加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2015.11.30
MOVEMBER 2015
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

早いもので、今日で11月も終わりとなりましたが、
11月のホッケー界の恒例イベントと言えば、
ズバリ! 「MOVEMBER(モーベンバー)」 ですよね。


「モーベンバー」の詳細については、2010年の記事を、ご覧いただくことにして、
概要だけ紹介すると、
前立腺をはじめ、男性特有の病気への関心を高めるためのチャリティ活動で、
いわば乳ガン撲滅などを目的とした「ピンクリボン運動の男性版」

Mustache (口ヒゲ)と、November (11月)を併せた「Movember」の名のとおり、
11月に入ってから、男性は口ヒゲを伸ばし続けることで、この運動に参加し、
賛同した人たちから、募金を集めるというもの。


ここ数年、NHLでもモーベンバー運動に協力する選手が、かなり増えてきているので、
ホッケーファンの皆さんの中には、
「あれ? この選手は、ずい分ヒゲを伸ばすようになったなぁ」
と思われた人も、少なくないのでは?


以前には、High1(ハイワン)のマイケル ・スウィフト選手(写真左)や、
ミタニ ダーシタケシ 選手もトライしていた
のを、
アジアリーグのファンの方も、きっと覚えていらっしゃるでしょう。

Michael Swift Darcy Mitani




そんなモーベンバー運動に、かねてから積極的に取り組んでいるのが、
NHLの ミネソタ ワイルド!


5季前には、モーベンバー運動を通じて、ギネス世界記録を樹立したことを、お伝えしましたが、
その後もミネソタは、恒例行事にしています。




今季は、ホームゲームを中継する「テレビ局チーム vs ラジオ局チーム」の対決とし、
ドラフト会議を開いて、ミネソタの選手たちを指名。

モーベンバー(アメリカ)のオフィシャルサイトを通じて、メンバーも加わり、
「モーベンバーゲーム」と題して行った昨夜(現地時間)の試合を終えた時点で、




両チーム合わせて、、、
「8326ドル」=およそ102万円
の寄付が集まりました!


「ヒゲを伸ばし続けただけで、そんなに寄付金が集まったのか!」
という驚きの声が聞こえてきそうですが、驚くのは、まだ早いですよ!
ミネソタの2チームを大きく上回る選手がいたのです。


それは、モントリオール カナディアンズの キャリー ・プライス 選手 !!

Carey Price


◆ photo courtesy : @CP0031



モントリオールはもちろん、
来年の「ワールドカップ」で、カナダ代表のメインGKとして期待されるプライス選手も、
モーベンバー活動にエントリーしていましたが、
「もし募金が5000ドルに達したら、
ホームゲームのペアチケットをプレゼントするよ!」

と自身のツイッターを通じてアピールした効果か、
100ドル以上の募金も珍しくなく、なかには 500ドル もの高額募金も集まって、
プライス選手をはじめ、複数のNHL選手も所属するチームへの総額は、、、
「13412ドル」=およそ165万円


そのうち、プライス選手への募金は、、、
「10673ドル」=およそ130万円


というように、、、
たった一人で、ミネソタの2チームを上回る募金
を集めたのです!(いずれもミネソタと同時点での額)


さすが昨季の MVP!」との声が飛んできそうですけれど、
今季のプライス選手はケガに泣かされ、先月末から下半身の負傷で欠場。

ようやく20日に復帰を果たして、3試合に先発したものの、
再び脚を痛めてしまい、負傷者リスト入り・・・。




ペアチケットをプレゼントする予定の来月3日の試合には、
残念ながら、間に合いそうにありませんが、
多くのファンのためにも、早くケガを治して、
ベルセンターのゴールクリーズに、戻ってきて欲しいですね。



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2015.11.29
TOP3 INCREDIBLE PLAYS of WEEKEND
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事でも お伝えしたとおり
サンクスギビングデーのブレイクが明けた NHLのレギュラーシーズンは、
二日続けて、昨日の土曜日(現地時間)も、12試合が行われました。

ホリデイムードが高まる中、どのアリーナも多くのファンが詰め掛け、
選手たちは、いつにも増して気合十分だったのか(!?)
驚くようなスーパープレーが、あちらこちらで続出。

今日の「語りべ」通信は、週末の試合の中からセレクトした、
「スーパープレー トップ3」
をホッケーファンの皆さんへ、お届けします!




まずは、スティーブン ・スタムコス 選手(タンパベイ ライトニング)の、
「ノールック バックハンド アシスト!」





最多得点賞を手にしたこともあるゴールスコアラーだけに、
見事なパスは、相手チームの守りを翻弄させましたね〜




続いては、ジョナサン ・クイック 選手(ロサンゼルス キングス)が披露した、
「執念のスーパーセーブ!」





サドンビクトリーのオーバータイムだったので、
絶対に得点はさせない! という強い気持ちが伝わってくるシーンですね〜




そして最後は、エフゲニ ・モルキン 選手(ピッツバーグ ペンギンズ)の、
「鮮やか過ぎる個人技!」





身長192cm 体重88kg の大型選手とは思えないスピードと、プレーの切れ味!
キャプテンのシドニー ・クロスビー 選手が、開幕から精彩を欠いているのを補って余りある働きで、
今季のモルキン選手は、文字どおり “ピッツバーグのエース” になっていますよね〜




ホッケーシーズンは、まだまだ続くだけに、NHLに限らず、世界の各地で、
これからも、このようなスーパープレーが見られることを、期待しましょう !!




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2015.11.28
BARGAIN SALE !?
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事でも触れたとおり、
アメリカのサンクスギビングデー(感謝祭)の祝日が明けて、
NHLのレギュラーシーズンが、昨日(現地時間)から再開しました。


再開初日は、各地で12試合が行われましたが、
第3ピリオドで決着がついたのは、4試合だけ。

残る 「8試合」 は、全てオーバータイムに及んで、
2007年2月22日以来の NHLタイ記録 となったほど、“接戦続きの一日” に。


それだけに、どのアリーナも大いに沸いたようですが、
なかでも、最も盛り上がっていたのは、BB&Tセンターでの
フロリダ パンサーズ vs ニューヨーク アイランダーズ」戦!


3on3 のオーバータイムで得点がなく、シュートアウトで勝敗を決することとなり、


ホームのフロリダは、ロベルト ・ルオンゴ 選手 !!

対するアイランダーズは、ヤロスラフ ・ハラク 選手 !!


海外のホッケーに詳しくない方にも、よく名前を知られている二人の守護神が、
ゴール前に立ちはだかったのですが、結果は、、、




5ラウンドまで戦って、ルオンゴ 選手が阻んだシュートは、「1本のみ」

ハラク選手にいたっては、「セーブ0・・・」


NHLが2005年からシュートアウトを導入して以来、11季目になりますが、
5ラウンド以降まで続いたシュートアウトで、
両チームのGKが1セーブしかできずに、

試合の決着がついたのは、史上初めて!



指折りの実力と実績を誇り、
オリンピックでも祖国のゴールを任されるほどの二人が、ゴールを守っていたことを考えると、
(シューターのスキルも光りますが)想像もしなかった結果ですよね。


サンクスギビングから一夜明けた「ブラックフライデー」と呼ばれる日を皮切りに、
アメリカでは、クリスマスへ向けてのバーゲンセールがスタート!

この日のルオンゴ選手と、ハラク選手のシュートアウトでのプレーぶりも、
さながら “氷上のバーゲンセール” のようでしたね(笑)


★ 本日の小ネタは・・・
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2015.11.27
TERRIBLE !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先日の記事で紹介したように、
アメリカのサンクスギビングデー(感謝祭)に合わせて、
試合が開催されなかったNHLのレギュラーシーズンは、祝日明けの今日(現地時間)から再開!

わずか一日だけのブレイクだったとは言うものの、
序盤戦で勢いに乗れなかったチームや選手にとっては、
気持ちを切り替えて、巻き返しを期します!


というところなのですが、その願いが叶わない選手も・・・。

それは、エドモントン オイラーズの ネイル ・ヤクポフ 選手です。


今季はアシストこそ二ケタを記録しているものの、
ドラフト前から期待され続けている得点力を発揮できず、わずか2ゴールのみ。

チームもウエスタン カンファレンスの最下位に低迷しているとあって、
巻き返しへのキープレーヤーとして、
サンクスギビング ブレイク前夜の試合前に、インタビューを受けるシーンも。





そんなヤクポフ選手に、思いもよらないアクシデントが襲い掛かりました!




バランスを崩したラインズマンにつかまれて転倒。

倒されてしまったヤクポフ選手は、
足首を痛めて、二週間から一ヶ月程度の欠場を強いられることに・・・。


気持ちを切り替えて、巻き返しを期す! 
どころではなくなってしまったヤクポフ選手。

一日も早い復帰を、待ち望みたいですね。




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2015.11.26
Best Hockey Mascot in The World
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今年も残り少なくなって来ましたね。

この時期になると、ジャンルを問わず、様々な賞やランキングなどが発表されますが、
先週末からの三連休には、「ゆるきゃらグランプリ2015」が行われました。

メディアの注目度も年々高まっているとあって、多くのギャラリーが集まった中、
今年のグランプリに輝いたのは、、、



静岡県浜松市の 出世大名家康くん でした!



ここ数年は、各地でゆるキャラが誕生していますが、視線をホッケー界に移すと、
NHLをはじめ、世界各国のチームに、いろいろなマスコットキャラクターがいるようです。





そこで、今日の「語りべ」通信では、
「アイスホッケー マスコット 世界一」
を発表します!


栄えある世界一のマスコットは、、、

SNOOPY


スヌーピー です !!



「え !? スヌーピーって、ホッケーに縁があるの?」

このような声が、聞こえてきそうですけれど、
スヌーピーが登場する「ピーナッツ」の作者 チャールズ ・モンロー ・シュルツ 氏は、
大大大のホッケー好き !!!


晩年に移り住んだカリフォルニアに、
私財を投じて スヌーピーアリーナ を建設してしまったほどなのです !!

Redwood Empire Ice Arena
Redwood Empire Ice Arena
Redwood Empire Ice Arena



シュルツ氏の生まれ故郷であるミネソタ州は、
ホッケーステート(=ホッケーの州)を名乗るほど、アメリカでもホッケーが盛んな地。

それだけに、世界各国で親しまれているスヌーピーをはじめとする、ピーナッツのキャラクターは、
“ホッケーステートのシンボル” と言える存在になっています。

Pigpen



今日(現地時間)は、シュルツ氏の誕生日。

77歳でお亡くなりになって以来、15年の月日が過ぎ、
また、ピーナッツの連載が始まってからは、もう65年も経っているというのに、
今も尚、世界中の人たちに愛され続けているスヌーピーは、
まさしく、「ホッケーマスコット 世界一」だと言えますね !!




アイスホッケー | comments(3) | trackbacks(0)
2015.11.25
PAPA JOINS
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

「PAPA JOINS」と言っても、
スポーツ中継のCMなどでよく見かける、アメリカの宅配ピザの話ではなく(笑)
ホッケーの話題です。


前回の記事で触れたとおり、
NHLのレギュラーシーズンは、全体の 1/4 の日程を消化しました。

長丁場となるだけに、各チームとも、
レギュラーシーズン中であっても、多くのイベントやファンサービスを行いますが、
その一つが、「パパツアー」!


昨季のレギュラーシーズン中に、セントルイス ブルースが行った際にも紹介しましたが、
その名のとおり、チームが選手たちの父親を招待して、ビジターゲーム観戦ツアーを実施!

今季は、今月半ばにモントリオール カナディアンズが実施したのに続いて、
フィラデルフィア フライヤーズが、
今夜(現地時間)のブルックリン(ニューヨーク)での試合で、パパツアーを催します。


フィラデルフィアは、ツアーに先駆け、
一昨日のホームゲームに、選手たちの父親を招待。

選手たちも奮起したのか(?)オーバータイムでの末に勝利を収め、
試合後は、氷上で親子が揃って、笑顔を披露する光景が!


その中には、、、

Braden, Luke Brother and Father Jeff Schenn



お兄さんのルク選手(背番号22)と、二つ年下の弟 ブレイデン選手(背番号10)に挟まれた、
父親のジェフ ・シェンさんの姿が見られました。


カナダから駆けつけたジェフさんに、チームが用意したジャージには、
兄弟の背番号が記されていますけれど、
もしも、この企画を、田中翔選手が引退する前に、東北フリーブレイズが実施していたら、
お父さんの誠二郎氏(元雪印)のジャージは、にぎやかになっていたはずですね(笑)




一方、シェン親子よりも一日早く、パパと一緒になる機会がめぐってきたのが、
ボストン ブルーインズの ランドン ・フェラーロ 選手!

「フエラーロ」と聞いて、
どこが耳にしたような名前だな? という人も、いらっしゃるでしょうが、
お父さんは、18季にわたって、NHLでプレーした レイ ・フェラーロ 氏。


父親のレイ氏は、引退後 コメンテーターに転じて、
カナダのテレビ局 TSN で解説者を務めていますが、
今月6日のトロントでの試合で、
息子のランドン選手が在籍するデトロイト レッドウイングス戦の解説を担当。

しかし、レイ氏は息子には目もくれず、
まるで “昭和の日本の父親像” のままに(!?)
「ここは仕事場だ!」と言わんばかり、厳しい表情を見せていました。

Landon and Ray Ferraro




ところが、およそ半月後、
ランドン選手が、ボストン ブルーインズへウェイバー移籍した翌日に、
再び父親が解説を担当した試合で、今季初ポイントをマークすると、
TSNはインターミッションのインタビューに、ランドン選手を指名。

ディレクターの粋な計らいなのか、この日のインタビュアーは、父親のレイ氏だったことから、
「親子インタビュー」 が実現したのです !!




プレーオフまで含めると、6月まで続く長いシーズンだけに、
これからも各チームのアリーナで、思わぬ “親子競演” が見られるかもしれませんね!


◆ photos courtesy : 1st : @NHLPA, 2nd : Detroit RedWings





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2015.11.24
Long or Short
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

日本では、昨日が勤労感謝の日でしたが、
アメリカは、11月の第4木曜日となる26日(現地時間)が、サンクスキビングデーの祝日。

今季のNHLは、サンクスキビングデーに試合を一つも組まず、お休みにしますが
レギュラーシーズンの日程も、1/4 を過ぎているだけに、
“サンクスギビング ホリデー” に向けて、チーム状態を上げていきたいところ。


そんな中、昨夜はファースト ナイアガラセンターで、
バッファロー セイバーズと、セントルイス ブルースが対戦し、
長年にわたって、テレビのコメンテーターを務めている ダレン ・パング 氏が、
普段は、なかなか見比べる機会のない写真を紹介!


バッファローのキャプテン ブライアン ・ジオンタ 選手と、
新人王候補の一人で、セントルイスの
コルトン ・パレイコ 選手が、
試合で使っているスティックを、両手に持っているのですが、、、

Brian Gionta and Colton Paraykos Sticks with  DARREN PANG


身長170cmFWジオンタ 選手(向かって左)
と、
身長196cmDFパレイコ 選手(右)
が使っているスティックは、ずい分 長さが違いますね〜! (ちなみにパング氏は165cm)

◆ courtesy : @Panger40



これから本格的なホッケーシーズンがやってきますので、
試合を観戦される際には、お気に入り選手のスティックに注目してみては、いかがですか?




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2015.11.21
Asia League's Historic Day
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

今日から三連休という方も多いでしょうが、どんな週末をお過ごしですか?

先週末の「語りべ」通信では、歴代全GKの通算勝利数の話題を紹介して、
アジアリーグの誕生日に触れましたが、
今日も忘れてはならない「歴史的な日」であるのを、覚えていらっしゃいますか?


一体、どんな日かと言うと、、、
「アジアリーグの試合が初めて韓国で開催された日」
なのです!


「日本製紙クレインズ」、「王子製紙」、「コクド」、「日光アイスバックス」 と、
韓国の「ハルラウィニア」 の5チームによって産声を上げたアジアリーグは、
12年前の11月15日に苫小牧で、記念すべき開幕戦が行わました。

一方、新横浜では、1時間遅れて、
「コクド vs ハルラ」という “日韓対決” がフェイスオフ!

First Day of Asia League Hockey



この試合で大敗を喫したハルラは、
翌日から日光での試合に臨み、初勝利を飾ったあと韓国へ凱旋。

開幕から6日後の 「2003年11月21日」
王子をソウルに招いて、モクトンアイスリンクで、初めてのホームゲームを開催しました!

Mokdon Ice Rink



残念ながら、ハルラは白星を手にできませんでしたが、
平日のナイトゲームながら、3000人近い観衆と、多くのメディアが集まり、
「真の国際リーグ」の幕開けを感じた試合となりました。



併せて、この試合では、、、
「アジアリーグ初めてのハットトリック」
を王子の 桝川浩司 選手が!

Koji Masukawa



さらに加えて、、、
「アジアリーグ初めてのシャットアウト」
を同じく王子の 芋生ダスティ 選手 が、それぞれ達成!

Dusty Imoo



文字どおり、
「アジアリーグの歴史的な日」
になったのです。


気づけばアジアリーグも、今季で13年目。

これまで支えてきた多くの人たちの力があってこそ、13度目のシーズンが続いているだけに、
このような歴史を振り返るとともに、感謝と敬意の気持ちを忘れてはならないですね。




アジアリーグ | comments(0) | trackbacks(0)
2015.11.20
Ovechkin Overtook Fedorov as Top of Russia in NHL
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨夜(現地時間)ベライゾン センターで行われたダラス スターズ戦で、
ワシントン キャピタルズの アレックス ・オベチキン 選手が、
NHL通算「484点目」 のゴールを決めました。





これでオベチキン選手は、現役最後のシーズンには、同じラインでプレーし、
ホッケー殿堂入りを果たしたばかりの “祖国の英雄” の記録を塗り替えました。


その人とは、セルゲイ ・フェドロフ 氏です!




プレースタイルは異なるものの、
18季(1248試合)にわたって積み上げたフェドロフ氏の記録に、
11季目(777試合)で到達したオベチキン選手は、
「ロシア籍選手の最多得点記録」 を更新。


子供の頃は、フェドロフ氏が、お気に入り選手の一人だったそうなので、、、

Alex Ovechkin


試合には敗れてしまいましたが、うれしいゴールになったでしょうね。


◆ courtesy : CSN MID-ATRNTIC



とはいえ、先月28日の記事で、あと3点まで迫ったことを紹介したので、
「思ったより時間がかかったなぁ」と思われた方が、いらっしゃるかも?


振り返ってみると、スケジュールに余裕がある時期と重なったため、
先月28日から、10試合しかありませんでしたが、
この間のゴールは、わずかに「3点だけ」

しかもフェドロフ氏のゴール数に肩を並べてから、
ここ4試合は無得点に終わっているとあって、
3年連続最多得点のオベチキン選手にしては、物足りない感も・・・。



しかし! 実は、こんな理由があったのです。

フェドロフ氏の通算得点に並んだトロント メイプルリーフス戦では、
タイ記録に続いて、試合終盤に新記録となるゴールをゲット!




さらに、ロードゲームでしたが、フィラデルフィア フライヤーズ戦でも、
駆けつけたフィアンセの前で、鮮やかなワンタイムシュート!




を披露したのですが、
どちらも コーチズチャレンジ によって、ノーゴールとなっていただけに、
昨夜の新記録達成は、文字どおり「三度目の正直」になりました(笑)


これでロシア人選手の中では、NHL通算ゴール数ナンバーワンとなったオベチキン選手ですが、
ロシア以外の国の NHL最多得点記録を見てみると、、、

スロバキア → ピーター ・ボンドラ 氏 「503」

スウェーデン → マッツ ・サンディン 氏 「564」

フィンランド → ティム ・セラニ 氏 「684」

チェコ → ヤロミール ・ヤーガ 選手 「729」

アメリカ → ブレット ・ハル 氏 「741」

カナダ → ウェイン ・グレツキー 氏 「894」

という錚々たる顔ぶれが名を連ねます。


9月に誕生日を迎え30歳になったオベチキン選手が、これからゴールを上積みし、
ヤーガ選手の記録を抜いて、「ヨーロピアン最多得点」を達成できるのか?

さらには “ザ ・グレートワン” の持つ「NHL最多得点」を、上回ることができるのか?

これからのさらなる活躍が期待されますね!


★ 本日の小ネタは・・・
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2015.11.18
NHL Rumors : New All-Star and New World Match
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHLのレギュラーシーズンは、開幕から1ヶ月あまりが過ぎましたが、
今季の最大の注目ポイントと言えば、「3on3オーバータイム」 の導入!

一瞬にして攻守が入れ替わり、スリリングな展開が増えるとともに、
シュートアウトが続いて、長時間に及ぶ試合が減少したことから、
「3on3オーバータイム」の導入は成功だったと、NHLは受け止めている模様。


それだけに、先日の「語りべ」通信で、
来年1月末に開催されるオールスターゲームでも、「3on3」を導入する方針だと紹介しましたが、
カナダのテレビ局 TSN が伝えたところによると、、、
東西両カンファレンスに 3人一組のチーム を二つずつ作り、

トーナメント形式による 20分のミニゲーム でチャンピオンを決める
という新たなフォーマットになるそうで、今日(現地時間)NHLから発表されます(予定)



また同じくTSN の報じたところでは、ゴルフの「ライダーカップ」を模して、
北米選抜チーム vs ヨーロッパ選抜チーム
の対戦を開催する話が進んでいるとのこと。


こちらの対戦については、昨年の記事でも紹介しましたが、TSNによれば、、、
2018年2019年 ロンドン で開催したい
という具体的なプランも!


どうやらNHLは、ワールドカップだけでなく、
新しい国際マッチの創設へ向けて、着々と準備を進めているようです。




一連の報道に先駆けて、NHLのゲーリー ・ベットマン コミッショナーは、
オリンピックブレイクを継続するか否かは、来年9月に開催される、、、
ワールドカップを終えるまでは結論を出さない
と複数の現地メディアに対して公言。


また一方で、2018年と2022年のオリンピックブレイクの有無については、
「両大会とも同じになるだろう」
ともコメントしています。


ワールドカップに続いて、NHLが主催する “ホッケー版ライダーカップ” の開催が決定すれば、
ピョンチャンと北京のオリンピックの際に、NHLブレイクが設けられないのは、確実視されます。


それだけに、、、

上位国との戦力差が縮まる 「韓国」

目玉不在で開催国出場権が付与される確率が高まりそうな 「中国」

両国の男子代表にとっては、強力な追い風になるのは明らかとあって、
アジアのホッケーファンの皆さんは、新しい国際マッチの誕生が、待ち望まれますね!


<追記>
本文中に記したとおり、NHLは「オールスターゲーム」の新たなフォーマットを発表しました。
それによると、4つのディビジョンから、11選手(GK2 DF3 FW6)を選び、
3on3による20分間の試合によって、チャンピオンチームを決めるとのことです。




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