加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -
2011.10.31
Happy Halloween Night!!

  Champions!

  



  Fans!

  



   Happy Halloween Night!!


Season's Greetings | comments(2) | trackbacks(0)
2011.10.30
Triple Three !
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

北京の浩泰氷上中心(旧浩沙滑氷館)を舞台にして、
27日から今夜まで行われていた対チャイナドラゴン3連戦で、
栃木日光アイスバックスの アンドリュー ・コゼック 選手が、いずれもハットトリックを達成。

先日の記事でも紹介しましたが、
これは、日本製紙クレインズ在籍時の 三谷ダーシタケシ選手(現High1)と、
西脇雅仁 選手(クレインズ)による 「2試合連続」 を塗り替えるアジアリーグ新記録!

しかも、昨夜の試合では、ナチュラル ハットトリックも達成したコゼック選手は、
「ラインメイトが頑張ってくれて、とても感謝している」
と謙虚なコメントを、チームを通じて伝えましたが、
得点ランキングのトップを独走している High1の マイケル ・スウィフト 選手に、
(試合消化数は多いものの)2ゴール差まで迫りました。

既にチェックされたファンの方も多いでしょうが、
昨季までプレーしていたAHLでは、シカゴ ウルブスや、ハーシー ベアーズに在籍(写真)し、
目立った成績を残すことができなかったコゼック選手

しかし、アジアリーグでは、ポイントゲッターぶりを発揮しているだけに、
今後の働きも注目されますね。

    アンドリュー・コゼック選手
アジアリーグ | comments(7) | trackbacks(0)
2011.10.29
GOLDEN DUO step forward to each new world !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アニャンハルラのホームページによると、
昨季まで、ハルラと韓国代表の中心選手として活躍していた パク ・ウサン 選手が、
このほどイギリスの コベントリー ブレイズ との契約に至ったそうです。

コベントリーは、イギリスのエリートリーグ(=トップリーグ)で、
一昨季も含め、過去4回の優勝を誇る強豪チーム。
昨季までハルラでプレーしていた ダスティン ・ウッド 選手も、プレーをしています。


一方、パク ・ウサン選手と同じく、
ハルラと韓国代表で中核を担っていた キム ・ギソン 選手は、
アメリカのオクラホマ州にある タルサ オイラーズ と契約

昨夜(現地時間)地元で行われた試合で、5000人を超す観衆が見守る中、
CHL(セントラルホッケーリーグ)でのデビューを飾りました!


アジアリーグを沸かせた二人は、以前の記事でも紹介したように、
このオフ、かねてから抱いていた海外挑戦を志願。

「韓国のホッケー界にとって、プラスになる」
というチョン ・モンウォン オーナーの考えから、
大きな戦力ダウンになってしまうのを承知の上で、ハルラも二人の意向を尊重。
両選手は、自費でモクトンアイスリンクを借りるなどして、トレーニングを続けていました。

そんな熱意に反して、なかなかチームが決まりませんでしたが、
「戻るチームがあると思うと甘えてしまうから、
タイムリミットを設けずに、今季は海外挑戦を志すように」
との同オーナーの意向から、ハルラへの復帰の道を完全にシャットアウト。

エージェントの協力も得ながら、新天地を探し続けたところ、
イギリスのエリートリーグもCHLも、既に開幕していますが、
途中入団という形で、それぞれの所属チームが決まった次第です。


「ずっと前から(海外挑戦の)夢を抱いていましたけれど、
兵役任務のことを考えると、ラストチャンスだと思って決断しました」

パク ・ウサン選手の胸の内が物語るように、
“アジアのゴールデンデュオ” と呼ばれる二人も、もう26歳。

小学校4年生から、ずっとチームメイトだった、
パク ・ウサン(写真右)、キム ・ギソン(左)両選手には、
それぞれの新しいチームで、大活躍してくれることを、期待したいですね!

 アジアのゴールデンデュオ





アジアリーグ | comments(3) | trackbacks(0)
2011.10.22
Historic scorer !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日、韓国のコヤン(高陽)アイスアリーナで行われた試合で、
High1(ハイワン)の #23 マイケル ・スウィフト 選手が、
東北フリーブレイズ相手に、4ゴールを決める大活躍を見せました!


この試合でスウィフト選手は、早くも今季3度目のハットトリックを達成。

シングルシーズンで、ハットトリック3回というのは、
High1在籍時の キム ・ギュホン 選手が、5季前に記録して以来となりますが、
レギュラーシーズンだけで達成したのは、アジアリーグ初の快挙!

さらに、今月15日の栃木日光アイスバックス戦に続き、
シーズン2度目となる1試合4得点は、6季前の佐藤匡史選手以来、アジアリーグ2人目!

まだレギュラーシーズンの 1/3 も消化していないだけに、
これらの記録はもちろんのこと、
三谷ダーシタケシ選手と、西脇雅仁選手が持つ「2試合連続ハットトリック」や、
西脇選手と、齊藤毅選手が作った「1試合最多得点(=5ゴール)」の記録も、
塗り替えてしまいそうな勢いです。

それらにも増して特筆すべきは、スウィフト選手の個人成績。
10試合を消化した時点で、23ゴール 16アシスト 39ポイント を記録していますが、
もしも、このままのペースで、レギュラーシーズン全36試合を戦い終えた場合は、、、

「83ゴール 58アシスト 141ポイント」 になります !!

さすがに、このままのペースを続けるのは難しいでしょうが(笑)、
よほどのアクシデントがない限り、これまでのアジアリーグの、
33ゴール(=2004-05 伊藤雅俊選手
53アシスト(= 2006-07 パトリック ・マルティネツ選手)
75ポイント (= 2005-06 デレク ・プラント、2009-10 アレックス ・キム、ティム ・スミス各選手)
というシングルシーズンレコードを更新するのは、間違いなさそう!


176cm 79kg と、サイズに恵まれた選手ではないこともあって、
かつてコロラド アバランチや、
トリノオリンピックのカナダ代表でキャプテンを務めた、ジョー ・サキック 選手が、
子供の頃のヒーローだったというスウィフト選手。

今季のファイナル最終戦の翌日に、25歳となる屈指のスコアラーは、
初めて臨んだアジアでのシーズンを、どんな形で締めくくるのでしょうか?

サキック選手が、NHLで その名を残したように、
スウィフト選手も、アジアリーグの歴史に名前を残すような、大活躍をしそうですね!

   マイケル・スウィフト選手


アジアリーグ | comments(6) | trackbacks(0)
2011.10.21
Biggest road trip of FREE BLADES
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先日の記事で紹介したように、
現在、アニャンハルラが、北海道遠征に臨んでいますが、
そのハルラと、昨季のタイトルを分け合った東北フリーブレイズは、
明日から、韓国遠征に挑みます。

9日間で、High1(ハイワン)、ハルラと、それぞれ3試合ずつ対戦する韓国遠征は、
日本の各チームにとって、毎年大きなヤマ場になっていますが、
特にフリーブレイズは、一昨季が 6戦全敗 。昨季も 1勝5敗(OT負けを含む) と、
アジアリーグ参戦以来、苦手にしている “鬼門”!

夏のキャンプの際に、クリス若林監督は、
「ウチに限らず、環境が変わったことで、
高いパフォーマンスを示せなくなってしまうのは、日本の弱さだと思います。
アウェーで不利な状況の中でも、努力して結果を残さないと、強くはなれません」
と話していたように、真価を問われる遠征となりそうです。


幸いにして、開幕戦で手を負傷した 波多野誉行 選手や、
足を痛めて王子イーグルスとの第2戦を欠場した 萩原優吾 選手が復調気配。

さらに、7月に手術をして出遅れていた 鈴木雅仁 選手も、
当初の見込みよりも早く、今月8日に復帰を果たすなど、
明るい材料が多いフリーブレイズの中にあって、
韓国遠征でのキーパーソンとなりそうなのは、GKの 橋本三千雄 選手!

        橋本三千雄選手


昨季のプレーオフでは、MVPと称されるほどの活躍で、
チームに初優勝をもたらせた橋本選手。

今季は、日光での試合で大量失点してしまい、成績こそ芳しくありませんが、
再三再四の好セーブで、多くのピンチを救い、
フリープレイズの守護神として、存在感を見せつけています。

しかし、そんな橋本選手にとっても、韓国遠征は鬼門になっていて、
バックス時代から通じて、28試合に出場し、3勝23敗1分

昨季までの通算シュートブロック率が、89.33% なのに対して、
韓国での試合では、85.97% にダウン。

所属したチームや、試合数の違いもあることを考えて、
年度別のシュートブロック率を比較してみても、
韓国で一度もマスクを被らなかった 2005-06シーズンを除くと、
過去7年間のうち、韓国遠征の成績が、シーズンの通算成績を上回ったのは、
わずかに、一度(2007-08シーズン)だけしかありません。

今季のフリーブレイズは、選手数が減り、外国人選手も入れ替わったため、
昨季のように、攻撃力で圧倒するのは、容易でないことも相まって、
橋本選手が、守護神としての存在感を見せつけられるか? 
韓国遠征の行方を、大きく左右することになりそうです。


キャプテンの田中豪選手にも、夏のキャンプで話を聞いた際に、
「昨季の韓国遠征では、1勝しかできませんでしたけれど、
シーズン前半だったので、負けた試合の反省を活かして、チームを立て直すことができました」
と振り返っていました。

とはいえ、昨季は3勝3敗の成績で、韓国へ乗り込んだのに対して、
今季は、ここまで1勝5敗と、出遅れているだけに、
明日からの韓国遠征は、
フリーブレイズにとって、最大のヤマ場となるのは間違いないでしょう。

対して、迎え撃つ韓国勢には、
ライバルを叩く絶好のチャンスとあって、激しい試合が繰り広げられそうです。


尚、High1との3連戦の舞台となる コヤンアイスリンク への行き方は、こちらの記事 を。
ハルラとの試合が行われる アニャンアイスアリーナ へのアクセス方法は、こちらの記事 を、
それぞれご参照ください。



アジアリーグ | comments(2) | trackbacks(0)
2011.10.20
ハットトリックから始まったストーリー
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今夜、釧路アイスアリーナで行われた、
日本製紙クレインズ vs アニャンハルラの2回戦で、
クレインズの ユール ・クリス 選手が、今季3得点目をゲット。

これでユール選手は、アジアリーグの通算得点を「125」と伸ばし、
通算124ゴールを記録し、3季前に引退した 伊藤雅俊 氏を抜いて、
歴代単独トップに立ちました!


ユール選手が、日本のファンの前に お目見えしたのは、1994年秋のこと。

3季後に控えた長野オリンピックへ向けた日本代表の強化策として、
日本リーグのチームに対し、日系外国人選手の獲得が認められたため、
日系3世のユール選手は、コクド(SEIBUプリンスラビッツの前身)からオファーを受け、
19歳での若さで、日本にやってきたのです。

しかし、時同じくしてコクドには、
スティーブン ・ツジウラ(元日本代表ヘッドコーチ)、
ライアン ・クワバラ(=桑原ライアン春男 元High1)両選手という、
NHLからドラフト指名された実績を誇る二人加入したため、
戦前の評価は、お世辞にも高いとは言えませんでした。

ところがユール選手は、いきなり開幕戦で、
ハットトリックにオマケまでつけて(笑)、4得点の大暴れ!

その後、後期リーグ(当時の日本リーグは前後期制)の開幕戦でも、
ハットトリックを達成するなど、ゴールを量産して、優勝の原動力になったとともに、
最優秀新人賞に輝きました。


日本リーグでは、ライバルチームのDFとして何度も対戦し、
日本代表ではチームメイトだった、王子イーグルスの 山中武司監督は、
「とにかくバランスのいい選手でしたね。
日本代表で遠征に行っても、ファーストフードばかり食べていたし、
ウエイトトレーニングも、ほとんどやらなかったのに(笑)、
試合では、チェックをされても倒れなかったのが、印象に残っています」
と当時のユール選手を評価。

その言葉どおり、ユール選手は細身の体にもかかわらず、
オリンピックや世界選手権で、日本代表のポイントゲッターとして活躍しただけでなく、
日本リーグで2年連続MVPを受賞するなど、ファンを沸かせました。

     コクト時代のユールクリス選手


アジアリーグ最多得点記録の更新まで、
あと3ゴールと迫っていた今季の開幕戦の試合前、
たまたま話す機会があったので、
日本にやってきた年の開幕戦で、ハットトリックを達成した話をすると、
「そうだね! 今日はポジティブに行くよ。またハットトリックかもね !!」
と言って、ユール選手は思わずニッコリ。

しかし、笑顔とは裏腹に、なかなか波に乗れないチームを象徴するかのごとく、
記録更新まで、11試合も要してしまいました。


19歳で来日したユール選手も、もう36歳。
長野オリンピックの男子日本代表メンバーの中では、唯一の現役選手に。

デビュー戦を皮切りとして、
日本リーグ時代には、試合開始から、わずか5分36秒で、3得点してみせたり、
クレインズへ移籍した3季前のプレーオフでは、
ハットトリックを2回も達成して、アジアリーグの優勝に貢献したりと、
印象深い働きをしてきたユール選手ですが、
彼の代名詞ともいえるハットトリックも、昨季は一度もなし。

近年は、かつてのようなゴールラッシュは、ほとんど見られなくなってしまいました・・・。


「アルバータジュニアリーグのオールスターゲームに選ばれた時、
第1ピリオドだけで、ハットトリックを達成したんだ。
たまたまその試合を、デーブ・キングさん(長野オリンピック日本代表GM)と、
清野(せいの)勝さん(同コーチ)が見てくれていて、日本に誘ってくれたんだ」


以前、日本でプレーすることになったキッカケを、こう話していたユール選手。

この日を境に「人生が変わった」とまで言い切った、
“ハットトリックから始まったストーリー” を、
このまま終わらせてしまうわけには、いかないはず。

アジアリーグ ナンバーワンのゴールスコアラーの奮起が、期待されます。

   ユールクリス選手


◆photo by Nick19




アジアリーグ | comments(6) | trackbacks(0)
2011.10.19
王者・アニャンハルラ来日!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

一昨季と昨季のアジアリーグを制した 王者 ・アニャンハルラが来日し、
今夜から、日本製紙クレインズ、王子イーグルスの両チームと顔を合わせる、
ロード4連戦に挑みます。


ハルラのオフィシャルホームページ(英語版)で、何度か触れられていましたが、
SEIBUプリンスラビッツの活動終了後、空白エリアとなった首都圏をカバーするため、
日韓集結シリーズの開催を、日本側から提案。

それに対して、ハルラ、High1(ハイワン)両チームも、
遠征回数が倍増し、費用の負担が増えることを了承し、
アジアリーグのために、受け入れた経緯があるそうで、
韓国2チームの日本での6連戦は、昨季からなくなりました。

とはいえ、釧路と苫小牧で戦う北海道遠征は、
日本のチームの韓国遠征よりも、長い移動距離を伴う上に、
優勝経験者が多い両チームとの対戦は、タフな試合の連続となりそう。

それに加えてハルラには、
アジアリーグ創設以来、毎年大きく負け越していた日本への遠征で、
一昨季、昨季は、5割以上の成績を残したことが、優勝につながったデータ
もあるだけに、
明日からのロード4連戦に、注目が集まるところ。

そんな中、勝負の分かれ目となりそうなのは、韓国人DFの働きです!


開幕前にも紹介しましたが
強力なオフェンスを、最大の武器にしていた頃とは一転し、
近年のハルラは、守りへの意識が高まったことで、アジアリーグV2を達成しました。

ところが、「昨季は効率的な練習ができなかったり、
試合に出られない選手が多かったりして、マイナス要素が大きかった」
というヤン ・スンジュンGMの考えから、今季はスリム化に着手。

特にDFは、開幕直後に、
延世大学4年生の #37 パク ・テファン 選手とプロ契約を結び、9人体制となったものの、
ジョン ・オゥ、ブラッド ・ファスト、ダスティン ・ウッド各選手に、
尾野貴之選手(現バックス)という “助っ人” が揃っていた1年前の北海道遠征とは、
すっかり顔ぶれが、様変わりしてしまいました。

それだけに、韓国人DFの働きが、必要不可欠となりますが、
「語りべ」が期待をするのは、#58 イ ・スンヨプ 選手!
        イ・スンヨプ選手

17試合しか出場できなかった昨季とは打って変わって、
コンディションも良さそうなイ ・スンヨプ選手は、開幕から全試合に出場中。

しかも、大事な場面でのシフトも目立つようになり、
パワープレーでのアシストも含め、8試合で4ポイントと、攻撃面でも貢献しています。


そんなイ ・スンヨプ選手は、今季が6年目。
覚えていらっしゃる方もいると思いますが、
アジアリーグにデビューした当初は、背番号「7」をつけてプレーしていました。
      背番号「7」をつけてプレーしていたイ・スンヨプ選手

ところが、イ ・スンヨプ選手は、一昨季から背番号を「58」へチェンジ。

先日は、シン ・サンウ選手が背番号を変えた理由を紹介しましたが
もちろんイ ・スンヨプ選手にも、理由があるそうで、
一昨季の夏のキャンプで尋ねてみたところ、返ってきた答えは、、、

「少しでも大きな選手に見られたいと思って、背番号を変えました」


イ ・スンヨプ選手は、身長 172cm 体重 75kg(いずれも今季のリーグ登録)と、
本人が話したとおり、決してサイズに恵まれている選手ではありません。

相手選手と対峙するポジションとあって、
少しでも大きな選手というイメージを与えることは、アドバンテージになるはず。

そのためにイ ・スンヨプ選手は、学生時代から愛着のある背番号「7」に別れを告げて、
幅のある数字を二つ並べた「58」へ、変えたのだそうです。


「スタンドのファンの視線をくぎ付けにしてしまう、派手な活躍をするタイプではないけれど、
チームが勝つためには、必要不可欠な選手」

こう呼ばれる働きを披露して、背番号「58」の姿が大きく見えるように、
イ ・スンヨプ選手には、頑張ってもらいたいですね!

★本日の小ネタは・・・

続きを読む >>
アジアリーグ | comments(0) | trackbacks(0)
2011.10.18
Winnipeg Jets “1st FLIGHT” since 1996!!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アトランタから移転し、新たな体制の下、
今季からNHLのステージに戻ってきた ウィニペグ ジェッツ が、
昨夜(現地時間)ホームアリーナのMTSセンターで、
ピッツバーグ ペンギンズを 2-1 のスコアで下して “新生・ジェッツ初勝利” を飾りました!

  


ピッツバーグは、シドニー ・クロスビー キャプテンをはじめ、
エフゲニ ・モルキン、タイラー ・ケネディ、ブルックス ・オービック といった
主力選手が欠場していたとはいえ!

相手DFが、すってんころりん と、コケてくれたおかげで、
試合開始8秒で先制した “もらい物の1点” が、大きく流れを引き寄せたとはいえ!

開幕4試合目で(しかも、レンジャーズやコロンバスよりも早く)、初勝利を手にしたとあって、
試合終了の前から、15000人のファンはスタンディングオベーション !!

決して前評判は高くありませんが、
これからもウィニペグの熱狂的なファンを、沸かせて欲しいですね! 


NHL | comments(2) | trackbacks(0)
2011.10.17
Shining 18's in Asia !
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事で紹介したように、
今季のNHLでは、オフにドラフト指名されたばかりの18歳のルーキーたちが、
シーズン序盤から、大活躍しています。

全体1位指名の ライアン ・ヌジェント ホプキンス 選手(エドモントン オイラーズ)が、
開幕戦で、貴重な同点ゴールを決めたのに続いて、
デビュー3戦目には、カナダ代表の守護神を担った、
“金メダルゴーリー”の ロベルト ・ルオンゴ 選手(バンクーバー カナックス)を相手に、
ナント! ハットトリックを達成。

   


それに負けじと、コロラド アバランチから、全体2位指名を受けた、
ガブリエル ・ランデスコッグ 選手が、2試合続けてゴールを決めたりと、
“輝く18歳” が、いきなりその名を知らしめています。


しかし、存在をアピールしている18歳のルーキーは、
NHLだけではなく、アジアリーグにもいるのです!

それは、王子イーグルスの 高橋聖二 選手と、橋本僚 選手 !!

苫小牧工業高校時代から、攻撃センスが評価されていた高橋選手は、
元日本代表のFWで、王子製紙(当時)の監督やキャプテンも務めた、
父親の啓二氏よりも1試合早く、開幕3試合目で、トップリーグ初ゴールをゲット。

このゴールで、昨季、先輩の三田村康平選手が作った
「日本人選手のアジアリーグ最年少ゴール記録」を、23日更新した高橋選手ですが、
残念ながら、次の試合で負傷・・・。

とはいえ、「語りべ」が話を聞いた時は、
しっかり気持ちを切り替えて、前向きな様子だっただけに、
復帰後の活躍が期待されます。


対して橋本選手は、開幕からの6試合にフル出場中!
       橋本僚選手

しかも、ミスが失点に結びついてしまうことが多いポジションの上、
日本代表の経験者が居並ぶイーグルスのDF陣の中で、第3セットに起用されています。

「友だちから、何でお前が試合に出ているの? って、驚かれています」
と笑っていた橋本選手ですが、
「攻撃の起点にもなれますし、スケーティングも上手です。
バスを出す時も、直接つなぐのか、ボードパスにするのか、状況判断にも優れています」
と自らもDF出身で、名解説者と言われていた兄の信雄氏と同様に、
“辛口” で知られる(!?)山中武司監督が、高く評価するほどのプレーを披露。

メンバー構成こそ異なるものの、
昨季のアジア大会や、一昨季の世界選手権に出場した山下敬史(たかふみ)選手でさえ、
駒大苫小牧高校からチームに入ったルーキーシーズンの出場は、9試合だけ。
それを考えると、橋本選手は見事なデビューを飾ったと言えるでしょう。

高いレベルでのポジション争いが繰り広げられている中で、
これから橋本選手は、どんなプレーでチームに貢献するのか、こちらも大いに期待されますね。


アジアリーグ | comments(0) | trackbacks(0)
2011.10.13
Shining 18's!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先週6日(現地時間)に始まったNHLのレギュラーシーズンは、
開幕から一週間が経ちました。

シーズン序盤の注目ポイントといえば、やはり新戦力になりますが、
6月のNHLドラフトで指名されたばかりの選手が、
各チームの開幕ロースターの中に、合わせて9人も名前を連ねたとあっては、
ルーキーたちのプレーに、注目しないわけにはいきません。



なかでも、最も華やかなデビューを飾ったのは、
エドモントン オイラーズの FW ライアン ・ヌジェント ホプキンス 選手!


「ドラフト全体1位指名」 という最高の評価を受けて、
エドモントンとプロ契約を結んだヌジェント ホプキンス選手は、
9日の開幕戦で、地元ファンが見詰める中、デビューを飾ると、
0-1のスコアで迎えた第3ピリオド終盤に、貴重な同点ゴールをゲット!

  


このゴールで、試合を振り出しに戻したエドモントンは、
開幕から2連勝して乗り込んできたピッツバーグ ペンギンズを、
シュートアウトの末に振り切って、白星スタート。

値千金のゴールを決めたヌジェント ホプキンス選手は、チームのMVPに選ばれて
17000人近くのファンから、大きな歓声を浴びていました。



一方、いきなりチームの大黒柱となっているのが、
ニュージャージー デビルスの アダム ・ラーソン 選手!


指名順こそ全体4番目ながら、NHLのオフィシャル スカウティング ランキングで、
北米以外の出身選手(GKを除く)の中では、ナンバーワンにランクされたラーソン選手。

開幕ロースター入りを果たした9人の中では、ただ一人の DF となりますが、
初戦では、21分46秒。続く2戦目は、24分35秒と、
経験豊富な先輩DFたちを差し置いて、いずれもチームトップのアイスタイムを記録!

ミスをすると、失点につながってしまう確率が高いため、
FWにも増して、経験が必要とされるポジションにもかかわらず、
デビュー直後から、これほどの信頼を得ているのには、驚かされますね。

   


とはいえ、祖国スウェーデンのジュニア時代から、
攻守両面で大活躍していた姿を見せられると、思わず納得(笑)

ロサンゼルス キングスからドラフト指名された経歴を持つ、お父さんのDNAを武器に(!?)、
ディフェンシブなスタイルをベースにしているニュージャージーで、
どんな成長を遂げていくのか、期待が集まります。


この二人を含めて、開幕ロースターに名前を連ねた “今季のドラフト指名9人衆” は、
いずれも、弱冠18歳!

残念ながら、既にロースターから外れてしまい、ジュニアリーグへ移った選手もいますが、
逆に、これからNHLに昇格してくる選手も出てくるはず。

昨季は、カルダートロフィー(最優秀新人賞)を手にした
ジェフ ・スキナー選手(カロライナ ハリケーンズ)を筆頭に

ドラフト指名されたばかりのルーキーのうち、12人がデビューを飾りましたが、
今季も、新風を吹きこむルーキーたちの活躍が、見られそうですよ!


NHL | comments(0) | trackbacks(0)
1 / 2 >>
__