日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。
レイクエリー モンスターズが、2万人のファンの前で、カルダーカップを勝ち取って、
昨季の戦いを終えた AHL は、昨日(現地時間)年次総会を開催。
総会終了後、デビッド ・アンドリュース会長から、
リーグ内で異なる各チームの試合数(レギュラーシーズン)と、
プレーオフ進出チームの決定方法は、昨季を踏襲する一方、
ホームタウンを移すチームが二つあることから、
30チームが所属するカンファレンスをはじめ、
昨季との変更点も発表されました。
変更点の中には、ファイティングの累積数によって、
自動的にサスペンション(出場停止)を課すこと。
また、NHLなどで見られる「テレビCMタイムアウト」と同様に、
「プロモーショナル タイムアウト」の採用などが決定したのに加えて、
ひょっとしたら、大きな影響を及ぼすかもしれない変更点も。
どのような変更点かと言うと、、、
アイシングをしたチームは、
直後にタイムアウトをとることができない!
という新ルールです。
この決定によって、
「アイシングをしたチームは、滞氷選手の交代が許されないため、
シフトが長かった際には、タイムアウトをとって選手を休ませる」
というベンチワークが、今季からはできなくなるのです。
AHLの試合では、ベンチ入りの選手は20名(GK含む)のため、
NHLと同様に、DFは6人で戦うチームが、ほとんどですが、
今季からは、DFの数を増やすチームが見られそう !?
さらに言うと、
以前の記事で紹介したとおり、
AHLで試行されたルールは、近いうちにNHLで採用され、
そして国際アイスホッケー連盟も、それに同調するという流れが続いているだけに、
(現役NHLプレーヤーの出場が、2018年以降は困難になる見通しのため、
以前とは異なるかもしれませんけれど・・・)
いずれ日本のチームの監督たちも、
ベンチに入れるプレーヤーのポジションのバランスに、頭を悩ます日が来るかも?
日本全国津々浦々のDFの皆さんは、そんな日がやってくるのに備えて、
今からトレーニングの量を増やしておいては、いかがですか(笑)