加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2006.05.09
「語りべ」のお仕事<8>世界カーリング選手権
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

トリノオリンピックの金メダリストで、
「プロ転向」宣言をしたばかりの荒川静香選手が自ら企画した、チャリティアイスショーが、
昨日、新横浜プリンスホテルスケートセンターで行われ、
多くのマスコミや観客を集めたそうです。

そんな荒川選手に負けじと、トリノオリンピックを機に、一躍注目されるようになったのが、
アイスホッケー!
ではなくて…、チーム青森の活躍が話題となったカーリング!

3月に行われた「日本選手権」では、
女子の大会が行われた青森カーリングホールだけでなく、
惜しくもトリノオリンピック出場を逃してしまった、男子の会場のスカップ軽井沢にも、
例年をはるかに上回る観客が集まり、盛り上がりを見せたのだそうです。

その男子の日本選手権で、見事に優勝を飾り、
来季(2006−07)の日本代表チームに選ばれたのが、
長野県御代田町(みよたまち)を中心に活動している、VICTORIOUS の皆さん!

そんな日本で一番強いカーリングチームでコーチを務める、柏木昭憲さんと、
司令塔のスキップ役を担っている、柏木寛昭選手のお二人を、
“親子解説者” としてスタジオにお招きして、
今日、「2006年 ・世界カーリング選手権」の収録を行いました。

今から20年前、知人の方に、「新しくチームを作ろう」と誘われて、
30歳を過ぎてから初めてストーンを手にされた、お父さんの昭憲さんですが、
「あまり見栄えのしないスポーツだなぁ」
と感じた第一印象とは裏腹に、プレーを続けていくうちに、
「ビリヤードのクッションと、ゴルフのパターのコントロール加減、
それに、チェスのように先を読む戦術」
というカーリングの魅力に、すっかりハマッてしまったとのこと。

そして、「カーリングは生涯スポーツ」との持論どおり、
現在でも、VICTORIUSのコーチだけでなく、
今季の世界シニア選手権の日本代表に選ばれるなど、選手としても活躍中です。

一方、「小さい頃から、父の練習に一緒に行っていた」という寛昭さんは、
お父さんとは対照的に、小学校5年生から、本格的にカーリングを始めた甲斐があって、
・日本ジュニア選手権優勝4回
・世界ジュニア選手権5回出場
・日本選手権優勝5回
・冬季アジア大会準優勝  などなど、
24歳の若さながら、輝かしい実績を誇る “日本の第一人者”!

それだけに、2010年のバンクーバーオリンピックを目指して、頑張って欲しいところですが、、、
「(プロではないため)仕事があるので、なかなかトレーニングをする時間がない」
「海外遠征に行く時は、遠征費用を負担しなくちゃならない」  などなど、
現実は厳しいのだそうです…。

カーリングのストーンは、ホッケーのパックほどのスピードがない上に、氷との接触面が広いので、
ホッケーよりも、はるかに「リンクの温度管理が試合に影響する」(昭憲さん)ため、
日本では、ホッケー以上に「地域限定のスポーツ」(寛昭さん)なのだとか。

それだけに、寛昭さんの口からは、
「日本列島も、もう少し緯度が高くて、南北じゃなくて、カナダのように東西に長ければ、
カーリングをやる環境も、少しは良くなると思うんですけど(苦笑)」
という、本音とも冗談とも、とれる言葉も。

しかし、そうは言いながら、お二人とも何とか時間を都合して、
初心者の人たちを対象にしたカーリング教室のインストラクターを、積極的に務めるなどして、
カーリングを普及させようと、常に努力し続けているそうです。

「日本と違って、海外の大会はテレビ中継があったり、ショーアップされていたりしているし、
カーリングが好きなファンの人が、たくさん来てくれるから、歓声もスゴイ!」

世界選手権に2回出場した経験を持つ寛昭さんは、
国際大会の魅力を、こう話してくれましたが、
11月に日本で開催される「パシフィック選手権」で上位2チームに入れば、
来春、カナダで開かれる「世界選手権」に、3度目の出場を果たすことができます。

さらに、来年以降の「世界選手権」で好成績を残し続けて、
日本の獲得ポイント数を世界のベスト10にランクさせ、オリンピックの出場権を獲得した上で、
代表の座を駆けた、国内選考会でトップになることが、
バンクーバーオリンピックへの、唯一の道なのだそうです。

「目指せバンクーバー!」
という日本のホッケー界と同じ目標を掲げた “カーリング親子” は、
4年後へ向けて、もう戦い始めています!
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2006.03.18
「語りべ」のお仕事<7> フィギュアスケート全米選手権
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

トリノオリンピックが閉幕して、早くも半月以上が経ちました。
しかし、荒川静香選手が金メダルを手にしたこともあって、
今でも、フィギュアスケートの話題が、連日、マスコミに取り上げられています。

かく言う「語りべ」も、何を隠そう(別に内緒にしているわけではないのですが…)、
5、6年前から、フィギュアスケートの実況しているのですが、
先日も、C S放送 スポーツアイESPNのスタジオで、収録がありました。

今回の収録は、1月に、セントルイスで行われた「全米選手権」

アメリカのオリンピック代表選考会を兼ねた本大会の模様は、
トリノの熱戦が開幕する前に、既にオンエアされましたが、
今回お届けするのは、上位入賞者による、エキシビション。
オープニング収録中のひとコマ
メダルとトリノ行きの切符を争った激しい戦いとは一味違う、
華麗なる演技が披露されるとあって、
今回は特別に、1988年のカルガリーオリンピック代表で、
現在は、テレビのコメンテーターとしても活躍中の、
プロフィギュアスケーター 八木沼純子 さんを、
スタジオにお招きしました!


実は、これまた何を隠そう(これも内緒にしているわけじゃありませんが…)、
解説者の方と一緒に、フィギュアスケートの実況をするのは、今回が初めて!

というのも、これまでの放送は、現地の実況と解説のコメントを翻訳した原稿を、
「語りべ」がリライトして、スタジオで収録するという、ナレーション実況スタイル。
そんなこともあって、恥ずかしながら、
フィギュアスケートについて、あまり詳しくないのです…。

しかし、今回は、担当の大野諭史ディレクターの “英断” によって、
演技をじっくり楽しみたい人は、副音声で見てもらうことにして、
日本語の主音声では、

・エキシビジョンの演技の内容は、いつ考えるの?
・振りつけは、どうやって決めるの?
・シーズン中に、曲を変える選手がいるけれど、大丈夫なの?

などなど…、選手を紹介しながら、
「語りべ」が、次々と、「?」と思ったことを問い掛けていきました。

一方の八木沼さんも、
演技中は、ほとんど何もしゃべらないように!
という最近の中継スタイルに反旗を翻すような(?)、番組のスタイルに、
「これを見られて、解説者失格って言われたら、どうしよう(笑)」
と言いながらも、分かりやすく解説してくれました。

もちろん現地で取材をされた、八木沼さんのトリノ情報も満載です。

フィギュアスケートの熱心なファンの方も、
観戦歴がまだ浅い、ビギナーの方も、ぜひ、ご覧ください!

「フィギュアスケート」2006全米選手権エキシビション
放送時間:3月19日(日) 19時 〜
       3月24日(金) 17時 〜
       3月26日(日) 19時 〜
       3月31日(金) 22時 〜

photo by SATOSHI OHNO


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2006.01.28
「語りべ」のお仕事<6>アジアシリーズ2005
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

「語りべ」は、今週、都内のスタジオで、
あるビデオのナレーション録りを行いました。

そのビデオとは、プロ野球「アジアシリーズ2005」のハイライト!

「アジア・ナンバーワンチーム決定戦!」と銘打って、
昨年11月、東京ドームに、
日本、韓国、中華台北のチャンピオンチームと、中国選抜チームが、一同に介して対戦。

千葉ロッテマリーンズが、初代アジア王者に輝いた大会の、
全7試合を、約70分にまとめたハイライトビデオが、
東京ドームの敷地内にある、野球体育博物館で上映されることになり、
そのナレーションを、「語りべ」が担当することになったのです。

そういえば、プロ野球界で、このアジアシリーズの構想が発表された時、
一足早く「アジアリーグ」がスタートしていたということで、
「語りべ」は、ずい分とプロ野球担当のマスコミの人たちに、話を聞かれたなぁ…
なんてことを思い出しながらも、肝心の収録のほうは、
特に大きなミスもなく、スムーズに!

と思ったのですが、ちょっと気を抜いた時に、思わず、
「アジアリーグ」と言ってしまって、一度NGを出してしまいました…。

いつも口にしているからなのでしょうか? 慣れって、こわいですね。

ちなみに、このビデオは、野球体育博物館で近日公開予定。
機会があったら、ぜひ、ご覧ください!
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2005.12.23
「語りべ」のお仕事<5> NHLアイスホッケー
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

お待たせ致しました!
「NHLアイスホッケー」の中継が再開します !!


ホッケーシーズンに入って、多くのファンの皆さんから、
「NHLは放送しないんですか?」と、尋ねられてきましたが、
いよいよ来週から、CS放送 スポーツ・アイESPNで、
毎週火曜日深夜1時(水曜日午前1時)から、オンエアされます。
NHLアイスホッケー放送再開!
解説は、「歩くNHL辞典」こと、
カナダ教育連盟日本代表、ジェイムス・イエローリーズさん。

放送スケジュールなどは、
スポーツ・アイESPNのホームページをご覧ください!
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2005.10.21
「語りべ」のお仕事<4>Xリーグ
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

「語りべ」のお仕事<3>でお届けした、
ソフトボールUSカップの収録が終了した後、そのままの足で東京ドームへ。

先日行われた、社会人アメリカンフットボールリーグ「Xリーグ」の、
オービックシーガルズ 対 富士通フロンティアーズの試合を、スカイAで実況しました。

アメフトの実況をさせてもらうようになって、もう7年になるのですが、
実は、実況をする前は、「アメフトは、おもしろくないなぁ」 と思ってました…。(ゴメンナサイ!)

というのも、ことあるごとにプレーが寸断され、
スピード感を味わえるかなと思ったところで、すぐホイッスル。

ホッケーを見慣れていた「語りべ」にとっては、
「何だ、このスポーツは !?」とさえ思えてしまったほどだったからです。

しかし、解説者の方と話を進めながら、試合を実況していくうちに、
だんだんと、「アメフトはこう見るべし!」
という楽しみ方が分かるようになりました。

それまで、ホッケーや、バスケットのような、
攻守の入れ替わりの激しいスピード感を期待して見ていたのが、そもそも間違いで、、、

ズバリ! アメフトのおもしろさは、プレーの先読み !!

つまり、競技としては、右へ、左へと、お互いのチームが攻めあうものの、
次は、どうなるのかな? と先読みをしながら見ると楽しめる、
むしろ野球的な見方のほうが、ハマるスポーツだと教えられました。

シーガルズ対フロンティアーズ試合前練習


間もなくキックオフ!
東京ドームで試合前の練習を行っている
シーガルスとフロンティアーズの選手たち


ところで、「語りべ」に、アメフトの見方、楽しみ方を教えてくれた、
Xリーグの解説者の皆さんと仕事をしていて、いつも感じるのが、
「頭の回転が速いなー」ということ。

「解説は初めてなので、うまくしゃべれるかなぁ」
なんて、本番前に緊張気味だった人でさえ、
いざ試合が始まると、立て板に水!

どの解説者さんも、こちらの質問の意図を、パッと分かってくれて、
瞬時に的確な答えを返してくる。
そんな心地良いキャッチボールを、いつも放送席ですることができます!

もっとも、辞書や電話帳くらいの厚さがある、
プレーブック(攻守の様々なフォーメーションの種類を記した本)を、全て完璧に覚えて、
フィールド上の全員が、短いプレー(の種類の)コールだけで決められた動きをしている、
そんなスポーツ「アメフト」をやっていたくらいだから、解説なんて朝飯前 !?

大学生だった頃、高校時代にアメフトをやっていた同級生が、
「アメフトほど、おもしろいスポーツはない」
と、いつも言っていた理由が、
実況をするようになってから、ようやく分かるようになった「語りべ」なのでした。
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