとあって、すっかり この時期の恒例行事になりましたね〜。
       恒例行事となったクリスマスゲームズ

ところで、アジアリーグだけでなく、日本リーグ時代から、
札幌では、全チームが揃っての集結シリーズが何度も開催され、
クリスマスムードが漂う時期に試合が組まれたことも、珍しくありませんでしたが、ここで、、、

突然ですが、問題です!

今から16季前の 第29回 ・日本リーグでも、
街がクリスマス一色に染まった12月23日と24日に、札幌集結シリーズが行なわれました。

この年の日本リーグは、
                ★15試合ずつの前後期制導入
                ★日系外国人の選手登録解禁
というように、大きな変革のシーズンとなり、
スティーブン ・ツジウラ、ライアン桑原(元High1)、ユール ・クリス(現クレインズ)の
日系人3選手を獲得したコクドが、
開幕から13戦負けなしという、圧倒的な強さを見せ付けて前期優勝を果たし、
札幌集結シリーズに乗り込みました。

ところが! 無敵と思われたコクドが、
クレインズに 1-2 のスコアで初黒星を喫し、全勝優勝はならず…。

そんな “札幌集結のサプライズ劇” を演じて、
ファンを大いに沸かせた当時のクレインズの選手は、一体誰でしょうか?

正解は こちらをクリック!
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QUIZ LOVE HOCKEY !! | comments(5) | trackbacks(0)
2010.12.18
HAPPY HOLIDAYS
     HAPPY HOLIDAYS
Season's Greetings | comments(7) | trackbacks(0)
2010.12.16
こんなクリスマスプレゼントはいかが?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

12月も半ばに差し掛り、クリスマスムードが高まってきましたね。

「どんなプレゼントを送ろうかな?」 と考えている人も多いでしょうが、
もしも あなたが、ホッケーファンへのプレゼントを探しているのなら、
おススメのプレゼントがありますよ。

それは、メロンアリーナの記念グッズです!


こんもりと盛り上がった高い屋根から「イグルー」の愛称で呼ばれた メロンアリーナは、
1961年にオープン(当時の名称はシビックアリーナ)し、
6年後に、ピッツバーグ ペンギンズが、NHLに加盟して以来、
ホームアリーナとして親しまれてきましたが、
以前の記事で紹介したように、昨季のプレーオフをもって、その役目を終了。

今季からは、道路を挟んだ すぐ隣に新設された、
コンソール エナジーセンターが、ピッツバーグのホームゲームの舞台となりました。

ホッケーのアリーナに限らず、アメリカでは、スタジアムや高層ビルなど、
役目を終えた建物は、ほとんど解体されてしまいますが、メロンアリーナも同じ予定だそうで、
今は入口を閉ざされた寂しげな姿で、静かに その時を待っています。
         役目を終えたメロンアリーナ

こんな光景を見ると、ピッツバーグファンでなくても、残念な気持ちが満ちてきますが、
そうしたファン心理をくすぐるかのように、
メロンアリーナのメモリアルグッズが販売されています。

目玉商品は、観客席のイス!

このイスに座って目を閉じれば、マリオ ・ルミュー や、ヤロミール ・ヤーガ ら、
往年のスーパースターたちのプレーが、蘇ってくること間違いなし !?
価格はペア(2席)で495ドル(約41500円)と、ビックリするほど高くはありません。

とはいえ、日本の住宅事情を考えると、
「ウチには置く場所がないよ」 という声も聞こえてきそうですね(笑)

そんな方には、こちらのグッズが おススメ!
      ICE FROM THE IGLOO

メロンアリーナのリンクを溶かしてボトルに詰めた、
その名も、ICE FROM THE IGLOO

ま、平たく言えば “ただの水” ですけれど(苦笑)、
昨季のプレーオフで敗退した試合のリンクを、溶かして作ったとあって、
シドニー ・クロスビー 選手や、エフゲニ ・モルキン 選手の、
汗と涙も混じっているかもしれませんよ???

ホッケーファンの方に、こんなクリスマスプレゼントは、いかがですか(笑)

★本日の小ネタは…
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NHL | comments(6) | trackbacks(0)
2010.12.14
人気チームの明暗
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事では、NHLの ミネソタ ワイルドが打ち立てた世界新記録を紹介しましたが、
記録達成の地となったセントポールとともに、ツインシティと呼ばれるミネアポリスでは、
大雪の影響で、メトロドームの屋根がつぶれてしまい、
地元のNFLチームの試合が、他のチームのホームタウンで行なわれることに…

例年に比べて、冬の訪れが遅いエリアが多かったアメリカにも、
ここ数日、寒波の襲来を受けて、本格的な冬がやってきたようです。


ハプニングは、いただけませんが(苦笑)、
寒さが増すにつれて、ホッケーファンのテンションが高まってくるのは、間違いないところ。

そんなファンたちが楽しみにしているビッグイベントが、もうすぐやってきます。
それは、NHLの「ウィンタークラシック」!

4回目を迎えるウィンタークラシックは、今季も元日に開催されますが、
今回の顔合わせは、ピッツバーグ ペンギンズ vs ワシントン キャピタルズ!

言わずと知れた シドニー ・クロスビー 選手(ピッツバーグ)と、
アレックス ・オベチキン 選手(ワシントン)というスーパースターを擁する、
人気チーム同士の激突とあって、
アメリカのケーブルネットワークが、ドキュメントシリーズを制作してきたり
このようなテレビCMがオンエアされて、ファンのテンションを、さらに高めています!

   


しかし、両チームの現状は好対照です。

まず、地元のハインツフィールドで、ウインタークラシックを戦うピッツバーグは、
先日の記事でもご覧いただきましたが、キャプテンのクロスビー選手が、依然として絶好調!

その後も毎試合ポイントを積み重ね、
今日(現地時間)行なわれるフィラディルフィア フライヤーズ戦でも、ポイントをマークすれば、
3季前に作った「19試合連続ポイント」という自己最長記録に、肩を並べることになります。

もう一つ、見逃すわけにいかないのは、
GKの マーク アンドレ ・フルーリー 選手の安定感!

開幕当初は、イージーなシュートを決められてしまうことも多く、
10月は 1勝5敗 と散々な成績で、
バックアップに甘んじることも、珍しくありませんでした。

ところが、11月以降は 13勝1敗1シュートアウト負け。
シュートセーブ率は 9割3分2厘 と、見違えるような好成績を残しています。

このように、キャプテンと守護神が、ともに絶好調のピッツバーグは、現在12連勝中。
18季前に、先輩たちが残した「17連勝」というNHL記録へ向けて、連勝街道を快走中です。


一方のワシントンは、トンネルの真っ只中…。

こちらも先日の記事で お届けしましたが
キャプテンのオベチキン選手が、本来の働きを見せられないだけでなく、
NHL屈指のシューターに数えられる アレクサンダー ・セミン 選手も、
12月になってから、7試合続けてノーゴールと、精彩を欠いていることもあって、
ナンバーワンの得点を誇った自慢のオフェンス力が、大きくダウン。

前の試合で、ニューヨーク レンジャーズに 0-7 のスコアで大敗し、
昨季は、わずか1試合しか喫しなかった完封負けが、今季は早くも4試合に。

それならば、守りを固めていきたいところですが、
トップDFペアリングの マイク ・グリーンジェフ ・シュルツ 両選手が揃って欠場中。

その上、苦しい台所事情に追い討ちをかけるかのように、
チーム内にインフルエンザが蔓延し、まさしく弱り目に祟り目。

このようなストレスが爆発してしまったのか、こんなシーンが見られました!

   

4年ぶり2度目となるオベチキン選手のファイティングでも、悪い流れは変わることなく、
ワシントンは、2日の試合から、黒星が6つも続いています。


NHLのレギュラーシーズンは中盤に差し掛かり、
ピッツバーグとワシントンが誇る “スーパースターの明暗” と同時に、
大勢のファンが声援を送っている “人気チームの明暗” がクッキリ。

このままピッツバーグが、白星を積み重ねていくと、
今季初めての直接対決となる23日のワシントンでの試合が、
NHL記録の「17連勝」を懸けた戦いに。

さらに、スタンドが超満員になること必至の「ウインタークラシック」と、
ターニングポイントとなりそうなビッグゲームを控えている ピッツバーグと、ワシントン。
そして、両チームを牽引する クロスビー選手と、オベチキン選手。

明暗を感じさせることのない、激しいバトルを披露して、
ホッケーファンを熱く沸かせて欲しいですね!

★本日の小ネタは…
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NHL | comments(4) | trackbacks(0)
2010.12.13
もう一つの世界新記録達成!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事では、アイスホッケーの試合での観客動員数世界新記録が、
アメリカで達成されたことをお伝えしましたが、
先月末には、アメリカのホッケー界で、もう一つの世界新記録が達成されました。

新記録を達成したのは、NHLの ミネソタ ワイルド

サンクスギビングデーの翌日となる先月26日に、
ホームアリーナのエクセルエナジーセンターに集まったファン(と一部の選手)によって、
新たな世界記録が作られましたが、その時の様子を見てみると、、、

Movember World Record
     え?


Movember World Record
     これって一体???


Movember World Record
     何の世界新記録なの!?!?!?


と思われた方も多いと思いますが、ミネソタのファンが作った世界新記録は、
モーベンバー」という社会運動に、因んだものなのです。


オーストラリアから広まっていったモーベンバー運動は、
前立腺をはじめ、男性特有の病気への関心を高めるためのチャリティ活動で、
いわば乳ガン撲滅などを目的とした ピンクリボン運動 の男性版といったところ。

Mustache(口ヒゲ)と、November(11月)を併せた「Movember」の名のとおり、
11月に入ってから、男性は口ヒゲを伸ばし続けることで、この運動に協力するのですが、
近年は、NHLでもモーベンバー運動に協力する選手が、見られるようになってきました。

なかでもミネソタは、昨季から、チームが積極的な参加をアピールしていることから、、、

ベテランFWの アンドリュー ・ブルネット 選手に、
     アンドリュー・ブルネット選手

オフェンシブなDFの マレク ・ジドリツキー 選手や、
     マレク・ジドリツキー選手

今季移籍してきたばかりの ジョゼ ・テオドア 選手
     ジョゼ・テオドア選手

といったように、多くの選手が、口ヒゲを伸ばし続けました
  モーベンバー運動に協力したミネソタの選手たち

さらにミネソタは、選手たちのヒゲが、うっとうしくなってくる頃を見計らって(笑)、
11月26日のナッシュビル プレデターズ戦を、「モーベンバーゲーム」と名付け、
ギネスブックに認定された世界新記録を作ろう! とファンに呼びかけました。


その記録とは、「口ヒゲを生やした人が集まった最多記録」

地元をハブにする航空会社をスポンサーにつけ、
メディアを通じて、ファンに告知を続けた甲斐あって、
試合後のリンク上に集まった口ヒゲを生やした人の数は、、、 1131人!
Movember World Record

モーベンバー運動は、まだ歴史が浅いこともあって、
これまでの世界記録は、昨年の11月に、スコットランドのサッカーチームが作った151人

これなら破ることができるとして目をつけた “企画力の勝利” で、
ミネソタが、世界新記録を達成しました


ところで、昨日の記事で紹介した、
アイスホッケーの試合での観客動員数 (113411人) の世界記録は、
超本気になった時のチャイナドラゴン(笑)くらいでないと、
アジアリーグのチームでは、さすがに更新するのは難しいでしょうが、
ミネソタが作った記録ならば、塗り替えることもできそう。

「語りべ」通信をご覧になっているアジアリーグのチームスタッフの皆さん!
来年の11月は、モーベンバー運動に参加して、チャリティ活動をするのとともに、
“もう一つの世界新記録達成” にトライしてみるのは、いかがですか?

◆photo supported by Nick19


NHL | comments(4) | trackbacks(0)
2010.12.12
世界新記録達成!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日(現地時間)アメリカで、世界新記録が達成されました!

その記録とは、、、「アイスホッケーの試合での観客動員数」

新記録を作ったのは、CCHAに所属する、
ミシガン大学 と ミシガン州立大学 によるライバルバトルで、
この日は、11校が参加しているレギュラーシーズンゲームに、
ファストフードメーカーをスポンサーにつけ、
ミシガン大学のフットボールスタジアムに設けたアウトドアリンクで開催。

「Big Chill」と銘打たれた試合の模様は
テレビやラジオに加えて、インターネットでも生中継されたそうですが、
スタンドに詰め掛けた観客の数は、ナント、、、 113411人 !!
photo from picapp

photo from picapp

photo from picapp


今年5月にドイツで行なわれた世界選手権で打ち立てられた 77803人 を上回り、
世界新記録を達成しました。

ちなみに、113411人 というのは、
昨季のアジアリーグのレギュラーシーズン126試合での総観客動員数(129939人)と、ほぼ同じ。

アジアのホッケーファンからすると、想像できない観客数ですけれど(笑)、
雰囲気だけでも、NHL NETWORK の動画でご覧ください。



◆photo from picapp
アイスホッケー | comments(5) | trackbacks(0)
2010.12.09
元フィギュアスケーターが新人王!?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

めっきり冷え込みが増してきましたが、いかがお過ごしですか?

12月に入って、ウインタースポーツの話題に触れる機会が、
ずい分と増えてきましたが、
明日からグランプリファイナルが始まるとあって、
日本のメディアでは、フィギュアスケート一色ですね(苦笑)

そんな巷の流れに遅れないように(?)、
今回の「語りべ」 通信では、フィギュアスケートにまつわる話題を、お届けします。


30チームがしのぎを削っているNHLは、レギュラーシーズンが中盤を迎え、
現地のメディアは、チームの順位とともに、
選手たちの活躍を紹介する機会が、増えてきました。

先日の記事でお届けしたように、
シドニー ・クロスビー選手(ピッツバーグ ペンギンズ)や、
アレックス ・オベチキン選手(ワシントン キャピタルズ)といった、
スーパースターの動向もさることながら、
ニューヒーローにスポットライトを当てることも。

その中で、日に日に注目度がアップしているのが、
カロライナ ハリケーンズのFW ジェフ ・スキナー 選手です!




今年のドラフトで、1位(全体7番目)指名を受けて、
カロライナのジャージに袖を通したスキナー選手ですが、
キレ味抜群のプレースタイルを武器に、
18歳にして、レギュラーポジションを獲得。

開幕2戦目で、早くも初ポイントを上げるなど、
名だたる先輩プレーヤーに引けをとらない働きが認められ、
スペシャルプレーの一員にも、抜擢されています。

もっとも、いきなりの大活躍も、ジュニア時代のキャリアを見れば、思わず納得。

OHL(オンタリオホッケーリーグ)のオールスターゲームや、
U18の国際大会の決勝戦など、大舞台では必ずと言っていい程、ゴールを決めたり、
NHLドラフトの上位指名有力候補選手が集まる試合で、MVPを受賞したりと、
輝かしい実績を残してきたからです。

それに加えて、もう一つ、スキナー選手には、
見逃してはならない実績があることを、ご存知ですか?

それは、カナダのフィギュアスケート大会で、銅メダル獲得!

オンタリオ州出身のスキナー選手は、
4人の姉妹とともに、小さい頃からスティックを握っていたそうですが、
ホッケーと同時に、フィギュアスケートにも取り組んで、
12歳の時には、スケートカナダが主催する国内大会で、3位の好成績を残したのです。

しかし、銅メダル獲得にも心が揺れることなく、
その後、ほどなくして、スキナー選手はホッケーに専念。
その甲斐あって、NHLプレーヤーとして、鮮やかなデビューを飾りました。

これまでスキナー選手は、開幕からの26試合に全て出場し、
20ポイント(8ゴール12アシスト)をマーク。

これは、昨日(現地時間)現在、
ルーキーのスコアリングランキングで、トップの数字です!

この活躍を見る限り、もしかすると今季のNHLは、
元フィギュアスケーターが新人王(カルダートロフィー)に輝くかも !?

18歳のルーキーとは思えない大活躍に、甘いマスクも相まって、
目下人気上昇中のスキナー選手。
日本のファンの皆さんも、ぜひチェックしてみてくださいね!



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