加藤じろう直営!「語りべ」通信
 
2017.06.14
AHL Triple Gold Club
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

前回の記事で紹介した AHL(NHLの一つ下のリーグに相当)のチャンピオンを決める、
「カルダーカップ ファイナル」は、昨夜(現地時間)第6戦が行われ、
ウエスタン カンファレンスを制した グランドラピッズ グリフィンズ が、
シラキュース クランチを 4-3 のスコアで下し、対戦成績を4勝2敗として、
4季ぶり2度目のチャンピオン に輝きました !!





プレーオフMVPに選ばれたのは、
グランドラビッズの FW タイラー ・バーツッジ 選手!




ファーストラウンドからの19試合で19ポイント(9G 10A)をマークして優勝に貢献。

今季はデトロイトレッドウイングスに昇格し、NHLデビューも飾りましたが、
プレーオフでの活躍を自信に、叔父の トッド・バーツッジ 氏のように、
NHLで不動のレギュラーになれるか、今後が期待されます。


ところで、皆さんもご存じのとおり、
AHLは、上にNHL、下にECHLのアフィリエイトチームが存在するため、
前述したバーツッジ選手に限らず、選手の入れ替わりが激しいのは言うまでもありません。

しかも、今季のデトロイトは、
プレーオフの連続出場記録が「25年」でストップしてしまったことが示すとおり、
例年以上に選手の入れ替わりが頻繁で、試合当日にデトロイトから呼ばれた選手も。

それだけに称えられるのは、
グランドラピッズの トッド・ネルソン ヘッドコーチ(HC)の手腕!




上の写真でお気づきかと思いますが、
低迷していたエドモントン オイラーズで、解任された前任者の後を託され、
暫定 HC を務めるなどしてきた経験が、財産になっているのかも?


そんなネルソンHCが、AHLの歴史に名を残したのを、ご存知ですか?

それは、
「選手、アシスタントコーチ(AC)、HCで全て優勝」
したことです。


まず現役時代に、ポートランド パイレーツのDFとして、
バリー・トロツ HC(現ワシントンキャピタルズHC) の下、1994年にカルダーカップ獲得!

現役を退き、ACを務めていた2008年にはシカゴウルブズで優勝 !!

そして、HCとして今季のプレーオフを制し、3度目のカルダーカップを手にしたのです !!!


今季が創設80周年だったAHLの長い歴史の中でも、
マイク・スタザーズ(現AHLオンタリオ レインHC)と、
ボブ・ウッズ(現バッファロー セイバーズAC)両氏という、
これまで2人しか成し得ていない記録に、「トッド・ネルソン」の名を刻みました。



8年前の「語りべ」通信で紹介したように、国際アイスホッケー連盟では、
「NHL」 「オリンピック」 「世界選手権」
の全てで優勝した者を、トリプルゴールドクラブのメンバーとして称えていますが、
ネルソン HC が成し遂げた3つの異なる役割でのカルダーカップ獲得も、
「AHL版・トリプルゴールドクラブ」
として称賛してあげて欲しいですよね。


ちなみに、同じく「A」で始まる「アジアリーグ」では、
昨季までの14年間で、ネルソンHCと同様に、
「選手、アシスタントコーチ(AC)、HCで全て優勝」
という快挙を、パトリック ・マルティネツ 氏(現アニャンハルラHC)が達成しています。


Patrik Martinec






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2017.06.04
AHLを知らなくても、きっと知っている名前が出てくる豆知識
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

NHL のチャンピオンを決めるスタンレーカップ ファイナルが、
先月29日(現地時間)から始まったのに続いて、
NHLの一つ下のリーグに相当する AHL でも、
今季の王座を争う カルダーカップ ファイナル が、
今月2日に幕を明けました!


AHLのチャンピオンを目指し、対戦しているのは、
ウエスタン カンファレンスを制した グランドラピッズ グリフィンズ と、
イースタン カンファレンスから勝ち上がってきた シラキュース クランチ !!

デトロイト レッドウィングス(グランドラピッズ)と、
タンパベイ ライトニング(シラキュース)のアフィリエイトチームの対決となりました!


AHLさん(@theahl)がシェアした投稿 -




4季前にもファイナルで対戦した両チームですが、
グランドラピッズは、レギュラーシーズンでウエスタンの最多勝をマークしたチーム。

対するシラキュースは、ノースディビジョンのチャンピオンと、
どちらも高いチーム力を誇るだけに、戦前から実力伯仲と評されていました。

そんな前評判どおり、第1戦は第3ピリオドの19分46秒に決勝ゴールが飛び出し、
第2戦は、2nd OTまでもつれる大熱戦の末、いずれもグランドラピッズが勝利。


明暗こそ分かれましたが、実力伯仲の両者の対戦だけに、激しい攻防が随所に見られ、
昨夜の第2戦では ↓ このようなシーンも!



ゴール前の攻防は激しいですね〜

ただ、このプレーで、ペナルティショットのチャンスを得たグランドラピッズでしたが、
残念ながら、得点することはできませんでした。



ところで、AHLのファイナルで、ペナルティショットが見られたのは、
ナント 「2009年以来、8年ぶり」 だったそうですが、
では8年前のファイナルで、ペナルティショットを与えられた選手は誰だったかと言うと、、、




今季のアジアリーグで、ポイント王に輝いた マット・ポープ 選手でした。






ポープ選手が所属していたマニトバムースは、この年のファイナルで敗れてしまいましたが、
グランドラピッズは、幸先良く2連勝!

現デトロイトレッドウィングスのジェフ・ブラシル ヘッドコーチと、
現韓国男子代表監督の ジム・パク アシスタントコーチが率いていた4季前に続いて、
2度目のカルダーカップ獲得はなるでしょうか?


尚、今季のAHLのチャンピオンが決まる「カルダーカップ ファイナル」は、
全試合無料でライブ配信されています。

興味のある方は、ご覧になってみてはいかがでしょう?
詳しくは こちら をご覧ください。



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2017.02.20
UPSIDE DOWN
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

以前の記事でも触れましたが、
ホッケーアメリカ(アメリカ アイスホッケー協会)は、昨日(現地時間)までの一週間を、
「HOCKEY WEEK ACROSS AMERICA」 と銘打って、
全米各地でホッケーの普及と発展を目的に、様々なイベントを開催しました。

2008年から始まった この企画に乗じて、
NHLの全米中継権を持つNBCテレビも、「ホッケーデイ・イン・アメリカ」 と題し、
系列のスポーツ専門チャンネルも含め、アメリカのチーム同士が対戦する4試合を生中継。


その一つとなった「ピッツバーグ ペンギンズ vs デトロイト レッドウィングス」戦では、
16日の試合で通算1000ポイントを達成した ピッツバーグの シドニー ・クロスビー 選手へ、
マリオ ・ルミュー チェアマンから、試合前に記念の盾が贈られました。




アリーナへ足を運べなかったクロスビー選手のファンの中には、
生中継で雰囲気を味わえて良かった! と喜んだ人がいたかもしれませんね。



ところで、NHLに限らず、北米のプロリーグの試合では、
選手らの功績を称えるセレモニーが、よく行われています。

ピッツバーグに先駆けて、一昨日の夜には、ECHLの フォートウェイン コメッツ でも、
チームが ECHL に加盟する以前から、合わせて10季にわたって在籍し、
キャプテンを務めるなどしてきた コリン ・チャーク 氏の背番号「91」を、永久欠番に定め、
試合開始前にセレモニーを開催。


4季前に引退したチャーク氏は、フォートウェインの主力FWとして、
チームを UHL、IHL(ともに当時の名称)での優勝に導いた立役者!

3連覇も含め、5度もチャンピオンに輝いた中心選手とあって、
「91」 が記された大きなバナーを作り、ホームアリーナに掲揚しようとしたのですが、、、






「逆さまに吊るしてしまった!」



試合開始直前だし、ひとまずセレモニーだけは終わらせよう!

と思ったのか、逆さまに吊るしたまま掲揚しましたが、
現地のテレビ局のスポーツニュースを見ると、、、





正しく直してから、再び掲揚したようですので、ご安心ください(笑)



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2017.01.20
COLLEGE HOCKEY FEVER
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

いよいよ今日(現地時間)行われる ドナルド・トランプ氏 の大統領就任式へ向け、
アメリカのみならず、世界各国から注目が集まっていますが、
その一方で、この季節になると、アメリカのホッケーファンから注目が集まるのは、
「カレッジホッケー」 です!


まず男子から紹介すると、 フローズンフォー と呼ばれる、
全米大学チャンピオンを決める戦いの出場権を懸けて、各地で予選が繰り広げられています。


毎年4月に開催されるフローズンフォーは、テレビで全米中継される上、
15000人以上の観衆が詰め掛けるだけに、
カレッジホッケープレーヤーにとって、まさに檜舞台!

しかも昨季は、タンパベイ ライトニングのホームゲームが行われているアマリーアリーナ !!




今季は、シカゴ ブラックホークスの ホームアリーナのユナイテッド センターというように、
近年の会場は、NHLのホームアリーナが続いているとあって、
カレッジホッケープレーヤーには、文字どおり“檜舞台へ立つための戦い” になります。



一方、さすがに女子の試合では、NHLのアリーナで行われることは(まず)ないものの、
全米大会出場権獲得を目指す戦いの中で、先週末に大観衆が詰め掛けたアリーナも!


食品ロスの減少とチャリティを兼ねたフードドライブ活動と併せて行われた、
ウィスコンシン大学 vs セントクラウド州立大学」の試合は、
これまでの NCAA(女子)記録を2000人近く上回る、
「15359人」 もの観衆が訪れ、スタンドは超満員 !!





試合のハイライト(下の動画)を見るだけでも、
ウィスコンシン大学のアリーナのハンパじゃない盛り上がりが伝わってきますよね。





さすがに観衆の数では及びませんが、
日本のアイスホッケー界でも、毎回 引けをとらない盛り上がりを見せているのが、、、
「早慶アイスホッケー定期戦」



早稲田大学がホスト校となり、慶應義塾大学と顔を合わせる定期戦は、
歴史を積み重ねて、今年で「81回目」!


試合(現役戦)の模様は、

タマホーム スポーツスペシャル


「第81回・早慶アイスホッケー冬季定期戦」




腰越雅敬(まさたか)氏(元日本製紙クレインズCF、前中央大学コーチ)の解説と、
「語りべ」(=加藤じろう)の実況で、お届けします。

どうぞ、お見逃しなく!




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2017.01.08
UNFORGETTABLE HOCKEY GAME
日本全国津々浦々のホッケーファンの皆さん、こんにちは。

どんな新年を迎えましたか?

お正月には多くのスポーツイベントが行われましたが、
NHLは元日(現地時間)に、創設100年を期した「センテニアルクラシック」を。

NHLさん(@nhl)が投稿した写真 -




さらに翌日にも「ウインタークラシック」と銘打ったアウトドアゲームを、二日続けて開催しました。






出場したのは、日頃からハードなトレーニングを積み重ねている現役プレーヤーのみならず、
リタイアしてから、しばらく(orかなり)経ったOBの姿も。。。




ともに4万人以上のファンが詰め掛け、“真冬のアウトドアゲーム” を堪能したようですけれど、
どちらの試合も、写真や動画を見るだけで、寒くて体が震えてきそうですねぇ(苦笑)




ところで、既に「語りべ」通信で紹介したように
来季の「U20世界選手権(トップディビジョン)」の試合を、
バッファロー(アメリカ ニューヨーク州)のフットボウルスタジアムで行う(予定)など、
NHLに限らず、北米のホッケーファンは、
アウトドアゲームを観戦する機会が、増えてきたようです。


昨夜、そのような機会に恵まれたのが、
カリフォルニア州ベイカーズフィールドのファンたち!


エドモントン オイラーズのアフィリエイトチームで、
AHLに加盟している ベイカーズフィールド コンドルズが、

地元の大学が所有する2万人収容のスタジアムにリンクを設け、

アウトドアゲームを開催 しました!




対戦相手のオンタリオ レインは、ロサンゼルス キングスのアフィリエイトチームとあって、
エドモントンにも、ロサンゼルスにも在籍した ウエイン ・グレツキー 氏や、、、




ロブ ・ブレイク 氏ら、ホッケー殿堂入りを果たしたOBがやってきて、
いよいよ 「フェイスオフ!」 となったのですが、、、


試合が進むにつれて、生憎のお天気に・・・





「氷上の格闘技」ではなくて、
これでは(競艇ではないですけれど)「水上の格闘技」ですね・・・(苦笑)



幸いに途中から雨も弱まり、試合は最後まで行われ、
オーバータイムの末、ベイカーズフィールドが勝利しました。


選手はもちろん、1万2000人を越すスタンドのファンも、悪天候に遭って大変だったでしょうけれど、
きっと忘れることのないホッケー観戦となったはずですね!


尚、試合の模様は、下のハイライト動画でご覧いただけます。







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