日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。
今季のアジアリーグのレギュラーシーズンは、既に折り返しを過ぎましたが、
今週末、釧路アイスアリーナでは、
日本製紙クレインズと王子イーグルスが、初めて顔を合わせる2連戦が行われます。
常に鎬を削り合う両チームの直接対決は、
誰もが認める “日本のホッケー界で最大のライバルバトル!”
それとともに、
昨年の記事でも紹介したとおり、
どちらもアイスリンクを有して、ホッケータウンの発展に大きく寄与。
また日本代表、ジュニア、女子、チビッコなどといった各カテゴリーの指導者や、
レフェリー、ラインズマンにも、人材を派遣し続けているだけに、
まさしく “盟主の座を争う戦い !!” だと言えるでしょう。
そんな両チームの対戦に関する、この数字 →
「7 vs 0」
これが何の数字か分かりますか?
正解は、
直接対決2連戦で、これまでに連勝した回数 なのです。
アジアリーグのレギュラーシーズンの日程では、
週末を中心に、同一カード2連戦が多く組まれていますが、
クレインズとイーグルスの直接対決も、昨季までの46戦のうち16回(32試合)が、
同じアリーナで、2日続けて戦う連戦でした。
そのうち、2連勝を収めた回数を見てみると、
クレインズが
「7回」 もあるに対して、
イーグルスは
「0」
意外なことに、イーグルスは、2003年11月にアジアリーグが始まって以来、
クレインズとの2連戦で連勝したことが、一度もないのです!
とはいえ、
イーグルスが初優勝を飾った2007-08シーズン以降に限ると、
クレインズが、昨季の最初の対戦で、一度だけ連勝を飾ったのみ。
しかも、そのうち1試合は、ゲームウイニングショットでの勝利で、
2試合続けてレギュレーションタイムで勝利したのは、2007年1月を最後にありません。
直接対決の戦績を見ても、アジアリーグがスタートしてからの4年間は、
クレインズが
18勝4敗 と、イーグルス戦を得意にしていましたが、
最近の4年間は、逆に
イーグルスが
12勝11敗1分け と勝ち越し。
この数字が示すとおり、近年は互角の戦いを演じているとあって、
今季も “盟主の座を争う日本最大のライバルバトル” は、目が離せない試合が続くのは必至。
しかも今季のレギュラーシーズンは、
例年にも増して、混戦模様となっているだけに、
この両チームの行方が、プレーオフ進出争いを左右することに !?
そして、もしどちらかのチームが2連勝したら、一気に勢いづきそうですね。
尚、第1ラウンドとなる今週末の釧路での2連戦を皮切りに、
クレインズとイーグルスがタッグを組んで、チャリティリストバンドを販売します。
チャリティリストバンドは、一つ300円で、それぞれ1000個限定販売。
必要経費を除いた売り上げは、義捐金として日本赤十字社に託されるそうです。
7月に開催したチャリティゲームに続く、
両チームによる東日本大震災復興支援企画の詳細については、
クレインズと、
イーグルスのオフィシャルホームページを、ご覧ください。
◆ photo by
Mr.M ,
NIPPON PAPER CRANES and
OJI EAGLES