日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。
NHLの一つ下のリーグにあたる
AHL(アメリカンホッケーリーグ)は、
昨夜(現地時間)レギュラーシーズンの日程を発表しました。
今季の開幕は、
先月の年次総会後の発表よりも、二日遅くなって
10月14日。
チーム名を改めて2連覇を狙う クリーブランド モンスターズ のホームゲームや、
「
ハーシー べアーズ vs ロチェスター アメリカンズ」という、
(現在加盟している中で)最も長い歴史を誇るチーム同士の顔合わせなど、8試合を皮切りに、
12月22日まで前半戦が続いていきます。
そして、3日間のクリスマスブレイクを挟んで再開される後半戦は、
選手たちが試合に臨みます。 (詳しくは
こちらの記事 をどうぞ!)
ジャージのカラーのみならず、
いくつかの新しいルールも導入されるレギュラーシーズンは、
昨季から新設されたパシフィック ディビジョンに所属する6チームが、
「68試合」
それ以外のディビジョンに所属する24チームは、
「72試合」 を、
4月15日まで戦い、
ディビジョンのトップチームと、ポイント(勝点)獲得率上位7チームが、
東西両カンファレンスのプレーオフへ進みます。
81回目の開幕まで、あと50日あまりとなりましたが、今季のAHLで注目すべきチームを紹介すると、
まずウエスタン カンファレンスでは、アリゾナ コヨーテスのアフィリエイトチームの
アリゾナは、昨季まで東海岸のマサチューセッツ州を拠点としていた、
スプリングフィールド ファルコンズを、AHLのアフィリエイトチームにしていましたが、
チームの運営権を買い取って、同じアリゾナ州のツーソンに移転。
選手の入れ替えもスムーズになり、チームにとってプラスになるだけでなく、
お披露目の際には、多くのメディアやファンも集まった模様なので、
新たなマーケットとしての期待も、集まりそうです!
一方、イースタン カンファレンスの注目チームは、
先ほど紹介したとおり、スプリングフィールドは、
アリゾナに運営権を買われてしまったことにより、ツーソンへ移りましたが、
昨季まで、スプリングフィールドを運営していた会社が、
同じマサチューセッツ州でホームゲームを行っていた ポートランド パイレーツ の運営権を取得。
さらに、アフィリエイトチームを、アリゾナへ持っていかれてしまったフロリダ パンサーズと、
新たに契約を結ぶとともに、
古くから様々なカテゴリーのチームが、歴史を積み重ねてきたスプリングフィールドへ移転させ、
装いも新たに「サンダーバーズ」のチーム名で、AHLに挑みます。
NHLとAHL、ECHLのアフィリエイトチームは、
成績や選手の育成、運営スタイルや利益性、そして契約額などによって、変化してきましたので、
このような事例は珍しくありませんけれど、もし日本でたとえると、、、
今季から苫小牧がクレインズのホームになる!
ようなもの(!?)
スプリングフィールドのファンたちは、どんな想いで観戦するのでしょう???