加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2012.12.31
Winter Classic in Las Vegas
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

2012年も残すところ、あとわずか。
お正月を前にして、故郷や旅行先で、くつろがれている方も多いのでは?


ところで、ホッケー界のお正月と言えば、
すっかり恒例行事となった、NHLの「ウインタークラシック」 ですよね。

今季は、2季ぶりに元日(現地時間)の開催となり、
しかも、「デトロイト レッドウイングス vs トロント メイプルリーフス」
という名門チーム同士が激突。

さらに、 「113411人」 のアイスホッケー観客動員数世界新記録を作った、
ミシガン スタジアム
が舞台とあって、期待度は高まるばかり!

   


だったのですが、、、
労使交渉が難航したまま季節は進み、
11月2日にウインタークラシックと、
MLBのデトロイト タイガースの本拠地 コメリカパークで行われる予定だった、
OB戦やAHLのアウトドアゲームなど、全てのイベントの中止が発表されました。


労使交渉は、その後も進展が見られず、
レギュラーシーズン全日程の半分強にあたる来月14日までの全試合と、
オールスターゲームの中止も決定済み…。

【RECOMMEND YOU SEE】
★ NHLロックアウト関連のニュースは、こちらのカテゴリーの記事 をご覧ください。



このような状況に、多くのファンから、悲しみと憤りの声が聞こえていますが、
そんな状況を目の当たりにして、一肌脱いだのが、
モントリオール カナディアンズの ジョシュ ・ジョージス 選手。

   Josh Gorges


P.K.スバン選手に次ぐアイスタイムを誇る、
モントリオールの主力DFのジョージス選手は、自身のツイッターを通じて、
「ホッケーに飢えているみんなで集まって楽しもう!」
と呼び掛けて参加者を募り、
ボクシングデー(26日)に、地元のスケート場を借り切って、アウトドアホッケーを開催!

   


「アウトドアでプレーするのは久しぶりだ」
と言って、ジョージス選手自身も楽しんでいたようでしたが、
集まったファンの人たちも、いい顔してますね〜


これに限らず、NHLのウインタークラシックが定着してきた近年は、
アウトドアリンクを使ったイベントが、多くみられるようになりましたが、
NHLに負けじと力を入れているのが、
一つ下のリーグにあたる AHL(アメリカン ホッケーリーグ)!


AHLでも、3季前から、真冬のアウトドアゲームをスタートさせ、
近年は、2つの会場で開催。

そのうち、昨季のフィラデルフィアでの試合では、
NHLのウインタークラシック顔負けの「45653人」もの観客を集め、
リーグ新記録を樹立しました。


今季も2試合を予定していましたが、
前述したとおり、ウインタークラシック中止の余波を受け、
コメリカパークでのデトロイトとトロントの弟分による対決は、残念ながら中止に…。

しかし、アウトドア クラシックと銘打った、もう一つの試合は、
来月19、20の両日に、予定どおり開催されます!




チョコレートタウンとして知られるペンシルべニア州のハーシーで、顔を合わせるのは、
地元の ハーシー ベアーズ と、ウィルクスバリ スクラントン ペンギンズ!

ハーシーは、ワシントン キャピタルズの。
ウィルクスバリは、ピッツバーグ ペンギンズの、それぞれアフィリエイトチームで、
NHLと同様に、激しいライバル関係にある両者が激突 !!

しかも、ホームのハーシーは、6季前から今季の途中まで、
AHLトップの観客動員数を記録し続けている人気チームとあって、
大いに盛り上がりそうですね。



さてさて、ここからが今日の本題です。

今度はAHLの一つ下の ECHL(イーストコースト ホッケーリーグ)に視線を移すと、
一味違う「ウインター クラシック」を催すチームが!


そのチームとは、ラスベガス ラングラーズ です。


昨季の記事で紹介したとおり、
一昨季のアジアリーグで、ベストディフェンシブDF賞に輝いた、
元日本製紙クレインズの マイク ・マディル 選手が、キャプテンを務めている
ラスベガスは、
ニューイヤーデーの1月1日に、「ウインタークラシック」を開催すると発表。

舞台となるのは、ホームリンクの オーリンズアリーナ


NHLアウォードの会場に近い、このアリーナは、
オーリンズ ホテルの一角にあります。

ラスベガスのホテルには欠かせない、カジノとバッフェレストランが並ぶ、
ホテルのロビーフロアから、通路を歩いて進んでいくと、
エントランスロビーの派手なネオンサインが、お出迎え(=ラスベガスらしいですね!)

    Orleans Arena


肝心のアリーナの中はと言うと、、、
片側のゴール裏にはスタンドがない代わりに、大きなビジョンが!

     Orleans Arena


ビジョンの下には、食事をしながら見られるリンクサイドシートや、
アッパーフロアにはスウィートボックスが設けられたりするなど、
8000人近い観客が、ホッケーの試合を楽しむことができるアリーナです。

     Orleans Arena


と、ここまでご覧になって、
「普通のアリーナじゃないの???」と思われた方は、いらっしゃいませんか?

実は、まさしく そのとおり。
オーリンズ アリーナは、決して大きく特筆すべき点のない試合会場で、
もちろん屋根もあります。

しかし、それでも何ら問題なし!

というのも、ラスベガスが企画したのは、
「インドア ウインタークラシック」 だからです !!


今度はこの企画を知って、
「ウインタークラシックのような演出を、どうやってインドアでやるの???」
と思われた方は、いらっしゃいませんか?

もっともな疑問ですよね。
ラスベガスの社長兼CEOの ビリー ・ジョンソン 氏は、こう話したそうです。

       アリーナのドアを開け放って、外の寒さと風を呼び込む!

           「え !? ・・・・・・・・・・・・・・・」。


さらに、「予算的な問題をクリアできれば」という条件付きながら、
ジョンソン氏は、こんなプランも抱いているとのこと。

       試合中に北風が吹く音を流し続けたり、人口の雪を降らせたい!

           「ムムム ・・・・・・・・・・・・・・・」。


半信半疑、、、というより、信じていない方も少なくないでしょうけれど、
ジョンソン氏は、ジョークを口にしているのではなく、至って本気です。


NHLの二つ下のリーグにあたる ECHL のマーケットは、決して大きくなく、
1988年の創設以来、多くのチームが経営難から解散したり、
合併をしたりしてきました。

リーグ側も、チームの負担を軽減させるために、
1試合のベンチ入り選手を、最大18人(GK2 + プレーヤー16)に定めるなど、
様々な方策を打ち出しています。

しかしながら、各チームの営業努力は不可欠。

そこで、どのチームも、マーケットが小さいことを利用して、
ホームタウンや地元のファンから、身近に感じてもらうために、
ありとあらゆるファンサービスを実施。


もちろんラスベガスも同様で、いろいろなイベントが行われる試合ごとに、
オリジナルジャージを作ったり、、、

       Ash Goldie(L) and Mike Madil
Source: lasvegaswranglers.com via Allyson on Pinterest




北米のホッケーチームにはお馴染みの モーベンバー や、
テディベアトス といったチャリティイベントはもちろん、、、

「パジャマでも観戦できる!」
と謳った 23時59分開始(実際のフェイスオフは0時過ぎ)のミッドナイトゲームや、、、

「世界初のトップレスプロホッケーチーム登場!」
とのコピーを掲げて、18歳未満お断りの試合を企画するなどして、
話題を提供し続けています。


このようなイベントゲームの中には、毎年恒例になっているものもあり、
ファンも楽しみにしているようですが、
ラスベガスは、NHLやAHLのチームとのアフィリエイト契約がなくなってしまい、
今季から、完全な独立採算のチームに。

そのため、あの手この手の仕掛けを、打ち続けなくてはならないのです。


元日に行う「インドア ウインタークラシック」も、
どうやら NHLのロックアウトが長引いて、
本家のウインタークラシックが中止になった時から、企画をし始めたようで、
開催を発表したのは、わずか2週間前。

当初は、試合後にリンクを開放して、
オープンスケートを楽しんでもらう予定だった日に、
この企画を付け加えた模様です。


そんな経緯があるからか、
こちらも「予算的な問題をクリアできれば」という条件付きながら、
ジョンソン氏は、NHLのロックアウトになぞらえて、
  勝利チームへのトロフィーに、チェーンと南京錠をデザインしようと思っている!
と冗談めかして話したそうです。

とはいえ、ジョンソン氏は、ジョークを口にするばかりではなく、
「回を重ねていって、いずれはアウトドアゲームとして開催できるようにしていきたい」
ともコメント。

小さなアイディアから誕生した、一見するとチープなイベントゲームが、
いずれは ECHL の歴史に新たな一歩を刻む、ビッグイベントに発展していくストーリーを、
思い描いているようです。


今年最後の記事で紹介したラスベガスに限らず、
来たるべき新しい年も、ファンがワクワクするような試合を、たくさん見たいですね!

「日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、どうぞ 良いお年をお迎えください !!」



NHL LOCKOUT 2012-2013 | comments(2) | trackbacks(0)
2012.12.30
London Knights Scoop
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日の「語りべ」通信のタイトルは、「ロンドンナイツスクープ」!

このタイトルを目にすると、思わず、、、
複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れたく…
なってしまいそうですけれど(笑)、ご心配なく! ホッケーの話です。


皆さんは、ロンドンナイツ というチームを、ご存知ですか?


北米の五大湖周辺をホームタウンとする20チームが所属する、
カナダの(アメリカのチームも含まれますが)ジュニアリーグ、
OHL(オンタリオ ホッケーリーグ)のチームで、
古くは、ダリル ・シットラーディノ ・シサレリ といった殿堂入りした名選手。

さらに、ポイントゲッターとして知られる ブレンダン ・シャナハン に、
リック ・ナッシュコーリー ・ペリー 各選手といった、
多くのスタープレーヤーを育て上げたチーム。


そして、それと同時に、
今、北米で最もホットなチーム なのです!

というのも、先月2日(現地時間)のホームゲームで白星を手にして以来、
昨夜の試合まで、「23」連勝中!


明日の大晦日と、元日の試合でも勝利すれば、
WHL(ウエスタン ホッケーリーグ)、QMJHL(ケベックメジャージュニア リーグ)も含めた、
CHL(カナディアン リーグ)のシングルシーズン記録に並ぶ 「25」連勝 !!


そんなチームを率いているのは、デイル ・ハンター ヘッドコーチ

     Dale Hunter


2001年にチームの経営権を購入し、
弟のマーク氏と共同オーナーに就いたのとともに、
自らはヘッドコーチとして采配を振り、
2005年には、カナダのジュニアチャンピオンに与えられる、メモリアルカップを獲得!

このような実績を評価され、
昨季の途中に、低迷していたワシントン キャピタルズ から白羽の矢を立てられ、
ヘッドコーチに就任。


前評判を覆し、前年の覇者・ボストン ブルーインズを下して、
ワシントンを、プレーオフのセカンドラウンドまで導きました
が、
シーズン終了後に、「家族との時間を大事にしたい」と、再契約の要請を断り退団。

今季から、再びロンドンへ戻り、社長兼ヘッドコーチの要職を担っています。


ハンター ヘッドコーチは、前述したナッシュ、ペリー両選手をはじめ、
多くのスター選手たちを、NHLへ送り出した実績を誇り、
育成手腕には一目置かれていますが、
今季のロンドンにも、楽しみな若手選手がいるんですよ〜

その選手とは、マックス ・ドミ 選手!(17歳)

「ドミって、もしかして???」
と思われる方も、いらっしゃるでしょうが、
トロントのファンを熱くさせた、あの タイ ・ドミ 氏の息子さんです !!


ドミ選手は、父と同じFWですが、
本職はセンター。しかもスティックハンドはレフトと、いずれも父とは異なります。

しかし、最大の違いは、プレースタイル。

お父さんは「超」がつくほどの暴れん坊だったのに対して、、、

    


ドミ選手(背番号16)は、スキルとスピードを武器にしたプレーが持ち味で、、、

    


来年のNHLドラフトでは、一巡目指名確実! と評されています。


ドミ選手が在籍するロンドンナイツには、
このまま勝ち続けて、CHL記録の「25」連勝はもちろん、

(引分けがあった当時の)「29」試合連続黒星なし!

のシングルシーズン レコードや、

足掛け2季にわたる 「49」試合負けなし!

といった大記録への期待も高まります。


目にする機会は、なかなかないでしょうけれど、
“今、北米で最もホットなチーム ” ロンドンナイツ の戦いを、
ウェブサイトなどで、チェックしてみてくださいね!




アイスホッケー | comments(0) | trackbacks(0)
2012.12.27
Boxing Day Fever
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

クリスマスが終わって、お正月の食品を買う人の姿が、
日本の各地で見られ始めているようですが、
北米やヨーロッパの一部の国では、ボクシングデーのバーゲンセールがスタート!

ご存知の方も多いでしょうが、
クリスマス翌日の26日は、ボクシングデーと呼ばれ、
もらったプレゼントの中から、教会へ持ち寄られた物などが、めぐまれない人たちへ贈られ、
そのプレゼントの箱を開ける日というのが、由来とのこと。

しかし近年では、クリスマス休暇が終わったデパートやショップが、
ニューイヤーへ向けて、一斉にバーゲンセールを始めることから、
モールやデパートへ大勢の人たちが出向き、にぎわいを見せています。


ところが、ボクシングデーの昨日(現地時間)は、モールやデパートの他にも、
スポーツの試合に集まった大勢の人たちで、
にぎわった場所があったのを、ご存知ですか?


その場所とは、エアカナダセンター です!

    AIR CANADA CENTER


カナダ最大の都市トロントの中心部にある エアカナダセンターは、
NHLのトロント メイプルリーフスをはじめ、
NBAのラプターズ、NLL(ラクロス)のロックが、ホームアリーナとしていますが、
ラプターズはロードゲームへ向かい、NLLは来月に開幕。

そして、もちろんリーフスの試合は、
ロックアウトが続いているため、行われるわけがありませんよね。

では、何の試合が行われたのかというと、
NHLの一つ下のAHLに所属する トロント マリーズ のホームゲーム!


リーフスのファームチームにあたるマリーズは、
エアカナダセンターから、西へ3kmほどの場所にあるリコーコロシアムを、
ホームアリーナにしています。

「ホッケーが大好き!」
という人ばかりの土地柄に加え、ダウンタウンエリアに近いとあって、
いつもスタンドは超満員 !!

なのかと言うと、決してそうではありません。


どんなに弱くても(失礼!)、本家・リーフスのブランドが偉大すぎるのか、
AHLの試合には、なかなか足を運んでもらえず、
マリーズのチケットセールスは苦戦続き。

約8000人収容のスタンドを有するリコーコロシアムでの
昨季のレギュラーシーズンの平均観客数は 「5480人」

この数字は、30チームから成るAHLの中で 「14番目」

リーグ全体の平均観客数 「5638人」 にも届いていないため、
ホームゲームの前に、リーフスの練習を行って、
「マリーズの試合のチケットを買えば、リーフスの練習も見られるよ!」
というように、様々なプロモーションをしてきました。


そんなマリーズが、この冬、大きなプロモーション戦略を打ち出しました!

   


リーフスのホームアリーナのエアカナダセンターで、ホームゲームを開催。
しかも対戦相手は、
モントリオール カナディアンズのアフィリエイトチームの、ハミルトン ブルドッグス。


   3ヶ月近く経ってもNHLが見られないファン心理をくすぐって!

   財布の紐が緩みがちのボクシングデーに!

   リーフスの永遠のライバルであるモントリオールの弟分と激突!

   
というのは、なかなかのアイディアですよね〜


そうは言っても、8000人収容のリコーコロシアムさえ、
なかなか満員にならないチームが、、、

   RICOH COLISEUM



NHLでも一ニを争うほど、チケットの入手が困難だと言われるエアカナダセンターで、
ホームゲームを開催して、どのくらいお客さんが集まるのか???

   AIR CANADA CENTER



現地メディアやファンの中からは、
このように、いぶかしく思う声も出ていたそうですが、
昨日の試合に集まった観客の数は、

驚くなかれ、、、 「18800人!!」


1月にフィラデルフィアで行われた「アウトドアクラシック」をはじめ、
屋外スタジアムでのイベント試合を除くと、AHL史上最高観客数 を記録しました !!


開幕前にもお届けしたとおり
ロックアウトの影響で、NHLの若手選手たちがプレーしているチームも多く、
AHLにとって、今季は大きなビジネスチャンス。

トロント以外にも、NHLのホームアリーナで試合を行うチームも見られるなど、
どのチームも、あの手この手のプロモーション戦略を、練り続けているようなので、
ファンがビックリするような試合が、これから見られるかもしれませんね。


★本日の小ネタは…
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アイスホッケー | comments(2) | trackbacks(0)
2012.12.25
Young Korean Player Has Signed With Cranes
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日、日本製紙クレインズは、高麗大学4年生の
シン ・ヒョンユン 選手(FW #35 182cm 80kg 1990年8月29日生まれ)
と新たに契約を結んだことを発表しました。

Hyung-Yun Shin
シン ・ヒョンユン選手は、延世大学とともに、
韓国屈指の強豪校に数えられる高麗大で、
1年生から主力セットに起用されるとともに、
韓国代表の一員として、
「U20世界選手権」に出場した経歴の持ち主。

最上級生になった今季は、キャプテンに任命され、
シーズン最初の主要大会の「全国大学選手権」で、
MVPと最多ポイント賞に輝く活躍を披露して、
チームを全勝優勝に導きました。


このような実績に加え、
練習に汗を流す姿も目の当たりにした佐々木博明監督は、
「スケーティングの技術が高く、スピードを生かしたプレーが持ち味で、
またウィングであるが、ゲームメイクも出来る選手。
日本の生活、チームのシステムに早く慣れて、レギュラーポジションを獲得して欲しい」
と大きな期待を寄せています。


6日から行われていた「総合選手権」が終了し、今季の公式戦が全て終了したため、
(韓国の年度末となる)2月の卒業を待たず、
クレインズとの契約に至ったシン ・ヒョンユン選手は明後日に来日し、
翌日(28日)から、早速氷上練習に参加する予定。

自ら望んだ異国の地で、アジアリーグデビューの日に備えるにあたって、
   「日本製紙クレインズに入団できて、とてもうれしく思います。
   これからはクレインズのために、自分に与えられた役割をしっかりこなし、
   最善を尽したいです。
   日本での生活に早く慣れ、クレインズのホッケーを理解して、
   優勝への大きな力になれるように貢献したいです」
と意気込んでいるだけに、
日本のファンの前で、どんなプレーを見せてくれるのか楽しみですね!


      


◆ photo courtesy of KOREA UNIVERCITY ICE HOCKEY TEAM




アジアリーグ | comments(5) | trackbacks(0)
2012.12.22
Young Chinese Player Transfer To FreeBlades
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

一昨季、昨季と、チャイナドラゴンでプレーし、世界選手権にも出場した、
フウ ・ティンユ (胡天宇 1991年2月19日生まれ DF) 選手が、
東北フリーブレイズに移籍して、選手登録されることが発表されました。

   Tianyu Hu
   

中国アイスホッケー界への支援策として、
昨季からチャイナドラゴンを率いている 荒城啓介 監督
から、
「スケーティング能力が一番高い選手。日本人選手と比べても同等か、それ以上のレベル」
だと高い評価を受けている フウ ・ティンユ 選手は、
シーズン当初からの移籍が見込まれてしましたが、
ビザ取得作業などに、時間を擁してしまったとのこと。

その間、ドラゴンの練習に参加しながら、コンディションを整えていたそうなので、
DFの負傷者が出ているフリーブレイズを救う働きが、望まれそうです。


尚、フウ ・ティンユ選手が移籍することで、
アジアリーグ創設以来初めて、国外のチームでプレーする中国人選手が誕生!

日本人第一号となった 瀬高哲雄 (コクド→アニャンハルラ)
韓国人選手の先陣を切った シン ・ヒョンデ (アニャンハルラ→日光神戸アイスバックス)
両選手の移籍から遅れること 7年。

アジアリーグ創設時からの理念や活動方針が、また一つ 実現されました。


<追記>
フリーブレイズのオフィシャルリリースによると、
一昨季までチャイナドラゴンでプレーしていた際の
フ− ・ティエンユ とは異なる日本語表記での登録となった模様のため、
本文の表記を改めました。


アジアリーグ | comments(2) | trackbacks(0)
2012.12.21
NHL Cancels 50.8% Regular Season Games !
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日(現地時間)NHLは、
既に今月30日まで決定しているレギュラーシーズンのキャンセル期間を、
1月14日まで延長すると発表
しました。

これでロックアウトが、年を越してしまうことになったとともに、
全日程の半分以上にあたる 50.8% もの試合の中止が、決定しました。


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NHL LOCKOUT 2012-2013 | comments(0) | trackbacks(0)
2012.12.19
Happy Hockey Holidays !

  Happy Hockey Holidays!



日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今年も残り少なくなってきて、街はクリスマスムードが漂っていますが、
クリスマスシーズン恒例のイベントと言えば、、、

クリスマスゲームズ in SAPPORO



今年もアジアリーグの国内4チームが、二日間にわたる熱戦を繰り広げますが、

   22日「日本製紙クレインズ vs 東北フリーブレイズ」戦と、
   23日「日本製紙クレインズ vs 日光アイスバックス」戦は、

両試合ともに FMくしろ が、通常のラジオ放送と、
インターネットのサイマルラジオで生中継する予定です。


コーチとして手腕を発揮し、昨季のインカレで中央大学を初の日本一へ導いた、
腰越雅敬(まさたか)氏を、今年も放送席にお招きしてお届けしますので、
どうぞ お楽しみください!


また「クレインズ vs フリーブレイズ」戦は、
八戸テレビ でも、録画中継される予定です。
こちらも合わせてご期待ください!





Season's Greetings | comments(0) | trackbacks(0)
2012.12.18
ELECTIONS WEEK
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

12月も折り返しを過ぎ、だんだんと冷え込みが増してくるのにつれて、
ウインタースポーツのニュースを目にする機会が、増えてくる時期ですね。

しかし、アジアに目をやると、
日本と韓国の国内ナンバーワンを決める戦いや、
レギュラーシーズンが再開されたアジアリーグよりも、

一昨日 投票が行われた日本の衆議院選挙や、、、

    


明日 投票が実施される韓国大統領選挙の、、、

    


ニュースでもちきり!

残念ながら、アジアではホッケーのニュースを目にする機会は、ほどんどなく(涙)、
まさしく “選挙ウィーク” になっていますよね。


しかし、ホッケーに関する大事な投票のニュースが、
数多く報じられているところがあるのを、ご存知ですか?

そのニュースの発信源は、NHL です!


既に目にされた方も多いかと思いますが、
新たな労使交渉に関して話し合いが暗礁に乗り上げ、
各チームの経営者側によるロックアウトが続いているため、NHLの選手会側は、
「選手会を解散することに同意するか否か」
との投票を選手たちに呼び掛け、
日本の衆議院選挙と同じ16日(現地時間)から、受け付けが始まりました。



「え !? ロックアウト問題が解決する目処が立っていないのに、
どうして選手会を解散してしまうの?」

こんな声が聞こえてきそうですが、
丁度1年前に、ロックアウトが解決に至ったNBAにならったもの。

選手会を(形式上)解散することによって、
「ロックアウトは不当な行為」だとして、
日本の独占禁止法と同じ反トラスト法違反にあたると、
選手たちが独自に、オーナー側を訴えることが、できるようになるのだそうです。

昨年のNBAの場合でも、この動きが見られたあと、
オーナー側と選手たちが歩み寄りを見せ、
訴訟へ至る前に新たな労使協定が結ばれ、クリスマスの日に開幕を迎えました。

しかしながら、現地のメディアによると、
NBAよりも厳しい経営を強いられているチームが多いことを顧みて、
「訴訟が起こされた場合でも、ロックアウトの合法性が
裁判所で認められると、NHLが断言している」 との報道も。


選手会による投票は明後日まで続き、
賛成票が 2/3 以上であれば、選手会を解散し、訴訟への準備が進むと見られますが、
NBAのように、解決へ特効薬となるのか否かは、不透明な雲行き。。。

アジアの政局の行方はもちろんですが、
世界中のホッケーファンが注視する、こちらの投票の行方も気になるところです。


<追記>
AP通信などが伝えたところによると
投票の結果は、賛成「706」 反対「22」だったそうです。


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NHL LOCKOUT 2012-2013 | comments(2) | trackbacks(0)
2012.12.17
8Players Join a Halla From Univ, Finland & Canada
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日、アニャンハルラは、新たに8人の選手を登録したことを発表しました。


その中で注目されるのは、
   アン ・ジョンヒョン 選手(#78 FW 188cm 86kg 1993年8月20日生まれ)

   キム ・ジミン 選手(#92 FW 183cm 85kg 1992年1月29日生まれ)

という、カナダのジュニアリーグでプレーしていた二人。


プサン(釜山)出身の アン ・ジョンヒョン 選手は、
カナダ中西部のマニトバ州やサスカチュワン州のジュニアリーグのチームに所属し、
DFでのプレー歴もあるとのこと。


一方、ソウル生まれのキム ・ジミン 選手は、
カナダと、アメリカのニューヨーク州にある20チームで構成される、
オンタリオ ジュニアリーグで腕を磨いた選手。

1年前からは、ブライアン ・ブシェ 選手(カロライナ ハリケーンズ)や、
アンソン ・カーター 元選手らも(前身のチーム時代に)在籍したことがある、
トロント ジュニア カナディアンズ (← ナイスなネーミングですね!)でプレーをしていました。

    Jimin Kim



アジアリーグでのプレー歴はないものの、既に韓国代表でも活躍し、
今季はフィンランドの2部リーグに移籍していた、
ソン ・ウジェ 選手(#81 FW 185cm 88kg 1992年1月31日生まれ)とともに、
海外での経験を活かして大きな戦力となれるか !?   期待が集まります。

        Woo-je Sung



またハルラは、同じくフィランドの2部リーグでプレーしていた キム ・サンウク 選手が、
兵役任務に就いた兄のギソン選手がつけていた背番号「1」で、
再びアジアリーグでプレーすることも、合わせて発表しています。


<追記>
High1チームも、高麗大学4年生の4選手との契約を結んだことを、
パク ・ビョンチョル マネージャーが、自らのブログを通じて公表しました。

韓国総合選手権で優勝した勢いを、
アジアリーグのレギュラーシーズンで発揮するためにも、新戦力の活躍が望まれますね!


尚、一部表記を改めました。









アジアリーグ | comments(2) | trackbacks(0)
2012.12.14
High1 Won Back-to-Back Korean Championship
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

ソウル市内のモクトンアイスリンクで、
6日から行われていた第67回 ・韓国総合選手権が、今日幕を閉じました。


決勝戦は、予選リーグから通じて、ともに3連勝で勝ち上がってきた、
High1(ハイワン)とアニャンハルラが、3年続けて激突!

試合はハルラが先制しましたが、
第2ピリオドに入ると、High1が反撃に転じ、
#55 キム ・ヒョック 選手のショートハンドゴールで、試合を振り出しに戻すと、
#86 ソン ・ドンファン 選手のゴールで逆転に成功。

その後も、カウンターチャンスを活かして、74 アン ・ヒョンミン 選手のゴールで加点し、
4-2 とリードして、第2ピリオドを終了したHigh1に対し、
流れを変えたいハルラは、第3ピリオドから GKを #31 オム ・ヒョンスン 選手へスイッチ。

試合終了2分前には 4-5 と、1点差まで詰め寄りましたが、
その30秒後に、#33 スコット ・バーニー 選手のラップアラウンドで、再びリードを広げられ、
最後は、ソン ・ドンファン 選手のスティックから、この日 3得点目となる、
エンプティネットゴールを放たれ、とどめを刺されてしまいました。


7-4 のスコアでライバルを下し、
昨年に続いて、韓国ナンバーワン のタイトルを手にした High1は、
カンウォンランド時代から通じて、5度目の優勝。

来年の大会で、チーム2度目の3連覇の期待がかかるとともに、
6連敗を喫するなどして出遅れ、ここまで6位に低迷してしまっている、
アジアリーグのレギュラーシーズンでの巻き返しが、期待されます。


また、東北フリーブレイズから移籍した 石岡敏 選手は、
昨年の 河合龍一 選手に続いて二人目となる、日韓両国の選手権でチャンピオンに!

オリンピック予選にも出場した #11 イ ・ユウォン 選手に加え、
#14 ソ ・シニル 選手の主力FWが、今月に入り揃って兵役任務に就いたため、
石岡選手の今後の活躍に、大きな期待が集まりますね!

     Bin Ishioka


<追記>
スポーツ朝鮮が報じたところによると
今大会の最優秀選手は、決勝戦でハットトリックを達成した ソン ・ドンファン 選手!

ソン ・ドンファン選手が MVPを受賞したのは、
ハルラ在籍時の一昨季以来、2年ぶり。


日光アイスバックスに在籍していた昨季は、(もちろん)総合選手権に出場していないため、
異なるチームで、いずれも優勝に貢献して、
2大会連続してMVPに輝いたのは、見事な働きだと言えますよね。





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