日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。
一昨年の2月の「語りべ」通信と、
今季の開幕直前の記事で紹介した、
スバン兄弟の直接対決
が、ついに昨夜のナッシュビルでの試合で実現しました!
NHLで初めて顔を合わせる「長男vs次男」のバトルには、父親も駆けつけて、、、
スバン兄弟のプレーに注目が集まる中、フェイスオフとなりました。
まず見せ場を作ったのは、
脳震とうのため長期離脱が続いているマーク アンドレ・フルーリー選手に代わって、
新生・ベガスの守護神の座を担っている
次男のマルコム選手(23歳・GK)。
長男のP.K.選手(28歳・DF)のスラップシュートをセーブ!
この試合のハイライトシーン!と呼んでも過言ではないプレーも含め、
マルコム選手は、NHLの公式戦では自己最多となる41セーブ(3失点)の活躍を見せ、
6ラウンド目までもつれたシュートアウト(GWS)の末、ベガスが勝利。
(これまでシュートアウトに通算4度指名されながら無得点のP.K.選手は、出番なし)
初めての「SUBBAN vs SUBBAN」の対戦は、次男に軍配が上がりました。
ちなみに、1917年から続くNHLの長い歩みの中で、
昨夜のように「GK vs プレーヤー(FW&DF)」の兄弟対決は、
「史上10度目」
過去には、どちらもスタンレーカップを手にした、
ボストンブルーインズなどでGKとして活躍した兄の
ティニー・トンプソン氏と、
ニューヨークレンジャーズとシカゴブラックホークスのFWとしてプレーした弟の
ポール氏は、
NHL史上最も多い
「71回」もの兄弟対決を繰り広げましたが、
この二人は、これから何度顔を合わせるのでしょうか?
ところで、現地のメディアもファンも大注目した長男vs次男の直接対決に先駆け、
昨日はバンクーバーカナックスにドラフト指名され、
AHLのアフィリエイトチームのユティカ コメッツでプレーしていた、
三男の
ジョーダン選手(22歳・DF)に関するニュースが飛び込んできました!
その内容は、、、
バンクーバーから、ロサンゼルスキングスへのトレード。
三男のジョーダン選手は、すぐさまAHLのオンタリオ レインへ降格となりましたが、
新天地で力をつけて、二人の兄との直接対決に挑む試合を見せてくれるか、注目されますね。
★左から マルコム(次男)、P.K.(長男)、ジョーダン(三男)各選手