加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2013.03.25
Another Asia League Playoffs in Sapporo
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

アジアリーグのプレーオフは、
一昨日、昨日の二日間、ファイナル第1戦と第2戦が行われました。

いずれもオーバータイムまで及び、
白鳥アリーナに詰め掛けたファンが、手に汗握る試合となりましたが、
先週末は、苫小牧だけでなく、
もう一つの「アジアリーグ ・プレーオフ」が、札幌で行われたのをご存知でしたか?

それは、「J-アイス」のプレーオフです!


2005年から始まったJ-アイスは、
北海道(ノース)と、西日本(ウエスト)二つのディビジョンで、
社会人チームによるリーグ戦を、開催してきましたが、
今季から、関東・甲信越地区のイーストと、
広島、山口、愛媛、福岡各県のチームによるサウスディビジョンを新設。

さらに、各ディビジョンのトップチームによる、プレーオフを開催して、
“社会人日本一チーム” を決める大会へ、エクスパンション(拡大)されました。


エクスパンションに際して、
「高校及び大学とアジアリーグをつなぐ、強化事業の一環である」
との理念を掲げ
、従来の日本アイスホッケー連盟に加えて、
アジアリーグアイスホッケー ジャパンオフィスとの共催になったことから、
大会名は、、、

   Another Asia League Playoffs

 2012-13 アジアリーグアイスホッケー
 日本アイスホッケーリーグ J-アイス プレーオフ


オフィシャルゲームアナウンサーを務めていた札幌アイスホッケー連盟のSさんは、
素敵な声で、スラスラっとアナウンスをされていましたが、
まるで古典落語の寿限無のように、長〜い大会名ですね(笑)

大会名はさておいて、決勝戦を前に、
香川アイスフェローズの 今政則 選手(元日光アイスバックス)が、
「もちろん(タイトルを)狙っています」
と意気込んでいたように、選手たちは闘志満々!


今大会は、

 ・釧路厚生社アイスホッケークラブ(ノースディビジョン)
 ・群馬県選抜(イースト)
 ・香川アイスフェローズ(ウエスト)
 ・福岡県県選抜(サウス)

という各ディビジョンの優勝チームによる、トーナメントで争われましたが、
創設以来、J-アイスをリードしてきた釧路厚生社と、アイスフェローズが激突した決勝は、
掛け値なしに “ガチ” の戦いに!

スタンドの両チームのファンから、大きな歓声が飛び交う中、
第3ピリオドに逆転した 釧路厚生社 が、初代王者に輝きました!

   Kushiro Kousei-sya Ice Hockey Club


釧路厚生社は、有力な選手が揃い、
全日本選手権で、トップリーグのチームと何度も接戦を演じてきた、
“社会人チームの雄” であるだけに、戦前から「優勝候補」との声も。

しかし、ベンチで指揮を執った 安藤祐輔 コーチ(元西武鉄道)は、
「ホッとしました。応援に駆けつけてくださった人や、
札幌まで来られなかったけれど、いつも釧路で支えてくださっている方々のおかげです」
と試合後に、安堵の表情を浮かべていました。

     Yuusuke Ando


というのも、釧路厚生社は、
今季から全日本選手権の参加チームが、見直されたのに伴って、
かつてのBプールに相当する「日本アイスホッケー連盟会長杯」への出場を見送り、
「この大会に賭けていた」(安藤コーチ)からだったそうです。

大きなプレッシャーのかかる戦いになったものの、
見事な働きで、チームを初代王者に導いたのが、GKの 石原寛 選手兼任監督!

     Hiroshi Ishihara


釧路短大附属(現武修館)高校から東洋大学へ進み、
釧路厚生社に入社した石原選手の名前は、
あまり社会人チームに詳しくない方でも、耳にされたことがあるのではないですか?


あらためて石原選手を紹介すると、
前述したとおり、全日本選手権でスーパーセーブを連発し、
トップリーグのチームと、何度も接戦を演じてきた立役者と言える、
釧路厚生社の守護神。

ポテンシャルの高さを見込まれて、西武鉄道(当時)から誘われながらも、
「(チームを創設した 中山勝範 現代表取締役会長の)
男気にホレたので、この人について行こう!」(石原選手)
との思いで、釧路厚生社のゴールを守り続けてきました。

3年前には現役を退き、監督に就任しましたが、
昨季終了後、GKが退団してしまったことから、
プレーイングマネージャーとして、選手再登録。

2年間のブランクがありながらも、12月のJ-アイスで実戦復帰を果たし、
今大会では、2試合ともにフルマスク。

ブランクを全く感じさせないセーブを披露して、ベストGKに選ばれました!


     Hiroshi Ishihara(R)   

試合後には、まるで少年のように(!?)、
選手として、チームメイトと喜び合う姿が見られましたが(写真右)、
表彰式終了後に話を聞かせてもらうと、落ち着いた口調で、こう話してくれました。

   やっとここまで来たなぁって、思いますね。
   J-アイスが始まって以来、ずっと拡大して欲しいと、願い続けてきましたから。

   (表彰式終了後に)坂井(寿如日本アイスホッケー連盟常務理事)さんが、
   「社会人の選手たちが、一生懸命やっていたし、
   こんなに試合も盛り上がっているなら、もっとアピールしていかないと」
   と言ってくれていましたから、連盟の人たちに、
   (社会人ホッケーの魅力を)少しは感じてもらえたのかなと思います。


かつての全日本選手権は、
日本リーグの6チームが集まるAプールに対し、
社会人チームが参加するのは、Bプールだったことから、
今でも社会人チームの全国大会を「B級」と呼ぶ人が、多くいます。

しかし、クラスは “B級” だったとしても、
石原選手をはじめ、シビアな環境の中でもパックを追い続け、
高い意識をもってホッケーと接している、
“Aクラス” のプレーヤーの姿が、たくさん見られます。

今大会の設立理念の中には、
「アイスホッケー競技の全国普及を目的に、
全国競技として広くアイスホッケーを観戦する事ができる環境を提供する」
との言葉も記されているだけに、
これからの盛り上がりを、期待したいですね!


★本日の小ネタは・・・

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アイスホッケー | comments(3) | trackbacks(0)
2013.03.22
Martin Brodeur Returns ! and Scores !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事で紹介したように
アジアリーグは、ファイナルを残すのみとなりましたが、
1月19日に開幕した今季のNHLでは、
レギュラシーズンが終盤に差し掛かってきました。

労使交渉が難航し、ロックアウトが続いたため、
今季のレギュラーシーズンは、通常よりも大幅に少ない48試合
で争われているとあって、
例年にも増して、大混戦模様!

現在(現地時間昨夜の試合開始前)イースタンカンファレンス9位と、
プレーオフ進出圏内(上位8チーム)まで、あと少しのニュージャージー デビルスが、
ノースカロライナ州のローリーに乗り込んで、
カロライナ ハリケーンズとの試合に臨みました。


この試合の最大の注目ポイントは、
ニュージャージーの守護神 マーティン ・ブロデューア 選手の復帰!

背中を痛めた影響から、
先月21日の試合を最後に、先発から遠ざかっていたブロデューア選手の復帰は、
プレーオフ進出のために、順位を上げなければならないニュージャーにとって、
何よりのプラス材料。

    


およそ1ヶ月ぶりの実戦にもかかわらず、
試合前のブロデューア選手の表情からは、余裕すら感じられましたが、
この姿にウソはなく、まるで何事もなかったかのように、
試合の序盤から、ブランクを全く感じさせないプレーを披露。


すると、そんなブロデューア選手の復帰を祝うかのような、思わぬプレーが飛び出しました!

    


ニュージャージー(白いジャージ)の選手がペナルティをしてしまい、
カロライナのアドバンテージとなったのですが、、、

まさかのオウンゴール・・・


このような場合、ホッケーのルールでは、
得点が加わったチームの中で、最後にパックに触った選手のゴールと記録されますが、
最後にパックに触ったは誰かと言うと、、、

「ブロデューア選手!」



21季前にデビューして以来、第一線で活躍し続けてきただけに、
ブロデューア選手のゴールは、(プレーオフも含めて)これが3点目。

    

これまでのシーンと違って、巧みにゴーリースティックを使ってシュート!
というゴールではありませんでしたが、
レギュラーシーズンで通算2得点は、ロン ・ヘクストール 氏と並んで、
歴代トップとなりました!


完封こそ逃したとはいえ、17セーブ1失点の働きで、連敗を3でストップさせ、
ファーストスターに輝いたブロデューア選手。

昨季のスタンレーカップ ファイナルで、
涙を呑んだ悔しさを晴らしたいニュージャージーにとって

“絶対的守護神” の復帰は、大混戦のレギュラーシーズンを勝ち抜くために、
何よりも明るい話題だと言えますね。

   Martin Brodeur








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2013.03.21
7 Facts of Final Matchup
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事でお伝えしたとおり
アジアリーグのファイナルが、明後日に幕を開けます。

王子イーグルス が、2連覇を果たすのか !?
はたまた 東北フリーブレイズ が、2年ぶりの王座を手にするのか !?

アジアの王者を決める “頂上決戦” の開幕を、
心待ちにされているファンの方も、きっと多いでしょうが、
そんな熱〜いファンの皆さんへ!
「語りべ」がピックアップした “7つのキーポイント” をお届けします。

ご観戦や優勝チームの予想をする時のために、
頭の片隅に、インプットしておいてくださいね。



   <1> New Year Effort

   セミファイナルのプレビューでも紹介したように
   フリーブレイズは、J.P.マッキャラン コーチが指導し続けてきた、
   ストレングス強化の成果が表れ、
   2013年になってから、14勝6敗の好成績。(プレーオフも含む)

   最下位のチャイナドラゴン戦を、早々に戦い終えていたため、
   上位進出は難しいのでは? との予想も聞かれた中、
   レギュラーシーズンを、2位でフィニッシュ。
   その勢いを、セミファイナルでも見せつけました。


   対するイーグルスは、1月こそ4勝5敗と負け越したものの、
   一転して、2月以降の試合は、12連勝中!
   韓国や中国の一部のように、まだ旧暦の風習が残っていたら、、、
   「新年になってから負け知らず」だと、堂々と言えますよね(笑)

   どちらも好調なのは明らか! とあって、好勝負が演じられそうです。



   <2> Fine Start

   イーグルスの戦いぶりで一転したのは、
   2月以降の成績だけでなく、プレーオフでの出足の良さ。

   ダントツの強さを誇ったレギュラーシーズンでは、
   総得点(GF)、総失点(GA)ともに、リーグトップながら、
   ピリオドごとに見ていくと、、、
          1P GF=53 GA=25
           2P GF=71 GA=30
           3P GF=73 GA=35
   というように、第1ピリオドの得点と得失点差が最も少なく、
   豊富な練習量を武器に、終盤になって突き放す試合が多かったことが、
   この数字から、うかがえます。

   ところが、アニャンハルラとのセミファイナルでは、
   第1ピリオドで、GF=7 GA=0 と圧倒し、シリーズ3連勝!
   韓国へ向かうことなく、ファイナルにコマを進めました。


   一方のフリーブレイズも、
   セミファイナルでは、4試合いずれも第1ピリオドに先制

   レギュラーシーズンを振り返っても、、、
          1P GF=56 GA=26
           2P GF=54 GA=44
           3P GF=49 GA=45
   という数字が示すように、第1ピリオドのスタッツが最も優れていました。

   このデータが物語るとおり、
   先行して逃げ切る展開が、勝利への近道となっていただけに、
   ファイナルでは、両チームの 第1ピリオドの戦い がカギを握りそうです。



   <3> Deep Time Impact

   第1ピリオドの戦いとともに、カギを握りそうなのは、
   各ピリオドの終盤の攻防!

   というのも、レギュラーシーズンで、
   イーグルスとフリーブレイズが顔を合わせた7試合では、
        イーグルス GF=25   
        フリーブレイズ GF=16
   でしたが、各ピリオドの終盤(=15分以降)での得点の割合を見ると、、、
        イーグルス 9 / 25
        フリーブレイズ 5 / 16

   このように、どちらも全得点の 1/3 を占めていたとあって、
   ファイナルでも、ピリオドオーバーのホーンが響くまで、
   見逃すことができませんね。



   <4> “No Power" Play!?   

   プレーオフのような短期決戦では、
   スペシャルプレーの成否が勝敗を分けると言われます。
   セミファイナルでは、両チームともに、毎試合パワープレーチャンスが訪れ、
        イーグルスは 8得点(25回)
        フリーブレイズは 6得点(24回)
   どちらも、全ての試合でパワープレーゴール(PPG)を決めたことが、
   シリーズ勝利の大きな要因となりました。

   それだけに、ファイナルでも、
   パワープレーの成否が、シリーズの流れを左右しそうですが、
   レギュラーシーズンでの両チームの対戦では、、、
        イーグルス 24 回 → 4 PPG (16.7%)
        フリーブレイズ 26 回 → 3 PPG (11.5%)
   との数字が表しているように、
   意外にも、パワープレーの成否だけが、
   勝負を決する大きな要因とは言えない
結果に・・・。

   この数字は、ファイナルになっても続くのでしょうか?



   <5> Home Sweet Home

   パワープレーと違って、
   ファイナルでも、明らかに大きな要因になるはずなのが、
   ホームアリーナでの戦い!

   イーグルスは、ホームの白鳥アリーナでは、
   11月25日のハルラ戦以来、10連勝中!
   プレーオフのホームゲームも、昨季のファイナル第2戦以降、5連勝中!
   優勝した昨季からの通算成績も、
   白鳥アリーナでのプレーオフの試合は、8勝1敗!
   と抜群の勝率を誇っています。


   対するフリーブレイズも、負けてはいません。
   今季は活動拠点の八戸(テクノルアイスパーク新井田)で、13勝3敗!

   一昨季の郡山市での試合も含め、
   プレーオフのホームゲームは、通算で5勝1敗! と、
   こちらも高い勝率を残しています。

   この数字を見る限り、イーグルスは「苫小牧で一気に3連勝!」
   フリーブレイズは、シリーズを「第4戦以降に持ち込みたい!」
   というのが、両チームの胸の内かも !?



   <6> Dangerous Men

   ファイナルでキープレーヤーになりそうなのが、
   イーグルスマーク ・カヴォシー 選手と、
   フリーブレイズブラッド ・ファリヌック 選手。

   昨季のプレーオフでも大暴れして、MVPを受賞したカヴォシー選手は、
   足掛け2年にわたって、プレーオフで5試合連続得点中!
   
   一方、ファリヌック選手も、
   一昨季のセミファイナルでの、8ポイント(3ゴール5アシスト)に続いて、
   今季のセミファイナルでも、5ポイント(3ゴール2アシスト)して、
   日本製紙クレインズを倒す立役者になりました。

   さらに、この両選手が、プレーオフでゴールを決めた試合の結果を見ると、、、
        カヴォシー選手 → 6勝1敗!
        ファリヌック選手 → 5戦全勝!

   ファイナルでも、二人の助っ人選手のゴール が、
   チームに勝利を呼び込みそうです。

   それから、、、こちらの選手の存在も お忘れなく!



   <7> Revenge or Again?

   アジアの王者の座を懸けて戦う、
   イーグルスの山中武司監督と、フリーブレイズのクリス若林監督は、
   指揮官として、プレーオフで2度目の対戦に!

   前回の対戦は、4季前のセミファイナル。
   山中監督は、イーグルスのアシスタントコーチとして。
   若林監督は、SEIBUプリンスラビッツを率いて、顔を合わせましたが、
   シーズン終了後の解散が決まっていたラビッツが4連勝し、
   (ベストオブ7シリーズで)イーグルスを、スウィープで下しました。

   シリーズ終了後、白鳥アリーナで握手を交わした時、
   勝った若林監督の深々と頭を下げていた姿が、とても印象的でしたが、
   今季のファイナルで、王者の称号を勝ち取って握手を交わすのは、
   果たして、どちらの監督になるのでしょうか?

     Chris Wakabayashi(L) and Takeshi Yamanaka





アジアリーグ | comments(3) | trackbacks(0)
2013.03.20
BOSS' DETERMINATION
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

いよいよ今週末から、アジアリーグのファイナルがスタートします。

10年目のシーズンの王者を目指す頂上決戦の顔合わせは、、、
王子イーグルス vs 東北フリーブレイズ


   Oji Eagles vs Tohoku Freeblades





  Chris Wakabayashi said on press conference Dec.23

  「優勝するためには、イーグルスを破らなければならないと思っています。
  まだ力不足な部分がありますけれど、プレースタイルは良くなってきています。
  レギュラーシーズン1位のタイトルは、年間を通じて高い精度を保ったチームのもの。
  対してプレーオフでの優勝は、一番強いチームの証明なので、
  そこを目指して戦っていきます」

昨年末のクリスマスゲームズで完敗し、
全日本選手権も含めて、イーグルスに6連敗したあと、再起の言葉を口にしていた、
フリーブレイズのクリス若林監督。

       Chris Wakabayashi





       Takeshi Yamanaka said on after game Jan.27

       「もう八戸へ戻って来ません!
       ビデオを集めて、フリーブレイズの失点シーンを研究し尽くして、
       絶対に八戸には来ませんから !!」

1月末に八戸へ乗り込み、フリーブレイズに2連敗。
しかも、3季ぶりのシャットアウト負けの屈辱を喫してしまったあと、
プレーオフでの対戦を見据え、雪辱の言葉を放っていた、
イーグルスの山中武司監督。

       Takeshi Yamanaka



ともに強い決意を口にして、リンクをあとにした指揮官の姿に偽りはなく、
フリーブレイズは、年明け以降堅実に勝点を上積みして、2位でフィニッシュ!

対するイーグルスも、2月以降は体勢を立て直して、
3季連続となるリーダーズフラッグを獲得!


どちらもセミファイナルを勝ち上がり、
6年ぶり3度目の “レギュラーシーズン・トップ2” によるファイナルを制するのは !?

そして、強い決意を実らせ、
チームをアジアの頂点に導くのは、どちらの指揮官でしょうか !?


両チームによるファイナルが、第4戦以降まで進み、
テクノルアイスパーク新井田(にいだ)が、試合会場となった場合には、
八戸テレビ で録画中継されます。

10年目のアジアリーグのクライマックスを、お見逃しなく!


◆ 1st photo by KenG619






アジアリーグ | comments(0) | trackbacks(0)
2013.03.15
SLEDGE JAPAN Advance to SOCHI Qualifiers
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

11日に開幕した 「2013 IPC アイススレッジホッケー世界選手権 Bプール」 は、
今日 5位決定戦に続いて、準決勝2試合が行われ、
日本は 4-1 のスコアで、エストニアに勝利!

決勝戦進出と、次回の世界選手権でのAプール再昇格を決めたのとともに、
今大会の上位3チームに与えられる、
「ソチ パラリンピック最終予選予選」の出場権 を手にしました !!


バンクーバー パラリンピックで銀メダルを手にしながら
昨季の世界選手権で不覚をとってしまい(7位)、まさかのBプール降格・・・。

そのためソチへの道のりは、予選を経なければならなくなり、
厳しい練習を積み重ねてきましたが、
その成果が表れ、まず第一関門を突破しました。

   SLEDGE JAPAN PRACTICE


日本は、大会最終日の明日(16日)14時から、
ドイツとの決勝戦に臨みます。

お時間のある方は、長野市のビッグハットのスタンドから、
“リバイバルロード” を歩みだした日本代表へ、ぜひ熱いご声援を !!


尚、「2013世界選手権Bプール」 についての詳細は、
日本アイススレッジホッケー協会 のオフィシャルサイトに、掲載されています。

  
【RECOMMEND YOU SEE】
★ スレッジホッケーに関する情報や話題は、こちらのカテゴリーの記事 を、ご覧ください!








パラアイスホッケー(スレッジホッケー) | comments(3) | trackbacks(0)
2013.03.08
Game1 is So Important !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

各チーム42試合のレギュラーシーズンを戦い終えたアジアリーグは、
明日から、プレーオフがスタート。

セミファイナルのマッチアップは、、、

          王子イーグルス vs アニャンハルラ
          東北フリープレイズ vs 日本製紙クレインズ

になりました。


このうち、レギュラーシーズン2位の フリーブレイズ と、3位の クレインズ は、
わずか勝点3ポイント差!

先日の記事で紹介した、現行のフォーマットによる 2位 vs 3位 のセミファイナルでは、
最も実力が拮抗しているチームの顔合わせになるだけに、
激しい戦いが繰り広げられるのは必至です。


そんな両チームのシリーズでカギを握るのは、やはり 「第1戦」 の行方!



ホームの八戸から、セミファイナルに臨むフリーブレイズのクリス若林監督は、
レギュラーシーズン最終戦終了後、最も重要視するのは? との質問に、
「第1戦」」 だと即答。

今季から就任した J.P.マッキャラン コーチが専門とする、
ストレングス強化を継続してきた成果が表れ、
年が明けてからは、11勝5敗の好成績を残しましたが、
「若いチームなので、地元で戦うことが、逆にプレッシャーになってしまうかもしれない」
と気持ちを引き締め、第1戦に挑む所存です。


一方のクレインズにとっても、「第1戦」は、大きなポイントになりそう。

なぜなら、ベストオブ5(5回戦制)のシリーズでは、
アジアリーグにプレーオフ制度が導入された初年度を除くと、
昨季までの7年間に戦った11カード全てが、
「第1戦の勝敗 = シリーズの勝敗」 になっているからです!

それだけにクレインズは、大事な第1戦へ向けて、
普段の遠征よりも一日早く、昨日(試合の前々日)八戸入り。

レギュラーシーズン最終戦となった このカードで完封勝利した勢いを、
プレーオフに持ち込むためにも、万全の体勢で第1戦を迎えたいところです。


シリーズの行方のカギを握る 第1戦 に加えて、
テクノルアイスパーク新井田(にいだ)で開催される 第2戦 と 第3戦 は、
八戸テレビ で録画中継されます。 どうぞ、お楽しみに !!



 ★ 佐藤弘一(こういち)氏(八戸テレビ解説者、前女子日本代表監督)のシリーズ展望 ★

Kohichi Satohフリーブレイズには若い選手が多いので、
以前の所属チームなどで、
アジアリーグのプレーオフを何度も戦ってきた、
経験豊富な選手たちの働きが、重要だと思います。

圧倒的な強さ(=11勝2敗)を誇った、
八戸からスタートできるので、
普段どおりの戦いができれば、勝機はあるでしょう。

  対するクレインズは、プレーオフや、全日本選手権といった短期決戦で、
  勝負強さを発揮してきたチームなだけに、
  その強みを生かすために、しっかり準備をしようと考えて、
  早めに八戸へやって来たのだと思います。

  ただ今季のクレインズは、何度か試合の終盤でモロさを見せていたので、
  (=OTに及んだ16試合のうち、11試合がリードしながら追いつかれたもの)
  序盤に主導権を握ったとしても、フリーブレイズが、1点、2点と返していくと、
  終盤になって、もつれるかもしれませんね。







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2013.03.07
SLEDGE JAPAN is Making Headway for SOCHI !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

突然ですが、、、
来年の今日、「2014年3月7日」 が何の日か、ご存知ですか?


正解は、、、「ソチ パラリンピックの開幕日」!



オリンピックに続いて、ロシアのソチで開催される「2014年冬季パラリンピック」は、
丁度1年後に幕を開け、10日間にわたって行われますが、
いよいよ大舞台へ向けての戦いに挑むのが、
スレッジホッケー日本代表 !!



振り返ってみると、3年前のバンクーバー パラリンピックで、
大本命と目されていたカナダを下し、銀メダルを手にした
ものの、
主力選手の引退や、活動休止などが続いたことから、
昨季の世界選手権では、まさかの7位。

トップ8が集うAプール(アイスホッケーのトップディビジョンに相当)から、
Bプールへ降格してしまいました・・・。

そのため、以前の記事でも紹介したとおり
ソチへの道を切り開くためには、
今季の「世界選手権Bプール」で、3位以上の成績を収めた上に、
今秋に予定されている「パラリンピック予選」で、ライバル国を倒さなくてはなりません。


“ソチへの第一関門” となる「世界選手権Bプール」は、いよいよ11日から始まりますが、
日本代表を率いる 中北浩仁(こうじん)監督は、
とっておきの策を講じて、大会に挑みます。

その策とは、須藤悟 選手FWへのコンバートです!

Satoru Sudoh



須藤選手と言えば、何度も「語りべ」通信で紹介させていただいたとおり、
日本代表の主力DFで、
ソルトレイク大会から、パラリンピックに出場し続けている豊富な経験を買われて、
日本代表のキャプテンを担っています。


それほどまでの選手を、FWにコンバートする狙いは、
ズバリ、オフェンス力アップ !!


今季の日本代表は、12月にはカナダへ。
そして、先月はイタリアへ、それぞれ遠征し、国際大会に臨みましたが、
例年にも増して、得点力不足に泣かされる試合の連続。

三澤英司 選手とともに、長野大会から、4大会続けてパラリンピックに出場した、
“日本代表の全てを知る男” 吉川守 選手が、
「シュート数も少なかったし、
数少ないスコアリングチャンスに、シュートミスしてしまうことが多かった」
と先月のイタリア遠征を振り返っていたように、オフェンス力アップは必須。

そこで中北監督は、須藤選手に白羽の矢を立てたのです。


「FWをやるのは、初めてですよ」
先月末の強化合宿から、コンバートされた須藤選手は、苦笑いを浮かべていましたが、
練習中に、持ち前のスピードで、ゴールへ向かっていく姿が、
何度も見られただけに、期待に応えてくれそう。

世界選手権の対戦相手国は、日本のランキングよりも下位の国ばかりなので、
オフェンス力で、勝利を手にして欲しいですね!


しかし、得点力アップばかりに、中北監督は注力しているわけではありません。

日本代表のディフェンス力を高めるために、頼もしい指導者を招きました。
慶應義塾大学コーチの 信田憲司です!

   Kenji Nobuta(R)


自身も日本代表のGKを担った経験を誇る信田氏は、
中北監督の招きで、先月末の強化合宿で、初めてスレッジホッケーの指導にあたりました。

これまでに(アイスホッケーの)男女日本代表をはじめ、
各世代のコーチを担ってきた実績があることから、
大きなプラスをもたらせてくれたのは、間違いないでしょう。



日本代表の力を発揮すれば、“第一関門”を突破するのは確実なはず。

しかし、今秋に予定されている「パラリンピック予選」では、
厳しい戦いが待っているだけに、勢いと自信をつけるためにも、
11日から16日まで行われる「2013世界選手権Bプール」で、
日本代表が、圧倒的な強さを見せつけてくれることを、期待しましょう!

お時間のある方は、ぜひ長野市のビッグハットへいらっしゃって、
日本代表にエールを、送ってくださいね !!


尚、「2013世界選手権Bプール」 についての詳細は、
日本アイススレッジホッケー協会 のオフィシャルサイトを、ご覧ください。

IPC(国際パラリンピック委員会)の大会ページと、15日のスケジュールが異なっていますが、
他の日も含めた正しいスケジュールは、
日本アイススレッジホッケー協会が設けた大会特設サイトで、ご確認ください。


  
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パラアイスホッケー(スレッジホッケー) | comments(0) | trackbacks(0)
2013.03.05
「語りべ」通信 AWARD 2013 <後編>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

すっかり恒例企画となった 「語りべ」通信アウォード

昨日の前編に続いて、今日は後編をお届けします!



★ OUTSTANDING MANAGERS 
         / Takeshi Yamanaka and Kunihiko Sakurai (Eagles)

「どこのセットが出てきても、第1セットに匹敵する力がある」
サマーキャンプの時に、アニャンハルラのシム ・ウィシク監督が口にした言葉を皮切りに、
シーズンを通じて、よく耳にしたのは、王子イーグルスのチーム力を称える声!

その評価に違わず、3年続けてレギュラーシーズンを1位で戦い終えただけでなく、
各部門のスタッツも、僅差で2位になったパワープレーのアベレージを除き、
平均得点、平均失点、ペナルティキリングと、いずれもトップの成績を残しました。

現役時代はDFだった 山中武司 監督(写真右)と、
FW出身の 桜井邦彦 コーチとの間では、
考えが異なることも、時として(頻繁に?)あったそうです。

しかし、お互いを尊重してきたのと同時に、
オフェンスとディフェンスのチーム力を、競い合うかのように、
それぞれがチーム状況と、試合消化数などに即したテーマを持ち続け、高めてきました。

各チームからターゲットにされる中で、
全日本選手権とレギュラーシーズンを制するチームに鍛え上げた、山中監督と桜井コーチ。
目標に掲げる「完全優勝」へ向けて、プレーオフでの手腕が注目されますね。

   Takeshi Yamanaka(R) and Kunihiko Sakurai




★ BEST ROOKIE / Hiromichi Terao (Eagles)

「レギュラー争いでポジションを勝ち取って、全試合出場を目指します」
との目標を掲げていた王子イーグルスの 寺尾裕道 選手。

オリンピック予選の日本代表にも選ばれて、
ハードなスケジュールを強いられながら、目標どおり、42試合フル出場。
年末から年明けにかけて、9試合続けてポイントから遠ざかり、
「数字(=成績)には満足していません」と言っていましたが、
終わってみれば、2ケタのゴール(13G9A)をマークしました。

さらに、成績で評価に値するのは、放ったシュート数。
久慈修平、百目木政人両選手に次いで、チーム3位タイの 118本。
この数字が示すように、全力でゴールへ向かっていくシーンや、
懸命にバックチェックしている姿が、印象に残っているファンの方も多いのでは?

シーズン途中には、やや調子が出ない時期もあったそうですが、
終盤に来て、「上向いてきました」と話していただけに、
初めてのプレーオフで、どのようなプレーを見せてくれるか楽しみです。

   Hiromichi Terao




★ MOST VALUABLE PLAYER of REGULAR SEASON
                           / Chris Harrington (Eagles)

「語りべ」通信アウォード<前編>でも触れたように、
個人成績が突出していたわけではありませんが、
チームへの貢献度が際立っていたのが、王子イーグルスの クリス ・ハリントン 選手。

   Chris Harrington


文字どおり、誰もが認める “看板DF” として、
平均失点とぺナルティティキリングのアベレージで、今季も1位の成績を残した、
イーグルスの守りを、力強く支えました。

それとともに、オフェンス面での働きも見逃せません。
パワープレーでのポイントマンの役割はもちろん、
「ディフェンディングゾーンのパックを素早く処理したあと、いい球出しをしてくれる」
との山中監督の言葉が示すように、攻撃の基点としても、頼もしい存在に。

今季のイーグルスは、FWは4つのライン。
DFは3つのペアで起用する試合が、ほとんどでした。

それも山中監督の口から、「クリス(ハリントン選手)がいると、
ディフェンディングゾーンの時間を短く済ませられるので、
どこのラインが出ていても、心配しないで済む」 というコメントが聞かれたように、
ハリントン選手が、個人成績では計ることができない、
大きな役割を果たしていたからだと言えるでしょう。


昨季は、開幕前から伸ばし続けた立派なヒゲと、 (その理由は、こちらをクリック!
笑顔を浮かべて、チャンピオントロフィーを手にしたハリントン選手。

今季はどんな表情で、シーズンを戦い終えるのでしょうか?

      Chris Harrington




アジアリーグ | comments(0) | trackbacks(0)
2013.03.04
「語りべ」通信 AWARD 2013 <前編>
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

節目の10年目を迎えた今季のアジアリーグは、
昨日の試合をもって、レギュラーシーズンが終了しました。

9日にスタートするプレーオフの行方が、興味深いところですが、
その前に、、、

「語りべ」通信アウォード

を前編と後編の2回にわたって、お届けします!


週末の西東京での試合の際には、ファンの方から、
「今年は誰をMVPに選ぶのですか?」 というご質問や、
“独自予想” もいただいたほどの恒例企画となった(!?)、「語りべ」通信アウォード。

昨季に続いて、7回目の今季も、
「語りべ」の独断と偏見で選んだ各賞の顔ぶれをご覧になって、
レギュラーシーズンを振り返るとともに、プレーオフへの期待感を高めてくださいね !!




★ OUTSTANDING GOALTENDER / Yutaka Fukufuji (Ice Bucks)

守護神の働きは、チームの命運を握っていますが、
なかでも対戦相手のチームから、必ずキープレーヤーとして名前が挙がっていた、
日光アイスバックスの 福藤豊 選手の存在は絶大でした。

アイスバックスが、終盤までプレーオフ進出の可能性を繋ぎとめられたのも、
10月20日から、全試合で先発マスクを担い続けて、
セーブ率93.24%。4完封勝利と、(レギュラーGKの中で)トップの数字を残した、
福藤選手の働きがあったからこそ! だと言えますね。

   Yutaka Fukufuji




★ OUTSTANDING DEFENSEMAN / Chris Harrington (Eagles)

ポイントだけを見れば、上回る選手はいるものの、
王子イーグルスの クリス ・ハリントン 選手の、攻守両面にわたる働きはピカイチ!

「一番ケガをされたら困る選手なのに、一番体を張って守っている(笑)」
と山中武司監督が、冗談めかして話していたことがありましたが、
この言葉も、ハリントン選手が、
チームに欠かせない役割を担っていたことの表れに、違いないでしょう。

  Chris Harrington




★ OUTSTANDING FORWARD / Michael Swift (High1)

昨季に続いて三冠王に輝いた、High1の マイケル ・スウィフト 選手。
今季は、アシストの新記録を作ったとともに、自らが作った昨季のポイント記録も塗り替え、
ゴール、アシスト、ポイントのシングルシーズンレコードに、全て名前を刻みました。

“Historic Scorer” のプレーは、来季もアジアのファンを沸かせてくれそうですが、
3季目のシーズンを終えれば、世界選手権の出場資格も得るだけに、
ブロック ・ラドゥンスキ 選手(アニャンハルラ)に続いて、
二重国籍法を用いて韓国代表に! というニュースが届くかも???

  Michael Swift





★ OUTSTANDING TWO-WAY PLAYER / Go Tanaka (Free Blades)

北米出身の助っ人選手たちが上位に並ぶ中で、
アシスト、ポイント両部門で、アジア人トップの数字を残したのが、
東北フリーブレイズの 田中豪 選手。

トップラインのCFとして、オフェンスの中核を担っただけでなく、
アグレッシブなチェックと豊富な運動量で、ディフェンス面でも勝利に貢献。
ショートゴールを3つも決めるなど、
フリーブレイズを、2年ぶりのプレーオフへ導く立役者となりました。

  Go Tanaka




★ UNSUNG HEROES 
         / Seung-yup Lee (Halla) and Ryo Hashiba (Eagles)

ゴールやアシストといった個人記録では計り知れない働きをしたのが、
イ ・スンヨプ 選手(アニャンハルラ)と、橋場亮 選手(王子イーグルス)。

イ ・スンヨプ選手の本職はDFですが、
今季は、ピョンチャン オリンピックへ向けての強化を目ろみ、
韓国ホッケー界は、“BIG CHANGE” を敢行!
ユーロハルラ創設への第一歩として、フィンランドへ選手を派遣し、FWが少なくなったため、
「スピードがある」とシム ・ウィシク監督から見込まれ、FWに転向。

その後、NHLのロックアウトの余波もあり、派遣された選手が戻ってきたのに続き、
サンム(尚武=国軍体育部隊)の復活に伴う、選手の入れ替わりなどもあって、
中盤以降は、本来のDFに戻ってプレー。
どちらのポジションでも、しっかり役割を果たして、チームの台所事情を支えました。

   Seung-yup Lee



一方の橋場選手も、本職のDFとして、開幕から出場していましたが、
FWにケガ人が相次いだことから、コンバートされた上、
こちらも「器用な選手」だと山中監督に見込まれて、CFを務めた試合も。
「小さい時に、少し(FWを)やっていたことがあるだけ」
という本人の言葉とは裏腹に、コンバートされたばかりとは思えないプレーを披露しました。

異なるポジションを経験したことで、パスをどこに出せば次のプレーにつなげやすいのか?
といったFWの気持ちが分かったと話していた橋場選手。
本来のポジションに戻っての出場が予想される、プレーオフでの働きが注目されますね。

   Ryo Hashiba



北米のマイナープロリーグなどでは、
チームの運営経費を考慮して、試合のロースターを15人程度にするリーグも多く、
ケガ人や、試合中のペナルティなどの状況に応じて、
FWでも、DFでもプレーできる選手が、珍しくはありません。

アジアリーグやプロリーグでプレーするシーンを夢見るチビッ子たちの中で、
「一流には、なれそうにないなぁ・・・」と、つい肩を落としがちな選手は、
どちらのポジションも、そつなくプレーができる、
“UNSUNG HERO(=縁の下の力持ち)” を目指すことが、
もしかしたら、夢への道を切り拓いていくかもしれませんよ!



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