加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2013.09.27
Alex Ovechkin is No.1 !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の「語りべ」通信では、
ピッツバーグ ペンギンズのシドニー ・クロスビー選手に触れましたが、
今日の話題のターゲットは、、、

ワシントン キャピタルズの アレックス ・オベチキン 選手 !!

     Alex Ovechkin


あと4ヶ月あまりとなった「ソチ オリンピック」の開幕へ向け、大会の組織委員会は、
今月29日(現地時間)に、ギリシアからスタートする聖火リレーの第一走者が、
オベチキン選手に決定したと、発表しました。


この知らせを聞いて、
「え !? 大丈夫?」と思われた方も、いらっしゃると思いますが、それもそのはず。

来月1日の開幕が迫ってきている中、
どのチームも、最終調整に差し掛かっているのに、
「ギリシアまで行けるの?」という疑問が、沸いてきますよね。


実際に、オベチキン選手のスケジュールを見ると、かなりの強行軍!


まず、地元で行われる今夜のプレシーズンゲーム終了後、特別機でギリシアへ。

29日にソチへ向けての第一歩を記す、最初の聖火ランナーを務めたあと、
すぐさま特別機に乗って、一路ワシントンへ。

その間、ロードでのプレシーズンゲーム最終戦を欠場しますが、
同日夜にワシントンへ到着し、30日朝の練習からチームに合流。

練習終了後、開幕戦が行われるシカゴへ向かう予定だそうです。


こんなアクロバティックな “超ハードスケジュール” を、可能にしたと伝えられているのは、
他ならぬ、ロシアの ウラジミール ・プーチン 大統領!

プーチン大統領は、アイスホッケー以外も含めた多くの候補の中から、
オベチキン選手が、「ナンバーワン アスリート」 だと白羽の矢を立て、
移動のための特別機まで用意し、聖火リレーの第一走者に指名した模様です。


「おそらく人生で最大のイベントになるはずだ」

大役に選ばれたオベチキン選手は、こう話したように、喜びを隠せない様子ですが、
お母さんは「金メダル」を二つ。
フィアンセも「銅メダル」を、それぞれ手にしているとあって、
プレーヤーとして、祖国で開催されるオリンピックでの活躍が、大いに期待されますね!

       Alex Ovechkin






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2013.09.26
Sidney Crosby is No.1 !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

ここのところ、すっかり秋めいてきましたが、いかがお過ごしですか?

秋の気配が色濃くなるにつれ、ホッケーシーズン到来!
とあって、様々な話題が聞こえてくるようになりました。

そこで、今日の「語りべ」通信では、
ホッケー大国カナダから届いたNHLの話題を、紹介しましょう。


NHLの生中継で、日本のファン方にもお馴染みのテレビ局 TSN は、
今年も「NHLプレーヤーランキング」をオンエア。

毎年恒例の特番ですが、今年は東西両カンファレンスから、
7つずつピックアップしたチームのGMとヘッドコーチに、投票をしてもらった結果、
栄えあるNHLベストプレーヤーに選ばれたのは、、、

ピッツバーグ ペンギンズの シドニー クロスビー 選手 !!

    Sidney Crosby


選考方法は変わったものの、
クロスビー選手は、昨年に続いて「ベストプレーヤー」に選出。

さらに、チームメイトの エフゲニ ・モルキン 選手も、2位に選ばれ、
ピッツバーグが誇る二枚看板が、上位に名を連ました。


ポジション別に見ると、
DFでは、ズデノ チャラ 選手(ボストン ブルーインズ)が6位。

GKでは、ヘンリク ・ランドクウィスト 選手(ニューヨーク レンジャーズ)の14位が、
それぞれトップでしたが、
ちなみに、この4選手の今季のサラリーを足すと、、、

およそ 「32億6250万円 !!!!!」


小さな国の国家予算に匹敵しそうな(!?)
“超高額サラリー” に違わぬプレーを、見せて欲しいですね(笑)

尚、こちらをクリック すると、トップ50に選出された選手のプレーを、ご覧になれますので、
未来のスタープレーヤーを目指すホッケーキッズの皆さんは、
イメージトレーニングをしてみては、いかがですか?




NHL | comments(0) | trackbacks(0)
2013.09.18
SMILE JAPAN Will Participate In 5Nations Cup
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

日本アイスホッケー連盟は、今日 東京都内で会見を開き、
11月7日〜10日 まで、新横浜スケートセンター を舞台にして行う、
スマイルジャパン ブリヂストン ブリザックチャレンジ
の大会要項を発表しました。

この大会には、ソチ オリンピックの出場権を手にしている、
スマイルジャパン(=女子日本代表)、スイスドイツ に加えて、
スロバキアチェコ の5ヶ国が参加。

スマイルジャパンは、4試合。
その他の各国は、3試合を戦います。


会見の冒頭で、日本アイスホッケー連盟の 奥住恒二(おくずみつねじ) 会長は、
「オリンピック出場が決まった時点から、
(スマイルジャパンの試合を)ぜひ皆さんに見てもらいたいと思っていました」
と語っていたとおり、
スマイルジャパンの国際大会開催へ向けて、大きく尽力された模様。

さらに、「オリンピックに出場しないスロバキアとチェコも、
日本よりも世界ランキングは上位ですから、強豪国を招いて、素晴らしい試合が見られるでしょう」
との言葉が聞かれたように、
ソチ オリンピックへ向けて強化を続けるスマイルジャパンにとって、
貴重な大会になりそうです。


そのスマイルジャパンは、明日からアメリカへ赴き、
現地の大学チームとのテストマッチを、5試合行う予定。

オリンピック代表メンバーの座を懸けた、チーム内の競争も繰り広げられる中で、
さらなるレベルアップを遂げたスマイルジャパンの選手たちのプレーを、
新横浜で見られるのが、今から待ち遠しいですね。

   SMILE JAPAN



尚、大会の詳細や試合日程。チケットの販売方法などについては、
日本アイスホッケー連盟のオフィシャルサイトを、ご参照ください。




アイスホッケー | comments(4) | trackbacks(0)
2013.09.15
NHL Pre-season Opener !
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

一昨日の記事でアジアリーグ
昨日の記事ではKHLと、シーズン開幕の話題を紹介してきましたが、
来月1日(現地時間)に開幕する NHL では、プレシーズンゲームがスタート!


昨夜はカナダの3都市で、今季最初の試合が開催されましたが、
カルガリー フレームスと、エドモントン オイラーズは、
チームを二つに分けて、それぞれのホームタウンで対戦。

   


そのうちカルガリーでは、6月の大洪水によって未曾有の被害を受け、
レギュラーシーズンの日程にも影響を及ぼすのでは?
と心配されていたスコシアバンク サドルドームで、試合が行われたとあって、
カナダのホッケーファンは、きっと一安心しているでしょう。



一方、オンタリオ州ベレビルでは、
ウィニペグ ジェッツと、ワシントン キャピタルズが激突!

     



シュートアウトまで及んだ試合もさることながら、
普段はジュニアリーグしか見られない人口5万人の街に、NHLのスーパースターがやってきた!
とあって、朝から大いに盛り上がっていたようです。

   



さらに昨夜は、NHLのスーパースターだけでなく、
NHL中継でお馴染みの、スーパーコメンテーターも登場!

     


先月の記事で「放映権交渉が難航している模様」だと、お伝えしましたが、
無事に契約延長の運びとなり、
今季も “土曜夜の御意見番” の姿が、テレビで見られることになって、
カナダのホッケーファンは、きっとこちらも一安心しているでしょうね(笑)




NHL | comments(4) | trackbacks(0)
2013.09.14
Expanding KHL's 6th Season Started
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事では、アジアリーグの針路に触れて、
真の国際リーグへ向けての歩みに、期待を寄せましたが、
「真の国際リーグ」と聞いて、皆さんが真っ先に思いつくのは、
やはり、KHL (コンチネンタル ホッケーリーグ)ではないでしょうか?


ロシアのスーパー(トップ)リーグを発展解消する形で、2008年に始まったKHLは、
ラトビア、カザフスタン、ベラルーシから、それぞれ1チームずつ加わって、
24チームでスタートしました。

その後、チーム数と参加国が増え続け、6年目を迎えた今季は、、、

ロシア極東の主要都市 ウラジオストクと、

       



クロアチアのザグレブから、新たにチームが参戦し、

       


8ヶ国 から 28チーム が集う、世界屈指の国際リーグに !!



今季のKHLは、例年より少し早く、今月4日からレギュラーシーズンがスタート。

各アリーナの開幕戦では、いずれも華麗な演出が見られたようですが、
なかでも、今季のシーズン開幕戦となった、
ディナモ モスクワのオープニングショーは圧巻 !!

       



3連覇を狙う名門チームでさえ、決しておごることなく、
ファンサービスには、投資を惜しまない様子。

それにしても、映像でこれだけの迫力があるのですから、
アリーナで見ていたら、3Dのオープニングショーだけで、
「チケット代の元はとれたぞ!」 と満足してしまいそうですね〜(笑)


資金力のあるチームが多いと言われるKHLでは、
このようなファンサービスだけでなく、チーム作りへの投資にも積極的。

マグニトルゴスクが、
ニューヨーク レンジャーズを、スタンレーカップに導いた実績を誇る、
カナダ人の マイク ・キーナン ヘッドコーチを招いたりするなど、
北米からやってくるコーチや選手も、多く見られます。

      



さらに近年は、NHLでプレーしていたヨーロピアンに、
好条件を提示して、ロシアへ呼び寄せることも増え、記憶に新しいところでは、
元NHLの得点王 イリヤ ・コバルチャク 選手も、祖国に戻ってKHLを活躍の場に。

昨季のロックアウト時に所属していた、
サンクトペテルブルグに復帰したコバルチャク選手(#17)は、キャプテンを任され、
開幕3試合目に、復帰初ゴールをゲットしました。

       


このように、拡充路線を歩み続けるKHLは、
来季から、4季前までKHLに所属していたトリアッティの復帰に加え、
フィランドの強豪 ・ヨケリト ヘルシンキも参戦予定。

さらに、オリンピックとパラリンピック会場をホームにするソチの新チームと、
イタリアからの新規参戦も検討されているそうで、
NHLを上回って 31〜32チーム で争われる可能性も!

先月の記事で、NHLの ゲーリー ・ベットマン コミッショナーが、
シアトルやケベックシティに新チームを! とのプランを抱いていると紹介しましたが、
これも「KHLの拡充路線を、強く意識しているからだ」といった声が聞こえるほどです。


数年前に、負傷した選手を運ぶストレッチャーが、
常備されていないアリーナがあったなど、まだ課題は残されている模様。

しかしながら、NHLを上回る世界一のリーグを旗印に掲げてスタートしたKHLは、
ホッケーの盛んな国が揃うヨーロッパの “地の利” を強みにして、
これからも拡充路線を、歩み続けていきそうです。


★本日の小ネタは・・・

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アイスホッケー | comments(2) | trackbacks(0)
2013.09.13
Asia League Take The Next Step
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事で紹介したように、
11年目のアジアリーグが、八戸、苫小牧、アニャン、上海で、7日に開幕したのに続いて、
今週末には、釧路、日光、コヤンで、試合が開催されます。


ところで、いつも「語りべ」通信をご覧くださっているデンじいさんから、
今季のアジアリーグについて、このようなコメントをいただきました。(ありがとうございます!)

       韓国の視線が五輪に向いており、それはよいのですが
       メンツ不足の(質は高いですが)サンムがハルラを破ったり、
       韓国勢各チームの弱体化がきになります。

       この数年でいえばやはりハルラ強し、
       打倒ハルラ!が日本勢のモチベイションでしたでしょうし、
       リーグ活性化に寄与していましたので、
       日本勢との対決時に「気を吐いてもらって」!
       リーグを盛り上げてほしいとおもっております。



国際アイスホッケー連盟が発表している(各カテゴリーを含めた)登録選手数が、
日本の 1/10 にも満たない韓国のトップリーガーたちが、
ハルラ、High1 の2チームから、
アジアリーグに新規参入したデミョンサンムと、
(昨季の序盤に続いて)フィンランドのプロチームにも派遣されるのですから、
デンじいさんのご意見は、まさしく、おっしゃるとおり!

たとえて言うと、同じ量のコーヒー豆から、
これまでは2杯飲んでいたのに対して、3杯半に薄めて飲むようなもの(笑)


とは言っても、長野オリンピックの前に、
日本代表候補選手が、日本リーグに参戦しなかったのと同じように、
ピョンチャン オリンピック開催へ向け、
韓国ホッケー界が、このような針路をとるのは、納得がいきますよね。

むしろ、国際アイスホッケー連盟のルネ ・ファゼル会長からの通達によって、
長野オリンピックを控えた当時の日本よりも、
強化のスピードを、はるかに高めていかなければなりません。

それだけに、国内のチームを一本化して、
アジアリーグから、よりレベルの高いリーグへ移行することも、
選択肢の一つとして、考えられても不思議ではないはず・・・。


しかしながら、韓国アイスホッケー協会のヤン ・スンジュン専務理事は、
アニャンハルラのGM職に就いていた当時から、このように言い続けています。

       韓国のアイスホッケーは、
       アジアリーグのおかげで、力をつけることができました。
       アジアリーグは我々にとって、全てだと言えるほど大事な存在です。
       しかし、今はオリンピックへ向けた特別な期間なのです!



アジアリーグに軸足を残したまま、自国の強化にも注力していく方針だけに、
韓国代表選手たちが、ピョンチャン オリンピック以降、
アジアリーグのレベルアップに、大きく寄与してくれることが期待されますね。


ただ、その一方で、デンじいさんのコメントにもあったとおり、
韓国のチームが、主力選手の分散によって、戦力ダウンするのは避けられず、
それによって、日本のチームにも戦力ダウンが及ぶ懸念が・・・。

この懸念を払拭するためには、たとえば、、、

日本と大陸(韓国・中国)で4チームずつに分かれ、
ディビジョン内の対戦を増やすとともに、上位2チームずつがプレーオフ進出に改め、
日本チーム同士の競争力を高める。   

とか、、、

外国籍選手数を、全チーム同じにしないで、
従来どおり、戦力のバランスを補うよう、チームごとに定める。

といった方策で、(少しでも)カバーすることも可能な気もするのですが・・・


「北米、ヨーロッパに肩を並べるリーグの創設」

「オリンピックでメダル獲得」

10年前から掲げているアジアリーグの目標の下、
11年目の今季が、真の国際リーグへ向かう新たな一歩になるよう、期待するのとともに、
今週末のサンムを皮切りに、日本にやってくる韓国のチームにも、
エールを送りたいですね !!



アジアリーグ | comments(7) | trackbacks(0)
2013.09.06
11th Asia League Will Launch in 4 Towns
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

いよいよ明日、アジアリーグの新たなシーズンがスタートしますが、、、

11回目の開幕を迎えるアジアリーグに関する この数字 → 2436日ぶり


これが何の数字か分かりますか?

正解は、アジアリーグが4試合行われる日 なのです!


今季のアジアリーグは、韓国のデミョン サンムが加わり、7季ぶりに8チームで争われ、
明日は、八戸、苫小牧、アニャン、上海の4都市で、全チームが開幕戦に臨みます。

アジアリーグの歩みを振り返ると、
同じ日に、4試合行われるは、
2007年1月6日に、釧路、苫小牧、アニャン、ハルビンで、
それぞれ開催されて以来、実に 「2436日ぶり」 となるのです!


「北米、ヨーロッパに次ぐ、第三の国際リーグを目指す」
との旗印を掲げて船出したアジアリーグだけに、
再びチームが増えて、国際色豊かになるのは、歓迎すべきことなのですが・・・

韓国のホッケー界は、ピョンチャン オリンピックへの強化に軸足を移し、
視線の先は、アジアリーグから世界へ。。。

唯一の中国チームのチャイナドラゴンは、
戦力的に見劣りするのは、否めない様子。。。

とあって、今季の優勝争いは、日本の4チームが中心に !?


そんな日本勢のキープレーヤーを含めた、シーズンプレビューが、
「アジアリーグアイスホッケー オフィシャルプログラム(日本語版)」に掲載されています。
ご観戦の際に、お買い求めください。

また、レギュラーシーズンの戦いの中から、
テクノルアイスパーク新井田と、三沢アイスアリーナでの全ての試合は、
八戸テレビ で録画中継(予定)!

さらに、エフエムくしろ では、
苫小牧、札幌、西東京での日本製紙クレインズ戦6試合を、完全生中継する予定です。

どうぞ、お楽しみに!


★ 本日の小ネタは・・・
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アジアリーグ | comments(12) | trackbacks(0)
2013.09.02
Summer Memories
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日から2学期がスタートした学校も、多かったようなので、
久しぶりに顔を合わせたクラスメイトと、楽しかった夏の思い出を話し合う姿が、
全国各地の教室で見られたのでは?

しかし、楽しかった夏の思い出を話す姿が見られたのは、
何も日本だけではないようです。

ホッケー大国のカナダでは、U18代表のメンバーたちも、
きっと誇らしげに、夏の思い出を話しているに違いありません!



夏休みには、日本国内でも、子供や学生の大会が行われましたが、
ヨーロッパでは、今年もイバン・フリンカ メモリアルトーナメントが開催されました。

1991年にスタートした大会は、参加国や開催国の変遷をたどった後、
チェコとスロバキアが、ホスト国に。

6年前からは、長野オリンピックや世界選手権で、
チェコ代表に金メダルをもたらせた名将の、生前の功績を称えて、
大会名が改まり、今年で23回目を迎えました。



先月5日(現地時間)から10日まで開催されていた、今年の大会には、
地元のチェコと、スロバキアをはじめ、
ロシア、フィンランド、スウェーデン、スイス、アメリカ、カナダ の8ヶ国から、
U18代表チームが参加。

トップレベルの各国から、有望な若手選手が一堂に会すとあって、
NHLをはじめとするプロチームのスカウトたちが、こぞって集結しました。

それに伴って、ホッケー先進国のメディアが大注目し、
テレビや新聞、ウェブサイトなどを通じて、連日報道。

日本の野球ファンが、ドラフト候補選手を見ようと、
夏の甲子園の高校野球や、都市対抗野球を観戦するように、
ヨーロッパや北米のホッケーファンたちも、熱心にチェックする、
注目度の高い国際大会なのです。



このような “ビッグトーナメント” で栄冠を勝ち取ったのは、カナダ!

先輩たちが続けてきた連続優勝を「6」に伸ばした上、
決勝戦では、ライバルのアメリカにシャットアウト勝利とあって、
新しいクラスメイトたちに、「テレビで見てくれた?」 と誇らしげに話す姿が、
カナダの学校では、見られたかもしれませんね(笑)

     



ところで、上の動画をご覧になって、「あっ!」と思われた方もいるでしょうが、
カナダを率いたのは、NHLのヘッドコーチ(HC)も務めた デイル ・ハンター 氏!

もっとも、ハンター氏は、以前の記事でもご覧いただいたように
カナダのジュニアリーグの強豪チームで、社長兼HCを務めているとあって、
そんなに驚くことでは、なかったのですけれど、
「語りべ」は、ホスト国・チェコのGMの名前を聞いて、思わずビックリ!


長野オリンピック金メダルメンバーの ミラン ・フニリチカ 氏 だったのです !!

      



名前と顔を見ても、「???」という人もいらっしゃるでしょうが、
フニリチカ氏は、長野では3人目のGKだったため、出場機会はなかったものの、
その後、世界選手権で守護神の座を託され、世界一に大きく貢献。

当時は、日本リーグを全試合中継していたテレビ局で、
毎年、世界選手権も放送していたことから、「語りべ」も何度も名前を実況し、
とても印象深いGKであるのとともに、
実は、、、買い物に付き合った ことがあるのです。



経緯を紹介すると、長野オリンピックが終わった年の夏、
フニリチカ氏が所属していたチェコのスパルタ プラハが来日。

札幌で、雪印、コクドと、エキシビションマッチを開催した際に、
大会を主催したアイスホッケー専門紙(を発行していた会社)から、ご依頼をいただき、
雪印スケートセンターで、
試合のオフィシャルアナウンサーを、担当させてもらいました。

その際、大会期間中に、スパルタプラハの選手たちが、
いくつかのグループに分かれて、ショッピングに行くことになり、
「語りべ」がガイド役を務めた一行の中に、フニリチカ氏がいたのです!



フニリチカ氏は、来日する以前に、北米でプレーしていた経験があり、
グループの中で、唯一英語を話すことができた選手。

他のチームメイトからの質問を、英語に訳してくれて、
それを「語りべ」が、店員さんに質問する合間に、
「日本では野球が盛んだよね。
(当時MLBでプレーしていた)吉井(理人氏)は、いいピッチャーみたいだね」
といった話題で、気さくに話しかけてきた姿が、とても印象に残っています。



このような出来事があったので、
それからも「フニリチカ」の名前を、しばしばチェックし続けて、、、

アトランタ スラッシャーズと契約を結び、NHLでプレーしたあと、
チェコに戻って、数年前にリタイアした。

というところまでは、知っていたのですが、
その後、エクストラ(トップ)リーグのチームから、GM役を託され、
心理学者の招へいを薦めるなど、改革に着手していた模様だったものの、
2年目に下部リーグへ降格してしまい、解任・・・。

しかしながら、チェコホッケー協会に見出され、
金の卵たちが揃うU18ナショナルチームのGMに、今年から就任したそうです。



フニリチカ氏が大役を担っているのも、スゴイことだと思いますが、
それより何より!
ホッケー強国であるチェコの中でも、超名門チームのスパルタプラハが来日したなんて、
今にして思えば、かなりスゴイことですよね !!

残念ながら、観戦に訪れたファンの数は、多くなかったですけれど、
例えて言うならば、読売ジャイアンツが、
わざわざチェコまで試合に行ったようなもの(笑)



当時のスパルタプラハには、そうそうたる顔ぶれが揃っていて、
シカゴ ブラックホークスなどで活躍し、長野で金メダルを手にした フランタ ・クチェラや、
エドモントン オイラーズからドラフトで2巡目指名を受けた、
デビッド ・ヴィボルニー 選手も、来日メンバー。

そのうちヴィボルニー選手は、「語りべ」グループのショッピング御一行様で、
新札幌で買った日本製の腕時計を、
少年のように目を輝かせながら、チームメイトに自慢していた姿からは、
のちにコロンバス ブルージャケッツで、Aマークをつけてプレーするなんて、
まっっったく、想像できませんでした(笑)



さらに、NHLには縁がなかったものの、
来日したシーズンに、エクストラリーグでアシスト王に輝いた、
パトリック ・マルティネツも、札幌のファンの前で、華麗なプレーを披露。

6年後に、アニャンハルラの一員になってから、その時の話をすると、
とても楽しそうに、振り返っていました。

      Patrik Martinec



このような話を紹介していくと、
「うらやましいなぁ・・・」という ため息が聞こえてきそうですけれど・・・
数年前までは「長野カップ」や「プレシーズンゲーム」で、
ヨーロッパのトップリーグのチームが、毎年のように来日していましたよね。

それより以前には、シーズンオフながら、旧ソビエトやスウェーデンなどから、
ナショナルチームが来日したり、
NHLの公式戦も、東京と埼玉で合わせて6試合も開催されました。



さらに言えば、今回紹介した「イバン・フリンカ杯」は、
元を正せば「フェニックスカップ」(その後 パシフィックカップ)として、日本でスタート。

カナダ、アメリカ、ロシアの選手たちを見に来ていた、
モントリオール カナディアンズのスカウトの目に留まった 三浦浩幸(元コクド)が、
「日本人で初めてNHLチームからドラフト指名される!」
という大きなニュースを、もたらせました。



当時は普通のことだと感じていましたけれど、
日本にいながらにして、世界のトップレベルを、目の当たりにする機会があったのは、
今にして思うと、とても貴重な体験だったようです。

15年前にスパルタプラハが来日した時の “夏の思い出” を思い起こすと、
このように痛感させられる「語りべ」なのでした。。。







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2013.09.01
HABS is Pretty Cool
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日から9月。

まだまだ厳しい暑さが続いているところも、多いようですが、
本格的なホッケーシーズンの到来が、近づいてきました。

各チームのプロスペクト選手や、ルーキーたちによるキャンプが、
もうすぐスタートするNHLも、今季の開幕まで、あと1ヶ月(現地時間)に!


この時期になると、NHLのオフィシャルサイトでのシーズンプレビュー「30 in 30」や、
The Hockey News」による順位予想など、
シーズンインが待ちきれない! 
というファンへ向けて、毎年恒例の企画が紹介されていますが、
アメリカのスポーツ専門局 ESPN は、
今年のNHLの順位を、ちょっと違った視点から、オフィシャルサイトで発表しました。

どんな視点からの順位かと言うと、
「ユニフォームランキング」 です。


北米4大スポーツと呼ばれる NFL、NBA、MLB、そしてNHL全チームのユニフォームを、
独自の評価で(勝手に !?)ランク付けをして発表する、
こちらも毎年恒例の企画ですが、
NHLチームの中で、今季の上位を見てみると、、、

3位デトロイト レッドウイングス

2位ボストン ブルーインズ

そして、栄えある 1位 は → モントリオール カナディアンズ !!


昨年、北米4大スポーツ122チーム中、ナンバーワンに選ばれたモントリオールは、
その座を明け渡し、3位にダウンしてしまったものの、
ホーム用、ロード用ともに、伝統に培われてきたなデザインと、
赤、白、青の理想的なカラーバランスなどを高く評価され、
NHL30チームの中では、今年もトップに輝きました。

     Montreal Canadiens


対して、評価が低かったチームを見てみると、、、

28位ワシントン キャピタルズ

29位コロラド アバランチ

そして、ワーストユニフォーム は、、、




   ロサンゼルス キングス でした・・・。



ロサンゼルスは、北米4大スポーツの中で、
下から数えて4番目の 119位 の低評価を受けましたけれど、
皆さんが評価したら、どんなランキングになりますか???




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