加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2014.06.30
Finish Off the Warm Up
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前々回の記事で紹介したとおり
先週末(現地時間)に「NHLドラフト」が催され、合わせて210選手が指名を受けました。


「語りべ」通信でピックアップした ブレンダン ・ルミュー 選手は、
バッファロー セイバーズが、2巡目(全体31位)で指名。




ドラフトの直前、NHL専門テレビ局に、
チャイナ シャークスでプレーした 父親の クロード ・ルミュー 氏と揃って、
親子で出演していましたが、、、




バッファローに見込まれたことによって、
アジアリーガーの息子が

史上初めてNHLのチームから指名を受ける
という新たな歴史が記されました !!



新たな歴史と言えば、
一昨年の記事で紹介した ネイサン ・ウォーカー 選手も、
ワシントン キャピタルズから(3巡目全体89位)指名され、
オーストラリア人選手が

史上初めてNHLのチームから指名を受ける
というニュースも !!



また、ドラフト前のプレビューで触れた、
マイケル ・ニーランダー氏の息子が、トロント メイプルリーフスに。

サミ ・カパネン氏の息子は、ピッツバーグ ペンギンズに、
それぞれ1巡目で指名されたのに加えて、
アル ・マキニス氏の息子が、アリゾナ コヨーテスから。

ピエール ・タージョン氏の息子は、デトロイト ウイングスから、それぞれ指名されるなど、
昨季に続いて、2世選手たちの名前が聞かれました。




ところで、ドラフトが近づくにつれて、
リストアップした選手の指名権を得るためや、サラリーキャップとの兼ね合いから、
   (サラリーキャップについては、こちらの記事 を参照してください)
どのチームのGMも動きを見せはじめ、、、

バンクーバー カナックスが、ライアン ・ケスラー 選手を、アナハイム ダックスへ!

ピッツバーグは、ジェイムス ・ニール 選手を、ナッシュビル プレデターズへ!

というように、チーム屈指の主力FWをトレードしましたが、
まだまだ大きな動きが見られそうです。


たとえば、オタワ セネターズは、
前述のケスラー選手と同様に、他チームへの移籍を志願したと報じられている、
キャプテンの ジェイソン ・スペッツァ 選手のトレードを、目下画策中の模様。

Jason Spezza


ブライアン ・マレー GMも、トレードの噂を否定していないだけに、
このオフも、オタワはキャプテンを放出することになりそうです。



一方(制限なし)FAの権利を持つ選手たちの動きも、あちらこちらで論じられ、
FWでは、ジャローム ・イギンラ 選手(ボストン ブルーインズ)や、
トーマス ・パネク 選手(モントリオール カナディアンズ)らが。

DFでは、ともに、ピッツバーグの守りを支えてきた、
ブルックス ・オーピックマット ・ニスカネン 両選手らが、
メインターゲットとして挙げられていますが、
それ以上に目が離せないのは、FA権を有するGKの顔ぶれ!


優勝への使者として招かれた ライアン ・ミラー 選手(セントルイス ブルース)や、
アナハイム ダックスの守護神を務め続けた ヨナス ・ヒラー 選手という、
皆さんも、よくご存知の実力派GKは、「FA移籍確実!」と見られています。


しかし、この二人にも増して、動向が取り沙汰されているのが、
ニュージャージー デビルスの マーティン ・ブロデューア 選手

Martin Brodeur



今季のトレードデッドライン前にも、お伝えしたとおり、
コーリー ・シュナイダー 選手の加入で、出場機会が減ってしまったブロデューア選手
は、
「42歳にして、長年プレーし続けたニュージャージーに、別れを告げる !?」
と盛んに報じられています。

さらに、現地のメディアの報道では、新天地の候補として、、、

   トロント!

   ピッツバーグ!

   シカゴ ブラックホークス

といったチームの名前が !!


この他にも、バイアウトのニュースも届くなど、早くも各チームのGMは大忙し。
   (バイアウトについては、こちらの記事 を参照してください)


しかし、FA移籍が解禁となる明日からが、
来季以降のチームの命運を分ける “勝負の時” とあって、
これまでの仕事は、いわばウォームアップのようなもの。

明日からのGMたちの手腕が、
皆さんのお気に入りチームの行方を、決めることになるだけに、
目が離せそうにありませんね。




NHL | comments(2) | trackbacks(0)
2014.06.27
RYO HASHIMOTO will Fly to NHL CAMP
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日、王子イーグルスは、日本代表のDFとしてもプレーしている 橋本僚 選手が、
来月に開催される コロンバス ブルージャケッツ の、
デベロップメント キャンプに参加すると、発表しました。

Ryo Hashimoto



まずはじめに「デベロップメント キャンプ」について、簡単に紹介すると、
NHLの各チームが、若手選手を中心に行うもので、
コーチらに認められれば、プレシーズンゲームを控えた9月のキャンプに呼ばれ、
(かなり狭き門ではありますけれど)開幕ロースター入りを争うチャンスを得られるのです。



このようなニュースが届くにあたって、、
実は、大きな役割を担ったキーパーソンがいます。 それは他ならぬ、この人!

コロンバスのチームを統括している ヤルモ ・ケカライネン GMです。

Jarmo Kekalainen


◆photo courtesy : Blue Jackets Xtra



昨年の記事で紹介したとおり、フィランド出身のケカライネンGMは、
NHL史上初めて、ヨーロピアンながらGMの重職に抜擢され、話題となりましたが、
ヨーロッパに限らず、その人脈には、アジアのホッケー界にかかわる人も。

これが縁となって、日本のホッケー界から! 

そして、誰もが一目を置く伝統と実績を誇るイーグルスから !!

選手がやってきて、デベロップメントキャンプに参加するのを、快く迎え入れることに !!!


一方、送り出す側の イーグルスの 桜井邦彦 新監督と、キャラー ・アーロン 新コーチは、
「フィジカル面では厳しいかもしれないけれど、
スケーティングなら(キャンプに参加する欧米の選手よりも)抜けているはず」
だと言って、橋本僚選手を指名。

当の本人も、オフを早めに切り上げ、
高校生たちの練習に加わってトレーニングに汗を流すなど、やる気満々の様子だそうです。



ところで、コロンバスと言えば、
ロックアウトの影響で延期されていた「オールスターゲーム」が、
ようやく来季に開催されることが決定。


来年1月に行われるオールスターゲームよりも一足早く、
橋本僚選手は、ネイションワイドアリーナの舞台に立つのです!

Nationwide Arena



と言いたいところなのですが、、、
残念ながら、デベロップメントキャンプが行われるのは、
メインアリーナに隣接するサブアリーナ(予定)

Nationwide Arena



そうは言っても、コロンバスの選手たちが練習に利用している立派なアリーナなので、
キャンプに参加する若い選手たちにとって、「気分はNHLプレーヤー」かも???

来月6日に出発する橋本僚選手の健闘を、期待しましょう!





アジアリーグ | comments(0) | trackbacks(0)
2014.06.26
Asia Leaguers' Son will be Picked in NHL DRAFT !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の記事で紹介したとおり、華やかな「アウォード」が終了し、
NHLの長いシーズンも、いよいよ締めくくりへ。

今週末には、今季最後のイベントとなる 「NHLドラフト」が、
二日間にわたって開催されます!



昨季は、日曜日に重なったのも相まってか(?)、
往年の名選手たちの息子の指名が目立つ、「Draft “SON” Day」
となりましたが、
今季のドラフトも、NHLが発表したドラフト候補選手のオフィシャルランキングを見ると、、、

ヨーロピアンのスケーター部門の1位に、
NHLのオールスターゲームで、2度も最速スケーターに輝いた、
サミ ・カパネン息子 カスペリ 選手

さらに続いて、2位には、
シカゴ ブラックホークスや、ワシントン キャピタルズなどで、中心FWとして活躍した
マイケル ・ニーランダー息子 ウィリアム 選手

といったように、今季のドラフトでも、
かつてのスター選手のジュニアたちが「指名確実」と目されています。


そんな中で、「語りべ」が紹介したいのは、
こちら ↓ の選手。

ブレンダン ・ルミュー 選手です !!




「ルミュー」と聞いて、
ピッツバーグ ペンギンズの マリオ ・ルミュー チェアマンを、思い浮かべた方もいるでしょうが、
ブレンダン選手のパパは、、、



クロード ・ルミュー 氏 !!


今季のベストコーチに選ばれたパトリック ・ロワ氏とともに、
モントリオール カナディアンズと、コロラド アバランチで優勝したのに続いて
ニュージャージー デビルスでも、2回スタンレーカップを獲得。

他にも、ワールドカップの前身の「カナダカップ」で世界一に輝くなど、
何度も美酒に酔った、輝かしいキャリアの持ち主であるとともに、
もう一つ、忘れてはならないキャリアがあります。

それは、元アジアリーガー なのです!


こちらの記事を見ていただくと、思い出される方もいらっしゃるでしょうが、
43歳にして現役復帰を試みたルミュー氏は、
4季のブランクを取り戻すための第一歩として、
チャイナシャークスと契約し、アジアリーグの公式戦でカムバック!

アニャンでの試合に出場したあと、AHLのチームと契約し、
その後、サンノゼ シャークスの一員として、再びNHLのステージに戻りましたが、
結局、シーズン終了後に引退を表明し、自らのキャリアにピリオドを打ちました。


ルミュー氏が、アジアのファンの前でプレーしたのは、わずか2試合だけでしたが、
れっきとした「アジアリーグOB」であるのは、間違いなし。

それだけに、もしもブレンダン ・ルミュー選手の名前が、ドラフトで呼ばれれば、
アジアリーガーの息子が

史上初めてNHLのチームから指名を受ける
ことに(おそらく)なります!


ドラフト候補の中で、ブレンダン ・ルミュー選手のオフィシャルランキングは、
北米のスケーター部門の28位と、ずば抜けて高くはありません。

とはいえ、全チームのGMやスカウトが見詰める中、
ドラフト候補選手を集めて試合を戦う「トッププロスペクトゲーム」で、
先制点をゲットするなど、父親譲りの大舞台での強さは実証済み!

それだけに、指名を受けるのは間違いなさそうです。


各チームが白羽の矢を立てる指名選手の顔ぶれも、もちろんながら、
指名が進む最中にも、次々とトレードが行われ、
毎年のようにサプライズが起こる「NHLドラフト」は、
明日の夜(現地時間)フィラデルフィアのウェルズファーゴセンターで、幕開けとなります。

WELLS FARGO CENTER



★本日の小ネタは・・・
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2014.06.25
AVALANCHE BLAST
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今季の各賞の発表と表彰を行う、恒例のNHLアウォードが、
昨夜(現地時間)ラスベガスで催されました。


ロックアウトの余波を受けて、地味に行われた(?)昨季とは対照的に、
例年どおり、華やかな雰囲気の中で進んでいきましたが、
最も注目されたのは、コロラド アバランチ の面々!


まず、就任1年目ながら、チームを4季ぶりのプレーオフへ導いた、
パトリック ・ロワ ヘッドコーチ(HC)が、
ジャックアダムズ アウォード(最優秀コーチ賞)を受賞しました。




1年前の記事で、ご覧いただいたように
現役時代は、輝かしい実績を残した一方で、
歯に衣着せぬコメントの数々や、ファイティングも辞さないキャラクターから、
一部のメディアの間で、「NHLのHCとして適任ではない」といった声も・・・。

しかし、ロワHCは、ウエスタン カンファレンスの最下位に沈んだチームを、
ディビジョン トップ(=カンファレンス2位)に躍進させ、
次点のマイク ・バブコックHC(デトロイト レッドウイングス)の、
2倍以上の得票ポイントを獲得。

文句なしの最優秀コーチに選ばれました。



文句なしと言えば、カルダー トロフィー(ベストルーキー)を受賞した、
18歳の ネイサン ・マッキノン 選手も、
有効票を投じた「137」人のうち、実に「130」人から、1位の評価を得て、
史上最年少で最優秀新人に選出!




昨季のドラフト前に紹介したとおり
コロラドは、ホームタウンのデンバーに馴染みが深く、地元ファンから大注目されていた、
セス ・ジョーンズ 選手(現ナッシュビル プレデターズ)の指名を回避してまで、
マッキノン選手を全体1位で指名しただけに、(詳細は こちらの記事 をご覧ください)
ジョー ・サキック副社長も、自らの眼力の高さを、
ついつい自慢したくなっているかも、しれませんね〜(笑)



さらにコロラドからは、レギュラーシーズンとプレーオフを通じて、87試合に出場し、
ペナルティタイムが、わずか2分だけ! だった、ライアン ・オライリー 選手も、
レディビング メモリアルトロフィー(スポーツマンシップを称える賞)に選出。





このように今季のコロラドは、シーズン中の戦いぶりにとどまらず、
アウォードまで、衝撃的なほどの勢いを見せつけただけに、
来季のさらなる躍進が、早くも期待されますね!

N.MacKinnon, P.Roy, and R.OReily (from L)


◆photo courtesy : COLORADO AVALANCHE







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2014.06.24
Vancouver Select Willie Desjardins as Bench Boss
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日(現地時間)バンクーバー カナックスは、
シーズン終了後に解任した ジョン ・トートレラ 前ヘッドコーチ(HC)の後任として、
テキサス スターズをカルダーカップ(AHLチャンピオン)へ導いた、
ウィリー ・デジャーデン
と契約を結び、
来季のHCに就任したことを、正式に発表しました。

Willie Desjardins



現在57歳のデジャーデン氏は、20歳の時に来日し、
岩倉組のFWとして、日本リーグで1季プレー。

日本を離れてからは、祖国のカナダやヨーロッパでプレーを続けたあと、
28歳から(専任の)指導者に転じて、カルガリー大学を率いていました。


ところが、デイブ ・キング氏(長野オリンピック日本代表GM)に推薦されたのが縁となり、
西武鉄道のコーチに就任。

37歳にして、再び日本へやってきたデジャーデン氏は、
合わせて5季にわたって(途中に2季ほどカナダでコーチ)西武と雪印のコーチとして、、、

   西武鉄道を15季ぶりの日本リーグ優勝へ!

   前年最下位に低迷した雪印をプレーオフへ!

それぞれ導くなど高い手腕を発揮。


雪印の廃部を機に、帰国したデジャーデン氏は、
WHL(カナダのジュニアリーグ)メディシンハット タイガースのGM兼HCを歴任したのに加え、
ホッケーカナダ(カナダ協会)から指導力を評価され、U20代表のHCも務めました。


そして53歳の夏、今度はダラス スターズから白羽の矢を立てられ
アソシエイトコーチ(トップアシスタントコーチ)に就任。

“ダラスの頭脳” の役割を、2季ほど担ったあと、
アフィリエイトチームのテキサスのHCに任命され、
昨季はAHLの最優秀コーチ賞に輝いたのに続いて、今季はカルダーカップを獲得しました。

Willie Desjardins



これまでにも何度か紹介してきたとおり
豊富かつ優れたキャリアを買われ、デジャーデン氏には複数のチームが関心を抱き、
ピッツバーグ ペンギンズとバンクーバーからは、オファーが届いて、
インタビュー(交渉)を行ったそうですが、
現地メディアによると、契約条件の良さなどから、バンクーバーを選んだ模様。

元日本リーガーのHCと言えば、ダリル ・サター氏が、
ロサンゼルス キングスで、一昨季に続いて、今季もスタンレーカップを手にしましたが、
チームの再建に直面しているバンクーバーで、
デジャーデン氏は、どのような成績を残すのでしょうか?


尚、デジャーデン氏に先駆けて、
3日前の記事で紹介した カロライナ ハリケーンズと、
昨日 就任会見を行った フロリダ パンサーズ が、
それぞれ、デトロイト レッドウイングス、
モントリオール カナディアンズのアシスタントコーチを、HCに招いたことから、
現時点でHCが空位となっているのは、ピッツバーグだけとなりました。


<追記>
唯一、HCが決まっていなかったピッツバーグは、
長野オリンピックカナダ代表や、バンクーバーなどのアシスタントコーチを歴任した後、
WHL(カナダのジュニアリーグ)ポートランド ウインターホークスのGM兼HCを務めていた、
マイク ・ジョンストン 氏の就任を、25日に発表しました。


◆2nd photo courtesy : 2014 CALDER CUP CHAMPIONS TEXAS STARS






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2014.06.23
Oji Eagles Transaction : Jun.23
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日、王子イーグルスは、今季まで日本製紙クレインズでプレーをしていた、
日本代表のCF 小原大輔 選手の移籍加入を発表しました。






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2014.06.22
2014-15 Season Opener will be Held at Tomakomai
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨日の「語りべ」通信では、海の向こうのNHLが、
今日(現地時間)来季の日程を発表するニュースを紹介しましたが、
今回の記事は、日本国内での来季の開幕戦についてのインフォメーションです。



既にオフィシャルホームページに、掲載されているとおり、
“ピョンチャン行きのチケット” 獲得への第一歩となる、来春の「世界選手権」へ向け、
来月6日〜10日まで、苫小牧市の 沼ノ端スケートセンター で、
スレッジホッケー日本代表が、トライアウトキャンプを実施します。

また、それに先駆けて、同じく沼ノ端スケートセンターで、
国内のクラブチームによる対抗戦を開催!


来季の開幕戦となる 「クラブ対抗戦 in北海道」 は、
7月5日(土)14:15〜 東京 ・長野連合チーム vs 北海道 ・八戸連合チーム

7月6日(日)10:00〜 北海道 ・八戸連合チーム vs 東京 ・長野連合チーム
のスケジュールとなります。

本格的なホッケーシーズンには、まだ早いとあって、
各チームともにフルメンバーでの戦いができないため、連合チームによる試合となりますが、
新たなシーズン到来を告げる “開幕戦” ですので、
「ソチ パラリンピック」の生中継などをご覧になって、
「スレッジホッケーを見てみたい!」と思われた方は、苫小牧へ足を運ばれてはいかがですか?


尚、上記のスケジュールは、現時点での予定となりますので、
最新の予定を含めたインフォメーションは、
日本アイススレッジホッケー協会のオフィシャルサイト を。

また、アイススレッジホッケーに関する話題や情報は、こちらのカテゴリーの記事を、
それぞれご参照ください。





パラアイスホッケー(スレッジホッケー) | comments(0) | trackbacks(0)
2014.06.21
2014-15 Schedule will be Announced on Sunday
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

多くのところで、梅雨特有の蒸し暑い日が続いているようですが、
いかがお過ごしですか?

このような季節になると、ホッケーファンの方の中には、
「ひんやりとしたアイスリンクが恋しくなる!」
という人が多いかもしれませんけれど、、、

そんな皆さんに、お知らせです!



13日(現地時間)にロサンゼルス キングスの優勝で幕を閉じたばかりの NHL は、
明日、来季のレギュラーシーズンの日程を発表するそうです。


既に各チームから、プレシーズンゲームの詳細も発表されているのに加え、
カロライナ ハリケーンズに続いて、
近日中には、フロリダ パンサーズや、
元日本リーガーの就任が濃厚なバンクーバー カナックスも、新しいHCを発表する見込み。

あと一歩のところで、スタンレーカップを奪還できなかったニューヨーク レンジャーズは、
2020年まで契約を結んでいた ブラッド ・リチャーズ 選手をバイアウトするなど、
(バイアウトについては、こちらの記事 をご参照ください)
アウォードやドラフトといった今季の公式行事は、まだ残っているというのに、
もう来季の話で、もちきりですね(笑)




NHL | comments(2) | trackbacks(0)
2014.06.18
WESTERN CARNIVAL
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事で紹介した AHL の「カルダーカップ ファイナル」は、
昨夜(現地時間)カナダ東部のニューファンドランド島で、第5戦が行われ
3試合続けて、オーバータイムに及ぶ接戦を制した テキサス スターズ が、
初優勝を飾りました!




今季のテキサスは、レギュラーシーズンでも、
全30チームの中で、ナンバーワンの勝点をマークしているだけに、
チームを率いた ウィリー ・デジャーデン ヘッドコーチ(HC)の評価は、
さらに高まりそう。

バンクーバー カナックスや、カロライナ ハリケーンズなどの新HC候補として、
NHLの話題を報じている現地のメディアが、数多く採り上げていましたが、
カルダーカップを勝ち取って、誇らしげな様子のデジャーデンHC(写真右端)は、
来季はどのチームで、采配を振るのでしょうか?

2014 Calder Cup Champion Texas Stars




このように、デジャーデンHC のおかげで、
今季のAHLのプレーオフは、例年以上に、メディアの注目を集めたようですが、
もう一つ、多くのメディアが紹介していたニュースがあったのを、ご存知ですか?

それは、「フランチャイズ移転」 についての話題!

こちらの記事で紹介されているとおり、
アフィリエイト契約を結ぶ NHL チームとのホームタウンの距離が、
問題視されているのです。


どういうことかと言うと、下の地図をご覧いただけば、一目瞭然ですが、、、

2013-14 AHL TEAMS



AHLのフランチャイズは、マーケットの大きさとの兼ね合いから、
アメリカの東海岸に集中しています。

しかしながら、東海岸のAHLチームの中には、
ロサンゼルス キングス、アナハイム ダックス、サンノゼ シャークス・・・
といった西海岸のNHLチームと、アフィリエイトを結んでいるチームもあることから、
負傷者の穴埋めに、代わりの選手を緊急招集!
といった時に、試合に間に合わないことも。


それだけに、西海岸のNHLチームからは、
フランチャイズ移転を望む声が、強まっているそうで、
AHLのデイプ ・アンドリュース代表も、カルダーカップファイナルの最中に、
アメリカ西部へのフランチャイズ移転を、前向きに検討するとコメント。

さらに続いて、アンドリュース氏の口からは、
「(早ければ)再来季(2015-16)からでも可能」 だとの言葉も聞かれたそうですが、
近い将来には、アメリカ西部の主要都市で、
AHLの試合が、観戦できるようになるかもしれませんね。


◆photos courtesy : AHL





ところで、アメリカ西部の主要都市と言えば、
AHLよりも、一足早く決着がついたNHLでは、
一昨日、ロサンゼルスがダウンタウンエリアで、優勝パレードを開催しました。




ホームアリーナのステイプルズ センターに通じるフィゲロア通りに詰め掛けたファンは、
チームの発表によると、およそ 30万人 !!


パレードが終了したあとは、アリーナへ場所を移して、
市長も駆けつける中、優勝パーティーが行われ、
ステイプルズ センターに集まったファンは、2度目のスタンレーカップ獲得に沸きました。




さらに昨日は、スタンレーカップを携えて、MLBのドジャースタジアムに凱旋!




一夜明けて今日は、ロサンゼルスの海沿いをパレードと、
“スタンレーカップ フィーバー” は、まだまだ続きそうです。



くしくも同じロサンゼルスでは、
スタンレーカップ ファイナルの開幕前に、メディアデイ(記者会見)が開かれました。

その席上で、NHLのゲーリー ・ベットマン コミッショナーは、
レギュラーシーズン中に開催した、
温暖なロサンゼルス(ドジャースタジアム)でのアウトドアゲームが盛況だったことを、
「大きな成功」だと振り返っていたそうです。


近日中に発表される見込みの来季の日程では、ワシントンD.C.とともに、
今度は、「サンフランシスコでアウトドアゲームを開催!」
との報道も見られるだけに、
ベットマン コミッショナーは、ロサンゼルスのフィーバーぶりを見て、
きっと意を強くしているに違いないはず !?



そんなベットマン コミッショナーの思いは、ともかくとして(笑)、
これまで温暖な気候や、他のプロスポーツとの人気の兼ね合いから、
アメリカ西部のメディアは、NHLへの注目度が高いとは言えませんでしたが、
少しずつ変わってきている兆しも。。。


というのも、決して不思議なことではなく、
アメリカ西部に限らず、ウエスタンのチームを見渡せば、
一昨季から、ロサンゼルスシカゴ ブラックホークス
そして今季が、再びロサンゼルスと、
「スタンレーカップは、3季続けてウエスタンのチームへ!」


これは、1996年のコロラド アバランチから始まって、
翌年と翌々年は、デトロイト レッドウインクズ。

さらに続いて、1999年のダラス スターズと、
ウエスタンのチームが、4連覇を飾って以来になるのです。

しかも、3季前のボストン ブルーインズを挟んで、
2010年にも、シカゴが優勝していることから、
ここ5季のうち、ウエスタンのチームが4度も頂点に!


「シカゴとロサンゼルスだけじゃないか !!」

「サラリーキャップが導入された目的に、かなっていないぞ !!」


こんな声も聞こえてきそうではありますけれど(苦笑)、
両チーム以外にも、、、

毎年安定して好成績を残している、
セントルイス ブルースやサンノゼ。

新しいHCの下でチーム力がアップして、今季は優勝候補の一角にも挙げられていた、
アナハイムや、コロラド アバランチ。

などをはじめ、見どころの多いチームが居並んでいるとあって、
(下位4つを占めてしまったカナダ勢の巻き返しが必須ですけれど・・・)
これから “ウエスタン戦国時代” がやってくるかも?


アメリカ全体を見渡しても、タイムゾーンや、メディアの数から、
イースタンのチームの話題が、どうしても多かったのは否めませんが、
「シアトルとラスベガスに新チームができて、NHLは32チームに増える !?」
といったウワサも、ささやかれ続けているだけに、
「ウエスタンの話題が、ホッケーファンの注目を集める!」
ようになっていくかもしれませんよ。


〜「語りべ」より〜
来季のNHLの日程発表について、当初「およそ10日後」としていましたが、
「語りべ」が一週間ほど(記事を書いた日を)すっかり勘違いしていましたので(汗)・・・
修正を致しました。




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2014.06.08
Another Cup Final Get Underway
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先日の記事でもお届けしたように
NHLの「スタンレーカップ ファイナル」が、4日(現地時間)に開幕。

昨夜でロサンゼルスでの2試合を戦い終え、
両チームは、中一日で(体験したことのある方は、大変さがお分かりでしょうけれど)、
西海岸から東海岸へ移動して、第3戦を迎えます。


このように、NHLの頂上決戦は、場所を移して続きますが、
北米のプロホッケー界で、王座を懸けてプレーオフを戦っているのは、
何もNHLだけではありません。

NHLの一つ下のリーグに相当する AHL では、
(スタンレーカップならぬ)「カルダーカップ ファイナル」 が、
いよいよ今夜からスタートします!


昨季までにも何度か触れてきたとおり、
AHLは、ファンやメディアの関心を高めるために、アウトドアゲームや、
スウェーデンのチームを招いてオールスターゲームを行うなどしていますが、
そんな試みの一つとして、近年はプレーオフの改革にも着手。

一例を挙げると、移動の負担を考慮して、
1stラウンドのシリーズを、2試合減らして「ベストオブ5」にした一方で、
上位チームのアドバンテージを高めるため、
フレキシブルなフォーマットを、導入するようになりました。


しかし、それにも増して “ウリ” にしているのが、プレーオフの日程で、
スタンレーカップの行方が決まったあとに、
カルダーカップを手にするチームが決まるように、スケジュールを設定。

つまり、NHLのプレーオフは終わってしまったけれど、
AHLのファイナルは、まだ続いているから、
「もっとホッケーが見たいなぁ」という人たちは、ぜひ見てくださいね〜!

といった触れ込みで、ファンやメディアからの注目を、
少しでも多く集めようとしているのです。


そんなAHLのチャンピオンを決める、今季のファイナルの顔合わせは、、、
テキサス スターズ
VS
セントジョンズ アイスキャップス



チーム名を聞いても、チームに馴染みのない人が、ほとんどでしょうけれど、、、

ウエスタン カンファレンスを制した テキサス には、
岩倉組でプレーし、再来日後には、西武鉄道と雪印の頭脳を担った、


対して、イースタンから勝ちあがった セントジョンズ にも、
西武鉄道と王子製紙に在籍し、日本代表のゴールを守った、


というように、日本のファンの皆さんにも、馴染みの深い二人が、
コーチを務めているチームの対戦なのです!


今から19季前に、揃って西武鉄道の一員となり、
当時は絶対的な強さを誇っていた王子とコクドの「二強時代」に、
くさびを打ち込む立役者となった二人が、カルダーカップを懸けて激突します。

とは言っても、今季から、プロチームのコーチに就任したイモオ氏に対して、
デジャーデン氏は、一年前の記事でも紹介したように、誰もが一目を置くキャリアの持ち主。

U20カナダ代表のHCや、ダラス スターズのアソシエイトコーチなどを歴任したあと、
テキサスのHCに就任し、昨季はAHLの最優秀コーチ賞に選ばれました。


今季もレギュラーシーズンで、ナンバーワンの成績を挙げて、
チームをファイナルまで導いたとあって、現地のメディアの中には、、、

バンクーバー カナックス

カロライナ ハリケーンズ

の両チームが、来季のHC の有力候補としてリストアップしている !? といった報道も。





決戦を目前に控えても、落ち着いた口調でメディアに応じていたデジャーデンHCは、
「AHLの優勝を花道に、NHLのHCへ就任!」
というストーリーを描くことができるでしょうか?

「カルダーカップ ファイナル」は、今夜 テキサスで幕を開けます!





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