加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -
2013.06.29
Draft “SON”day
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前々回の記事で紹介したように、
今季のNHLを制したシカゴ ブラックホークスの優勝パレードが、
昨日(現地時間)行われました。

    


大型バスに分乗して、ホームアリーナのユナイテッドセンターを出発した一行は、
ダウンタウンエリアを通り、ミシガン湖畔のグラントパークへ向かいましたが、
選手たちの姿を、一目見ようと詰め掛けた人の数は、
ナント、、、 200万人!!

ハンパでない熱狂ぶりに驚かされますね〜



ところで、優勝パレードも済んだことで、
ロックアウトから始まった今季のNHLも、これで幕を閉じる・・・
と思われている方がいるかもしれませんが、
もう一つ、見逃せないビッグイベントを、忘れていませんか?

それは、「NHLドラフト」 です!


今年のドラフトは、ニュージャージー デビルスのホームアリーナの、
プルデンシャル センターで開催。

Prudential Center


しかし、例年ならば、テレビの生中継に合わせて、
金曜夜のゴールデンタイムに、まず1巡目指名だけを実施して、
一夜明けた土曜日に、2巡目から7巡目までの指名を行っていたのですが、
今季のドラフトは、明日の午後から全ラウンドの指名を開催。

テレビの生中継が、ゴールデンタイムでなくなったのに加えて、
ドラフトグッズやアリーナ内の飲食物の販売に、
近隣の宿泊施設の売り上げなどの見込みも、下方修正を強いられる事態に。

ロックアウトによって開幕が遅れ、タイトなスケジュールになったしわ寄せは、
スタンレーカップ ファイナルへのメディア注目度を、大きくダウンさせてしまいました
が、
シーズン最後のビッグイベントとなるドラフトまでもが、
ロックアウトの余波を受けてまいました・・・。


「DRAFT WEEKEND」ではなく、
「DRAFT SUNDAY」 になってしまったとはいえ、
先日の記事で紹介した セス ・ジョーンズ 選手や、ネイサン ・マッキノン 選手 らをはじめ、
即戦力と目される若手が揃っている模様。

さらに、サラリーキャップが減額されるため、
高額年俸の選手や、長期契約を求める選手たちとの交渉が難航することも予想され

普段の年にも増して、ドラフト会場で大物選手のトレードがありそう?


昨年のドラフトでは、ジョーダン ・ストール 選手が、
カロライナ ハリケーンズへトレードされ、
(ドラフト会場だった)ピッバーグのファンが、騒然となりました
が、
現地メディアによると、、、

長期大型契約の提示にも、さらなる年俸アップを要求したと言われる、
ピッツバーグ ペンギンズの クリス ・ルタング 選手や、

Kris Letang



既にロサンゼルス キングスとのトレードを成立させた、トロント メイプルリーフスは、
キャプテンの ディオン ・ファヌフ 選手

Dion Phaneuf


といったチームの核を、ドラフト当日にトレードするのでは?
との報道も見られるだけに、アッと驚くニュースが、飛び込んでくるかもしれませんね。



トレードも気になりますが、ドラフトの注目選手に話を戻すと、
先日もお伝えした、毎年NHLが作成している、
「オフィシャル指名候補選手ランキング」には、耳覚えのある名前が。。。

その筆頭は、ジョーダン ・スバン 選手と、マックス ・ドミ 選手!




最初に登場したスバン選手は、
皆さんも、よくご存知の P.K.スバン 選手(モントリオール カナディアンズ)の弟。

昨年のドラフトでは、二男でGKの マルコム 選手が、
ボストン ブルーインズに指名されましたが、
2年続けて「スバン」の名前が、呼ばれるでしょうか?

三男でDFのジョーダン選手は、身長 175cm 体重 80kg と、
サイズが小さいため、評価が上がっていないそうですが、
ノリストロフィー(ベストDF)を受賞した P.K.選手譲りのハートの強さが持ち味とあって、
各チームのGMやスカウトの判断に、注目が集まります。


一方、マックス ・ドミ 選手は、昨年末の記事でも紹介したとおり
“暴れん坊” としてファンを沸かせた タイ ・ドミの息子!



とはいえ、父親と同じFWの道を進みながら、スタイルは全く異なり、
スピードを活かしたスマートなプレーがウリ。

カナダのジュニアリーグのチャンピオンを決める「メモリアルカップ」で披露した、
華麗なるアシスト(背番号#16)が、各メディアで取り上げられ、評判になっただけに、
指名されるのは、間違いなさそうです。




もう一人、父親と同じ道を歩んでいるといえば、
GKの ブレンダン ・バーク 選手も、要チェック!

「GKのバーク」と聞いて、思い当たった方もいらっしゃるでしょうが、
フェニックス コヨーテスの アシスタントGM兼GKコーチを務めている、
ショーン ・バーク
の息子なのです!

Sean Burke

   

現役時代のバーク氏は、カナダ代表の一員として、
カルガリーとアルベールビルの冬季オリンピックに出場した一方で、
ニュージャージーを皮切りに、のべ10チームを渡り歩き、
40歳で引退するまで、NHL通算820試合に出場。

最後のシーズンは、ロサンゼルスとの契約に至り、
福藤豊 選手が昇格した際も、メインGKを務めていました。

そんなバーク氏のプレーを目の当たりにして、
「40歳だというのに、体はガッシリしているし、動きもスムーズだし、すごいオヤジだなぁ」
と痛感したのを覚えていますが、
彼の息子が、ドラフト候補にリストアップされる年齢だと聞いて、
「語りべ」自身が、「オヤジになったなぁ・・・」 と痛感させられてしまいました(苦笑)

Sean Burke(L) and Yutaka Fukufuji



ドミ選手やバーク選手に限らず、昨年のドラフトでも、
アレックス ・ガルチェニュクティム ・ボゾン 両選手(ともにモントリオール)という、
長野オリンピックなどで、日本と何度も対戦したライバル国の、
主力選手の息子たちが指名
されたように、
近年のドラフトでは、二世選手の話題が目立ちます。

それだけに、ロックアウトの余波を受けて、
「DRAFT SUNDAY」 になってしまった今年のNHLドラフトも、
「DRAFT “SON”DAY」 となりそうですね!









NHL | comments(4) | trackbacks(0)
2013.06.27
Tampa Bay to Use Buyout on Captain Lecavalier !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事で紹介したとおり
NHLは、来季からサラリーキャップ(チーム年俸総額)が減額になることから、
「コンプライアンス バイアウト」制度を設け、
昨夜11時(北米東部時間)から行使可能となりましたが、
いきなり、皆さんもよくご存知の選手が、リリースされてしまいました。


その選手の名前は、、、

   Vincent Lecavalier


タンパベイ ライトニングの ビンセント ・ルカバリエ 選手!




ルカバリエ選手といえば、1998年のドラフトで全体1位指名を受けて以来、
タンパベイのトップCFとして活躍し続け、2004年の初優勝にも大きく貢献。

2008年からはキャプテンも務めていた、まさしく “ライトニングの顔” で、
ホームアリーナには、誰よりも大きなパネルが掲げられていました(右の写真)!

   Tampa Bay Times Forum



さらには、チャリティ活動にも積極的に取り組む姿勢なども評価され、
国際便も多く発着するタンパ空港では、
到着した旅行客を、ターミナルビルへ運ぶ列車内に流れる、
ウェルカムメッセージのアナウンス役まで担っていたほどの選手でした。

しかしながら、スティーブ ・アイザーマンGMは、
オフアイスも含めた功績を高く評価しつつも、
チーム最高額の770万ドルを超える年俸が、あと7年も残っているのに加え、
33歳の年齢を考慮して、ルカバリエ選手抜きのチームを造る決断を下したようです。


愛着のあるチームと、タンパの街を離れることになったルカバリエ選手ですが、
コンプライアンス バイアウトのルールに規定によって、
年俸の 2/3 を手にした上で、制限なしのFA(フリーエージェント)に。

NHLの得点王に輝いたり、
カナダ代表として、オリンピックとワールドカップにも出場した実績があるとあって、
来季は、ライバルチームのジャージを着て、
タンパベイ戦に挑むシーンが、見られるかもしれませんね。


それにしても、いきなりキャプテンをリリースしたアイザーマンGMの決断を見て、
他のチームからも、ビッグネームのバイアウトの知らせが、聞こえてきそうですよ。


尚、「コンプライアンス バイアウト」の概要については、
こちらの記事を、ご参照ください。









NHL | comments(4) | trackbacks(0)
2013.06.26
Bye Bye ! Buy Buy !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今季のNHLは、シカゴ ブラックホークスが、
ボストン ブルーインズを下して、5度目のチャンピオンに!




明後日(現地時間)には優勝パレードが行われる予定で
シカゴのダウンタウンは、3年ぶりの熱狂に包まれそうです !!



しかし、前回の記事で紹介したとおり
今季のスタンレーカップ ファイナル(SF)は、
“オリジナル6” 同士の激突! だったにもかかわらず、
ロックアウトの影響によるタイトなスケジュールが、たたってしまった模様。

それだけに、SFの真っ只中も、
例年よりはるかに増して “頂上決戦” 以外の話題で、
もちきりになっていましたよね・・・。

その中から、前回の記事では、「HC人事」や「ドラフト」
さらに、フェニックス コヨーテスの「シアトル移転の可能性」について、お伝えしました
が、
今回は、「フリーエージェント(FA)」についての話題です。



開幕前の記事に掲載したとおり
FA資格を有する選手と、他チームとの交渉解禁日は、7月5日。

例年よりも、4日ほど遅くなっているとはいえ、
いつもならば、SFが終わってから、FA解禁日まで半月程度あるのですが、
今季は、ロックアウトの影響から、タイトなスケジュールとなったため、
SFなんぞお構いなしに、各チームのGMたちは、激しく動いているようです。

なかでも、最も注目を集めているのが、
フィラデルフィア フライヤーズの ポール ・ホルムグレン GM


今季は失点が多く(30チーム中8番目)、プレーオフに進めなかったのを省みて、
ニューヨーク アイランダーズのキャプテンで、中心DFの マーク ・ストライト 選手を、
ターゲットに定めました。

       Mark Streit


今季で終了する契約の延長交渉が、アイランダーズとの間で進展しなかったのを見計らって、
ホルムグレンGMは、SF第1戦と同じ日、
今年のドラフト4巡目指名権と、マイナーリーグのFWを引き換えに、
ストライト選手を、トレードで獲得。

7月5日のFA交渉解禁前に移籍させたことで、
独占交渉権を手にしたホルムグレンGMは、
トレード発表の5日後に4年契約を結び、ストライト選手をチームに加えました。


このニュースを聞いたフィラデルフィアのファンからは、
「35歳の選手と4年もの長期契約を結んで大丈夫なのか !?」
という疑念の声が上がっていたそうですが、
さらなる動きを見せたホルムグレンGMの判断に、もっと大きな疑念の声が!

ストライト選手との契約を結んだことで、
サラリーキャップ(チーム年俸総額)をオーバーしたため、
3日後には、主力FWの ダニエル ・ブリエア 選手を、、、

       Danny Briere


間髪を入れず、昨日は、GKの イリヤ ・ブリズガロフ 選手を、、、

       Ilya Bryzgalov


揃ってバイアウトすると発表したからです!


両選手に関しては、シーズン中からトレードを画策していたようですが、
ブリエア選手は、チーム最高額の年俸に加え、あと2年の契約が。

チームで3番目に高額な契約を結んでいる、ブリズガロフ選手にいたっては、
あと7年も(40歳まで!)の契約が、残っていることがネックになって、
トレードを成立させることは、できずじまい・・・。

そのため、ホルムグレンGMは、
残りの契約をチームが買い取って自由契約にする(=バイアウト)選択をしたのです。


本来であれば、両選手とも、
ホルムグレンGMがFA契約を結んで、フィラデルフィアに招いた選手とあって、
バイアウトの選択は、自分の眼力が間違っていた証明となってしまうのですが、
このオフは、ちょっと勝手が違います。

なぜなら、サラリーキャップが減額されるからです!


サラリーキャップについては、こちらの記事で、概要を説明しましたが
ロックアウトに突入した間の労使交渉によって、来季から 590万USドル 減額され、
およそ 9% のコストダウンを強いられます。

とはいえ、サラリーキャップの減額が決定する前に、
長期契約を結んでいる選手が、各チームに多くいるため、
このオフは、「コンプライアンス バイアウト」という救済策が誕生。

どういうシステムかというと、各チームが最大2選手に行使でき、
年齢によって、契約した年俸の 1/3 or 2/3 を支払うことで、
自由契約にすることができる上、
来季以降のサラリーキャップには、カウントされません。

つまり、各チームのGMは、
「サラリーキャップが減額されたから、やむを得ないでしょ!」
と主張できるので、チームというより、まるでGMの救済策ですね(笑)



コンプライアンス バイアウトは、
今季のシーズン中に、既にバイアウトした選手にも行使できるため、
モントリオール カナディアンズは、このほど発表した、
日光のオールドファンの方たちに、なじみの深い トーマス ・カベレー 選手とともに、
サンノゼ シャークスに移籍した スコット ・ゴメス 選手にも、
適応させる見込みだ!

などなど、既に様々なチームと選手の名前が、現地のメディアで挙がっています。


サラリーキャップをオーバーしたフィラデルフィアだけでなく、
17人しか契約していないのに、
あと200万ドルあまりしか、サラリーキャップに余裕がないバンクーバーなど、
各チームの事情を見ていくと、救済策を用いるGMが多くなるのは必至(!?)

シカゴが優勝を決めた48時間後から、FA交渉解禁前日まで認められているため、
もうすぐコンプライアンス バイアウトの行使が可能になりますが、
バイアウトされてチームを去る有力選手の名前が、次々と報じられそうです。



それにしても、開幕前から、シーズン終了後のオフに至るまで、
今季のNHLは、「ロックアウト」に振り回され続けるシーズンに、なってしまいましたねぇ・・・。





NHL | comments(6) | trackbacks(0)
2013.06.25
Chicago Blackhawks Won at the Lockout Season
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのスタンレーカップ ファイナル(SF)は、
昨夜(現地時間)ボストンのTDガーデンで、第6戦が行われ、
シカゴ ブラックホークスが 3-2 のスコアで、ボストン ブルーインズに逆転勝利!

     




対戦成績を4勝2敗としたシカゴの選手たちは、
レギュラーシーズン ナンバーワンの プレジテンツトロフィーに続いて、
3年ぶり5度目となるスタンレーカップを、勝ち取りました !!

     




プレーオフが始まってから、2ヶ月近く
さすがに、どの選手も “うっとうしい顔” になってしまっていますけれど(笑)、
そんな選手たちの中で、最も光っていたのは、パトリック ・ケイン 選手!
(こちらはスッキリした顔を、どうぞ↓ )

   Patrick Kane


カンファレンス クォーターファイナルから通じて、
チームトップの19ポイントをマークしたケイン選手は、
コンスマイス トロフィー(プレーオフMVP)を受賞。

ケイン選手は、3年前の優勝時にも、
49年ぶりのスタンレーカップをもたらせる、文字どおりの “Vゴール” をゲットするなど、
大一番での勝負強さは、まさにピカイチ!

それだけに、「ソチ オリンピック」アメリカ代表のヘッドコーチ(HC)が、
今週末に発表されますが、誰がHCになろうとも、
ケイン選手の代表入りは、間違いなさそうですね
(オリンピックブレイクが設けられるか否かは、決まっていませんけれど・・・)




ところで、おそらく皆さんも感じられたと思いますけれど、
今季のSF期間中は、
例年よりも、はるかに多く、SF以外の話題が紹介されていましたよね。


まず一例を挙げると、「HC人事」についての話題。

ニューヨーク レンジャーズが、
今季まで、バンクーバー カナックスを率いていた アラン ・ビニョー 氏を、
新たなHCに招へい
したかと思えば、、、

     


逆にバンクーバーは、お返しとばかりに(?)、
レンジャーズのHCだった ジョン ・トートレラ 氏を指揮官へ招くことを、
今日、正式に発表
する見込み。
(この両チームが来季のファイナルで対戦したら、メディアの注目度がアップしそう!)


どちらも、近年は優勝候補に挙げられているチームの指揮官が、
まるでトレードされたかのような交代をするのは、かなり珍しいですよね。


さらに、チームロゴやジャージのデザインを大幅にリニューアルして、
再起を期す ダラス スターズは、
2月まで、足掛け16季にわたって、バッファロー セイバーズの指揮を執っていた、
リンディ ・ラフ
を、新たなHCに起用。

このように、SFの期間中にもかかわらず、
「HC人事」に関して、大きな動きが話題となりました。



HC人事とともに、数多く報じられていたのが、「ドラフト」についての話題。

昨年の記事で紹介したとおり、NHLのドラフトは、
NHLが指名候補選手のオフィシャル ランキングを作成して発表したり、
プレビュー番組が放送されたりするほどとあって、
毎年(特にカナダでは)、大きく報じられていますが、
今季の注目は、何と言っても、セス ・ジョーンズ 選手!

     



ジョーンズ選手は、193cm 93kg のサイズを活かした守りに加えて、攻撃センスにも長け、
U20世界選手権で、アメリカの金メダル獲得に大きく貢献するなど、
北米の候補選手の中で、スケーター(FW&DF)部門の第1位にランク。

父親で、NBAブルックリン ネッツのコーチをしているポパイ(ロナルド)氏が、
コロラドと同じアリーナで戦っている、デンバー ナゲッツのプレーヤー時代に、
ジョー ・サキック 選手(現副社長)から話を聞いたのがキッカケになって、
ホッケーの道を進むことを決意したという、18歳のディフェンスマン。

くしくも今季のドラフト1位指名権は、コロラドが手にしている上、
ジョーンズ選手の獲得を目ろむカルガリー フレームスから、
6位、22位、28位と、トレードで得た分も含めた、3つの1巡目指名権との交換を打診されながら、
申し出を拒否したと報じられただけに、
ゆかりのあるコロラドの1位指名は間違いなし!

だと思われていたのですが、、、
サキック副社長と、パトリック ・ロワ新HCは、
昨日、カナダ人FWの ネイサン ・マッキノン 選手を、1位指名すると公言。


     



マッキノン選手も、ジョーンズ選手に続いて、ランキング2位の高い評価を受けていますが、
地元ファンに対して、話題性十分の選手を指名しないのは、いかがなものか !?
といった記事が見られるなど、
30日に開催される「ドラフト」の話題も、数多く報じられています。



このように、SFが行われていたにもかかわらず、
例年よりも、はるかに多く、優勝争い以外の話題が報じられていた大きな要因は、
昨年の9月半ばから、4ヶ月近くにわたって続いた「ロックアウト」

普段のスケジュールであれば、
「HC人事」に関しても、SF期間中は避けられてきましたし、
「ドラフト」についての話題も、SFが終了して、優勝パレードなどが終わって、
一息ついてからという流れだったのですが、
開幕が遅れて、スケジュールがタイトに組まれたため、一息つく間はなし・・・。

「HC人事」や「ドラフト」のみならず、
「アウォード」も、先日の記事でお届けしたとおり、ショーアップすることができずじまい。

さらに、SF開催中に毎年行われている ゲーリー ・ベットマン コミッショナーの会見でも、
新たなオーナーグループが、ジョビングドットコム アリーナ(写真)のリース契約延長など、
諸条件を円滑に解決できない時は、
フェニックス コヨーテスを、シアトルに移転させるため、
シアトル市長との話し合いを行った
と公言。

     Jobing.com Arena


本音を探れば、きな臭い(!?)話題は避けたかったのでしょうけれど、
今季はSFが終わると、すぐにオフシーズンへ突入するとあって、
ベッドマン コミッショナーも、詳細な言及をしないわけにはならなかった模様です。


しかし、それより何より、
スタンレーカップの行方が吹き飛んでしまうほど、大きな話題になっていたことがあります。

それは、「フリーエージェント(FA)」の話題!

こちらもロックアウトの余波を大きく受けて、
ファンの皆さんがビックリするような動きが、いくつもありそうですが、、、
この続きは、次回の記事でお届けします !!








NHL | comments(0) | trackbacks(0)
2013.06.17
SLEDGE JAPAN Start for SOCHI !
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事でお届けしたとおり、NHLはシーズン終盤に差し掛かっていますが
新たなシーズンへ向けて、スタートを切ったチームもあります。

それは、スレッジホッケー日本代表 です!


先月の「語りべ」通信でも紹介しましたが、
3月の「世界選手権(Bプール)」で、昨季の全日程を戦い終えた日本代表が始動。

一般営業に先駆けて、リンク整備が済んだ やまびこスケートの森(長野県岡谷市)で、
14日から昨日までの三日間、トライアウトキャンプを行いました。

   SLEDGE HOCKEY JAPAN NATIONAL TEAM


日本代表は、このキャンプを皮切りに、
今後も岡谷や苫小牧での国内キャンプを実施するのに加え、
9月にはチェコの国際大会や、アメリカでのキャンプにも赴いて、
秋に開催される ソチ パラリンピック 出場への最終予選に挑みます(予定)。


大きな目標へ向かって、
オフの間もトレーニングを続けていた選手も、少なくなかったようで、
なかには氷を求めて、関西のアイスリンクに足を運んだり、
堀江航(わたる)選手にいたっては、アメリカまで赴いて、腕を磨いたとのこと。


そんな志の強さの表れなのか、
シーズン最初のキャンプながら、選手たちの動きから、ブランクは感じられず、
練習メニューの合間には、こんなシーンも!

    Makoto Majima (R)


いい表情ですね〜。

なかでも、向かって右側の 馬島誠 選手の笑顔は、
前回の記事でご覧いただいた、NHLのMVP アレックス ・オベチキン 選手や、
最後のOB戦で多くのファンを沸かせた、西武とコクドの元選手たちにも、
全く引けをとっていませんよね!

こんな笑顔を、パラリンピックで見られるように、
ソチへ向けて船出した日本代表の健闘を、期待しましょう !!


尚、日本代表の最新情報については、
日本アイススレッジホッケー協会のオフィシャルサイト などで、ご確認ください。












パラアイスホッケー(スレッジホッケー) | comments(0) | trackbacks(0)
2013.06.16
NHL AWARDS Leave Something to be Desired !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのプレーオフは、カンファレンスタイトルを手にした、
ボストン ブルーインズと、シカゴ ブラックホークスによる
「スタンレーカップ ファイナル」がスタート!

その一方で、一昨日(現地時間)と昨夜には、
今季のリーグを沸かせた男たちを賞する「NHLアウォード」が発表されました。


最も注目されたハートトロフィー(レギュラーシーズンMVP)の受賞者は、、、


ワシントン キャピタルズの アレックス ・オベチキン 選手!

   Alex Ovechkin


メディア投票による得票ポイントで、
ピッツバーグ ペンギンズの シドニー ・クロスビー 選手らを上回り、
4年ぶり3度目の受賞となりました。

その他の各賞の受賞者も全て発表され、あとはスタンレーカップの行方だけ !!

というところなのですが、、、
今季はロックアウトの影響から、
コロンバスで開催される予定だった「オールスターゲーム」とともに、
毎年、ラスベガスのホテルで催されている「アウォードショー」も中止に・・・。


そのため、

   

このような華やかなステージはもちろん・・・


   

ゲストを招いての各賞の発表や、受賞者の挨拶もなく・・・


   

受賞者はテレビ番組の中で、サラッと紹介され・・・


   

MVPのオベチキン選手も、ビデオでメッセージを伝えただけという、
いささか(かなり?)さびしいアウォードに。。。


労使交渉が解決し、1月19日に開幕してから5ヶ月。

熱戦が続いているので、ついつい忘れてしまいがちですけれど、
ロックアウトの余波は、シーズンの最後まで、続いてしまっているようですねぇ・・・。



NHL | comments(2) | trackbacks(0)
2013.06.15
HAPPY END
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事で紹介したように、
今日、西東京市東伏見のダイドードリンコ アイスアリーナで、
2003-2009 西武・コクドメンバーズ
Final Game
が行われました。


試合は、西武鉄道OBを中心とする ホワイトベアーズ が、
コクドOBの揃う ブラックラビッツ を、GWS戦の末に振り切って勝利!

しかし敗れたブラックラビッツに、助っ人が加わって行われたリベンジマッチでは、
鈴木貴人 選手と、鈴木富士 選手(今市ボンバーズ)の “親子FW” の活躍で、
ブラックラビッツが勝利!

常に激しい試合を繰り広げていた、かつての「西武 vs コクド」戦のように、
どちらも譲らず、1勝1敗に終わりました。


そうは言っても、“兄弟対決” と呼ばれていたライバルバトルの頃とは違って、
両チームの選手たちは、ずっと楽しそうな表情を浮かべていました!

   SEIBU vs KOKUDO FINAL GAME


振り返ってみると、
10年前の「日本リーグ ファイナル」での 西武鉄道最後の試合も。。。

4年前の「アジアリーグ ファイナル」での SEIBUプリンスラビッツの最終戦も。。。

そして、引退セレモニーを行った鈴木選手の現役ラストゲームとなった、
3月3日の「王子イーグルス vs 日光アイスバックス」戦でも。。。

いずれも東伏見で黒星を喫してしまい、笑顔を見ることができませんでした・・・。


それだけに、スタンドに詰め掛けた1300人のファンの皆さんも、
楽しそうに観戦されていた「FINAL GAME」は、
日本のホッケー界を支えていた “西武” の、有終の美を飾る試合となったようです!

  SEIBU vs KOKUDO FINAL GAME


アイスホッケー | comments(7) | trackbacks(0)
2013.06.08
Final Game of SEIBU and KOKUDO on Jun.15 !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

ほとんどの地域で梅雨に入ったにもかかわらず、暑い日が続いていますねぇ。。。

こんな時は、ひんやりしたアイスリンクが、
ついつい恋しくなるホッケーファンの方も、多いのではないですか?

そんな皆さんに、耳寄りな お知らせ!

初夏のような暑い日が続く東京で、
来週末に、楽しみなホッケーの試合が行われます。

その試合とは、「西武 vs コクド」 の 激突です !!



以前から、ご覧なっているファンの方は、よくご存知でしょうが、
日本のホッケー界を支えていた「西武」の流れは、
日本リーグへの参戦のため、品川クラブをベースに 西武鉄道 が誕生した、
1966年から始まりました。

その後、1972年に西武から分離する形で、
国土計画 (その後、コクドに改称)が創部したことから、
両チームの試合は 兄弟対決 と呼ばれ、激しいライバルバトルを展開。

   SEIBU vs KOKUDO



2003年には、西武が(事実上)吸収され、新生・コクドが誕生。
有力選手がズラリと顔を揃えていたとあって、多くのタイトルを手にしました。

   KOKUDO ICE HOCKEY TEAM



2006年からは、チーム名を SEIBUプリンスラビッツ に。

   SEIBU PRINCE RABBITS



しかし、2009年3月をもってチームは解散
43季にわたる「西武」の歴史に、ピリオドが打たれました。

  西武鉄道OBの皆さん

  コクドOBの皆さん


このようにして振り返ると、
日本の企業スポーツが曲がり角に差し掛かった2000年代初めは、
「西武」にとっても、まさしく激動の時期。

そのような時間を、ともに過ごし、
(事実上の)合併と解散を体験した選手たちを中心に、
一昨年から、東日本大震災の復興支援チャリティゲームを開催してきましたが、
幹事役を務める 増子秀司 氏によると、
「地方勤務の人も多いですし、だんだんトシもとってきましたから(笑)、
今年で一区切りにしようと思っています」として、
最後のチャリティマッチを行うことに。


その名も、、、

2003-2009 西武・コクドメンバーズ
Final Game

と銘打って、

6月15日(土曜日)15時30分〜18時 に、

ダイドードリンコ アイスアリーナ (西東京市) で、

下記のメンバーが、往年の勇姿を(おそらく)披露します !!


【ホワイト ベアーズ】

<選手> 小堀恭之 今洋祐 佐藤翔 高橋一馬 石岡元 茅森康二 小林友人
大久保智仁 石岡敏 山崎浩市 河合龍一 菊地尚哉

<監督> 相澤誠
<コーチ> 青山勇人

【ブラック ラビッツ】

<選手> 山口和良 宮内史隆 菅原宣宏 神野徹 川口寛 内山朋彦 鈴木貴人
佐曽谷大祐 増子秀司 佐々木雄一 河村正博 外崎慶 福藤豊 松本司郎

<監督> 岩崎伸一
<コーチ兼トレーナー> 葛原憲治
<雑用> 伊藤悟 樫野善一

【スペシャル スタッフ】

高木邦男  栗林豊  勝田紳嗣  大北教彦

(いずれも敬称略 順不同 選手名や役職は主催者の発表に基づいています)



4年前に行われた歴代の名選手たちによるOB戦とは、ちょっと(かなり?)違って、
好プレーや珍プレーが満載になりそうですが、
試合の他にも、オリジナルジャージのプレゼント や、
リンク上での交流タイム に加えて、
「西武」最後のキャプテン 鈴木貴人 氏の引退セレモニー なども予定されています。

また、アリーナ内のスナックコーナーもオープンし、ビールの販売もあるそうなので、
日本での観戦では、なかなか味わうことのできない 、
“HOCKEY & BEER” も満喫できますよ!


当日は 入場無料! ですので、
来週末は、ダイドードリンコ アイスアリーナに足を運んで、
2003-2009 西武・コクドメンバーズ
Final Game
をホッケーファンの皆さんで、たっぷり楽しみましょう !!

   KOKUDO ICE HOCKEY TEAM


〜「語りべ」より〜
イベントやメンバーなどが掲載した内容と異なる場合もありますので、予めご承知おきください。





アイスホッケー | comments(3) | trackbacks(0)
2013.06.07
IceBucks Hire “Mr. SNOW” for New Bench Boss !
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日、日光アイスバックスは、退任した 村井忠寛 前監督の後任として、
元雪印のFWで、プレーイングマネージャーも務めた、
岩本裕司 (ゆうじ) 氏(51歳)との契約を結んだと、発表しました。


駒大苫小牧高校を卒業後、雪印に入社した岩本氏は、
憧れの選手だった桜井秀男氏(元岩倉組FW)と同じ、背番号「13」のジャージに袖を通すと、
いきなり外国人CFとのトップラインに起用され、日本リーグデビュー。

その後も、レギュラーポジションを手放すことなく、全試合出場したのを皮切りに、
雪印の中心選手として活躍。
7年目には、ポイント王とアシスト王の二冠に輝き、ベスト6にも選ばれました。


「継続は力なりという言葉が好きですね」

現役時代に、こう話していたとおり、
20年にわたって、第一線で活躍し続けた岩本氏は、
日本代表にも選出され、「タット杯」に2度。
「世界選手権」には3度出場するなどした実績を誇ります。

また雪印でも、常に主力選手として、
桜井邦彦選手(現王子イーグルスコーチ)に抜かれるまでの日本記録だった、
トップリーグ通算「604試合」に出場。

晩年には、プレーイング マネージャーとして、2季過ごしたあと、
食中毒事件に端を発した廃部を機に、現役を引退。

39歳の誕生日を3日後に控えた試合を最後に、スティックを置くまで、
文字どおり、チームの顔であり続けた岩本氏(写真右)は、
まさしく、誰もが認める 「ミスター雪印」 でした。

    Yuji Iwamoto(R)


引退後の岩本氏は、ジュニア日本代表を率いるなど、指導者に転じ、
今季は、アメリカのジュニアチーム ジェイムスタウン で、
大川(だいかわ)ダニエル ヘッドコーチ(元日本代表DF)の下、
アシスタントコーチを歴任したそうです。


高校3年生の時に、四冠を達成した実績を引っさげ、雪印に入ったものの、
20年間の現役生活では、日本リーグで3回。全日本選手権で4回、
それぞれ2位になったのが最高成績。

選手、指導者として培ってきた豊富な経験を活かして、
アイスバックスにとって。
そして自らにとっても、初優勝を飾ることができるか !?

岩本新監督の手腕に注目が集まりますね。







アジアリーグ | comments(5) | trackbacks(0)
2013.06.06
JAGR's Invisible Force
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのプレーオフは、カンファレンス ファイナル(CF)に入り、
昨夜(現地時間)の試合で、両カンファレンスともに、第3戦まで戦い終えました。


前回の記事で、プレビューをお届けした
「シカゴ ブラックホークス vs ロサンゼルス キングス」 のシリーズは、
敵地で連敗を喫したロサンゼルスが、地元に戻った第3戦では、
トム ・クルーズ 氏の声援が届いたのか(?)、一矢を報いて1勝2敗に。

     



レギュラーシーズンから通じて、ナント 15連勝中 !! とゲンのいい、
ホームのステイプルズセンターで、今夜の第4戦も戦えるだけに、
連覇を狙うロサンゼルスが、星を五分に戻すのか?

それとも、トップDFの ダンカン ・キース 選手が出場停止の中、
シカゴが地力を見せつけて、ファイナル進出へ王手をかけるのか?

ディフェンディング チャンピオンと、
レギュラーシーズン ナンバーワンチームの激突となった、ウエスタンのCFは、
第4戦の行方が、流れを左右する予感が漂っています。



一方、イースタンの 「ピッツバーグ ペンギンズ vs ボストン ブルーインズ」 は、
ウエスタンとは対照的に、シリーズの流れが、ボストンへ大きく傾いています。

敵地に乗り込んでCFをスタートしたボストンは、
第1戦と第2戦で、いずれも完勝を収めると、
ホームのTDガーデンで行われた昨夜の試合は、セカンドオーバータイムにもつれ込み、
深夜0時を過ぎて、足掛け二日のロングゲームとなりましたが、、、、

     


パトリス ・バージュロン 選手が、
今季のプレーオフで2度目のゲームウイニングゴールを決めて、3連勝を飾りました!


プレーオフが始まる前から、
シカゴと並んで、“大本命” と言われていたピッツバーグは、
崖っぷちに立たされてしまいましたが、
なかでも気がかりなのは、シドニー ・クロスビーエフゲニ ・モルキン 両選手のプレーぶり。

多くの現地メディアでも話題になっていますが、
どちらもCFに入ってからの3試合で、未だに一つもポイントがなく、
滞氷時の得失点差は、クロスビー選手が、「マイナス2」
モルキン選手に至っては、「マイナス5」・・・

この数字が示すとおり、ピッツバーグの巻き返しには、
チームの顔である二人の奮起が、不可欠だと言えるでしょう。


対するボストンは、前述のように、勝負強さが光るバージュロン選手や、
CFでのセーブ率が「9割8分2厘」と、鉄壁の守りを誇る トゥッカ ・ラスク 選手など、
プレーぶりが際立っている選手が、多く見られますが、
「語りべ」がプッシュしたいのは、ヤロミール ・ヤーガ 選手!

    


こちらの ↑ 映像を、ご覧なってお気づきのように、
レギュラーシーズン終盤に、ダラス スターズからトレードでやってきたヤーガ選手。

新天地でのプレーオフでは、ここまで7アシストのみ(15試合出場)と、
決して図抜けた数字を、残しているわけではありません。

しかし、昨夜のヒーローのバージュロン選手が、
チームの勝利のために、細かい部分にも手を抜かないヤーガ選手のプレー姿を称えて、
「みんなが彼のようなプレーを、しなければならない」
と話しているほど、数字に表れない力は絶大なようです。



ところで、ヤーガ選手と言えば、ご存知の方も多いでしょうが、
対戦相手のピッツバーグで、NHLデビューを飾り、キャプテンも歴任。(写真下段中央)

     PITTSUBURGH PENGUINS


現チェアマンの マリオ ・ルミュー 氏とともに、
オフェンスの大黒柱として、2連覇や、個人タイトルを手にした実績を誇ります。

     PITTSUBURGH PENGUINS


しかし、チームが財政難に陥ったため、
ピッツバーグから、ワシントン キャピタルズへトレードされたのを振り出しに、
NHLやKHLなどのチームを、渡り歩いてきました。

NHLを離れていた時期も長かったにもかかわらず、
昨季から復帰して、これまで積み重ねてきたゴールとポイントは、
現役選手の中で、ナンバーワン!

それだけに、まだダラスに在籍していた時のロードゲームで、
このような応援 ↓ をされたのも、ヤーガ選手だからでしょうね(笑)

   
   



ヤーガ選手は、NHLだけでも、6チームに在籍してきたとあって、
ピッツバーグとのプレーオフに挑むのは、今季が3度目になりますが、
通算15試合20ポイント(3ゴール17アシスト)をマークして、
古巣相手に、しっかり存在をアピール。

この数字を見ただけでも、CFでの活躍が期待されますが、
もう一つ、興味深いデータがあるのです!


ボストンは2季前。ピッバーグは4季前に、それぞれ優勝し、
近年は強豪として名を馳せていますが、その前には低迷期もあったことから、
両チームがプレーオフで対戦するのは、1992年以来、実に21年ぶり!

ちなみに、前回の対戦も(チーム構成は異なりますが)、今回と同じCFでしたが、
その時は、ピッツバーグが4連勝して、ボストンをスウィープ。

その原動力となったのは、他ならぬヤーガ選手!

シリーズ初戦のオーバータイムで、ゲームウイニングゴールを決めて勢いづくと、
4試合11ポイント(3ゴール8アシスト)の大暴れで、
チームをファイナルへ導きました !!

「歴史は繰り返す」
という言葉がありますが、21年ぶりのボストン vs ピッバーグのシリーズも、
ヤーガ選手が在籍しているチームが、スウィープ勝利を飾るのでしょうか???



以前の記事でも触れたとおり、一部の現地メディアの報道によると、
プレーオフを見据えて、攻撃力アップを目ろんでいたボストンは、
ジャローム ・イギンラ選手の争奪戦で、ピッツバーグに敗れ、
ヤーガ選手の獲得に至ったのだとか。。。

今にして思えば、セカンドターゲットの補強が、大きなプラスになったのかも !?


第4戦でもヤーガ選手が、ポイントに加えて、“見えない力” を存分に発揮して、
ボストンに勝利を呼び寄せられるか?

3度目のスタンレーカップ獲得を目指す41歳のベテランを、
見逃すことはできませんよ!








NHL | comments(3) | trackbacks(0)
1 / 2 >>
__