日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。
ここしばらくの間、かなり気温の高い日が続いていますが、お元気ですか?
暑い日が続いているのは、日本だけでなく、
韓国でも、連日 厳しい暑さが続いていますが、
そんな中、昨日、インチョン(仁川)空港に、
今季から High1(ハイワン)の一員になった、
スコット ・バーニー 選手が到着しました。
ロサンゼルス キングスと、アトランタ スラッシャーズでプレーした経歴を誇る、
元NHLプレーヤーのバーニー選手は、
トップラインのCFとして起用されるのは、間違いなさそう。
それだけに、昨季のMVPに輝いた
マイケル ・スウィフト 選手とのコンビで、
より一層の得点力アップが期待されます。
得点力アップが期待されると言えば、
忘れてならないのは、東北フリーブレイズから移籍した
石岡敏 選手!
故郷の釧路でトレーニングを積んでから、High1に合流したばかりの石岡選手は、
「準備をしてきたつもりだったんですけれど、キツイですね」
と苦笑いを浮かべていたものの、
元気な姿が見られるだけに、やってくれそうです。
さらに、昨季は日光アイスバックスでプレーした
ソン ・ドンファン 選手も移籍して、
プレーイングコーチに就任。
コーチの肩書がついたとは言え、ソン ・ドンファン選手も、
練習では、若い選手たちに負けない元気な姿を見せているので、こちらも期待度大!
もうすぐ2年ぶりのチェコキャンプへ旅立つ High1は、
新戦力が加わったことで、今季は大幅に攻撃力がアップしそうです。
一方、一足遅れて今日は、アレックス ・キム 選手と入れ替わる形で、
アニャンハルラと契約を結んだ
マーク ・デルレゴ 選手が、韓国へやってきました。
ECHL(イーストコーストホッケーリーグ)では、
ファーストオールスターチーム(ベスト6)のFWに選ばれたり、
オールスターゲームでキャプテンを務めるなど、際立った存在だったデルレゴ選手。
ベーカーズ フィールドに在籍していた時には、
日光アイスバックスの
マーク ・ペダーソン ヘッドコーチ、
福藤豊、
デイブ ・ボンク 両選手とチームメイト。
なかでもボンク選手とは、同じラインでプレーしていたとあって、
日光アイスバックスとの対戦では、
かつてのラインメイトが、敵と味方に分かれて、何度もマッチアップする姿が見られそうです。
このように、活躍が期待されるウイングプレーヤーがやってきたものの、
既にチームから発表されているように、
ピョンチャン オリンピックを視野に入れた強化の一環として、
9人の選手を、フィランド2部リーグの二つのチームへ移籍。
<追記> 移籍する選手は当初の10人から、9人に改まりました。
それに加えて、昨季に続いて、主力2選手を、
チェコの名門 スパルタプラハのキャンプに派遣していることから、
メンバーが少ないのを補うために、
大学生、高校生、さらには中学生プレーヤー! も参加して、サマーキャンプが行われています。
とは言っても、高校生や中学生を、選手登録する予定はなく(笑)
今季のハルラは、22人のメンバーで開幕を迎える見込み。
それだけに、例年にも増して、若手選手の働きが必要不可欠になりますが、
「語りべ」通信が お届けする、期待の若手は、この3選手!
向かって左は、ヨンセ(延世)大学4年生だった、昨年12月にハルラと契約した、
#71 クァク ・ヒョンギ 選手。
昨季の出場は、3試合だけでしたが、チャイナドラゴン戦で、初アシストをマーク。
しかし、DFのクァク ・ヒョンギ選手は、ポイントへのこだわりは全く見せず、
「1点も取られないように、鉄壁の守備をしてみせたいです」
と意気込んでいます。
続いて中央にいるのが、FWの
#21 イ ・ドンミン 選手。
ハニャン(漢陽)大学を卒業し、今季からハルラの一員になったイ ・ドンミン選手は、
決してサイズには恵まれていないものの、
「瞬発力がセールスポイント。FWなのでポイントをマークして貢献したいです」
との目標を定めて、デビューの日に備えます。
最後に一番右は、DFの
#76 パク ・テファン 選手。
昨季の開幕直後に選手登録されて、早くも10月にデビューを飾りましたが、
最初の対戦相手となった日本製紙クレインズのレベルの高さに、ビックリしたそうです。
「昨季はケガが多かったので、まず今季はケガをしないようにします」
と話していた今季は、背番号を37から改めて、フル出場を狙います。
もちろん韓国の両チームに限らず、各チームに新戦力が加わっているだけに、
ニューフェイスのプレーが、今季の行方を左右するかもしれませんね。
尚、紹介した選手名とアジアリーグのカタカナ表記が、異なる場合があります。
◆ 1st photo via
NHL Portraits