加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2022.01.14
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2017.12.11
スパルタク モスクワのこだわり
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

ピョンチャン(平昌)オリンピックへの出場を危ぶむ声が聞かれる中、
KHLのレギュラーシーズンは、今夜(現地時間)の試合をもって、
国際アイスホッケー連盟が定めるナショナルブレイク(代表活動奨励期間)に入ります。

そんなKHLのチームの中で、注目したいチームは、






旧ソビエト時代の1946年にチームが創設したスパルタク モスクワは、
近年こそ低迷し続けていますが、1960年代には3度の優勝を果たした古豪チームです。

それだけに、オールドファンも多いとあって、
「レトロマッチ」と銘打った試合を、何度か開催してきましたが
今季は12月のナショナルブレイク前、最後のホームゲームを(対スロバン ブラチスラバ戦)を、
レトロマッチに定めました。





試合では、旧ソビエトリーグ時代の復刻ジャージを着て、選手たちがプレー。




と、ここまでなら珍しくはありませんが、
スパルタク モスクワのこだわりは ↓ こんなところまで !!




試合会場に選手たちが向かうバスまで、レトロスタイル!

このような“スパルタクモスクワのこだわり” が勝利の女神に通じたのか、
8-2 のスコアで快勝 !!


6季ぶりのプレーオフ進出のためには、
またレトロマッチを行いたくなるような結果に終わった試合の模様は、
ハイライト動画 ↓ で、お楽しみください。






KHL | comments(0) | trackbacks(0)
2017.10.01
18歳のジョーカー
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

創設10季目を迎えた KHL のレギュラーシーズンは、
既に開幕から1か月が過ぎ、明暗が分かれてきたようです。


イースタン カンファレンス最下位(現地時間昨夜の試合終了時2勝14敗)の ディナモ・リガ と、
ウエスタン カンファレンス(14チーム中)13位(同3勝13敗)の ウグラ が、
それぞれヘッドコーチ(HC)の解任を発表。

レギュラーシーズンは、まだ序盤戦。
両チームともに、まだ40試合以上も残しているだけに、新たな HC の下で巻き返しを図ります。



一方、前回の記事で紹介したように
開幕から圧倒的な強さを見せつけている、昨季の覇者 スカ サンクトペテルブルグ は、
「開幕13連勝」のKHL新記録を樹立しただけにとどまらず、
その後も白星を積み重ねて、目下「16連勝中!」

この強さが、どこまで続くのか? 注目が集まります。


しかし、注目しなくてはならないのは、サンクトペテルブルグ だけではありません。
もう一つ、KHLで見逃せないチームがあるのを、ご存知でしたか?

そのチームとは、ヨケリト ヘルシンキ です!




チームの愛称どおり「ジョーカー」をマスコットキャラクターとしているヨケリトは、
フィンランドから唯一KHLに参戦しているチーム。

しかし、KHLに加盟する以前に、国内リーグで戦ってきた歩みを振り返ると、
殿堂入りした ティム・セラニ 氏や、
現在はGMとして、チームを率いている ヤリ・クリ 氏(下の写真右側)など、
世界のホッケーファンに知られた名選手を、数多く育て上げてきたチームなのです!




ヨーロッパを代表するチームの一つと言えるヨケリトは、
今季のレギュラーシーズンで、見事なスタートダッシュを飾りました!

開幕5戦目から白星街道を突き進み、現在「8連勝中!」

この数字は、3季前にKHLへ加盟して以来、最も長いだけでなく、
まだ国内リーグに所属していた戦っていた13季前に樹立した、
「11連勝」のチーム記録更新の期待も、日ごとに高まっています!


そんなヨケリトを勢いづけているのが、
何と言っても、この人! エリ・トルバネン 選手




フィンランドのジュニア代表や、アメリカのメジャージュニアリーグで、
腕を磨いてきたトルバネン選手は、
この夏、ヨケリトと契約を結び、18歳でKHLデビューを果たすと、、、




いきなり 「開幕戦でハットトリック」を達成。

さらにトルバネン選手は、先月25日にも、今度は地元ファンの見詰める中で、
「ホームアリーナで初めてのハットトリック」


大活躍が評価され、開幕から1か月の間に、
「週間ベストルーキー」に、二度も選出されるほどの、センセーショナルなデビューを飾りました !!



6月のNHLドラフトでは、
ナッシュビル プレデターズから1巡目(全体30位)指名を受けたトルバネン選手。



しかし、プロ選手としての第一歩は、KHLでのプレーを選択しました。


フィンランドから唯一KHLに参戦しているヨケリトにとって、
くしくも今季は 「創設50周年」 のメモリアルイヤー!




今季はヘルシンキでアウトドアゲームを開催するなど、
メモリアルイヤーへのファンの期待は高まる一方!




それだけに、トルバネン選手には、このような ↓ 自慢の高いスキルを披露して、、、



ヨケリトだけでなく、ロシア勢以外で初めてのガガーリンカップ獲得へ向け、
チームの愛称のジョーカーのように、勝利を呼ぶ “チームの切り札” となる活躍が期待されます。

<追記>
10月に入って最初のゲームでも、トルバネン選手はGWGが記録される鮮やかなゴールを決めて、
チームの連勝を「9」に伸ばしました。





〜「語りべ」より〜
通常はホームタウンが分かりやすいよう、チームの愛称ではなく都市名を表記していますが、
ヘルシンキには、国内のトップリーグでヨケリトと争い続けて来た、
IFK ヘルシンキ チームもあることから、本文中では「ヨケリト」の表記を用いました。




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2017.09.22
開幕13連勝! 強すぎるスカ サンクトペテルブルグが新記録樹立 !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

昨季のKHLのチャンピオンに輝いた スカ サンクトベルブルグ が、
今季も強さを見せつけています。

先日の記事で紹介したとおり、開幕から一つの黒星も喫することなく白星を積み重ね、
「強すぎる!」との声が聞こえてきそうなほどですが、
昨夜(現地時間)の試合でも、アバンガルド オムスクを下し、「開幕13連勝!」

自らのチームが3季前に打ち立てた「開幕12連勝」を上回る、
「KHL新記録」 を樹立しました !!





前回も触れたとおり、サンクトペテルブルグには、
パベル・ダツックイリヤ・コバルチャク 両選手という、
NHLでもタイトルを手にした二枚看板のFWが居並ぶとあって、
リーグトップの攻撃力(1試合平均4.4得点)が、他チームの脅威に!

しかし、サンクトペテルブルグの攻撃力を支える、この選手の存在を見逃すことはできません。


それは、、、パトリック ・ハースリー 選手です !!




スウェーデン出身のハースリー選手は、
ドラフト指名(2005年5巡目全体139位)されたロサンゼルス キングスをはじめ、
北米のプロチームでは際立った活躍ができず、ヨーロッパへ戻ってプレー。

3季前からはKHLを新たなステージに選んだのを機に、輝きを放つようになり、
昨年10月にロコモーティブ ヤロスラブリから移籍し、サンクトペテルブルグの一員になると、
強豪チームの主力DFとして大活躍!

昨季のガガーリン カップ獲得にも、大きく貢献しました。


そんなハースリー選手の最大の魅力は、強烈なシュート !!



昨季のファイナルでも、ゴールネットを突き破るほどのシュートで、
チームに勝越し点をもたらせたのに続いて、
今季もKHLの全DFの中で最も多い6得点をマーク。

しかも3試合連続得点中と、好調モードに入った様子だけに、
ハースリー選手と、サンクトペテルブルグの勢いは、まだまだ止まりそうにありません。


ちなみに、これまでのKHL記録「開幕12連勝」のスタートを切った3季前は、初優勝を飾ったとあって、
サンクトペテルブルグのファンからは、早くも「2連覇間違いなし!」との声が聞こえてきそうですね。




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2017.09.16
開幕11連勝! 強すぎるスカ サンクトペテルブルグ !!
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

先月21日(現地時間)に開幕した KHL のレギュラーシーズンで、
昨夜は「序盤戦最大の注目カード」 が行われました。

その顔合わせは、
スカ サンクトペテルブルグ

vs

メタルーグ マグニトゴルスク
というマッチアップです。


この両者は、5か月前にガガーリンカップを争った強豪同士。
昨季のファイナルでは、サンクトペテルブルグ が 4勝1敗で マグニトゴルスクを倒して頂点に!

手に汗握る試合が相次ぎ、
史上最高のファイナル」と言われたほど、熱戦が続いたシリーズでした。



今季最初の対戦では、どちらもメインGKが出場しなかったせいもあってか、
両チームのオフェンス力が目立つ試合展開に。

なかでも、ホームのサンクトペテルブルグは、
キャプテンの パベル・ダツック 選手(青#13)と、
イリヤ・コバルチャク 選手(青#17)という、NHLでもタイトルを手にした二枚看板が!


対するマグニトゴルスクでは、リーグの史上最多ゴール、最多ポイント記録を持つ、
“ミスターKHL”こと、セルゲイ・モジヤキン
選手(白#10)と、
ロシアのみならず、世界中のファンから注目を浴びているポイントゲッターが、
12000人を超える観客が詰め掛けたスタンドを、大いに沸かせました。




昨季のファイナルのリターンマッチは、サンクトペテルブルグに軍配が上がり、
これで開幕から「11連勝!」

「強すぎる!」 という声が聞こえてきそうなほどのサンクトペテルブルグは、
2連覇に向けて最高のスタートを切りました!


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2017.09.12
昆仑红星的变化
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事で触れたとおり、
6年前の航空機事故によって、選手とスタッフを合わせた全37名が尊い命を落とした、
ロコモーティブ ヤロスラブリの大惨事
を悼む一日(現地時間7日)を終えて、
KHLのレギュラーシーズンが再開。

再開二日目には、中国から唯一参戦している クンルン レッドスター が、
今季初めてのホームゲームに挑みました。


こちらの記事で紹介したように、今季のクンルンは好スタートを切りましたが、
その立役者は新たな顔ぶれ!


まず指揮官として、NHLではニューヨーク レンジャーズ(1994年)を、
KHLでもマグニトゴルスク(2014年)を、それぞれチャンピオンに導いた実績を持つ、
マイク・キーナン と契約。






さらに、創設初年度の昨季は “泣きどころ” と言われた守護神には、
スウェーデン出身で、NHLでもプレーした マグナス・ヘルバーグと契約。



新たな守護神の働きで、昨季の滑り出しと打って変わって、
ここまでクンルンが大量失点した試合は、見られません。



このように、今季のクンルンは、
新たな顔ぶれの加入が、チームを良い方向に変えて、勢いづけていますが、
もう一人(!?)見逃してはならない新たな顔ぶれがいます。

それは、、、



「新しいチームマスコット」

ホーム開幕戦から登場したニューマスコットですけれど、、、いかがですか???


ちなみに、昨季のマスコットは、、、

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こちらのほうが、女性ファンや子供たちが、親しみやすいような気がするのですが。


一方、役割を奪われてしまった昨季のマスコットは、、、


アリーナの外で、寂しげな様子・・・。


あなたは、どちらがお気に入りですか?

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