加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -
2013.01.26
Most Pivotal Player 
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

終盤に差し掛かってきたアジアリーグのレギュラーシーズンは、
今週末に、日本、韓国、中国の3ヶ国で、試合が予定されています。

そのうち、国内唯一のカードとなるのは、東北フリーブレイズ vs 王子イーグルス


両チームの対戦は、八戸で行われる今週末の2連戦をもって、全日程を終えますが、
ここまでの戦績は、全日本選手権も含め、
イーグルスの6戦全勝 と、明暗がくっきり。


最も近いところでは、昨年末の「クリスマスゲームズ」での対戦でしたが、、、
   「ウチとの試合では、いいセーブをされているので、
   イヤなイメージを与えるために、ゴールへ向かう姿勢を持って戦ってくれました」
とイーグルスの山中武司監督が、選手たちを称えていたとおり、
2度の先発で、セーブ率 93.8% と苦しめられていた GKの畑享和(みちかず)選手を、
第1ピリオド途中でノックアウトして、5-1のスコアで快勝しました。


対して、完敗を喫してしまったフリーブレイズの クリス若林監督は、、、
   「イーグルスと対戦する時は、ロースコアの試合展開に持ち込まないと厳しいので、
   プレースタイルは泥臭く、アグレッシブに戦わなくてはいけないですし、
   最高のパフォーマンスを見せないと、勝つチャンスは生まれてこないと思います」
と少し厳しい表情で、試合を振り返っていました。


このように、難敵を地元に迎え撃つフリーブレイズにとっては、
ディフェンス面で奮起して、ロースコアの接戦に持ち込む展開が、
イーグルス戦初勝利への近道になりそう。


そこで「語りべ」が、注目したいのは、萩原優吾 選手(写真左)の存在です!

     Yugo Hagiwara(L)


大久保智仁選手に次いで、
フリーブレイズでは、2番目のベテランDFになる萩原選手は、
こちらの写真が示すように、相手チームの外国人選手とも数多くマッチアップする上、
ファイティングも辞さない “頼もしい存在” !

それだけに、ロースコアの接戦に持ち込む展開のためには、
萩原選手のディフェンス力が、必要不可欠になりそうですね。


しかし! 「語りべ」が注目するのは、
萩原選手のディフェンス力だけではありません。

今週末のイーグルス戦では、萩原選手のオフェンス力 も見逃せませんよ !!


「え !?」 
こう思わず言ってしまった人がいるかもしれませんけれど、それもそのはず。

というのも、7年目を迎えた萩原選手が、
アジアリーグの公式戦で決めた得点は、わずかに「4ゴール」だけ…。


ところが、そのゴールを振り返ってみると、、、

まず、日光神戸アイスバックスの一員となったルーキーシーズンに、
プレーオフの初戦で、王子製紙(どちらも当時のチーム名)相手に公式戦初ゴール!

誰もが予想していなかったサプライズゴール(失礼)が効いたのか、
オーバータイムにもつれて、アジアリーグ歴代最長試合になった末、アイスバックスが勝利。

さらに、その勢いに乗って、
3勝1敗で王子とのシリーズを制すアップセット劇を演じました。


続く2年目には、レギュラーシーズンで2得点しましたが、
これも、新横浜(集結シリーズ)と日光での王子戦!


このようなキャリアを誇るとあって、アイスバックス在籍時は、萩原選手と会うたびに、
「王子キラー!」
と声を掛けていたのですが(笑)、
フリーブレイズに移籍した今季、実に5季ぶりゴールを決めた試合の相手も、
ナント、 イーグルス !! (=12月23日@札幌)


ここまで聞いたら、フリーブレイズファンの方は、
萩原選手のオフェンス力にも、期待したくなりますよね〜(笑)

5日前に31歳の誕生日を迎えましたが、
まだまだ若手に負けないアグレッシブなプレースタイルを、見せ続けているだけに、
今日と明日のイーグルス戦では、本職の守りはもちろん、攻撃面でも、
萩原選手が “最も注目すべき選手” だと言えそうです。


イーグルスが、シーズン全勝して、このカードを戦い終えるのか !?

それとも、フリーブレイズが、地元ファンを沸かすことができるのか !?

テクノルアイスパーク新井田(にいだ)で開催される両試合は、
いずれも八戸テレビ で録画中継されます。

会場内では、佐藤弘一 (こういち)前女子日本代表監督の解説とともに
場内限定FM生放送がオンエアされる予定ですので、ラジオを持って お出掛けください。



アジアリーグ | comments(4) | trackbacks(0)
2013.01.25
KOREAN HOCKEY ELECTED THE NEW LEADER
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

韓国アイスホッケー協会の次期会長選は、
今日行われた同協会の代議員総会に於いて、
通算5期目へ向けて再選を目指していた、現職の パク ・カプチョル 氏を退け、
現副会長で、アニャンハルラのオーナーでもある チョン ・モンウォン 氏が、
過半数の票を集め、第22代会長に選出されました。

    Mong-won Chung


これまでにも、何度か「語りべ」通信で紹介してきましたが、
チョン ・モンウォン氏は、アジア通貨危機の余波を受け、
多くの企業が廃部の決断を下す中、
グループ会社の経営権を手放してまでチームを守り続けたほど、大のホッケー好き!

ハルラグループの会長を務め、多忙な毎日を過ごしているにもかかわらず、
世界選手権で、韓国代表チームの団長を買って出たり、
ハルラの試合を観戦しに、国内はもとより、日本のリンクへも頻繁に足を運び、
選手たちのプレーを、熱心に見つめ続けています。(右側に立っている方です)

     Mong-won Chung(R)


現地メディアによると、チョン ・モンウォン氏は、会長選へ立候補するにあたって、
次のような青写真を発表したそうです。

  2018年に開催される「ピョンチャン オリンピック」へ、
  韓国代表が、男女揃って出場できるよう、
  代表選手や指導者の能力向上を目指し、海外研修プログラムを整備するとともに、
  韓国系を中心とする外国人選手の帰化などを進める組織を設立する。

  また、それと並行して、国内での底辺拡大のためにも、積極的な支援をしていく。



韓国協会会長の任期は、今年から4年間。

そのため、新たに会長に就任するチョン ・モンウォン氏は、
ピョンチャンオリンピックへ向けての舵取り役を、担うことになるだけに、
韓国国内はもちろん、アジアのホッケー界のリーダーとしても、大きな期待が集まります!







アイスホッケー | comments(2) | trackbacks(0)
2013.01.24
Garrett Bembridge Made New Asia League Record
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今夜、上海郊外にある松江大学城体育中心で行われた、
「日光アイスバックス vs チャイナドラゴン」戦で、
アイスバックスの ギャレッド ・ベンジブリッジ 選手が、7ポイント をマークして、
アジアリーグの「1試合最多ポイントタイ記録」を達成。

さらに、いずれもアシストだったことから、
7季前のミタニ ・ダーシ選手(当時・クレインズ)や、
昨季の上野拓紀選手(アイスバックス)が持つ「6」を塗り替え、
1試合最多アシスト新記録を樹立しました!

   Garett Bembridge


ちなみに、「7アシスト」という数字は、
あの ウェイン ・グレツキー 氏らが持つ「NHLの1試合最多記録」と同じ。

リーグのレベルの違いには、あえて触れないことにして(苦笑)…
ベンブリッジ選手の活躍は、お見事ですね!



アジアリーグ | comments(7) | trackbacks(0)
2013.01.13
HOCKEY is BACK  NHL Will Begin Jan. 19
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今月6日(現地時間)に労使交渉が大枠で合意に達したNHLでは、
昨日(現地時間)、選手会の投票による採決が行われ、
「667 対 12」の賛成多数で、オーナー側の提案を受諾。

新たな労使協定が締結に至ったのを受けて、
昨夜、NHLは今季のスケジュールを発表しました。


それによると、開幕は今月19日(土曜日)。

初日から、いきなり13試合が行われますが、
そのうちステイプルセンターでは、
昨季の王者 ・ロサンゼルス キングスが、シカゴ ブラックホークスを迎え撃ち、
試合開始前には、チャンピオンバナーの掲揚セレモニーも!

   


今季のレギュラーシーズンは、
各チームが、同じディビジョンのチームと 4〜5試合
同じカンファレンスの別ディビジョンのチームと、それぞれ3度顔を合わせ、
合計48試合を戦うレギュラーシーズンを、4月27日まで行い、
東西両カンファレンスの上位8チームずつが、プレーオフに進出。

プレーオフは 4月30日から、(最長で)6月28日まで。
例年と同じく、ベストオブ7のシリーズによって争われ、
4つのラウンドを勝ち抜いたチームが、スタンレーカップを手にします。

尚、レギュラーシーズンのスタートが遅れるのに伴って、
トレードのデッドラインは、4月3日
FA選手との交渉解禁日は、7月5日 に。

加えて、短期間でのレギュラーシーズンになることで、
異なるカンファレンスのチームとの対戦は組まれず、
近年にはなかった同じ会場での2連戦が組まれるなど、変則的な日程も見られます。



開幕に先駆け、各チームは今日から(公式の)トレーニングキャンプに入りますが、
見逃せないチームは、何と言っても ミネソタ ワイルド!

最大のトピックスは、オフの(制限なし)FA選手の中で、トップ3に数えられていた、
ザック ・パリズィ (写真右)、ライアン ・スーター 両選手の獲得。

   


攻守の要となる二人が加入して、大幅な戦力アップが見込まれるのに加えて、
トップ プロスペクトに評価されている、
ミカエル ・グランルンド 選手のプレーも、今季は見られそう!

   


以前の記事で紹介しましたが
一昨季の世界選手権で、ホッケーファンを驚かせた “ラクロスゴール” を披露するなど、
フィンランドの16年ぶりの世界一に、大きく貢献したグランルンド選手は、
活躍を称えられて切手にデザインされたほどの、高いスキルが光るウイングプレーヤー。

契約が残っていたため、昨季は祖国でプレーしていましたが、
今季はアメリカにわたり、ミネソタのファームにあたるAHLのヒューストンで、
開幕からレギュラーとして出場。

北米サイズのリンクにも、スムーズに順応していた模様なので、
ヤングスターのNHLデビューが、待ち遠しいですね。


また、同じノースウエスト ディビジョンでは、
エドモントン オイラーズ も必見!

FWでは、テイラー ・ホールジョーダン ・エベリー
さらに、ルーキーの ジャスティン ・シュルツ 各選手などなど、、、
グランルンド選手に引けをとらないスキルを誇る、魅力的なヤングスターが居並び、
多くの選手がAHLのファンを沸かせていましたが、キャンプを前にエドモントンへ凱旋。

ミネソタとともに、今季こそ(!)プレーオフ進出の期待が高まります。

   




対して、イースタン カンファレンスのチームで、視線を集めそうなのは、
ニューヨーク レンジャーズ!


なぜなら、イチロー選手と同じ日に、ニューヨークへトレードされた、この選手 が加わり、、、

   

   LW リック ・ナッシュ − CF ブラッド ・リチャーズ − RW マリアン ・ギャボリク

という “世界最強の(と呼んでも過言ではない)トップライン” を組んで、
戦うことが予想されるからです。

ベジナ トロフィー(最優秀GK)を手にした守護神の ヘンリク ・ランドクウィスト 選手を柱に、
昨季はイースタンの最少失点チームとなったのと対照的に、得点力は8位でしたが、
今季はオフェンス力が、一段とアップするのは確実!


同じくイースタンでは、アレクサンダー ・セミンジョーダン ・ストール 両選手が加入した、
カロライナ ハリケーンズ とともに、
FWの役者を揃えて、スタンレーカップ奪還を目指します。



これらの選手に加えて、もう一人、FWの役者として気になる存在なのが、
ヤロミール ・ヤーガ 選手!

  


ダラス スターズ の一員となったヤーガ選手は、
ロックアウトが続いていた間、生まれ故郷のクラドノに戻って、プレーしていましたが、
チェコ エクストラリーグのアシストトップの働きで、
4年続けて負け越していたチームを、4位に押し上げて、ダラスにやって来ました!


NHLの歩みを振り返ると、18季前にもロックアウトのため、
今季と全く同じ48試合に短縮して、レギュラーシーズンを行いましたが、
くしくも、その年のヤーガ選手も、
ロックアウト期間中は、クラドノをはじめとするヨーロッパのチームでプレー。

出場試合数を上回るポイントをマークし、上々のコンディションでNHLの開幕を迎えると、
自身初めてのアートロス トロフィー(最多ポイント)を受賞するなど、大暴れしたのです。


今季のレギュラーシーズンは、タイトなスケジュールでの短期決戦の上、
キャンプ期間もわずかとあって、
スタート時のコンディションが、大きく明暗を分けそう。

来月で41歳になるものの、故郷で大活躍していたヤーガ選手のプレーで、
ここ数年、閑古鳥が鳴く… アメリカン エアラインズセンターのスタンドへ、
ファンを呼び戻すことが、できるでしょうか?

人気選手の加入で、あぐらをかくことなく、チームも、
「開幕から2月末までのホームゲームは、12歳以下の子供は入場無料!」
とのファンサービスを打ち出しましたが、
開幕までの時間が、あまりにも短いだけに、
各チームのプロモーションスタッフは、文字どおり大忙し。


一方、忙しいと言えば、
ロックアウト期間中は、規定により禁止されていたトレードや、
FA選手との新規契約も解禁となったことで、
各チームのGMたちも、一気に忙しくなりそうですね。


★本日の小ネタは・・・

続きを読む >>
NHL LOCKOUT 2012-2013 | comments(5) | trackbacks(0)
2013.01.07
スレッジホッケー日本代表キャプテン須藤悟選手の切なる願い
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先週末から、2013年のアジアリーグの戦いがスタートしたのに続いて、
ロックアウトが終結に至ったNHLも、ようやく開幕の目途がつきました。

このように、ホッケー界では、新たなスタートの話題が続いていますが、
もう一つ、スレッジホッケー日本代表も、
12日から14日まで、長野県岡谷市の やまびこスケートの森で、
年明け初めてとなる強化合宿を開催します。

先日の記事で紹介したように、ソチ パラリンピック出場権を懸けての第一歩となる、
「世界選手権Bプール」へ向けて、選手たちが腕を磨く予定ですが、
その牽引役となるのは、須藤 悟 選手!


今季の日本代表は、主力選手が活動を辞退したことから、
キャプテンの重責を担うことになった須藤選手。

「もう少しおじさんも頑張りますね(笑)」
と冗談めかしながらも、“42歳の頼れるキャプテン” は、
プレーとハートで、日本代表を牽引し続けています。


そんな須藤選手には、切なる願いがあるのを、皆さんはご存じですか?

「語りべ」通信を、ご覧くださっている方は、覚えていらっしゃるでしょうが、
須藤選手は、腕利きの職人さんを求めています!

昨年2月5日の記事で告知をさせてもらいましたが、
残念ながら、まだ願いは叶わず…


来たるべきソチへの戦いへ向けて、須藤選手の働きは必要不可欠なだけに、
“スレッジホッケー日本代表キャプテン須藤悟選手の切なる願い”
を あらためて紹介します!


   ────────────────────────────────────────────────



「急募 ! 腕利きの職人さん求む !!」 (再掲載)


前回の「語りべ」通信では、日本代表チームの次世代を担う、
13歳の “FUTURE HERO” の話題を紹介しましたが

今日は一転して、
長年にわたり、日本代表を支え続けているベテランDFを紹介しましょう。

その人とは、須藤 悟 選手です!

          Satoru Sudoh


札幌在住で、北海道ベアーズチームに所属している須藤選手は、
2000年の世界選手権を皮切りに、日本代表の中心DFとして活躍中。

パラリンピックにも、2002年のソルトレイク以降、3大会続けて出場し、
一昨年のバンクーバーでは、見事に銀メダルを獲得しました!

だからといって、おごることなく、
時間をみつけては、自らのプレーの参考にしようと、
アジアリーグの試合会場にも足を運んでいる、努力家でもあります。


ところが、須藤選手には、ある悩みごとが…。

それは、スティックに関することなのですが、
まず何はさておき、須藤選手が愛用しているスティックを、ご覧ください。

  須藤悟選手愛用のスティック


ご覧のように、スレッジホッケーのスティックは、
ブレードからシャフトにかけての曲りが少ないのですが、
須藤選手のスティックは、他の選手のものよりも、さらに曲りが少なく、
ゴルフクラブに例えて言えば、かなりライ角が小さいものを愛用しています。
(ライ角のイメージがつかない方は、こちらのサイト を参照してください)

ところが、この慣れ親しんだスティックの生産を、メーカーが中止してしまい、
やむなく、もう少しライ角の大きいものを使ってみたものの、
「しっくりこなくて、プレーに影響してしまいそうです」 と話していました。


皆さんの中には、
「スティックのライ角が大きいと言っても、そんなに支障はないんじゃないの?」
と思われる方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。

今度は、須藤選手がプレーしているシーンを、ご覧ください。
(緑のジャージを来ているのが、須藤選手です)

  須藤悟選手(緑のジャージ)のプレーシーン


スレッジホッケーの場合、プレーの特性上、
スティックを持つ手の位置は、氷の表面に近くなります。

そのため、わずかにライ角が大きくなっただけでも、
ヒジを曲げた窮屈な体勢で、スティックを持たなくてはなりません。


それならば、最初からスティックを構えておけばいいのでは?
という声も聞こえてきそうですが、それも簡単なことではないのです。

というのも、ブレードと反対側のシャフトの先には、
スレッジ(そり)を漕ぐ時に使う ピック(小さな突起)がついていて、
スティックを素早く持ち替えながら、プレーをしなければならず、
ライ角に合わせた持ち方で、パックが来るのを待ち構えることは、できないのです。


しかも、須藤選手のポジションはDF。

フィットしないライ角のスティックを使うと、
氷の表面とブレードの間に、隙間ができやすくなってしまい、
「パックをクリアし損ねたり、パスレシーブをミスしてしまう確率が高まるかも…」
と話しているように、戦う上で大きなリスクが生じることに!


このような事情から、須藤選手は、
メーカーが生産を中止してしまった愛用品に代わる、新しいスティックはないか?
他のメーカーや、ホッケーショップなどを通じて、問い合わせているのですが、
色よい返事は、まだ届いていないそうです。

やむを得ず、今までのスティックを補修しながら、何とかプレーを続けているとはいえ、
スティックの消耗は激しく、そろそろ限界に。。。

来月には、世界選手権。
そして来季は、ソチ パラリンピックの出場権を懸けた戦いが、控えているとあって、
「メーカーは問わないので、プレーしやすいライ角のスティックが必要なんです」
と切望しています。


そこで、日本全国津々浦々の、、、
もとい、世界中の腕利きの職人の皆さん!

「2014年のソチパラリンピックで金メダルを狙う

日本代表の主力DFのスティックを作ってやろう!」

という男気あふれる方(と言いつつ、もちろん女性もOKです)は、いらっしゃいませんか?

自薦、他薦は問いませんので、興味や関心がありましたら、
こちらをクリックして、日本アイススレッジホッケー協会まで、どうぞご一報ください !!


  
【RECOMMEND YOU SEE】
★ スレッジホッケーに関する情報や話題は、こちらのカテゴリーの記事 をご覧ください。




パラアイスホッケー(スレッジホッケー) | comments(2) | trackbacks(0)
2013.01.06
Wakey ! Wakey !!   〜 NHL LOCKOUT ENDS 〜
      St. Louis Blues


Source: blues.nhl.com via St. Louis Blues on Pinterest




続きを読む >>
NHL LOCKOUT 2012-2013 | comments(10) | trackbacks(0)
2013.01.04
NEW YEAR BATTLE
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先月30日をもって、2012年の日程を戦い終えたアジアリーグは、
明日の苫小牧と上海の試合を皮切りに、レギュラーシーズンが再開されます。


そのうち、2013年最初の戦いとなるのは、、、

「王子イーグルス vs 日本製紙クレインズ」

   Oji Eagles vs Nippon Paper Cranes


苫小牧に乗り込んで新年のスタートを切るクレインズは、現在4位。
5位のHigh1(ハイワン)との差は、6ポイントしかありませんが、
残り試合数や、対戦相手との兼ね合いから、
「プレーオフ進出は確実」 との声も聞かれます。

そんなクレインズに関する この数字 → 「12試合」

これが何の数字か分かりますか?

正解は、オーバータイムまでもつれた試合数 です。


今季のクレインズは、開幕から24試合を消化していますが、
その半分にあたる「12試合」は、第3ピリオドまでに決着がつかず、
オーバータイム(OT)や、ゲームウイニングショット(GWS)に及んだもの。

シーズン「12試合」という数字は、
これまでの「10試合」を上回り、アジアリーグ創設以来最多!

年度によって各チームの試合数が異なるので、
総試合数に対する割合で換算しても、
(このあとの試合で、一度もOTに突入しなくても)既に年間最多記録を更新!

しかも、現在「5試合連続」して、OTに及ぶ試合を戦っていますが、
この数字も、6季前に SEIBUプリンスラビッツが記録した「4試合連続」を上回る、
アジアリーグレコードを樹立!


これほどまで、ロングゲームが多いなんて、
「クレインズの選手は、ホッケーが好きなんだなぁ」
という冗談が聞こえてきそうですけれど、
決して笑うことのできないのが、この数字 → 「10試合」

これが何の数字か分かりますか?

正解は、追いつかれてOTにもつれた試合数 です。


今季のクレインズがOTまで戦った「12試合」のうち、
実に「10試合」も、リードを奪いながら、逃げ切ることができなかったもの。

OT(GWSも含む)まで及んだ試合では、7勝5敗と勝ち越して、
一見すると、勝負強さを見せ付けているようにも思えますが、
勝点3ポイントを手にできなかった試合も、少なくありません・・・。

2013年は、誰もが認める勝負強さを披露して、順位を上げていきたいところですが、
逃げ切るためのディフェンス力はもちろん、
ここ一番で追加点を奪うオフェンス力も、カギになるかも?

日本代表選手と組むラインに抜擢されて、明日の試合でデビューする気配が漂う(!?)、
新戦力の シン ・ヒョンユン 選手をはじめ、
クラッチシューターの出現に、期待が集まりそうです。


対して、クレインズを迎え撃つイーグルスは、
2位の東北フリーブレイズに、勝点16ポイントも差をつけて年を越しました。

首位を快走するイーグルスに関する この数字 → 「16勝2敗」

これが何の数字か分かりますか?

正解は、シーズン最高勝率を記録するための成績 です。


全日本選手権終了後の記事でも触れましたが、
ここまで21勝3敗(OT、GWSでの勝敗も含む)のイーグルスが、
残りの試合で「16勝2敗」以上の成績を残すと、
7季前にクレインズが記録した「8割6分5厘」を上回って、
アジアリーグのレギュラーシーズン最高勝率となります!


「16勝2敗」 というと、かなり高い壁のように思えますが、
今季のイーグルスを見れば、決して不可能の数字ではありません。

特に、長丁場のレギュラーシーズンで重要視される、
ディフェンス力の安定感は抜群で、
昨季に続いて今季も、平均失点とペナルティキリングの防御率が、リーグトップ。

「ペナルティキリングには、誰が出ても、チームのシステムを全うしてくれるので、
自信を持って送り込むことができる」

兄の信雄氏と同様に“辛口” で知られる(!?)山中武司監督が、
ここまで言い切るほどだけに、
イーグルスのディフェンス力に、死角はなさそうです。


一方、オフェンス力についても、
今季は、平均得点とパワープレー成功率も、ここまでリーグトップ!

しかし山中監督は、決して満足していない様子で、
昨年最後の試合を終えたあとに、こう宣言していました。

「年明けからは、FWのラインをチェンジします。
プレーオフに向けて、誰と誰を組ませればベストなのかを見極めて、
4つのセットを、しっかりと作っていくつもりです」


このように、かなりシビアな視点で、オフェンス力を評しているのには、
実は理由があって、今季のレギュラーシーズンで敗れた3試合は、
「前半のチャンスを決められなくて、後手に回ってしまった」
からだと山中監督は分析。

それだけに、さらなる進化を目指すニューFWラインは、どのような顔ぶれなのか?
イーグルスファンの方だけでなく、明日の試合は見逃せません。



     「毎年、互角の星とりで終わっていますけれど、
     今季はイーグルスにかなわないぞ! と思わせたい」
 
と山中監督が言えば、、、

      「やっぱりクレインズには勝てなかったなぁ・・・ と言わせたい」
とクレインズの佐々木博明監督も、笑顔を交えて応戦。

“日本のアイスホッケー界の盟主の座を争う戦い” は、2013年も熱くなりそうですね!


新年の最初を飾る「イーグルス vs クレインズ」の “ニューイヤーバトル”の模様は、
FMくしろ が、通常のラジオ放送と、インターネットのサイマルラジオで、
明日、明後日ともに生中継!


解説には、最近は幼稚園児から人気抜群の(!?)この方 が、登場される予定です。
どうぞ、お楽しみに !!


アジアリーグ | comments(0) | trackbacks(0)
2013.01.03
NHL CLIFF
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

新しい年になって三日目を迎えましたが、どんなお正月を過ごされていますか?

ご家族とともにくつろいだり、旅行先でリフレッシュされている方も多いでしょうが、
お正月休みの間も、様々なニュースが届いていますね。

その中で、日本も含め、多くの国々で報じられていたのが、この話題!

     


アメリカでは、昨年末に期限付き減税策が失効するのに加え、
年明けには、財政赤字解消へ向けて、
政府の歳出を強制的に削減することが決まっていたため、
急激の財政の引き締めによって景気が冷え込む “財政の崖” を、
危ぶむ声が聞かれていましたが、ひとまず回避。

アメリカのみならず、日本も含めた世界各国へ波及すると言われた問題だけに、
(2ヶ月先には再燃するでしょうけれど…)一安心ですね。


しかし、その一方で、またまだ一安心とは言えないのが、NHLです。

チームオーナーの意向を受けたNHLと、選手会による労使交渉は、
元日も含めて、連日催されていますが、
片方が新たな労使協定案を打ち出すと、
もう片方が、それに応じて対案を提出するという交渉を繰り返し、
昨夜(現地時間)の交渉でも、結論には至りませんでした…。


両者の交渉は、今夜も行われる予定になっているだけに、
何とかして妥協点を!
と期待したいところですが、気がかりな点も…。

というのは、NHLの ゲーリー ・ベットマン コミッショナーは、
現地のメディアに、以下のようなプランを口にしたそうです。

    「各チーム48試合のレギュラーシーズンを、今月19日に開幕したい」


昨年末の記事で紹介したとおり、
既に14日までの試合については、全てキャンセルされている
ため、
週末から、例年よりも34試合ずつ少ないレギュラーシーズンを、スタートさせる!
というのは、現実的なプランですよね。

ただ、ベットマン コミッショナーは、こうも述べていたとのこと。

 「そのためには、11日までに(新たな労使交渉が)合意に達する必要がある」


ベットマン コミッショナーは、公式な見解ではないものの、
各チーム48試合のレギュラーシーズンは、ミニマムだと考えている模様で、
今季のNHLが開催されるか否かは、「1月11日」 がタイムリミットになりそうな雲行きも。。。


アメリカの “財政の壁” は、タイムリミット寸前で回避されましたが、
“NHLの壁” も、回避することはできるのでしょうか???
  
【RECOMMEND YOU SEE】
★ NHLロックアウト関連のニュースは、こちらのカテゴリーの記事 をご覧ください。


★ 本日の小ネタは…

続きを読む >>
NHL LOCKOUT 2012-2013 | comments(2) | trackbacks(0)
2013.01.01
Season's Greetings  January 2013

   NHL LOCKOUT CONTINUES /  Seasons Greetings January 2013





Season's Greetings | comments(3) | trackbacks(0)
1 / 1
__